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恐怖の大王編
調査と推察
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ここは山脈で隔離された大陸の端、未開の土地。
広がる森林に雨が降り注ぐ。
「僕は研究者であって、戦闘員じゃないんだが。こういうのは別の奴の役割なのに」
ぼやくタックルベリー。
「ガハハハハッ、諦めろ。もう放って置ける程度の魔法使いではないという事だ」
「そうね~ララを除けば、ベリーちゃんかリアーナちゃん、どちらかが大陸一なんじゃないの~」
そしてビスマルクとヴイーヴル。
そこに戻るのは偵察に出ていたキオと、その護衛役でもあるホーリー。
「こ、この先、も、もう目の前です……」
「指揮官らしき者の姿は見えませんでしたが、やはり身動き一つありません」
キオの言葉をホーリーが補足する。
「行動を命令されて動くのか、予め決まった行動をするようにされているのか……どちらにしてもゴーレムそのものだな」
ビスマルクの言葉にタックルベリーは言う。
「ゴーレムとして考えれば、ドレミドや三つ首竜みたいに自我を持つ個体がいても不思議じゃないって事か。そこはキオに任せるしかないな」
「が、頑張ります!!」
鉄人形の出現は散発過ぎた。
何かの陽動、何かの目眩ましだとすぐ分かる。大陸を侵攻するならそれなりの規模が必要だが、規模を大きくするには魔法陣の数が少な過ぎる。
少しずつ鉄人形を送り込み、増えた鉄人形が隠れる場所……それはどこか……そう考えた時に出てくる場所が一つ。
それが未開の土地だった。
そう推察した王国はすぐに調査、そして推察の通り鉄人形を発見した。それも万を超えるような大軍を。
これ以上その数を増やさないよう早急に叩くべき、との判断で今の状況だった。
もちろん万の数を相手するのだ。こちらもそれに近い規模で相対する。
「ビスマルク様。キオ様からの報告はどうなっていますでしょうか?」
今回の作戦を指揮するのは王立騎士団。そこに所属する連絡役の男だった。王立騎士団の本体は後方へ控えている。
「事前の報告と特に変わりはない」
「承知しました。それとそのキオ様ですが、最前線ではなくこちらでお預かりした方が良いと思います。いかがでしょうか?」
ビスマルクはチラッと視線をキオへと向ける。そのキオは不安そうな表情。
「いや、問題無い。護衛も付けてあるので安心してくれ」
「本来、キオ様の年齢でこのような戦いの場に参加する事はできません。協力をお願いしているこちらで絶対の安全を保障します」
「……あくまで協力なんだから、強制はできないのよね~だったらどこにいるかは自由にさせてほしいわ~ねぇ~キオちゃん~」
「は、はい!! わ、私はここがいいです、はい」
ヴイーヴルの言葉にキオは強く頷いた。
「……分かりました。では」
そうして連絡役は離れていく。
「キオがいれば劣勢の時は僕達を見捨てていち早く逃げだせるからな」
タックルベリーは言う。
「騎士団の方にはユノ様がいるのでその心配は無いかと」
と、ホーリー。
しかしタックルベリーの言う事も一理ある。キオの探索能力を王国側も絶対に失いたくないのだ。
「さて話はそこまでだな。そろそろだぞ」
ビスマルクはこれから向かう先へと視線を向けた。
今回は王立騎士団が作戦の立案。その内容は非常にシンプル。最優先事項はキオが事前に発見していた魔法陣の破壊。後続を断てるのなら、ここで鉄人形を掃討する必要も無い。
鉄人形撹乱班が突撃し、その隙に魔法陣破壊班が行動する。もちろん探索能力を持つキオがいるこちらは魔法陣破壊班。
そうして雨の降る中、戦いが始まるのだった。
★★★
水滴が木々を打つ音に混ざるのは金属音。戦いの音。
その中で走るのはヴイーヴルだった。大剣クレイモアをブン回す。
「あらあら~これが鉄人形ってやつなのね~見た目は細いけど~」
ギチチッ、クレイモアが鉄人形の胴体に食い込んだ。手に伝わる感触は鉄そのもの。ヴイーヴルは全力で振り抜き、その胴体を切断する。
「ちょっと普通の硬さじゃないわね~」
「確かに。事前に聞いてはいたが……まともに相手していては同数で勝つ事は難しいだろう」
ビスマルクの一撃を鉄人形は耐え、さらに反撃。受け止めるビスマルクだが、その重さに相手の強さを感じた。
二人の後に王国兵も続くが……
「うおおおおっ、な、何だこれは? 強過ぎる!!」
「複数だ!! 一人でいくな、複数で当たれ!!」
「倒せなければ足止めで構わない!!」
「くっ、その足止めすら簡単じゃないぞ!!」
かなりの苦戦を強いられていた。
その先頭に飛び出すのはキオ。左目、カトブレパスの瞳が色彩豊かに輝いている。戦わず、魔法陣を目指して鉄人形の薄い場所を探していた。木々と鉄人形の隙間をすり抜けていく。
迫る鉄人形は隣に並ぶホーリーの防御魔法が防ぐ。
順調に進んでいるように見えたが……それは後方、タックルベリーの声だった。
「キオ止まれ!!」
そこでビスマルクも気付く。後方に続く王国兵が遅れ出していた。
王国兵を待ち、時間を掛けてしまえば鉄人形に囲まれる危険性が増えてしまう。逆に王国兵を置いてそのまま進行すれば魔法陣破壊後の脱出が難しくなる。
「ベリー」
「あーはいはい、ビスマルクさんの言いたい事は分かりました。この中じゃ僕が一番遅いですから。後ろの王国兵を連れて、遅れても良いから付いて来い、って話ですね」
ビスマルクは笑う。
遅れ出した王国兵にはタックルベリーが同行する。
そしてキオ、ホーリー、ビスマルク、ヴイーヴルの四人だけで先行する。
「ねぇ~私がキオちゃんを抱っこして飛んでいけばすぐなんじゃない~?」
「危険だな。上からでは木々に遮られて下が見えない。場合によっては狙い撃ちにされるぞ。だから王国側も飛竜が使えないのだ」
ヴイーヴルは低空飛行で、ビスマルクは木から木へと飛び移るように移動する。
キオとホーリーは障害物を物ともせずに駆け抜ける。目の前に現れる鉄人形の攻撃を、ホーリーが生み出した小さな盾で受け止める。その一瞬でキオとホーリーは鉄人形の脇をすり抜けた。
二人にしてみれば鉄人形の動きは遅く、躱すのは楽な相手だった。だが……
また鉄人形の攻撃をホーリーの防御魔法が受け止める。鉄人形の大きさは人間の倍近い。その股下を超低空でキオは駆け抜ける。
しかし、スパンッとキオの足元が払われた。
「っ!!?」
駆け抜けた勢いのままキオは転がり、木へと叩き付けられる。
股下を抜かれた鉄人形は一瞬で上半身を反転して、キオの足を払ったのだ。
「キオ様!!」
「大丈夫です!!」
キオはすぐさま弾けるようにその場から飛び退く。
「フンッ!!」
ビスマルクの木から飛び降りる勢いを付けての飛び蹴り。しかし鉄人形は手を交差して受け止める。さらにヴイーヴルのクレイモアでの打ち下ろし。
ガギンッと鉄人形の頭にめり込むが切断はできない。
倒すどころか反撃である。鉄人形の横薙ぎにされた腕がビスマルクの巨体を叩き飛ばす。
「ヴイーヴル様、そのままに!!」
ホーリーの跳躍。防御魔法を纏った蹴りが、鉄人形にめり込んだままの大剣クレイモアを押し込んだ。
「ハァァァァァッ!!」
気合と共にヴイーヴルは腕力でクレイモアを振り下ろす。
ギギギギギッ、と金属が擦れる音と共に鉄人形は切断された。
「あ、あの、ビ、ビスマルクさん、だ、大丈夫ですか?」
キオがビスマルクを助け起こす。
「ああ、問題は無い。ただ厄介だ」
「や、厄介……ですか?」
「見た目は同じ個体なのに、その強さは全くの別物。それがどんな割合でどの程度に含まれているかが全く分からない。しかもだ、今まで現れなかった強い個体。逆に考えればここまであえて出さなかったのだ。これは誘い込まれた可能性が高い。罠だ」
「どうするの~? とりあえずベリーちゃんと合流して撤退する~?」
「しかし確固たる証拠が無い以上、王国側も退けないのでは?」
ヴイーヴルとホーリー。
「キオ、魔法陣は近いのか?」
「あ、は、はい、もうすぐそこです」
「……ならば破壊を優先する。このまま退くにしても何かしらの成果がなければ王国も退けないだろうからな。だが魔法陣の破壊が厳しいと感じたらすぐに撤退する」
そうして四人はまた進むのである。
★★★
その頃のタックルベリー。
荒い息をして、雨で濡れた髪をかき上げる。そして舌打ち。
数百という光の矢を撃ち込み、鉄人形を貫く。だがその体は頑丈であり、貫くには相当の体力気力魔力を必要とした。全力だが、それでも思ったように進む事ができない。
原因は王国兵の弱さもあるが、それだけではない。明らかに他よりも強い個体が存在する。そこから導き出した結論はビスマルクと同じ。
「これ……罠だろ……」
だから舌打ち。
そう分かっていても撤退する事はできない。四人が先行しているのだから。
タックルベリーは気合を入れ直す。
そして魔法の詠唱、光の矢が四方八方へと放たれた。それは木々を避け、王国兵を避け、鉄人形の頭だけ確実に吹き飛ばす。恐ろしいまでの精度だった。
少しでも早く追い付かないと……タックルベリーは思うのだが……
広がる森林に雨が降り注ぐ。
「僕は研究者であって、戦闘員じゃないんだが。こういうのは別の奴の役割なのに」
ぼやくタックルベリー。
「ガハハハハッ、諦めろ。もう放って置ける程度の魔法使いではないという事だ」
「そうね~ララを除けば、ベリーちゃんかリアーナちゃん、どちらかが大陸一なんじゃないの~」
そしてビスマルクとヴイーヴル。
そこに戻るのは偵察に出ていたキオと、その護衛役でもあるホーリー。
「こ、この先、も、もう目の前です……」
「指揮官らしき者の姿は見えませんでしたが、やはり身動き一つありません」
キオの言葉をホーリーが補足する。
「行動を命令されて動くのか、予め決まった行動をするようにされているのか……どちらにしてもゴーレムそのものだな」
ビスマルクの言葉にタックルベリーは言う。
「ゴーレムとして考えれば、ドレミドや三つ首竜みたいに自我を持つ個体がいても不思議じゃないって事か。そこはキオに任せるしかないな」
「が、頑張ります!!」
鉄人形の出現は散発過ぎた。
何かの陽動、何かの目眩ましだとすぐ分かる。大陸を侵攻するならそれなりの規模が必要だが、規模を大きくするには魔法陣の数が少な過ぎる。
少しずつ鉄人形を送り込み、増えた鉄人形が隠れる場所……それはどこか……そう考えた時に出てくる場所が一つ。
それが未開の土地だった。
そう推察した王国はすぐに調査、そして推察の通り鉄人形を発見した。それも万を超えるような大軍を。
これ以上その数を増やさないよう早急に叩くべき、との判断で今の状況だった。
もちろん万の数を相手するのだ。こちらもそれに近い規模で相対する。
「ビスマルク様。キオ様からの報告はどうなっていますでしょうか?」
今回の作戦を指揮するのは王立騎士団。そこに所属する連絡役の男だった。王立騎士団の本体は後方へ控えている。
「事前の報告と特に変わりはない」
「承知しました。それとそのキオ様ですが、最前線ではなくこちらでお預かりした方が良いと思います。いかがでしょうか?」
ビスマルクはチラッと視線をキオへと向ける。そのキオは不安そうな表情。
「いや、問題無い。護衛も付けてあるので安心してくれ」
「本来、キオ様の年齢でこのような戦いの場に参加する事はできません。協力をお願いしているこちらで絶対の安全を保障します」
「……あくまで協力なんだから、強制はできないのよね~だったらどこにいるかは自由にさせてほしいわ~ねぇ~キオちゃん~」
「は、はい!! わ、私はここがいいです、はい」
ヴイーヴルの言葉にキオは強く頷いた。
「……分かりました。では」
そうして連絡役は離れていく。
「キオがいれば劣勢の時は僕達を見捨てていち早く逃げだせるからな」
タックルベリーは言う。
「騎士団の方にはユノ様がいるのでその心配は無いかと」
と、ホーリー。
しかしタックルベリーの言う事も一理ある。キオの探索能力を王国側も絶対に失いたくないのだ。
「さて話はそこまでだな。そろそろだぞ」
ビスマルクはこれから向かう先へと視線を向けた。
今回は王立騎士団が作戦の立案。その内容は非常にシンプル。最優先事項はキオが事前に発見していた魔法陣の破壊。後続を断てるのなら、ここで鉄人形を掃討する必要も無い。
鉄人形撹乱班が突撃し、その隙に魔法陣破壊班が行動する。もちろん探索能力を持つキオがいるこちらは魔法陣破壊班。
そうして雨の降る中、戦いが始まるのだった。
★★★
水滴が木々を打つ音に混ざるのは金属音。戦いの音。
その中で走るのはヴイーヴルだった。大剣クレイモアをブン回す。
「あらあら~これが鉄人形ってやつなのね~見た目は細いけど~」
ギチチッ、クレイモアが鉄人形の胴体に食い込んだ。手に伝わる感触は鉄そのもの。ヴイーヴルは全力で振り抜き、その胴体を切断する。
「ちょっと普通の硬さじゃないわね~」
「確かに。事前に聞いてはいたが……まともに相手していては同数で勝つ事は難しいだろう」
ビスマルクの一撃を鉄人形は耐え、さらに反撃。受け止めるビスマルクだが、その重さに相手の強さを感じた。
二人の後に王国兵も続くが……
「うおおおおっ、な、何だこれは? 強過ぎる!!」
「複数だ!! 一人でいくな、複数で当たれ!!」
「倒せなければ足止めで構わない!!」
「くっ、その足止めすら簡単じゃないぞ!!」
かなりの苦戦を強いられていた。
その先頭に飛び出すのはキオ。左目、カトブレパスの瞳が色彩豊かに輝いている。戦わず、魔法陣を目指して鉄人形の薄い場所を探していた。木々と鉄人形の隙間をすり抜けていく。
迫る鉄人形は隣に並ぶホーリーの防御魔法が防ぐ。
順調に進んでいるように見えたが……それは後方、タックルベリーの声だった。
「キオ止まれ!!」
そこでビスマルクも気付く。後方に続く王国兵が遅れ出していた。
王国兵を待ち、時間を掛けてしまえば鉄人形に囲まれる危険性が増えてしまう。逆に王国兵を置いてそのまま進行すれば魔法陣破壊後の脱出が難しくなる。
「ベリー」
「あーはいはい、ビスマルクさんの言いたい事は分かりました。この中じゃ僕が一番遅いですから。後ろの王国兵を連れて、遅れても良いから付いて来い、って話ですね」
ビスマルクは笑う。
遅れ出した王国兵にはタックルベリーが同行する。
そしてキオ、ホーリー、ビスマルク、ヴイーヴルの四人だけで先行する。
「ねぇ~私がキオちゃんを抱っこして飛んでいけばすぐなんじゃない~?」
「危険だな。上からでは木々に遮られて下が見えない。場合によっては狙い撃ちにされるぞ。だから王国側も飛竜が使えないのだ」
ヴイーヴルは低空飛行で、ビスマルクは木から木へと飛び移るように移動する。
キオとホーリーは障害物を物ともせずに駆け抜ける。目の前に現れる鉄人形の攻撃を、ホーリーが生み出した小さな盾で受け止める。その一瞬でキオとホーリーは鉄人形の脇をすり抜けた。
二人にしてみれば鉄人形の動きは遅く、躱すのは楽な相手だった。だが……
また鉄人形の攻撃をホーリーの防御魔法が受け止める。鉄人形の大きさは人間の倍近い。その股下を超低空でキオは駆け抜ける。
しかし、スパンッとキオの足元が払われた。
「っ!!?」
駆け抜けた勢いのままキオは転がり、木へと叩き付けられる。
股下を抜かれた鉄人形は一瞬で上半身を反転して、キオの足を払ったのだ。
「キオ様!!」
「大丈夫です!!」
キオはすぐさま弾けるようにその場から飛び退く。
「フンッ!!」
ビスマルクの木から飛び降りる勢いを付けての飛び蹴り。しかし鉄人形は手を交差して受け止める。さらにヴイーヴルのクレイモアでの打ち下ろし。
ガギンッと鉄人形の頭にめり込むが切断はできない。
倒すどころか反撃である。鉄人形の横薙ぎにされた腕がビスマルクの巨体を叩き飛ばす。
「ヴイーヴル様、そのままに!!」
ホーリーの跳躍。防御魔法を纏った蹴りが、鉄人形にめり込んだままの大剣クレイモアを押し込んだ。
「ハァァァァァッ!!」
気合と共にヴイーヴルは腕力でクレイモアを振り下ろす。
ギギギギギッ、と金属が擦れる音と共に鉄人形は切断された。
「あ、あの、ビ、ビスマルクさん、だ、大丈夫ですか?」
キオがビスマルクを助け起こす。
「ああ、問題は無い。ただ厄介だ」
「や、厄介……ですか?」
「見た目は同じ個体なのに、その強さは全くの別物。それがどんな割合でどの程度に含まれているかが全く分からない。しかもだ、今まで現れなかった強い個体。逆に考えればここまであえて出さなかったのだ。これは誘い込まれた可能性が高い。罠だ」
「どうするの~? とりあえずベリーちゃんと合流して撤退する~?」
「しかし確固たる証拠が無い以上、王国側も退けないのでは?」
ヴイーヴルとホーリー。
「キオ、魔法陣は近いのか?」
「あ、は、はい、もうすぐそこです」
「……ならば破壊を優先する。このまま退くにしても何かしらの成果がなければ王国も退けないだろうからな。だが魔法陣の破壊が厳しいと感じたらすぐに撤退する」
そうして四人はまた進むのである。
★★★
その頃のタックルベリー。
荒い息をして、雨で濡れた髪をかき上げる。そして舌打ち。
数百という光の矢を撃ち込み、鉄人形を貫く。だがその体は頑丈であり、貫くには相当の体力気力魔力を必要とした。全力だが、それでも思ったように進む事ができない。
原因は王国兵の弱さもあるが、それだけではない。明らかに他よりも強い個体が存在する。そこから導き出した結論はビスマルクと同じ。
「これ……罠だろ……」
だから舌打ち。
そう分かっていても撤退する事はできない。四人が先行しているのだから。
タックルベリーは気合を入れ直す。
そして魔法の詠唱、光の矢が四方八方へと放たれた。それは木々を避け、王国兵を避け、鉄人形の頭だけ確実に吹き飛ばす。恐ろしいまでの精度だった。
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