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第21話:出来る事をやります
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“レアンヌ、大丈夫かい?やっぱり兵士たちがかなり集まっていたよ。レアンヌも逃げる準備をした方がいい”
「ありがとう、でも、私は逃げないわ。だってこの街は、私の大切な場所だから。それでね、あなた達にお願いがあるのだけれど、聞いてくれる?」
“僕たちに?もちろんだよ。どうすればいいの?”
「この機械を付けて、相手の様子を見てきて欲しいの。これはね、小型の撮影機なのよ。すごいでしょう。こんなものがある何て、私はこの地に来るまで知らなかったわ」
家庭教師から色々と学んでいくうちに、この国には優れた道具がある事を知った。この撮影機は、さっき使用人に頼んで準備してもらったものだ。そっと何匹かの足に、撮影機を取り付けた。
“わかったよ、すぐに行ってくるから、待っていてね”
そう言って鳥たちが飛び立って行った。上手に撮影できるといいけれど…旦那様の方はどうかしら?
窓の外を見ると、今にも雨が降り出しそうだ。これから私達、どうなるのかしら?本当に隣国が攻めてきたら…
正直私は、良くも悪くもずっと離宮にいたため、戦の状況などは全く知らない。動物たちの話によると、一時期王妃様やカトレナ王女は別の場所に避難していた様だけれど、私は普段通り生活していたし…
なんだか気になって、外に出て来た。じっとしていられないのだ。しばらく外にいると、旦那様が帰って来た。
「レアンヌ、外で待っていたのか?外は冷える、中に入ろう」
私を屋敷の中に連れて行こうとする旦那様。
「それで、隣国はどうだったのですか?本当に隣国は攻めてくるのでしょうか?」
「ああ、その件なのだが…国境付近は変わった様子はなかったよ。ただ、念のため、スパイを送った。とにかく隣国が本当に我が国に攻めてきていることが明確にならないと、国王や王都にいる騎士団本部には連絡出来ないからね。さすがに動物たちがそう言っているからとは言えないし…とにかく、今まで以上に警備を強化させているよ」
そうか…そうよね。
「旦那様、私の言う事を信じて下さって、ありがとうございます。実は…」
“レアンヌ、ただいま。さすがにずっと飛び続けて疲れたよ”
小型の撮影機を付けた鳥たちが帰って来た。
「皆、ありがとう。疲れたでしょう。すぐに食事とゆっくり休める場所を準備するわ。旦那様、とりあえず屋敷に入りましょう。リサ、悪いのだけれど、この子たちが休める様タオルを準備してあげて。それから、食べ物も」
「かしこまりました」
鳥たちをしっかり抱きしめ、居間へと向かう。そっと鳥たちの足につている撮影機を回収し、柔らかいタオルに鳥たちを下ろした。近くにはたくさんの果物も準備されている。
「旦那様、実は、鳥たちに相手国の様子を録画してきてもらう様に頼んだのです。この映像を見れば、状況が分かるかと」
「それは本当かい?それじゃあ、早速見てみよう」
鳥たちが一生懸命撮ってきてくれた映像を確認する。するとそこには、確かにたくさんの兵士たちが映っていた。さらに…
『いいか、お前たち。今隣国は完全に油断している。この隙に一気に攻め込み、国を奪い取るぞ。将軍でもある私を追い詰めた、にっくきアントニオは、すぐ側のファレッスの街にいる。あいつの首を取れば、きっとファリシア王国も簡単に落ちるはずだ』
『将軍、王都からの兵士たちも、3日後には到着する予定です』
『そうか、それじゃあ、3日後の夜更け、皆が寝静まった頃に一気に攻め込み、あの男の首を取るぞ。ん?何だこの鳥は、あっちに行け…』
これは…
“レアンヌ、どうだい?すごいだろう?わざわざ僕、お話ししている男の近くまで行ったんだよ”
そう言って得意そうに話すのは、水色の鳥だ。
「すごいわ、上手に撮れているわね。ありがとう」
鳥にそう伝え、お礼に食べやすい食べ物をあげた。
一方旦那様は
「あの将軍、もう二度と我が国には手を出さないというから、命だけは助けてやったのに!とにかく、早く王都にいる騎士団本部と、国王にこの情報を知らせないと。今すぐ通信機を。あの将軍の話では、3日後の夜更けと言っていたな。今からすぐに対応すれば、間に合う」
そう言うと旦那様は部屋から出て行った。
「レアンヌ様、お手柄ですわ。あの様な情報を手に入れるだなんて」
「お礼なら鳥たちに言ってあげて。この子たちが情報を掴んできてくれたのだから」
鳥たちを撫でながら、リサにそう伝えた。
「そうですわね。鳥さんたち。ありがとう。あなた達のお陰よ」
“どういたしまして。それよりも、レアンヌ。早く逃げないと君も危険だよ”
「そうね、ここにいたら危険ね。でも、私は逃げないわ。リサ、きっと旦那様は、攻めてくる敵をこの地で迎え撃つと思うの。とにかく、早くこの街の住民たちを安全な場所に避難させないと」
「そうですわね。ただ、今旦那様が陛下たちと話をしているはずです。旦那様の指示を待ちましょう」
「ありがとう、でも、私は逃げないわ。だってこの街は、私の大切な場所だから。それでね、あなた達にお願いがあるのだけれど、聞いてくれる?」
“僕たちに?もちろんだよ。どうすればいいの?”
「この機械を付けて、相手の様子を見てきて欲しいの。これはね、小型の撮影機なのよ。すごいでしょう。こんなものがある何て、私はこの地に来るまで知らなかったわ」
家庭教師から色々と学んでいくうちに、この国には優れた道具がある事を知った。この撮影機は、さっき使用人に頼んで準備してもらったものだ。そっと何匹かの足に、撮影機を取り付けた。
“わかったよ、すぐに行ってくるから、待っていてね”
そう言って鳥たちが飛び立って行った。上手に撮影できるといいけれど…旦那様の方はどうかしら?
窓の外を見ると、今にも雨が降り出しそうだ。これから私達、どうなるのかしら?本当に隣国が攻めてきたら…
正直私は、良くも悪くもずっと離宮にいたため、戦の状況などは全く知らない。動物たちの話によると、一時期王妃様やカトレナ王女は別の場所に避難していた様だけれど、私は普段通り生活していたし…
なんだか気になって、外に出て来た。じっとしていられないのだ。しばらく外にいると、旦那様が帰って来た。
「レアンヌ、外で待っていたのか?外は冷える、中に入ろう」
私を屋敷の中に連れて行こうとする旦那様。
「それで、隣国はどうだったのですか?本当に隣国は攻めてくるのでしょうか?」
「ああ、その件なのだが…国境付近は変わった様子はなかったよ。ただ、念のため、スパイを送った。とにかく隣国が本当に我が国に攻めてきていることが明確にならないと、国王や王都にいる騎士団本部には連絡出来ないからね。さすがに動物たちがそう言っているからとは言えないし…とにかく、今まで以上に警備を強化させているよ」
そうか…そうよね。
「旦那様、私の言う事を信じて下さって、ありがとうございます。実は…」
“レアンヌ、ただいま。さすがにずっと飛び続けて疲れたよ”
小型の撮影機を付けた鳥たちが帰って来た。
「皆、ありがとう。疲れたでしょう。すぐに食事とゆっくり休める場所を準備するわ。旦那様、とりあえず屋敷に入りましょう。リサ、悪いのだけれど、この子たちが休める様タオルを準備してあげて。それから、食べ物も」
「かしこまりました」
鳥たちをしっかり抱きしめ、居間へと向かう。そっと鳥たちの足につている撮影機を回収し、柔らかいタオルに鳥たちを下ろした。近くにはたくさんの果物も準備されている。
「旦那様、実は、鳥たちに相手国の様子を録画してきてもらう様に頼んだのです。この映像を見れば、状況が分かるかと」
「それは本当かい?それじゃあ、早速見てみよう」
鳥たちが一生懸命撮ってきてくれた映像を確認する。するとそこには、確かにたくさんの兵士たちが映っていた。さらに…
『いいか、お前たち。今隣国は完全に油断している。この隙に一気に攻め込み、国を奪い取るぞ。将軍でもある私を追い詰めた、にっくきアントニオは、すぐ側のファレッスの街にいる。あいつの首を取れば、きっとファリシア王国も簡単に落ちるはずだ』
『将軍、王都からの兵士たちも、3日後には到着する予定です』
『そうか、それじゃあ、3日後の夜更け、皆が寝静まった頃に一気に攻め込み、あの男の首を取るぞ。ん?何だこの鳥は、あっちに行け…』
これは…
“レアンヌ、どうだい?すごいだろう?わざわざ僕、お話ししている男の近くまで行ったんだよ”
そう言って得意そうに話すのは、水色の鳥だ。
「すごいわ、上手に撮れているわね。ありがとう」
鳥にそう伝え、お礼に食べやすい食べ物をあげた。
一方旦那様は
「あの将軍、もう二度と我が国には手を出さないというから、命だけは助けてやったのに!とにかく、早く王都にいる騎士団本部と、国王にこの情報を知らせないと。今すぐ通信機を。あの将軍の話では、3日後の夜更けと言っていたな。今からすぐに対応すれば、間に合う」
そう言うと旦那様は部屋から出て行った。
「レアンヌ様、お手柄ですわ。あの様な情報を手に入れるだなんて」
「お礼なら鳥たちに言ってあげて。この子たちが情報を掴んできてくれたのだから」
鳥たちを撫でながら、リサにそう伝えた。
「そうですわね。鳥さんたち。ありがとう。あなた達のお陰よ」
“どういたしまして。それよりも、レアンヌ。早く逃げないと君も危険だよ”
「そうね、ここにいたら危険ね。でも、私は逃げないわ。リサ、きっと旦那様は、攻めてくる敵をこの地で迎え撃つと思うの。とにかく、早くこの街の住民たちを安全な場所に避難させないと」
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