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第40話:新しい仲間が増えるそうです
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新学期が始まって、1ヶ月が過ぎた。相変わらずアレックス様は私に絡んでくるが、あまり関わらない様に心掛けている。あの人、どこまで私をバカにすれば気が済むのかしら?もう私は、前を向いて歩いているのだ。
いい加減アレックス様も、私の事は忘れて今までの様に、セレナ様と過ごせばいいのに…そう思っていたのだが…
どうやらセレナ様とアレックス様の婚約話は、レーナ達の勘違いだったという事が判明したのだ。
セレナ様が婚約指輪の話をしていたため、セレナ様と当時仲が良かったアレックス様との婚約が決まったと、令嬢が勘違いした様だ。その話をたまたまレーナたちが聞いたらしい。
まあ、今更勘違いだろうが、私にはもう関係ない事だが…
そう思いながら、今日も学院へと向かう。
「おはよう、ユーリ。今王都で人気のお菓子を持ってきたんだ。放課後一緒に食べよう」
私に話しかけてきたのは、アレックス様だ。この人、学習能力がないのかしら?何度言ったらわかるのだろう…
「おはようございます、アレックス様。申し訳ございませんが、あなた様と一緒に過ごすつもりはございません。どうか私には、関わらないで下さい」
そう伝え、彼に頭を下げると足早にその場を後にする。アレックス様の悲しそうな顔を、私は見たくないのだ。どうか私の事を諦めて欲しい。
そんな思いで、教室へと向かった。なんだか朝から疲れてしまったわ。
「おはよう、ユーリ。朝からなんだか疲れている様ね。大丈夫?さっきアレックス様に絡まれていたでしょう?あの人、本当に諦めが悪い男よね。ユーリがあそこまで言っているのに、まだユーリに絡んでくるだなんて」
「そうなのよ。正直私も、あんな風に突っぱねるのも胸が痛くて…いい加減諦めてくれるといいのだけれど…」
「いっその事、ユーリが新しい婚約者を作ってしまったらいいのではなくって?さすがにユーリに婚約者が出来れば、アレックス様も諦めるしかないでしょう」
私に婚約者か…
「それはちょっと厳しいわね。それらしい殿方もいないし…」
私はずっとアレックス様を追いかけてきたため、他の殿方とはあまり接点がない。それになぜか他の殿方たちは、アレックス様と私がいずれくっ付くと思っている様だし…
ついため息が出てしまう。
「ユーリは可愛いから、すぐに素敵な殿方が見つかりそうだけれど。それにあなたには、カスタマーディス伯爵家のディアン様がいらっしゃるじゃない。領地でディアン様と再会したのでしょう?」
「ディアンはそんな関係ではないわ。確かに大切な人だけれど…」
ディアン…私の大切な幼馴染。ディアンは今、どうしているのかしら?窓から見える空を見上げた。ディアンも今、この真っ青な空を見ているのかしら?ディアンと同じ空を見ていると考えただけで、心が温かくなる。
ディアン、会いたいな…
「皆様、席に着いて下さい」
いけない、先生が来てしまったわ。急いで席に着いた。
「皆様、今日から新しい仲間が加わる事になりました。どうぞ、入って来てください」
新しい仲間ですって?周りも一気に騒めく。
そして…
「今日から貴族学院に通う事になった、ディアン・カスタマーディスです。ずっと領地で療養をしておりましたが、体調も随分よくなり、王都に戻ってきました。まだ王都の生活には不慣れですが、どうぞよろしくお願いします」
笑顔で挨拶をするディアン。
「ディアン殿はずっと領地で生活をしていたこともあり、親しい貴族も少ないとの事です。皆様、ディアン殿と仲良くしてくださいね。ディアン殿の席はあそこです」
先生が案内した席は、私の隣だった。いつの間にか机が増えていたことに、全く気が付かなかったわ…
ディアンがゆっくりこちらにやって来た。
「ディアン、あなたいつ王都に戻って来たの?もう、急に学院にやって来るから、びっくりしたわ」
「黙っていてごめんね。ユーリをびっくりさせたくて。今日からよろしくね」
「ええ、もちろんよ。まさかディアンと貴族学院で一緒に過ごせるだなんて、夢みたいね」
ずっとずっと会いたかったディアンが、王都に戻って来たのだ。こんなに嬉しい事はない。ディアンはずっと領地で暮していたのだから、私がしっかりディアンのフォローをしないと!
いい加減アレックス様も、私の事は忘れて今までの様に、セレナ様と過ごせばいいのに…そう思っていたのだが…
どうやらセレナ様とアレックス様の婚約話は、レーナ達の勘違いだったという事が判明したのだ。
セレナ様が婚約指輪の話をしていたため、セレナ様と当時仲が良かったアレックス様との婚約が決まったと、令嬢が勘違いした様だ。その話をたまたまレーナたちが聞いたらしい。
まあ、今更勘違いだろうが、私にはもう関係ない事だが…
そう思いながら、今日も学院へと向かう。
「おはよう、ユーリ。今王都で人気のお菓子を持ってきたんだ。放課後一緒に食べよう」
私に話しかけてきたのは、アレックス様だ。この人、学習能力がないのかしら?何度言ったらわかるのだろう…
「おはようございます、アレックス様。申し訳ございませんが、あなた様と一緒に過ごすつもりはございません。どうか私には、関わらないで下さい」
そう伝え、彼に頭を下げると足早にその場を後にする。アレックス様の悲しそうな顔を、私は見たくないのだ。どうか私の事を諦めて欲しい。
そんな思いで、教室へと向かった。なんだか朝から疲れてしまったわ。
「おはよう、ユーリ。朝からなんだか疲れている様ね。大丈夫?さっきアレックス様に絡まれていたでしょう?あの人、本当に諦めが悪い男よね。ユーリがあそこまで言っているのに、まだユーリに絡んでくるだなんて」
「そうなのよ。正直私も、あんな風に突っぱねるのも胸が痛くて…いい加減諦めてくれるといいのだけれど…」
「いっその事、ユーリが新しい婚約者を作ってしまったらいいのではなくって?さすがにユーリに婚約者が出来れば、アレックス様も諦めるしかないでしょう」
私に婚約者か…
「それはちょっと厳しいわね。それらしい殿方もいないし…」
私はずっとアレックス様を追いかけてきたため、他の殿方とはあまり接点がない。それになぜか他の殿方たちは、アレックス様と私がいずれくっ付くと思っている様だし…
ついため息が出てしまう。
「ユーリは可愛いから、すぐに素敵な殿方が見つかりそうだけれど。それにあなたには、カスタマーディス伯爵家のディアン様がいらっしゃるじゃない。領地でディアン様と再会したのでしょう?」
「ディアンはそんな関係ではないわ。確かに大切な人だけれど…」
ディアン…私の大切な幼馴染。ディアンは今、どうしているのかしら?窓から見える空を見上げた。ディアンも今、この真っ青な空を見ているのかしら?ディアンと同じ空を見ていると考えただけで、心が温かくなる。
ディアン、会いたいな…
「皆様、席に着いて下さい」
いけない、先生が来てしまったわ。急いで席に着いた。
「皆様、今日から新しい仲間が加わる事になりました。どうぞ、入って来てください」
新しい仲間ですって?周りも一気に騒めく。
そして…
「今日から貴族学院に通う事になった、ディアン・カスタマーディスです。ずっと領地で療養をしておりましたが、体調も随分よくなり、王都に戻ってきました。まだ王都の生活には不慣れですが、どうぞよろしくお願いします」
笑顔で挨拶をするディアン。
「ディアン殿はずっと領地で生活をしていたこともあり、親しい貴族も少ないとの事です。皆様、ディアン殿と仲良くしてくださいね。ディアン殿の席はあそこです」
先生が案内した席は、私の隣だった。いつの間にか机が増えていたことに、全く気が付かなかったわ…
ディアンがゆっくりこちらにやって来た。
「ディアン、あなたいつ王都に戻って来たの?もう、急に学院にやって来るから、びっくりしたわ」
「黙っていてごめんね。ユーリをびっくりさせたくて。今日からよろしくね」
「ええ、もちろんよ。まさかディアンと貴族学院で一緒に過ごせるだなんて、夢みたいね」
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