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第6話:シャールン市に着きました
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フカフカで気持ちいい…なんだか夢の世界にいるみたい…
ゆっくり瞼を上げると、太陽の光が降り注いでいた。しまった、寝坊してしまったわ。叔母さんに怒られる。
飛び起きたのだが…
「あら?ここは?」
「おはよう、リリアちゃん。ぐっすり眠れたみたいでよかったわ。さあ、朝食にしましょう」
優しい笑みを浮かべたアロマおばあさんが、話しかけてきたのだ。そうだわ、昨日私は村を出たのだった。そして…
ふと窓の外を見ると、見た事のない立派な建物が沢山立ち並んでいた。ずっと田舎で生活していた私には、刺激が強すぎる光景だ。
「おはようございます。立派な建物が並んでいるのですね」
「ここはまだまだ田舎の方よ。シャールン市はもっと建物が立ち並んでいて、ごちゃごちゃしているわ。私はあんなごちゃごちゃした街よりも、緑豊かな場所の方が好きなのだけれど…中々うまくはいかないものよね。さあ、頂きましょう」
ここでも田舎の方なのか…シャールン市はどれくらい都会なのだろう。きっと私の想像をはるかに超えるほどの、立派な建物が立ち並んでいるのだろう。
せっかくなので、アロマおばあさんと一緒に準備された豪華な朝食を頂いた。朝からこんな豪華な食事を頂けるだなんて、私、昨日と今日で一生分の運を使い果たしたのではないかしら?
そう思うほど立派なのだ。
食後は景色を見ながら、アロマおばあさんと話を弾ませる。話題が豊富で、話していてとても楽しいアロマおばあさんとの会話。
昼食も楽しく頂いた。
そして
「リリアちゃん、シャールン市に入ったわよ。ついに帰って来てしまったのね…」
窓の外を見ると、それこそ見た事のない建物が立ち並んでいた。人も沢山いる。これがこの国最大の都市、シャールン市なのね…すごいわ…
そしてこの街に、クロードがいるのね。
あまりの景色に、つい息をのんでしまった。しばらく進むと、見た事のないほど立派な駅に停車した。これがシャールン市の駅か…
一斉に人が下りていくのが、窓の外からも見えた。私達も準備を整え、汽車から降りる。
「アロマおばあさん、本当にありがとうございました。夢のような時間を過ごすことが出来ました。このご恩は、一生忘れません」
アロマおばあさんに、改めてお礼を言った。
「私の方こそ、楽しい時間をありがとう。あなたに出会えて、本当によかったわ。これ、少しだけれど使って。それから、ぜひ我が家にも遊びに来て。これ、私の家の住所なの。絶対に遊びに来て頂戴ね」
そう言って、お金と住所の書かれた紙を渡されたのだ。
「こんなによくして頂いた上、お金までいただけませんわ。私は確かに身一つでここまで来ましたが、親切な方たちに支えられて、少しですがお金を持っておりますから」
そっとアロマおばあさんの手に、お金を返した。
「そう?あなた、本当に謙虚な子ね。もし何か困ったことがあったら、すぐに私を頼って頂戴。私はもう、リリアちゃんの事を孫だと思っているから」
「ありがとうございます。アロマおばあさん。お荷物、重いから運びますね」
これだけよくしてもらったのだ、せめて荷物位は運びたい。そう持っていたのだが…
「大奥様、おかえりなさいませ」
立派なスーツを着た男性が、こちらにやって来たのだ。大奥様だなんて、やっぱりお金持ちな方だったのだろう。
「あなた達、迎えに来てくれたのね。そうだわ、リリアちゃん。せっかくだから、あなたを彼の元に送り届けてあげるわ。裏に馬車を待たせてあるの」
何ですって!さすがにそれは申し訳なさすぎる。
「お気遣いありがとうございます。でも、私は大丈夫ですわ。ここの住所だけ教えていただければ…」
さすがに馬車で送ってもらうだなんて、申し訳なさすぎる。そんな思いで、クロードの手紙の裏に書いてあった住所を見せた。
「ここに行くには、馬車を乗りついでいく必要がありますね。馬車乗り場までお供しましょう」
どうやら馬車乗り場まで連れて行ってくれる様だ。さすがに申し訳ないが、田舎者の私が1人で馬車乗り場までたどり着ける自信はない。お言葉に甘える事にした。
「ここが馬車乗り場です。あの5番目の馬車に乗ってください。その後の乗り継ぎ方法は、紙に書いておきますね」
「何から何まで、本当にありがとうございました。アロマおばあさんも足が悪いのに、私について来てくださり、本当にありがとうございました」
「リリアちゃん、落ち着いたら必ず我が家を訪ねて来てね。もし困ったことがあったら、すぐに連絡をして。必ずよ」
「ええ、もちろんですわ。それでは失礼いたします」
最後にアロマおばあさんの手をギュッと握り、笑顔でその場を後にする。
本当に素敵な方だった。落ち着いたら必ず、おばあさんに会いに行こう。
ゆっくり瞼を上げると、太陽の光が降り注いでいた。しまった、寝坊してしまったわ。叔母さんに怒られる。
飛び起きたのだが…
「あら?ここは?」
「おはよう、リリアちゃん。ぐっすり眠れたみたいでよかったわ。さあ、朝食にしましょう」
優しい笑みを浮かべたアロマおばあさんが、話しかけてきたのだ。そうだわ、昨日私は村を出たのだった。そして…
ふと窓の外を見ると、見た事のない立派な建物が沢山立ち並んでいた。ずっと田舎で生活していた私には、刺激が強すぎる光景だ。
「おはようございます。立派な建物が並んでいるのですね」
「ここはまだまだ田舎の方よ。シャールン市はもっと建物が立ち並んでいて、ごちゃごちゃしているわ。私はあんなごちゃごちゃした街よりも、緑豊かな場所の方が好きなのだけれど…中々うまくはいかないものよね。さあ、頂きましょう」
ここでも田舎の方なのか…シャールン市はどれくらい都会なのだろう。きっと私の想像をはるかに超えるほどの、立派な建物が立ち並んでいるのだろう。
せっかくなので、アロマおばあさんと一緒に準備された豪華な朝食を頂いた。朝からこんな豪華な食事を頂けるだなんて、私、昨日と今日で一生分の運を使い果たしたのではないかしら?
そう思うほど立派なのだ。
食後は景色を見ながら、アロマおばあさんと話を弾ませる。話題が豊富で、話していてとても楽しいアロマおばあさんとの会話。
昼食も楽しく頂いた。
そして
「リリアちゃん、シャールン市に入ったわよ。ついに帰って来てしまったのね…」
窓の外を見ると、それこそ見た事のない建物が立ち並んでいた。人も沢山いる。これがこの国最大の都市、シャールン市なのね…すごいわ…
そしてこの街に、クロードがいるのね。
あまりの景色に、つい息をのんでしまった。しばらく進むと、見た事のないほど立派な駅に停車した。これがシャールン市の駅か…
一斉に人が下りていくのが、窓の外からも見えた。私達も準備を整え、汽車から降りる。
「アロマおばあさん、本当にありがとうございました。夢のような時間を過ごすことが出来ました。このご恩は、一生忘れません」
アロマおばあさんに、改めてお礼を言った。
「私の方こそ、楽しい時間をありがとう。あなたに出会えて、本当によかったわ。これ、少しだけれど使って。それから、ぜひ我が家にも遊びに来て。これ、私の家の住所なの。絶対に遊びに来て頂戴ね」
そう言って、お金と住所の書かれた紙を渡されたのだ。
「こんなによくして頂いた上、お金までいただけませんわ。私は確かに身一つでここまで来ましたが、親切な方たちに支えられて、少しですがお金を持っておりますから」
そっとアロマおばあさんの手に、お金を返した。
「そう?あなた、本当に謙虚な子ね。もし何か困ったことがあったら、すぐに私を頼って頂戴。私はもう、リリアちゃんの事を孫だと思っているから」
「ありがとうございます。アロマおばあさん。お荷物、重いから運びますね」
これだけよくしてもらったのだ、せめて荷物位は運びたい。そう持っていたのだが…
「大奥様、おかえりなさいませ」
立派なスーツを着た男性が、こちらにやって来たのだ。大奥様だなんて、やっぱりお金持ちな方だったのだろう。
「あなた達、迎えに来てくれたのね。そうだわ、リリアちゃん。せっかくだから、あなたを彼の元に送り届けてあげるわ。裏に馬車を待たせてあるの」
何ですって!さすがにそれは申し訳なさすぎる。
「お気遣いありがとうございます。でも、私は大丈夫ですわ。ここの住所だけ教えていただければ…」
さすがに馬車で送ってもらうだなんて、申し訳なさすぎる。そんな思いで、クロードの手紙の裏に書いてあった住所を見せた。
「ここに行くには、馬車を乗りついでいく必要がありますね。馬車乗り場までお供しましょう」
どうやら馬車乗り場まで連れて行ってくれる様だ。さすがに申し訳ないが、田舎者の私が1人で馬車乗り場までたどり着ける自信はない。お言葉に甘える事にした。
「ここが馬車乗り場です。あの5番目の馬車に乗ってください。その後の乗り継ぎ方法は、紙に書いておきますね」
「何から何まで、本当にありがとうございました。アロマおばあさんも足が悪いのに、私について来てくださり、本当にありがとうございました」
「リリアちゃん、落ち着いたら必ず我が家を訪ねて来てね。もし困ったことがあったら、すぐに連絡をして。必ずよ」
「ええ、もちろんですわ。それでは失礼いたします」
最後にアロマおばあさんの手をギュッと握り、笑顔でその場を後にする。
本当に素敵な方だった。落ち着いたら必ず、おばあさんに会いに行こう。
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