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第56話:マイケル様とスイーツを食べに行きます【前編】
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無事パーティーが終わり、お兄様が国に帰ってから1週間が過ぎた頃。
「ローズ、以前君が行って美味しかったって言っていたパフェのお店なのだが、もし君さえよければ、今日一緒に行かないかい?」
「今日ですか?」
お昼休憩の勉強タイムの時、話しかけてきたマイケル様。
「そうだよ。今日はアデルもいないしね」
そういえば今日は、いつも勉強タイムに参加しているアデル様がいない。どうやら先生に呼び出されているらしい。
「私は構いませんが…さすがに2人きりというのは…」
「それじゃあ、カルミア嬢とファリサ嬢も誘おう。それなら問題ないだろう。俺はずっと、あのパフェが食べたかったんだ。頼むよ」
「分かりましたわ、それじゃあ、行きましょう。カルミア、ファリサ、いいわよね?」
隣にいた2人に声を掛ける。
「もちろんよ、私もあそこのパフェ、大好きなのよね」
「色々な種類を頼んで、シェアしましょうよ」
2人も乗り気だ。
「それじゃあ、行きましょう。やっとお兄様が帰ってくれたら、遅くなっても大丈夫よ」
中々国に帰ってくれなかったお兄様が、やっと帰ってくれたのだ。これで少しは自由にできる。
「ローズ、兄上はきっとローズが心配で、あれこれ言っていたのだろう。それなのに、兄上を邪険にしては可哀そうだよ」
「それはそうですけれど…」
「パーティーのときにご挨拶をさせていただいたが、妹思いのいい兄上だったではないか。ローランド殿の気持ちを、大切にしてあげないとね」
「あの時は、本当に失礼しました。どう謝ればいいか…」
まさかマイケル様にあんな暴言を吐くなんて…
本当に顔から火が出るくらい恥ずかしかったわ。思い出したら、また恥ずかしくなってきた。
「俺は気にしていないよ。ローランド殿が言っていたことは正論だ。それに、最後は俺を認めてくれていた様だし…とにかく、ローランド殿に心配を掛けないようにしないとね」
そう言ってにっこり笑ったマイケル様。本当に彼の寛大さには、頭が下がるわ。ただ、最後に認めてくれたとは、どういう意味かしら?
マイケル様に聞こうかと思ったが、ちょうど勉強タイムが終わる時間になったため、聞く事が出来なかった。
そして放課後。
門の前でカルミアとファリサと一緒にマイケル様を待っていると…
「ローズ、今日は3人でお出掛けかい?」
話しかけてきたのは、アデル様だ。ここはとりあえず、そうだと言っておいた方がよさそうね。
「ええ…今日はパフェを食べに行こうと思っていまして…」
「そうか、あそこのパフェ、ローズは随分と気に入っていたものね。今度僕とも行こうね」
ん?甘いものが苦手なアデル様と?あぁ、ティーナ様もご一緒にって事ね。
「ええ、また4人で行きましょうね」
「…僕は2人で行きたいのだが…」
何やらボソボソと呟いているアデル様。ただ、声が小さすぎて何も聞こえない。もう一度聞き返そうとしたのだが…
「さあ、ローズ、早く行きましょう。私もう、お腹ペコペコよ」
そう言うと、私を馬車に押し込んだカルミア。ファリサも乗り込んできて、馬車が走り出した。
「ちょっと、マイケル様は?」
「マイケル様ならきっと、後から来るわよ。さっき目で合図を送っておいたから。あのままマイケル様が出ていけば、きっとアデル様と喧嘩になるでしょう?あの2人、なんだか仲が悪い様だし…」
確かにあの場でマイケル様が現れれば、きっと言い合いになっていつまでたってもパフェのお店に行けなかっただろう。それにしても、どうしてあんなに仲が悪いのかしら?
「とにかく、今日はパフェを思う存分食べましょう。あぁ、もっと早く教えてくれたら、お昼ご飯を軽めにしたのに!」
「確かにそうよね。でも、私はもうお腹ペコペコ。今日は一番大きなパフェに挑戦するつもりよ」
「あら、私もそのつもり」
どうやら2人は大きなパフェを食べる様だ。さすがね。
そんな話をしているうちに、お店に着いた。しばらく待っていると、マイケル様もやって来たので、早速お店の中に入る。
「マイケル様、ここはとにかく種類が豊富にあるのですよ。せっかくですので、皆でシェアして食べようという話になっているのですが…よろしいでしょうか?」
「もちろんだよ!俺も色々な味が食べたいしね。さあ、早速食べよう。俺はこの特大のパフェがいいな」
「あら、マイケル様もですか?私たちもその大きいのにしようと思っておりますの。ローズはどうする?」
「私も…せっかくだから特大のにするわ。でも、食べられるかしら?」
「ローズ、大丈夫だよ。食べられなければ、俺が食べるから。大きい方にチャレンジすればいい」
そう言って胸を叩いているマイケル様。これは心強いわ。
「それでしたら私は、この大きなパフェの苺にしますわ」
「それじゃあ私はバナナに」
「私は洋ナシ」
「俺はチョコにするよ」
それぞれが別の味を頼んだ。前回ティーナ様と来た時に食べたパフェと被らなくてよかったわ。さあ、思う存分パフェを楽しみましょう!
「ローズ、以前君が行って美味しかったって言っていたパフェのお店なのだが、もし君さえよければ、今日一緒に行かないかい?」
「今日ですか?」
お昼休憩の勉強タイムの時、話しかけてきたマイケル様。
「そうだよ。今日はアデルもいないしね」
そういえば今日は、いつも勉強タイムに参加しているアデル様がいない。どうやら先生に呼び出されているらしい。
「私は構いませんが…さすがに2人きりというのは…」
「それじゃあ、カルミア嬢とファリサ嬢も誘おう。それなら問題ないだろう。俺はずっと、あのパフェが食べたかったんだ。頼むよ」
「分かりましたわ、それじゃあ、行きましょう。カルミア、ファリサ、いいわよね?」
隣にいた2人に声を掛ける。
「もちろんよ、私もあそこのパフェ、大好きなのよね」
「色々な種類を頼んで、シェアしましょうよ」
2人も乗り気だ。
「それじゃあ、行きましょう。やっとお兄様が帰ってくれたら、遅くなっても大丈夫よ」
中々国に帰ってくれなかったお兄様が、やっと帰ってくれたのだ。これで少しは自由にできる。
「ローズ、兄上はきっとローズが心配で、あれこれ言っていたのだろう。それなのに、兄上を邪険にしては可哀そうだよ」
「それはそうですけれど…」
「パーティーのときにご挨拶をさせていただいたが、妹思いのいい兄上だったではないか。ローランド殿の気持ちを、大切にしてあげないとね」
「あの時は、本当に失礼しました。どう謝ればいいか…」
まさかマイケル様にあんな暴言を吐くなんて…
本当に顔から火が出るくらい恥ずかしかったわ。思い出したら、また恥ずかしくなってきた。
「俺は気にしていないよ。ローランド殿が言っていたことは正論だ。それに、最後は俺を認めてくれていた様だし…とにかく、ローランド殿に心配を掛けないようにしないとね」
そう言ってにっこり笑ったマイケル様。本当に彼の寛大さには、頭が下がるわ。ただ、最後に認めてくれたとは、どういう意味かしら?
マイケル様に聞こうかと思ったが、ちょうど勉強タイムが終わる時間になったため、聞く事が出来なかった。
そして放課後。
門の前でカルミアとファリサと一緒にマイケル様を待っていると…
「ローズ、今日は3人でお出掛けかい?」
話しかけてきたのは、アデル様だ。ここはとりあえず、そうだと言っておいた方がよさそうね。
「ええ…今日はパフェを食べに行こうと思っていまして…」
「そうか、あそこのパフェ、ローズは随分と気に入っていたものね。今度僕とも行こうね」
ん?甘いものが苦手なアデル様と?あぁ、ティーナ様もご一緒にって事ね。
「ええ、また4人で行きましょうね」
「…僕は2人で行きたいのだが…」
何やらボソボソと呟いているアデル様。ただ、声が小さすぎて何も聞こえない。もう一度聞き返そうとしたのだが…
「さあ、ローズ、早く行きましょう。私もう、お腹ペコペコよ」
そう言うと、私を馬車に押し込んだカルミア。ファリサも乗り込んできて、馬車が走り出した。
「ちょっと、マイケル様は?」
「マイケル様ならきっと、後から来るわよ。さっき目で合図を送っておいたから。あのままマイケル様が出ていけば、きっとアデル様と喧嘩になるでしょう?あの2人、なんだか仲が悪い様だし…」
確かにあの場でマイケル様が現れれば、きっと言い合いになっていつまでたってもパフェのお店に行けなかっただろう。それにしても、どうしてあんなに仲が悪いのかしら?
「とにかく、今日はパフェを思う存分食べましょう。あぁ、もっと早く教えてくれたら、お昼ご飯を軽めにしたのに!」
「確かにそうよね。でも、私はもうお腹ペコペコ。今日は一番大きなパフェに挑戦するつもりよ」
「あら、私もそのつもり」
どうやら2人は大きなパフェを食べる様だ。さすがね。
そんな話をしているうちに、お店に着いた。しばらく待っていると、マイケル様もやって来たので、早速お店の中に入る。
「マイケル様、ここはとにかく種類が豊富にあるのですよ。せっかくですので、皆でシェアして食べようという話になっているのですが…よろしいでしょうか?」
「もちろんだよ!俺も色々な味が食べたいしね。さあ、早速食べよう。俺はこの特大のパフェがいいな」
「あら、マイケル様もですか?私たちもその大きいのにしようと思っておりますの。ローズはどうする?」
「私も…せっかくだから特大のにするわ。でも、食べられるかしら?」
「ローズ、大丈夫だよ。食べられなければ、俺が食べるから。大きい方にチャレンジすればいい」
そう言って胸を叩いているマイケル様。これは心強いわ。
「それでしたら私は、この大きなパフェの苺にしますわ」
「それじゃあ私はバナナに」
「私は洋ナシ」
「俺はチョコにするよ」
それぞれが別の味を頼んだ。前回ティーナ様と来た時に食べたパフェと被らなくてよかったわ。さあ、思う存分パフェを楽しみましょう!
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