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第4話:クラウド様にアピール開始です
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使用人たちにマッサージをした翌日、久しぶりに学院に向かう為、制服に袖を通す。
「ミレニア、無理して学院に行かなくてもいいんだよ。きっと、お前と王太子の婚約解消の噂で持ち切りだろう」
お父様が心配そうに声を掛けて来た。
「大丈夫よ!これは私が望んだ事ですもの。誰が何といおうと、特に気にならないわ」
それよりもクラウド様よ。もう随分と物語が進んでいるのよね。確か、反王政派がクライド様に近づくのは、3年生に入ってしばらく経った頃だと思ったのだけど…ダメだ、記憶が曖昧過ぎる。まだ3年生になってから、1ヶ月も経っていないから、多分大丈夫だと思うけれど…
とにかく、クラウド様があの組織と接触する前に、何とかしてクラウド様を守らないと!
「それじゃあ、お父様、お母様。行って来ます!!!!」
「行ってらっしゃい。気を付けてね…」
あまりの私の張り切りように、驚きを隠せないお父様とお母様。馬車に乗り込み、学院を目指す。学院までは馬車で5分。あっという間に着いてしまった。
馬車から降りると、私の取り巻き達が飛んできた。
「ミレニア様、聞きましたわ!王太子殿下と婚約を解消されたのですってね」
「それにしても、あの男爵令嬢!図々しいにも程がありますわ。まさか、ミレニア様と王太子殿下を婚約解消まで追い込むなんて」
「本当に!ミレニア様、お気を確かに!」
きっと慰めてくれているのだろうが、別に慰めてもらわなくても全然問題ないのだが…
「皆さま、ありがとう。でも、私は全然気にしておりませんので。むしろ、あんな浮気男…おっと失礼…他の女性を愛している男性と結婚しても、幸せになれないでしょう?それに元はと言えば、婚約者が居るのにソフィー様と恋仲になった殿下が悪いと思いますの。だから、あまりソフィー様の事を悪く言うのはお止めになった方が宜しいかと」
私の言葉を聞き、口をポカンと開けている取り巻き達。
「それでは私はこれで、ごきげんよう」
挨拶をしてさっさと自分の教室に向かう。教室内でも、私と王太子殿下の婚約解消の話題で持ちきりの様で、私が教室に入った途端静まり返った。
さすがにこの沈黙は、ちょっと…
しばらくすると、王太子殿下とソフィー様が入って来た。ちなみに私と王太子殿下、ソフィー様、さらにクラウド様は同じクラスだ。まあ何でもそうだが、主要メンバーは大体同じクラスの事が多いのよね。
「おはよう、ミレニア」
なぜか私に話しかけて来た王太子殿下。
「王太子殿下、おはようございます。私と殿下の婚約は解消されております。婚約者でもない女性を呼び捨てにするのは、いかがなものかと」
馴れ馴れしく話しかけて来るな!この浮気男!そうだわ、ソフィー様に謝っておかないとね。
「ソフィー様、おはようございます。今まで酷い事をしてごめんなさい!許して欲しいとは言わないわ。でも、どうしても謝りたかったの。ご存じの通り、私と殿下の婚約は解消したわ。もうこれで、あなたが周りからとやかく言われる事も無いはずよ」
悪い事をしたら謝る。これは常識よね。そもそも私は、ヒロインでもあるソフィー様も好きなキャラだった。家族から無視されて育ったにもかかわらず、健気に必死に生きる姿は、読者の涙を誘ったものだ!
やっぱり、ソフィー様には幸せになって欲しいものね。これからは、陰ながら彼女の幸せを見守ろう。まさに、母親の様に!
おっといけない、ついつい前世の時の自分が出てしまうのよね。そもそも、母親は無いわね。せめて姉か!
1人ニヤニヤしていると、先生が入って来た。貴族学院の授業は、主に日本と同じように、数学や歴史などの他に、他国の言葉やマナーレッスン、ダンスレッスンなどがある。
1時間目が終わると、次はダンスレッスンだ。ダンスレッスンでは、クラスの男女がペアを組み踊る。基本的にパートナーと踊るのが一般的なのだが、今の私にはパートナーがいない。
まあ、いた頃でも浮気男(王太子)はソフィー様とペアを組んでいた。そのたびに激怒して、授業をサボっていた。
ふと周りを見渡すと、いた!クラウド様だわ。壁にもたれてボーっとしている。そう、クラウド様は黒い髪のせいで、クラスでもずっと1人なのだ。ダンスも誰とも踊ろうとしない。というより、踊る相手がいないのだ!
迷わずクラウド様の元へと向かう。
「クラウド様!私と踊っていただけますか?」
にっこり笑って手を差し出した。でも、手を取ってくれない。なぜだ…
「クラウド様、私ではお嫌ですか?」
必殺、前世でモテ子に教えてもらった上目遣い!ちなみに、ヒロインのライバル役という事もあり、容姿は物凄く美しい。さらに、美ボディーも魅力の1つだ。前世でもこれくらい美しければ、もっと自分に自信が持てたのに…
おっと話がそれてしまった!今はクラウド様だ。なぜか顔を真っ赤にして固まっている。仕方ない!自分からクラウド様の手を取り、ホールへと向かう。周りからはざわめきが聞こえるが、そんな事知ったこっちゃない!
「あ…あの…マーケッヒ公爵令嬢」
「クラウド様、私の事は、ミレニアと呼んでくださいませ」
「あの、ミレニア嬢。僕なんかと踊ったらダメだよ」
「どうしてダメなのですか?私はあの浮気男…失礼。王太子殿下との婚約は解消しております。婚約者のいない私が、どうしてクラウド様と踊ってはいけないのですか?」
「イヤ…そうではなくて…」
戸惑うクラウド様を無視し、音楽に合わせて踊りだした。私の踊りに合わせて、クラウド様も踊りだす。でも、なぜか私の背中に触れないようにしているのが気になる!
「クラウド様はダンスがお上手なのですね。でも、腰はしっかり触れるのがマナーですわよ」
私の言葉を聞き、慌てて腰に手を当てたクラウド様。顔は真っ赤だ。何なの、この物凄く可愛い反応は!可愛い!可愛すぎるわ!1曲目があっという間に終わってしまった。
もちろん、2曲目もクラウド様と踊る為、がっちり手を握っている。相変わらずクラウド様は顔を真っ赤にしている。いつも表情をほとんど出さないクラウド様。新しい発見が出来て良かったわ。
2曲目も3曲目も一緒に踊った。小説では文字ばかりであまり顔を想像することも無かったけれど、こうやって見るとクラウド様は物凄くカッコいい。サラサラの黒髪に、ルビーの様な赤い瞳。スッーと通った鼻。ヤバい、めちゃくちゃカッコいいじゃない!
前世から推しだったけれど、増々彼の推しになってしまうわ。3曲終わったところで、他の令息たちがやって来た。
「ミレニア嬢。よろしければ、俺達とも踊っていただけますか?」
どうやらダンスの誘いの様だ。悪女と名高い私にダンスを申し込んで来るなんて、さては公爵家との繋がりを持ちたいんだな。でも…
「ごめんなさい。3曲踊って少し疲れてしまったの。また、次誘っていただけるかしら?行きましょう、クラウド様!」
令息たちに断りを入れ、クラウド様の手をがっちりつかんでホールの隅のイスに座る。ちなみにダンスの授業は比較的自由で、疲れたらイスに座って休んでよくなっている。
「クラウド様、今日は踊っていただきありがとうございました。とっても楽しかったですわ!」
「僕の方こそ、ありがとう。こんな風に人と話したのは、何年ぶりだろう…とても楽しかったよ」
そう言って笑ってくれた。あぁ、尊いわ!なんて尊いのかしら…
「クラウド様、もしよろしければ、次回からも私と一緒に踊っていただけますか?そうだわ、今日のお昼は一緒に食べましょう!」
いけないわ、つい興奮してクラウド様に鼻息荒く詰め寄ってしまった。これじゃあ、まるで変態ね。
「あの…僕で良ければ…」
ハニカミながらそう答えてくれたクラウド様!素敵だわ。なんて素敵なの!完全にノックアウトされたミレニアであった。
「ミレニア、無理して学院に行かなくてもいいんだよ。きっと、お前と王太子の婚約解消の噂で持ち切りだろう」
お父様が心配そうに声を掛けて来た。
「大丈夫よ!これは私が望んだ事ですもの。誰が何といおうと、特に気にならないわ」
それよりもクラウド様よ。もう随分と物語が進んでいるのよね。確か、反王政派がクライド様に近づくのは、3年生に入ってしばらく経った頃だと思ったのだけど…ダメだ、記憶が曖昧過ぎる。まだ3年生になってから、1ヶ月も経っていないから、多分大丈夫だと思うけれど…
とにかく、クラウド様があの組織と接触する前に、何とかしてクラウド様を守らないと!
「それじゃあ、お父様、お母様。行って来ます!!!!」
「行ってらっしゃい。気を付けてね…」
あまりの私の張り切りように、驚きを隠せないお父様とお母様。馬車に乗り込み、学院を目指す。学院までは馬車で5分。あっという間に着いてしまった。
馬車から降りると、私の取り巻き達が飛んできた。
「ミレニア様、聞きましたわ!王太子殿下と婚約を解消されたのですってね」
「それにしても、あの男爵令嬢!図々しいにも程がありますわ。まさか、ミレニア様と王太子殿下を婚約解消まで追い込むなんて」
「本当に!ミレニア様、お気を確かに!」
きっと慰めてくれているのだろうが、別に慰めてもらわなくても全然問題ないのだが…
「皆さま、ありがとう。でも、私は全然気にしておりませんので。むしろ、あんな浮気男…おっと失礼…他の女性を愛している男性と結婚しても、幸せになれないでしょう?それに元はと言えば、婚約者が居るのにソフィー様と恋仲になった殿下が悪いと思いますの。だから、あまりソフィー様の事を悪く言うのはお止めになった方が宜しいかと」
私の言葉を聞き、口をポカンと開けている取り巻き達。
「それでは私はこれで、ごきげんよう」
挨拶をしてさっさと自分の教室に向かう。教室内でも、私と王太子殿下の婚約解消の話題で持ちきりの様で、私が教室に入った途端静まり返った。
さすがにこの沈黙は、ちょっと…
しばらくすると、王太子殿下とソフィー様が入って来た。ちなみに私と王太子殿下、ソフィー様、さらにクラウド様は同じクラスだ。まあ何でもそうだが、主要メンバーは大体同じクラスの事が多いのよね。
「おはよう、ミレニア」
なぜか私に話しかけて来た王太子殿下。
「王太子殿下、おはようございます。私と殿下の婚約は解消されております。婚約者でもない女性を呼び捨てにするのは、いかがなものかと」
馴れ馴れしく話しかけて来るな!この浮気男!そうだわ、ソフィー様に謝っておかないとね。
「ソフィー様、おはようございます。今まで酷い事をしてごめんなさい!許して欲しいとは言わないわ。でも、どうしても謝りたかったの。ご存じの通り、私と殿下の婚約は解消したわ。もうこれで、あなたが周りからとやかく言われる事も無いはずよ」
悪い事をしたら謝る。これは常識よね。そもそも私は、ヒロインでもあるソフィー様も好きなキャラだった。家族から無視されて育ったにもかかわらず、健気に必死に生きる姿は、読者の涙を誘ったものだ!
やっぱり、ソフィー様には幸せになって欲しいものね。これからは、陰ながら彼女の幸せを見守ろう。まさに、母親の様に!
おっといけない、ついつい前世の時の自分が出てしまうのよね。そもそも、母親は無いわね。せめて姉か!
1人ニヤニヤしていると、先生が入って来た。貴族学院の授業は、主に日本と同じように、数学や歴史などの他に、他国の言葉やマナーレッスン、ダンスレッスンなどがある。
1時間目が終わると、次はダンスレッスンだ。ダンスレッスンでは、クラスの男女がペアを組み踊る。基本的にパートナーと踊るのが一般的なのだが、今の私にはパートナーがいない。
まあ、いた頃でも浮気男(王太子)はソフィー様とペアを組んでいた。そのたびに激怒して、授業をサボっていた。
ふと周りを見渡すと、いた!クラウド様だわ。壁にもたれてボーっとしている。そう、クラウド様は黒い髪のせいで、クラスでもずっと1人なのだ。ダンスも誰とも踊ろうとしない。というより、踊る相手がいないのだ!
迷わずクラウド様の元へと向かう。
「クラウド様!私と踊っていただけますか?」
にっこり笑って手を差し出した。でも、手を取ってくれない。なぜだ…
「クラウド様、私ではお嫌ですか?」
必殺、前世でモテ子に教えてもらった上目遣い!ちなみに、ヒロインのライバル役という事もあり、容姿は物凄く美しい。さらに、美ボディーも魅力の1つだ。前世でもこれくらい美しければ、もっと自分に自信が持てたのに…
おっと話がそれてしまった!今はクラウド様だ。なぜか顔を真っ赤にして固まっている。仕方ない!自分からクラウド様の手を取り、ホールへと向かう。周りからはざわめきが聞こえるが、そんな事知ったこっちゃない!
「あ…あの…マーケッヒ公爵令嬢」
「クラウド様、私の事は、ミレニアと呼んでくださいませ」
「あの、ミレニア嬢。僕なんかと踊ったらダメだよ」
「どうしてダメなのですか?私はあの浮気男…失礼。王太子殿下との婚約は解消しております。婚約者のいない私が、どうしてクラウド様と踊ってはいけないのですか?」
「イヤ…そうではなくて…」
戸惑うクラウド様を無視し、音楽に合わせて踊りだした。私の踊りに合わせて、クラウド様も踊りだす。でも、なぜか私の背中に触れないようにしているのが気になる!
「クラウド様はダンスがお上手なのですね。でも、腰はしっかり触れるのがマナーですわよ」
私の言葉を聞き、慌てて腰に手を当てたクラウド様。顔は真っ赤だ。何なの、この物凄く可愛い反応は!可愛い!可愛すぎるわ!1曲目があっという間に終わってしまった。
もちろん、2曲目もクラウド様と踊る為、がっちり手を握っている。相変わらずクラウド様は顔を真っ赤にしている。いつも表情をほとんど出さないクラウド様。新しい発見が出来て良かったわ。
2曲目も3曲目も一緒に踊った。小説では文字ばかりであまり顔を想像することも無かったけれど、こうやって見るとクラウド様は物凄くカッコいい。サラサラの黒髪に、ルビーの様な赤い瞳。スッーと通った鼻。ヤバい、めちゃくちゃカッコいいじゃない!
前世から推しだったけれど、増々彼の推しになってしまうわ。3曲終わったところで、他の令息たちがやって来た。
「ミレニア嬢。よろしければ、俺達とも踊っていただけますか?」
どうやらダンスの誘いの様だ。悪女と名高い私にダンスを申し込んで来るなんて、さては公爵家との繋がりを持ちたいんだな。でも…
「ごめんなさい。3曲踊って少し疲れてしまったの。また、次誘っていただけるかしら?行きましょう、クラウド様!」
令息たちに断りを入れ、クラウド様の手をがっちりつかんでホールの隅のイスに座る。ちなみにダンスの授業は比較的自由で、疲れたらイスに座って休んでよくなっている。
「クラウド様、今日は踊っていただきありがとうございました。とっても楽しかったですわ!」
「僕の方こそ、ありがとう。こんな風に人と話したのは、何年ぶりだろう…とても楽しかったよ」
そう言って笑ってくれた。あぁ、尊いわ!なんて尊いのかしら…
「クラウド様、もしよろしければ、次回からも私と一緒に踊っていただけますか?そうだわ、今日のお昼は一緒に食べましょう!」
いけないわ、つい興奮してクラウド様に鼻息荒く詰め寄ってしまった。これじゃあ、まるで変態ね。
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