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第48話:皆様にも心配をかけてしまいました
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「こんな風にサミュエル様と心が通じ合ったのも、ミリアム様のお陰ですね。ミリアム様が、私に間違いを教えてくれたから。サミュエル様、ミリアム様に聞いたのですが、私と結婚できないなら、一生独身を貫くというのは本当ですか?」
気になっていたことを、サミュエル様に聞いた。
「ああ、本当だよ。僕はキャリーヌ以外と、結婚するつもりはないからね。たとえ家臣たちがなんと言おうと、その気持ちを貫くつもりでいたよ。それくらい僕にとって、キャリーヌは大切な存在なんだ。でも、だからと言って、無理やりキャリーヌを僕のお嫁さんにしようとした訳じゃないからね。ちゃんと養子を迎えて、生涯独身を貫こうと考えていたんだ。もちろん、家臣たちも説得しようと考えていたし」
「あの頭の固い人たちが、納得するとは思いませんが…」
「家臣たちが、僕が独身を貫く事に断固として反対した時は、僕は王位を退くつもりでいたよ」
王位を退くだなんて…そんな事、さらりと言わないで欲しい。でも私の変な意地のせいで、サミュエル様をそこまで追い詰めていただなんて…そして、そこまで私を深く愛してくれていただなんて。
確かにサミュエル様は、ずっと私の事を大切にしてくれていた。それなのに私は、他の令嬢と幸せになって欲しいだなんて、なんて愚かな事を…
私の愚かな考えのせいで、サミュエル様だけでなく、アラステ王国の人々を不幸にするところだった。考えただけで、血の気が引く…
「そんなに驚かなくてもいいだろう?僕は結構本気で色々と考えていたのだけれどな。でも、もうその心配もなさそうだ」
笑顔で呟くサミュエル様。
「そうですわね。とにかく明日サミュエル様は、アラステ王国に帰国されるのですよね。私ももちろん、一緒に帰りますわ。すぐに帰国の準備をしないと」
サミュエル様が帰国するのだ。私も一緒に帰るべきだろう。まさかこんなに急に帰国する事になるだなんて。貴族学院の皆にも、挨拶できていないし。それにミリアム様とも、もうお別れなのか…
ミリアム様の事を考えると、胸がチクリと痛んだ。私にとって、初めて出来た大切な親友。こんなにあっさりとお別れになるだなんて、なんだか寂しい。
「その件なのだけれど、君が僕を受け入れてくれるとわかった今、明日帰国する事は取りやめるよ。当初の予定通り、1ヶ月半後に帰国する事にしようと思っている」
「でも…すでにアラステ王国には、帰国の連絡を入れているのではないのですか?それに、カリアン王国の王族の方たちにも、話しをしているし…」
サミュエル様は、アラステ王国の王位継承第一位の人間だ。そんな人間が、コロコロと意見を変える事なんて出来ないだろう。
「実はアラステ王国には、まだ連絡をしていないのだよ。ミリアム殿下が“キャリーヌは意地を張っているだけです。どうか私に少しだけ時間をください。お願いします”と、頭を下げられてね。それで、アラステ王国には帰国する当日に伝えようと思っていて。どのみち帰国するまでに、4日程度はかかるからね」
「まあ、ミリアム様が、サミュエル様にそんな事を?」
「そうだよ、この国の王太子夫妻も“いつまでもいてくれていいよ”と、言って下さっているし。もしかしたら今頃、ミリアム殿下が王太子夫妻に話しをしているかもしれないね。キャリーヌは本当に素敵な友人を持ったね」
ミリアム様が、そんな事を…
本当にミリアム様ったら…
「はい、私はこの国に来て、最高の友人を持ちましたわ!それでは明日、帰国する事はないのですね。ただ、私のせいで、王太子殿下や王太子妃殿下にまでご迷惑をおかけしてしまったので、後で謝罪に行かないと」
「僕も一緒に行くよ。王太子殿下も王太子妃殿下も、きっと喜んでくれるよ。僕たちの事を、とても心配していたから」
王太子殿下や王太子妃殿下にまで心配をかけていただなんて。本当に私はダメね。でも、それだけこの国の人たちが、私たちの事を心配してくれているという事なのだろう。
それがなんだか嬉しい。
「それじゃあ、早速報告に行こう。きっとミリアム殿下も、心配しているだろうし」
「そうですね。ミリアム様に、早く知らせたいし。行きましょう」
2人で手を繋いで部屋から出ると、心配そうな顔のミリアム様が待っていた。
「キャリーヌ、サミュエル殿下。よかった、その様子だと、気持ちが通じ合ったのね」
ミリアム様が、心底ほっとした表情をしている。私はどこまで彼女に心配を掛けたのだろう。そう思うと、申し訳なくてたまらない。
「ミリアム様のお陰で、サミュエル様と気持ちが通じ合いました。私の愚かな考えのせいで、沢山の人たちにご迷惑をおかけしてしまった様で…ミリアム様にも沢山心配をかけてしまって、ごめんなさい」
「私に謝る必要はないわ。それに、確かに皆心配していたけれど、迷惑だなんて思っていないから。だから謝る必要はないの。もしキャリーヌが申し訳ないと思っているのなら、誰よりもサミュエル殿下と幸せになって頂戴。あなたの幸せな姿を見る事が、私たちは何よりも嬉しいのだから」
少し恥ずかしそうにミリアム様が呟いた。本当に、どこまで素敵な女性なのだろう。彼女がいてくれたから、きっと今の私があるのだろう。
無性にミリアム様が愛おしくなって、彼女に抱き着いた。
「ちょっと、急に抱き着かないでよ。びっくりするじゃない」
「ごめんなさい、どうしてもミリアム様に抱き着きたくて。少しだけ、お付き合いください」
「もう、キャリーヌったら!」
文句を言いながらも、抱きしめ返してくれたミリアム様。その後ミリアム様と一緒に、王太子殿下や王太子妃殿下、お姉様夫婦、さらにカイロ様の待つ部屋に行き、改めてお礼と謝罪をした。
私達が結ばれた事を、自分の事の様に喜んでくれた王太子殿下夫妻やお姉様夫婦、カイロ様を見ていたら、なんだか温かい気持ちになった。
サミュエル様の明日の帰国は取りやめになり、予定通り1か月半後、私も一緒に帰国する事で話は纏まったのだった。
気になっていたことを、サミュエル様に聞いた。
「ああ、本当だよ。僕はキャリーヌ以外と、結婚するつもりはないからね。たとえ家臣たちがなんと言おうと、その気持ちを貫くつもりでいたよ。それくらい僕にとって、キャリーヌは大切な存在なんだ。でも、だからと言って、無理やりキャリーヌを僕のお嫁さんにしようとした訳じゃないからね。ちゃんと養子を迎えて、生涯独身を貫こうと考えていたんだ。もちろん、家臣たちも説得しようと考えていたし」
「あの頭の固い人たちが、納得するとは思いませんが…」
「家臣たちが、僕が独身を貫く事に断固として反対した時は、僕は王位を退くつもりでいたよ」
王位を退くだなんて…そんな事、さらりと言わないで欲しい。でも私の変な意地のせいで、サミュエル様をそこまで追い詰めていただなんて…そして、そこまで私を深く愛してくれていただなんて。
確かにサミュエル様は、ずっと私の事を大切にしてくれていた。それなのに私は、他の令嬢と幸せになって欲しいだなんて、なんて愚かな事を…
私の愚かな考えのせいで、サミュエル様だけでなく、アラステ王国の人々を不幸にするところだった。考えただけで、血の気が引く…
「そんなに驚かなくてもいいだろう?僕は結構本気で色々と考えていたのだけれどな。でも、もうその心配もなさそうだ」
笑顔で呟くサミュエル様。
「そうですわね。とにかく明日サミュエル様は、アラステ王国に帰国されるのですよね。私ももちろん、一緒に帰りますわ。すぐに帰国の準備をしないと」
サミュエル様が帰国するのだ。私も一緒に帰るべきだろう。まさかこんなに急に帰国する事になるだなんて。貴族学院の皆にも、挨拶できていないし。それにミリアム様とも、もうお別れなのか…
ミリアム様の事を考えると、胸がチクリと痛んだ。私にとって、初めて出来た大切な親友。こんなにあっさりとお別れになるだなんて、なんだか寂しい。
「その件なのだけれど、君が僕を受け入れてくれるとわかった今、明日帰国する事は取りやめるよ。当初の予定通り、1ヶ月半後に帰国する事にしようと思っている」
「でも…すでにアラステ王国には、帰国の連絡を入れているのではないのですか?それに、カリアン王国の王族の方たちにも、話しをしているし…」
サミュエル様は、アラステ王国の王位継承第一位の人間だ。そんな人間が、コロコロと意見を変える事なんて出来ないだろう。
「実はアラステ王国には、まだ連絡をしていないのだよ。ミリアム殿下が“キャリーヌは意地を張っているだけです。どうか私に少しだけ時間をください。お願いします”と、頭を下げられてね。それで、アラステ王国には帰国する当日に伝えようと思っていて。どのみち帰国するまでに、4日程度はかかるからね」
「まあ、ミリアム様が、サミュエル様にそんな事を?」
「そうだよ、この国の王太子夫妻も“いつまでもいてくれていいよ”と、言って下さっているし。もしかしたら今頃、ミリアム殿下が王太子夫妻に話しをしているかもしれないね。キャリーヌは本当に素敵な友人を持ったね」
ミリアム様が、そんな事を…
本当にミリアム様ったら…
「はい、私はこの国に来て、最高の友人を持ちましたわ!それでは明日、帰国する事はないのですね。ただ、私のせいで、王太子殿下や王太子妃殿下にまでご迷惑をおかけしてしまったので、後で謝罪に行かないと」
「僕も一緒に行くよ。王太子殿下も王太子妃殿下も、きっと喜んでくれるよ。僕たちの事を、とても心配していたから」
王太子殿下や王太子妃殿下にまで心配をかけていただなんて。本当に私はダメね。でも、それだけこの国の人たちが、私たちの事を心配してくれているという事なのだろう。
それがなんだか嬉しい。
「それじゃあ、早速報告に行こう。きっとミリアム殿下も、心配しているだろうし」
「そうですね。ミリアム様に、早く知らせたいし。行きましょう」
2人で手を繋いで部屋から出ると、心配そうな顔のミリアム様が待っていた。
「キャリーヌ、サミュエル殿下。よかった、その様子だと、気持ちが通じ合ったのね」
ミリアム様が、心底ほっとした表情をしている。私はどこまで彼女に心配を掛けたのだろう。そう思うと、申し訳なくてたまらない。
「ミリアム様のお陰で、サミュエル様と気持ちが通じ合いました。私の愚かな考えのせいで、沢山の人たちにご迷惑をおかけしてしまった様で…ミリアム様にも沢山心配をかけてしまって、ごめんなさい」
「私に謝る必要はないわ。それに、確かに皆心配していたけれど、迷惑だなんて思っていないから。だから謝る必要はないの。もしキャリーヌが申し訳ないと思っているのなら、誰よりもサミュエル殿下と幸せになって頂戴。あなたの幸せな姿を見る事が、私たちは何よりも嬉しいのだから」
少し恥ずかしそうにミリアム様が呟いた。本当に、どこまで素敵な女性なのだろう。彼女がいてくれたから、きっと今の私があるのだろう。
無性にミリアム様が愛おしくなって、彼女に抱き着いた。
「ちょっと、急に抱き着かないでよ。びっくりするじゃない」
「ごめんなさい、どうしてもミリアム様に抱き着きたくて。少しだけ、お付き合いください」
「もう、キャリーヌったら!」
文句を言いながらも、抱きしめ返してくれたミリアム様。その後ミリアム様と一緒に、王太子殿下や王太子妃殿下、お姉様夫婦、さらにカイロ様の待つ部屋に行き、改めてお礼と謝罪をした。
私達が結ばれた事を、自分の事の様に喜んでくれた王太子殿下夫妻やお姉様夫婦、カイロ様を見ていたら、なんだか温かい気持ちになった。
サミュエル様の明日の帰国は取りやめになり、予定通り1か月半後、私も一緒に帰国する事で話は纏まったのだった。
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