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第35話:公爵家に帰ってきました
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レオと婚約が決まった翌日、ホテルの食堂で朝ごはんを食ベていると
「ミシェルちゃん、せっかくだから少しショッピングをして帰りましょう。いいでしょうマシェリ」
そう言ってにっこり微笑んだのは、レオのお母様だ。
そう、なぜか昨日はレオを含む男性陣だけ先に帰っていき、女性陣だけホテルに残ったのだ。
「もちろんいいですけれど、早く帰らなくてもいいのかしら?」
出来れば早く我が家に帰りたいのだけれど…
「ミシェル、今頃お父様たちがあなたとレオの婚約書を提出している頃よ。多分午後には大々的に発表するだろうから、念のため発表後に帰った方がいいわ。それに、女同士でショッピングなんて初めてでしょう。せっかくだから楽しみましょう」
お母様達に手を引かれ、早速街へと繰り出した。ちなみにチャチャに見つからない様に、ご飯に夢中のうちにそっと出発した。
「ここはね、蚕(かいこ)の栽培が盛んで、上質なマユが沢山とれるのよ。早速だから、あなたの洋服を作りに行きましょう」
「そうね、私も新しいドレスが欲しいと思っていたのよ。せっかくだから、オーダーメイドのお店に行きましょう」
なぜか盛り上がるお母様達に連れられ、色々なお店を回った。もちろん、ダブル公爵夫人+公爵令嬢という事で、どのお店もVIP待遇でもてなしてくれた。
「次はお昼ご飯ね。やっぱりこの土地と言えば牛肉よね。ここのお肉は柔らかくて美味しいのよ」
そう言って連れてこられたのは、これまた高級そうなお店だ。確かにお母様達が言うだけの事はある。口に入れた瞬間とろけてしまう程、柔らかくて美味しいお肉だった。うちの領地のお肉も負けないくらい美味しいけれどね!
食事を済ませると、一旦ホテルに戻った。
「そろそろ帰りましょうか。あまり遅くなるのも良くないし」
「そうね、それじゃあミシェルちゃん、マシェリ。今日は楽しかったわ。また一緒にお出掛けをしましょうね」
そう言ってレオのお母様は、スタンディーフォン家の馬車へと乗り込んだ。
「さあ、私たちも帰りましょう。つい楽しくて、出るのが遅くなってしまったわね」
チャチャを抱っこしたお母様と一緒に馬車へと乗り込んだ。やっと家に帰れるのね。そう思うと、嬉しくてたまらない。
王都の使用人たちは元気でやっているかしら?そんな事を考えながら馬車に揺られる事3時間、ついに懐かしい我が家が見えて来た。
「お母様、公爵家が見えてきたわ!」
「ミシェル、嬉しいのは分かるけれど、立ち上がると危ないわよ。座っていなさい」
嬉しくてつい立ち上がってしまった私を、お母様が優しく注意する。公爵家に着くと、使用人一同が待っていてくれた。
馬車から降りると
「「「「お嬢様、お帰りなさいませ」」」」
一斉に使用人たちが声を掛けてくれた。
「皆、ただいま!わざわざ出迎えてくれてありがとう。これからまたこっちで暮らすから、よろしくお願いします」
皆に頭を下げた。2年半前とほとんど顔ぶれが変わっていない。そんな使用人たちの顔を見ると、やっと帰って来たって感じがする。
「さあミシェル、中に入りましょう」
お母様に促され、屋敷の中に入って行く。2年半前とは全く変わっていない我が家。早速自分の部屋に向かった。部屋に入ると、ベッドに倒れ込んだ。
「やっぱりここが一番落ち着くわ」
「お嬢様いくら何でも、だらけすぎです。起きてください。すぐにお着替えをしますよ」
そう言うと、私を手際よく着替えさせてくれたルシアナ。ふと部屋を見渡すと、チャチャの為に寝床やトイレが準備されていた。
「チャチャ、あなたの寝床とトイレも準備されているわよ。よかったわね」
嬉しそうに部屋を走り回っているチャチャを抱きかかえ、話しかける。そうだわ、明日チャチャに公爵家を案内しよう。チャチャには早く王都の生活に、慣れて欲しいものね。
その日は私が帰って来たお祝いに、ちょっとした宴が開かれた。使用人たちも皆参加してくれたので、ついでにチャチャも紹介した。
「皆、私の大切な家族のチャチャよ。仲良くしてあげてね」
嬉しそうに使用人たちに飛びつくチャチャ。
「まあ、なんてお可愛らしいのでしょう。お嬢様、旦那様から聞いております。私たちも、精一杯チャチャ様のお世話をさせていただきますね」
そう言ってくれたのは、王都の公爵家でメイド長をしているララだ。
「ありがとう、ララ。皆も、チャチャと仲良くしてあげてね」
「「「はい、もちろんです」」」
どうやら使用人たちにも、チャチャは受け入れてもらえた様で、その後の宴でも皆に可愛がられていたチャチャ。
完全に我が家のアイドル的存在になった様だ!
「そうそう、ミシェル。お前とレオの婚約が正式に発表されたよ。これで第二王子も手出しできないから、安心しなさい」
「ありがとう、お父様」
宴は大いに盛り上がり、夜遅くまで行われた。
翌日
早速チャチャに屋敷内を案内した。もちろん、中庭もだ。嬉しそうに中庭を走り回るチャチャ。
「ミシェル。チャチャが奥の方まで行ってしまったわ。迷子にならないかしら」
隣でお母様がハラハラしている。
「大丈夫よ。たとえ迷子になっても、この笛を吹けばちゃんと戻ってくるから」
お母様に犬笛を見せた。この笛さえあれば、チャチャが迷子になる事はない。いつでもチャチャを呼び戻せるように、しっかり首からぶら下げてある。ちなみに無くすと大変なので、湯あみの時以外はずっと首から下げている。
「お嬢様、シュミナ嬢がいらっしゃいましたよ。客間でお待ちです」
「シュミナが!すぐに行くわ」
急いでシュミナの待つ客間に向かった。私が走り出したのを見て、慌てて付いて来るチャチャ。
「シュミナ、いらっしゃい!よく来てくれたわね」
「ミシェル、チャチャも久しぶりね。元気そうでよかったわ。それから、婚約おめでとう。まさかこんなに早く婚約をするなんて、びっくりしたわ。でも、これで第二王子様も手出しが出来なくなったわね。本当に良かったわ」
チャチャを抱っこし、にっこり微笑んでくれたシュミナ。大々的に報じたとお父様が言っていたから、もちろんシュミナの耳にも届いていた様だ。
「ありがとう、シュミナ。まさかレオと婚約出来るなんて思わなかったわ。」
「まあ、スタンディーフォン公爵令息様もミシェルの事が好きだったのだから、遅かれ早かれこうなるとは思っていたのよ。気づいていないのは本人たちだけだったのよ」
そう言ってクスクス笑うシュミナ。
「もう、そんなに笑わないでよ。それ、お母様にも言われたわ。私ってそんなに鈍いかしら?」
「鈍い鈍い!でも、それもミシェルの良いところよ。そうだわ、今度4人でデートしましょう。2人の婚約祝いもしたいし」
「ありがとう、ぜひ行きましょう。早速レオに相談してみるわ」
その後もシュミナと他愛も無い話をした。
「そうそう、来月にはいよいよ私たちも貴族学院に入学ね。一応スタンディーフォン公爵令息様と婚約はしているけれど、毎日第二王子様と顔は会わせないといけないわよ。大丈夫なの?」
「大丈夫ではないけれど、まあ、何とかなるかなって…シュミナも学院でも一緒に居てくれるでしょう?」
「もちろん居るわよ。なるべくミシェルを1人にしない様にするから、安心して」
そう、来月はいよいよ貴族学院に入学する。1度目の生では、この貴族学院でも色々とやらかした。と言うより、この貴族学院で色々とやらかしたと言った方がいいかもしれない。
とりあえず、第二王子との婚約は阻止できたけれど、とにかく貴族学院での学院生活も十分注意して送らないとね。とにかく、目立たず出しゃばらず嫌われないようにを合言葉に、ひっそりと学院生活を送ろう。
そう心に誓ったミシェルであった。
「ミシェルちゃん、せっかくだから少しショッピングをして帰りましょう。いいでしょうマシェリ」
そう言ってにっこり微笑んだのは、レオのお母様だ。
そう、なぜか昨日はレオを含む男性陣だけ先に帰っていき、女性陣だけホテルに残ったのだ。
「もちろんいいですけれど、早く帰らなくてもいいのかしら?」
出来れば早く我が家に帰りたいのだけれど…
「ミシェル、今頃お父様たちがあなたとレオの婚約書を提出している頃よ。多分午後には大々的に発表するだろうから、念のため発表後に帰った方がいいわ。それに、女同士でショッピングなんて初めてでしょう。せっかくだから楽しみましょう」
お母様達に手を引かれ、早速街へと繰り出した。ちなみにチャチャに見つからない様に、ご飯に夢中のうちにそっと出発した。
「ここはね、蚕(かいこ)の栽培が盛んで、上質なマユが沢山とれるのよ。早速だから、あなたの洋服を作りに行きましょう」
「そうね、私も新しいドレスが欲しいと思っていたのよ。せっかくだから、オーダーメイドのお店に行きましょう」
なぜか盛り上がるお母様達に連れられ、色々なお店を回った。もちろん、ダブル公爵夫人+公爵令嬢という事で、どのお店もVIP待遇でもてなしてくれた。
「次はお昼ご飯ね。やっぱりこの土地と言えば牛肉よね。ここのお肉は柔らかくて美味しいのよ」
そう言って連れてこられたのは、これまた高級そうなお店だ。確かにお母様達が言うだけの事はある。口に入れた瞬間とろけてしまう程、柔らかくて美味しいお肉だった。うちの領地のお肉も負けないくらい美味しいけれどね!
食事を済ませると、一旦ホテルに戻った。
「そろそろ帰りましょうか。あまり遅くなるのも良くないし」
「そうね、それじゃあミシェルちゃん、マシェリ。今日は楽しかったわ。また一緒にお出掛けをしましょうね」
そう言ってレオのお母様は、スタンディーフォン家の馬車へと乗り込んだ。
「さあ、私たちも帰りましょう。つい楽しくて、出るのが遅くなってしまったわね」
チャチャを抱っこしたお母様と一緒に馬車へと乗り込んだ。やっと家に帰れるのね。そう思うと、嬉しくてたまらない。
王都の使用人たちは元気でやっているかしら?そんな事を考えながら馬車に揺られる事3時間、ついに懐かしい我が家が見えて来た。
「お母様、公爵家が見えてきたわ!」
「ミシェル、嬉しいのは分かるけれど、立ち上がると危ないわよ。座っていなさい」
嬉しくてつい立ち上がってしまった私を、お母様が優しく注意する。公爵家に着くと、使用人一同が待っていてくれた。
馬車から降りると
「「「「お嬢様、お帰りなさいませ」」」」
一斉に使用人たちが声を掛けてくれた。
「皆、ただいま!わざわざ出迎えてくれてありがとう。これからまたこっちで暮らすから、よろしくお願いします」
皆に頭を下げた。2年半前とほとんど顔ぶれが変わっていない。そんな使用人たちの顔を見ると、やっと帰って来たって感じがする。
「さあミシェル、中に入りましょう」
お母様に促され、屋敷の中に入って行く。2年半前とは全く変わっていない我が家。早速自分の部屋に向かった。部屋に入ると、ベッドに倒れ込んだ。
「やっぱりここが一番落ち着くわ」
「お嬢様いくら何でも、だらけすぎです。起きてください。すぐにお着替えをしますよ」
そう言うと、私を手際よく着替えさせてくれたルシアナ。ふと部屋を見渡すと、チャチャの為に寝床やトイレが準備されていた。
「チャチャ、あなたの寝床とトイレも準備されているわよ。よかったわね」
嬉しそうに部屋を走り回っているチャチャを抱きかかえ、話しかける。そうだわ、明日チャチャに公爵家を案内しよう。チャチャには早く王都の生活に、慣れて欲しいものね。
その日は私が帰って来たお祝いに、ちょっとした宴が開かれた。使用人たちも皆参加してくれたので、ついでにチャチャも紹介した。
「皆、私の大切な家族のチャチャよ。仲良くしてあげてね」
嬉しそうに使用人たちに飛びつくチャチャ。
「まあ、なんてお可愛らしいのでしょう。お嬢様、旦那様から聞いております。私たちも、精一杯チャチャ様のお世話をさせていただきますね」
そう言ってくれたのは、王都の公爵家でメイド長をしているララだ。
「ありがとう、ララ。皆も、チャチャと仲良くしてあげてね」
「「「はい、もちろんです」」」
どうやら使用人たちにも、チャチャは受け入れてもらえた様で、その後の宴でも皆に可愛がられていたチャチャ。
完全に我が家のアイドル的存在になった様だ!
「そうそう、ミシェル。お前とレオの婚約が正式に発表されたよ。これで第二王子も手出しできないから、安心しなさい」
「ありがとう、お父様」
宴は大いに盛り上がり、夜遅くまで行われた。
翌日
早速チャチャに屋敷内を案内した。もちろん、中庭もだ。嬉しそうに中庭を走り回るチャチャ。
「ミシェル。チャチャが奥の方まで行ってしまったわ。迷子にならないかしら」
隣でお母様がハラハラしている。
「大丈夫よ。たとえ迷子になっても、この笛を吹けばちゃんと戻ってくるから」
お母様に犬笛を見せた。この笛さえあれば、チャチャが迷子になる事はない。いつでもチャチャを呼び戻せるように、しっかり首からぶら下げてある。ちなみに無くすと大変なので、湯あみの時以外はずっと首から下げている。
「お嬢様、シュミナ嬢がいらっしゃいましたよ。客間でお待ちです」
「シュミナが!すぐに行くわ」
急いでシュミナの待つ客間に向かった。私が走り出したのを見て、慌てて付いて来るチャチャ。
「シュミナ、いらっしゃい!よく来てくれたわね」
「ミシェル、チャチャも久しぶりね。元気そうでよかったわ。それから、婚約おめでとう。まさかこんなに早く婚約をするなんて、びっくりしたわ。でも、これで第二王子様も手出しが出来なくなったわね。本当に良かったわ」
チャチャを抱っこし、にっこり微笑んでくれたシュミナ。大々的に報じたとお父様が言っていたから、もちろんシュミナの耳にも届いていた様だ。
「ありがとう、シュミナ。まさかレオと婚約出来るなんて思わなかったわ。」
「まあ、スタンディーフォン公爵令息様もミシェルの事が好きだったのだから、遅かれ早かれこうなるとは思っていたのよ。気づいていないのは本人たちだけだったのよ」
そう言ってクスクス笑うシュミナ。
「もう、そんなに笑わないでよ。それ、お母様にも言われたわ。私ってそんなに鈍いかしら?」
「鈍い鈍い!でも、それもミシェルの良いところよ。そうだわ、今度4人でデートしましょう。2人の婚約祝いもしたいし」
「ありがとう、ぜひ行きましょう。早速レオに相談してみるわ」
その後もシュミナと他愛も無い話をした。
「そうそう、来月にはいよいよ私たちも貴族学院に入学ね。一応スタンディーフォン公爵令息様と婚約はしているけれど、毎日第二王子様と顔は会わせないといけないわよ。大丈夫なの?」
「大丈夫ではないけれど、まあ、何とかなるかなって…シュミナも学院でも一緒に居てくれるでしょう?」
「もちろん居るわよ。なるべくミシェルを1人にしない様にするから、安心して」
そう、来月はいよいよ貴族学院に入学する。1度目の生では、この貴族学院でも色々とやらかした。と言うより、この貴族学院で色々とやらかしたと言った方がいいかもしれない。
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