碧のサバク

三毛山猫

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プロローグその伍

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■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□□□□□□□□□□□□□□□□□◯◯◯◯◯◯○○○○○

 ーーあのーーーーあのーもしもーしーー。

 人影がチラチラとぼやけて此方に何か語りかけているようだ。
 ハルト「(゜ロ゜)っは!」ヽ(゚д゚ヽ))キョロ((ノ゚д゚)ノキョロヽ(゚д゚ヽ))キョロ((ノ゚д゚)ノキョロ
 (*゜Q゜*)ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる(*゚Д゚)

 謎の声「あのーーあのーー!こっちです。こっち見てください。」

 辺りは真っ白で何も見えないかったが、声の方に振りかって見ると誰か立っていた。
 ハルト「・・・・・ん?」
 謎の声「・・ッフ」「やっとですか待ちくたびれました。」「では急いでいるので、早速手続きはじめましょう」
 ハルト「ん!ん?んん!?」

 どこか見覚えある容姿と聞き覚えのある声は彼の脳内電圧を極限まで引き上げられた。
 彼の中の五個の思考回路たちが大興奮するなか緊急会議を執り行い始めた。
□□□□□□□□□□□□□□□□
 脳ハルト3「なんで?なんで??ってか!生゚+。:.゚(*゚Д゚*)゚.:。+゚かっかわいい!!(*≧з≦)かわいいぞ!!
    愛で!ヽ(●´ε`●)ノ愛で!」
 脳ハルト4「何をしてる少し落ち着け」
 脳ハルト3「えーーーだってだって・・・鼻血出てる人には言われなくないなー
         p(`ε´q)ブーブー」
 脳ハルト4「🟥ダラダラ🟥
       鼻((///∇///)血・・・」
 脳ハルト1「お前も早くティッシュ一箱鼻に突っ込んでおけ・・・でないと我々は死ぬぞ!」
 脳ハルト2「・・・👓️カチャ」
 脳ハルト5「・・・zzz」
 脳ハルト1「一同酔狂になるのは分かる。だか、しかし今一度分析係り脳ハルト2の答えを聞こうじゃないか」
 脳ハルト3「おっけーok」
    脳ハルト4「い″い″だろ″」
 脳ハルト5「・・zzz・・・zzz」
 脳ハルト1「では、聞こう脳ハルト2よ。彼女は【海老原 ももか】なのか?」
 全員の表情がゴクリと固まる。
   脳ハルト2はお茶をズ・ズ・ズと啜り、飲みほすと一同を目だけでなぞるように見渡し、重々し口振りで話し始める
 脳ハルト2「・・・・まず始めに皆さん鼻からティッシュ箱を外してください話しはそれからです。」
 ━ ━《脳ハルト海馬記録より》━ ━
 そもそも【海老原 ももか】とは彼が崇拝推しする東京都渋谷区限定地下アイドルグールプif 5-FIVE-エンジェルスターズのメンバーある。なぜか、彼女たちはトップクラス実力をあるにもかかわず、極端に知名度が無かった。にも関わらず、彼女たちの毎週末に執り行う地下ライブハウスはいつも満員御礼にる不思議なグループだった。
 彼が初めてライブに行ったのは必然的か偶然かは分からないが、彼がスクランブル交差点を渡っている時に誰かにいきなり手を引かれ、そのままに地下ライブハウスに入ってしまう。
 手を引かれている時の手の平の感触は、何故か懐かしく感じた。
・・・でもその感触を噛みしめる暇もなく、彼は既に彼女たちにの色鮮やかな世界に彼の中の”光景”(心)は真っ白な世界へと変わっていた。
 彼は間違いなくこの時から覆い被さって、縛り上げられた仮面の貴公子から剣と盾と鎧を装備して闘う反面の没落貴公子に変わってしまったのだろう。
 まさに、If 5-FIVE-エンジェルスターズの彼女たちの行動や発言は彼にとって原動力となってっいったのだ。
 ━ ━《以上、脳ハルト海馬より》━ ━
 
 (・。・)(・_・ )(・・)((zzz ̄- ̄)
 脳ハルト2「・・・では、此方らが現在の海老原 ももか の映像です。」
 円卓上に海老原 ももか と思われる映像が映し出される。
 💻️タタン…
 脳ハルト2「此が我々が蓄積してきた海老原 ももか のデータです。」
 2つデータが円卓上に並ぶ。
 脳ハルト一同「・・・」
  脳ハルト2「更に重ね合わさると」💻️タタン…
海老原 ももか の現在のデータと過去のデータが円卓上に重ね合わさる。
 脳ハルト一同「・・・!!!」
 脳ハルト1「か、髪の色が違うだけ🟥ぶーはアア!」
 脳ハルト2「そう…間違いなく99%海老原 ももか 本人…🟥ぶーはあ!だと、言・え・るでしょう…」バダリ
 脳ハルト3「にばーん!!🟥ぶーはぁ!」
    脳ハルト4「フフフ皆だらしない🟥ダラダラ」
 脳ハルト5「…zzz」
 脳ハルト1「ウ゛ウ゛ウ…な・ら・ば皆一同やることは一・つ・だ…此にて会議をおえる。🟥ぶーはぁ!また、見てしまった。」バダリ
 □□□□□□□□□□□□□□□
 海老原ももか?「ちょっと!もしもーし!」
 ハルト「は!!サイン下さい!ももかタン!」
 海老原ももか?「・・・ムリ!」
 ハルト「Σヽ(゚Д゚; )ノなんでで?サイン貰ったことないです。こんなに崇拝してるのにですよ。何かおかしんですょ。毎週のようにサインして貰っているよう気はするですけどね!一枚も一枚もですよ!サインが!サインが!ないです!!」チラ
 海老原ももか?「『・・・ふーん。なるほど』君…」
 ハルト「春瀬川 ハルトです!ハルトって呼んで下さい!」
 海老原ももか?「…っじゃハルト。貴方は海老原ももかの崇拝者(ファン)なのね」
 ハルト「(*-∀-)♪ハルトだってヘヘヘ♪」
 海老原ももか?「・・・聞いてますか~・・・あまりに時間がないのでやっぱり詮索はしないで、仕事としてさっさとすませます」
 海老原ももか?が両手をかざすと彼の身体が光り薄くなって行く。
 ハルト「は!よく分からないけど、まって!まって!!ファンです。ファンですから!」 
 その声に両手をかざすとの止めると彼の身体は元にもどって行く。
 ハルト『今何となく死ぬかと思った(((((゜゜;)』
 海老原ももか?「ん?ハルト、君ね、もう死んでるから」
 ハルト「( *゚A゚)へ?『何か心、読まれた?死んだ?どういうこと?』」
 海老原ももか?「へ?じゃなくて、私をおもいきっり引っ張たでしょうが!腑に落ちないとろが色々と有るけど業務上、これ以上の開示されてないし、これでも―女神―ある私が魂深記録が観れない何て・・・っふー・・・・・『本当!何者なの!?』とにかく、ハルト。君が引っ張て、私が抵抗した擦付(せい)で君を中心として特異点が生まれてハルト。君は爆発して死んだのよ」 
 ハルト「『突発的な強烈な力場が生まれたってことかな?それで…なる程なる程』…分かりました…じゃサイン下さい!!あの世ので!家宝にしますから!」
 海老原ももか?「だ・か・らムリだって…」
 ハルト「( ゚Д゚)なんでで??」チラ
 海老原ももか?「神族―女神―モルディカ・ル・エルティアラだからよ」
 ハルト「へ?モルディカ・ル・エルティアラ…神族―女神―だからサインがてきない?ん?」
 モルディカ「私達、神は『秀才だったとはいえ神教典記録まで学んで来てるわけないか…だからここの勤務にして貰ったのに…』信仰心が力の源、その力が大きければ大きい程、その力で奉仕する義務が有るからよ。もし、偶像でも作られて祀られたらそれだけで信仰心が生まれしまう。これもまた、奉仕する義務がある」
 ハルト「ん?それとサインと何か関係があると?」
 モルディカ「If 5-FIVE-エンジェル海老原 ももか として『あーもー時間ないのに』東京都渋谷区限定地下アイドルを細々とやっていたのは何故だと思う?」
 ハルト「信仰心を集めるため…にしてはおかしい…それならもっと大規模にやれば全国いや世界まで行く位の実力はあった?気がするような…あれ?無かったよう気がするような…あれれ?」
 モルディカ「ハルト、君には今さらだけど『認識操作は効いてるし…』確かに世界まで行く事なんてたやすかった」
 ハルト「おぉ!!」
 モルディカ「でも、しなかった」
 ハルト「なんでで??」
 モルディカ「か、帰れなくなるから」
 ハルト「え?どこに?」チラ
 モルディカ「ニーブルヘブン!神々が住まう町によ!ハルト。君が一日何かを行い何かを成し遂げたら自宅に帰るように、この私、神族―女神―モルディカルエ・ル・ティアラもまた信仰に見合うだけの奉仕をしたら、ニーブルヘブンにある自邸に帰って、浴場で汗を流して、アロマをたいて、フカフカのベッドで休んで英気を蓄えられたのなら、また勤めにはげめるじゃない!」
 ハルト「…ふつうなのでは?」チラ
 モルディカ「Σ( ゚Д゚)…ひ、人の価値観で言わないで!うっかり張り切り過ぎて二万年も自邸に帰れなかった私の気持ちなんて分かるかけない!」「ようやく帰って着てみれば、仕様人である天使はいないし、屋敷はボッロボロだし、だから、だから、程度よく信仰と奉仕を上手く循環出来る週休5日、2勤のアイドル稼働することにしたの!」
 ハルト「そ、そなんですね!海老原 ももか様の存在は自分にとって、掛け替えのない存在になりました。ありがとうございました!」
 モルディカ「(///ω///)♪べ、別に仕事だから」
 ハルト「だとしても、自分はサインがほしてです!\(^^)/」
 モルディカ「(⌒‐⌒)ムリ!」
 ハルト「!!Σ(゜ロ゜)」チラ
 モルディカ「いい?『これまでの話しで察してくれると思ってたのに…』それは、偶像にあたるからよムリなの…特に直接―女神―が書いたものはより偶像の質が上がるから、信仰力も上がる、上がったその分奉仕しなければならない、これだけで、週休5日、2勤のアイドル稼働がくずれてしまう。だから、いままで認識操作を使って書いて貰ったと、認識させてたのよ」「ハルト。君には本当、今さらだけど…」クラ
 ーーっ。神力が…急がないとーー
  ハルト「はぁー、残念ですけど分かりました。でこれからどうなるですか?」チラ
 モルディカ「っふ…『やっと、本題に』本来魂深査定なしにはあり得ない事なんだけど、転身転生の先が決まっているからこの私、神族―女神―モルディカルエ・ル・ティアラの神力をもって次の生命体に魂深を定着さます。」
 ハルト「じゃ…これでもうお別れってことですね。本当に残念です。」チラ、チラ
 モルディカ「・・・さっきから気にはなっていたのだけれど、何をそんなにチラ、チラと見ているの?」
 ハルト「えーっと、何て言えば、怒らいのかなーって…」
モルディカ「怒る?私なんで?時間がないからはっきり言って…」 
 ハルト「っ…じゃ…で、てます。」
モルディカ「何が、!?」
ハルト「パ・ンティ( ^∀^)が!?」
モルディカ「Σヽ(゚∀゚;)え?
Σヽ(゚Д゚; )ノ!?ヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァ」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
         🤲
 ハルト「!?(゜ロ゜ノ)ノ」
         バ     
    ◎ m(。≧Д≦。)m ◎
         カ
         ┃
         ┃
         ┃
         ┃
彼は両手で突き飛ばされて消えたのだった。

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