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本編
第30話:ゾマー帝国に居る大切な人達と和解できました
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ビーディズッヒ侯爵がこの国を出てから1週間経った。
おかしいわ!もうとっくに国に着いているはず。なのに、どうしてお父様から通信が入らないのかしら?
もしかして、私の事をやっぱり嫌っている?でも、ビーディズッヒ侯爵の話では、お父様はこの1件で酷く心を痛めていると聞いたわ。もしかして、私に申し訳なくて、通信できずにいるのかしら。
コンコン
「シャーロット、ちょうど仕事がひと段落したんだ。一緒にお茶でも飲まないかい?」
部屋で悶々と考えていた私の元にやって来たのは、アイラン様だ。
「はい、喜んで」
もしかしたらお茶を飲んでいる時に通信が入るかもしれない。私は念の為、通信機を持って行くことにした。
「シャーロット、今日は天気がいいから、中庭でお茶をしよう。そうだ、結婚式の打ち合わせもしないとね。君の家族は来てくれそうかい?」
「その事なのですが、まだ父と連絡が取れていなくて…」
「ビーディズッヒ侯爵が帰って一週間になるな。ゾマー帝国はかなり遠いのだろう?まだ、国に着いていないのではないのかい?」
「それはあり得ませんわ!彼は優秀な魔術師です。彼の転移魔法を使えば、3日もあれば国に帰れるはずです」
きっとビーディズッヒ侯爵は、すぐにお父様に私の事を報告してくれているはず。なのにまだ通信が入らないなんて。こんな事なら、通信機をお兄様や王妃様にも渡してもらう様に頼んでおけばよかったわ。
「シャーロット。それならこちらから連絡してみるのはどうだい?こちらからも出来るんだろう?」
確かにこちらから通信することも可能だ。ただ、私の知っている最後のお父様は、私を毛嫌いしていた。そのイメージがどうしても抜けず、自分から連絡するのが怖いのだ。
もし、あの時の様に拒絶されてしまったら、そう思うとどうしても自分から連絡できずにいる。
「シャーロット、君が出来ないなら俺が君のお父さんと話をするよ。きちんと挨拶もしたいし。そうだ、今から早速通信してみよう。通信機はどこにあるんだい?」
なぜか、アイラン様が張り切りだした。
「通信機ならここに…」
ポケットから通信機を取り出す。
「中庭に着いたら早速通信してみよう。シャーロットのお父さんと話すのか!緊張するな」
アイラン様、緊張するという割には、なぜそんなに笑顔なのですか?
中庭に着いたところで、再び通信機を取り出す。
「アイラン様、急にアイラン様から通信が来たら、父もびっくりしてしまいます。ですから、やっぱり私が最初に父と話しますわ」
私は大きく深呼吸をした。そんな私の手をアイラン様が握る。
「シャーロット、大丈夫だよ。俺も付いているからね」
優しく話しかけてくれるアイラン様。
私は意を決して、通信機のボタンを押した。
ッッッッッ
呼び出し音が鳴る。お父様、出てくれるかしら?緊張の時間である。
“シャーロットか?”
通信が繋がり、椅子に座っているお父様が映る。確かにビーディズッヒ侯爵が言っていた通り、少しやつれている。
「お父様…とお呼びしてもいいかしら?お久しぶりです」
お父様には勘当された身分。だから、どう呼んでいいかわからず、ついそんな事を言ってしまった。
“ああ、シャーロット!私の最愛の娘!シャーロット、魅了魔法にかかっていたとはいえ、父親として最低な事をしてしまった。謝っても許されるとは思っていない。それでも謝らせてくれ。本当にすまなかった”
涙を流しながら頭を下げるお父様。
「お父様!頭を上げてください!確かにあの時は辛かったけれど、だからと言ってお父様やお兄様を恨んだことは一度もありません。それに、私今とても幸せなんです。そうだわ、お父様、紹介したい人がいるの」
私はアイラン様の腕を掴んだ。
「お父様、私の命の恩人、フェミニア王国の国王のアイラン様よ。私達、3ヶ月後に結婚式を挙げるの。お父様やお兄様も、出来れば式に出席してほしいのだけれど」
“ビーディズッヒ侯爵から話は聞いているよ。お前からもらった手紙にも書いてあったしね。君がアイラン国王か。シャーロットを助けていただき、ありがとうございました。何とお礼を言っていいのか!”
お父様は深々と頭を下げた。
「頭をお上げください!シャーロットに助けられたのは、私達です。彼女のおかげで、俺も妹も命を救われたのです。お礼を言うのはこちらの方だ!お父さん!今更ですが、大切な娘さんを私に頂けないでしょうか。必ず幸せにします。どうか、お願いします」
今度はアイラン様がお父様に頭を下げた。
“国王陛下、頭をお上げください!絶望の淵に居た娘を支えていただいた上に、娘と結婚してくれるとおしゃってくれたあなたに、私は感謝しております。どうか、娘を幸せにしてやってください“
再びお父様は深々と頭を下げた。
「もちろんです。命に代えても大切な娘さんを、必ず幸せにします」
アイラン様の言葉に、再び涙を流すお父様。お父様が泣く姿、初めて見たわ。
「それよりお父様!体調の方は大丈夫なのですか?ご飯をあまり食べていないと聞きましたが?」
随分やつれた様に見える。一応魔力を込めた水晶は渡しておいたが。
“ああ、最近はきちんと食べている。お前の元気そうな顔を見たら、さらに食欲が出て来たよ。沢山食べないと、3ヶ月後のお前の結婚式に参加できないからな”
嬉しそうに笑うお父様。久しぶりにこんな風に穏やかに親子で会話ができたわ。その後も、3人でたわいもない話をした。
お父様はずっと私に通信をしたかったらしいが、さんざん私に酷いことをした自分が通信をしてもいいものか、ずっと悩んでいたらしい。心優しいお父様らしいわ。
そして後日、王妃様やお兄様ともお父様の通信機を使って話をした。一旦は領地に引きこもったお父様だったが、やはりお兄様の事が心配な様で、王都に戻り、お兄様に領地経営の仕事を教えつつ、また陛下の側近として働くことが決まったようだ。
王妃様も元気そうで、私とアイラン様の結婚式には絶対に参加すると約束してくれた。そして何よりびっくりしたのが、お兄様に婚約者が出来た事だ。それも、私のかつての友人の1人、侯爵令嬢のアリーアとだ。
そんな彼女は、私を庇えなかったことに対し、ずっと私に申し訳ないと思っていたらしい。でも、もし私を庇えば家にも迷惑がかかる為、どうすることも出来ずにずっと苦しんでいたとのこと。
そして私が居なくなった後、18歳で公爵となったお兄様を必死に支えてくれていたらしい。
久しぶりにアリーアと話をした時、彼女は泣いて謝ってくれた。あの時、助けられなくてごめんねって。
元々心優しいアリーア。彼女ならきっとお兄様を幸せにしてくれると信じている。そんな彼女も、今回結婚式に参加してくれることになった。
そう言えば、元婚約者でもある王太子殿下はどうしているのかしら?婚約者でもあるエイミー様が処刑されて、ショックを受けているのではないのかしら?
ふとそのことをお父様に聞いてみたのだが、
“お前が心配することじゃない!シャーロットはとにかく、アイラン君と幸せになる事だけを考えればいいんだ”
そう言っていた。確かに私がどうこう考えることではないわよね。
それよりも、今は結婚式に向けてしっかり準備をしなければ。ゾマー帝国の大切な人たちが、私の為にわざわざフェミニア王国まで式を見に来てくれると聞いて、俄然やる気が出てきた。
期待に胸を膨らませて、結婚式の準備をするシャーロットであった。
~あとがき~
リアム視点で魅了魔法にかかったリアム殿下に意見した側近、実は彼はアリーアの兄のアズーリアです。
妹がシャーロットの事でずっと悩んでいる姿を見ていて、ついあの時口を挟んでしまったのです。
おかしいわ!もうとっくに国に着いているはず。なのに、どうしてお父様から通信が入らないのかしら?
もしかして、私の事をやっぱり嫌っている?でも、ビーディズッヒ侯爵の話では、お父様はこの1件で酷く心を痛めていると聞いたわ。もしかして、私に申し訳なくて、通信できずにいるのかしら。
コンコン
「シャーロット、ちょうど仕事がひと段落したんだ。一緒にお茶でも飲まないかい?」
部屋で悶々と考えていた私の元にやって来たのは、アイラン様だ。
「はい、喜んで」
もしかしたらお茶を飲んでいる時に通信が入るかもしれない。私は念の為、通信機を持って行くことにした。
「シャーロット、今日は天気がいいから、中庭でお茶をしよう。そうだ、結婚式の打ち合わせもしないとね。君の家族は来てくれそうかい?」
「その事なのですが、まだ父と連絡が取れていなくて…」
「ビーディズッヒ侯爵が帰って一週間になるな。ゾマー帝国はかなり遠いのだろう?まだ、国に着いていないのではないのかい?」
「それはあり得ませんわ!彼は優秀な魔術師です。彼の転移魔法を使えば、3日もあれば国に帰れるはずです」
きっとビーディズッヒ侯爵は、すぐにお父様に私の事を報告してくれているはず。なのにまだ通信が入らないなんて。こんな事なら、通信機をお兄様や王妃様にも渡してもらう様に頼んでおけばよかったわ。
「シャーロット。それならこちらから連絡してみるのはどうだい?こちらからも出来るんだろう?」
確かにこちらから通信することも可能だ。ただ、私の知っている最後のお父様は、私を毛嫌いしていた。そのイメージがどうしても抜けず、自分から連絡するのが怖いのだ。
もし、あの時の様に拒絶されてしまったら、そう思うとどうしても自分から連絡できずにいる。
「シャーロット、君が出来ないなら俺が君のお父さんと話をするよ。きちんと挨拶もしたいし。そうだ、今から早速通信してみよう。通信機はどこにあるんだい?」
なぜか、アイラン様が張り切りだした。
「通信機ならここに…」
ポケットから通信機を取り出す。
「中庭に着いたら早速通信してみよう。シャーロットのお父さんと話すのか!緊張するな」
アイラン様、緊張するという割には、なぜそんなに笑顔なのですか?
中庭に着いたところで、再び通信機を取り出す。
「アイラン様、急にアイラン様から通信が来たら、父もびっくりしてしまいます。ですから、やっぱり私が最初に父と話しますわ」
私は大きく深呼吸をした。そんな私の手をアイラン様が握る。
「シャーロット、大丈夫だよ。俺も付いているからね」
優しく話しかけてくれるアイラン様。
私は意を決して、通信機のボタンを押した。
ッッッッッ
呼び出し音が鳴る。お父様、出てくれるかしら?緊張の時間である。
“シャーロットか?”
通信が繋がり、椅子に座っているお父様が映る。確かにビーディズッヒ侯爵が言っていた通り、少しやつれている。
「お父様…とお呼びしてもいいかしら?お久しぶりです」
お父様には勘当された身分。だから、どう呼んでいいかわからず、ついそんな事を言ってしまった。
“ああ、シャーロット!私の最愛の娘!シャーロット、魅了魔法にかかっていたとはいえ、父親として最低な事をしてしまった。謝っても許されるとは思っていない。それでも謝らせてくれ。本当にすまなかった”
涙を流しながら頭を下げるお父様。
「お父様!頭を上げてください!確かにあの時は辛かったけれど、だからと言ってお父様やお兄様を恨んだことは一度もありません。それに、私今とても幸せなんです。そうだわ、お父様、紹介したい人がいるの」
私はアイラン様の腕を掴んだ。
「お父様、私の命の恩人、フェミニア王国の国王のアイラン様よ。私達、3ヶ月後に結婚式を挙げるの。お父様やお兄様も、出来れば式に出席してほしいのだけれど」
“ビーディズッヒ侯爵から話は聞いているよ。お前からもらった手紙にも書いてあったしね。君がアイラン国王か。シャーロットを助けていただき、ありがとうございました。何とお礼を言っていいのか!”
お父様は深々と頭を下げた。
「頭をお上げください!シャーロットに助けられたのは、私達です。彼女のおかげで、俺も妹も命を救われたのです。お礼を言うのはこちらの方だ!お父さん!今更ですが、大切な娘さんを私に頂けないでしょうか。必ず幸せにします。どうか、お願いします」
今度はアイラン様がお父様に頭を下げた。
“国王陛下、頭をお上げください!絶望の淵に居た娘を支えていただいた上に、娘と結婚してくれるとおしゃってくれたあなたに、私は感謝しております。どうか、娘を幸せにしてやってください“
再びお父様は深々と頭を下げた。
「もちろんです。命に代えても大切な娘さんを、必ず幸せにします」
アイラン様の言葉に、再び涙を流すお父様。お父様が泣く姿、初めて見たわ。
「それよりお父様!体調の方は大丈夫なのですか?ご飯をあまり食べていないと聞きましたが?」
随分やつれた様に見える。一応魔力を込めた水晶は渡しておいたが。
“ああ、最近はきちんと食べている。お前の元気そうな顔を見たら、さらに食欲が出て来たよ。沢山食べないと、3ヶ月後のお前の結婚式に参加できないからな”
嬉しそうに笑うお父様。久しぶりにこんな風に穏やかに親子で会話ができたわ。その後も、3人でたわいもない話をした。
お父様はずっと私に通信をしたかったらしいが、さんざん私に酷いことをした自分が通信をしてもいいものか、ずっと悩んでいたらしい。心優しいお父様らしいわ。
そして後日、王妃様やお兄様ともお父様の通信機を使って話をした。一旦は領地に引きこもったお父様だったが、やはりお兄様の事が心配な様で、王都に戻り、お兄様に領地経営の仕事を教えつつ、また陛下の側近として働くことが決まったようだ。
王妃様も元気そうで、私とアイラン様の結婚式には絶対に参加すると約束してくれた。そして何よりびっくりしたのが、お兄様に婚約者が出来た事だ。それも、私のかつての友人の1人、侯爵令嬢のアリーアとだ。
そんな彼女は、私を庇えなかったことに対し、ずっと私に申し訳ないと思っていたらしい。でも、もし私を庇えば家にも迷惑がかかる為、どうすることも出来ずにずっと苦しんでいたとのこと。
そして私が居なくなった後、18歳で公爵となったお兄様を必死に支えてくれていたらしい。
久しぶりにアリーアと話をした時、彼女は泣いて謝ってくれた。あの時、助けられなくてごめんねって。
元々心優しいアリーア。彼女ならきっとお兄様を幸せにしてくれると信じている。そんな彼女も、今回結婚式に参加してくれることになった。
そう言えば、元婚約者でもある王太子殿下はどうしているのかしら?婚約者でもあるエイミー様が処刑されて、ショックを受けているのではないのかしら?
ふとそのことをお父様に聞いてみたのだが、
“お前が心配することじゃない!シャーロットはとにかく、アイラン君と幸せになる事だけを考えればいいんだ”
そう言っていた。確かに私がどうこう考えることではないわよね。
それよりも、今は結婚式に向けてしっかり準備をしなければ。ゾマー帝国の大切な人たちが、私の為にわざわざフェミニア王国まで式を見に来てくれると聞いて、俄然やる気が出てきた。
期待に胸を膨らませて、結婚式の準備をするシャーロットであった。
~あとがき~
リアム視点で魅了魔法にかかったリアム殿下に意見した側近、実は彼はアリーアの兄のアズーリアです。
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