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早苗と健斗⑩ side早苗
side早苗
「俺はゆかりのお兄ちゃんで早苗のお兄ちゃんじゃないぞ」
「あはは!知ってる!でもウチは健斗くんから見たらゆかりの友達だし? 妹みたいなもんでしょ?」
「だから妹じゃねえよ!」
いきなりキスされて、そのまま押し倒された。
健斗くんも男だもんな、好きじゃなくてもそういうことしたくなっちゃう時があるよな。
でもこの状況はマジでヤバい。
「妹とか思ったことなんか一度もないよ、俺は早苗が好きだ。俺と付き合ってくれ」
は? ま、マジで? でも、だって、まさか。
「健斗くんはモテるっしょ? 優しいし、イケメンだしな。ウチみたいなガキを相手にしなくても、もっと大人のおん・・・んんっ」
またキスされた。
ヤバい、頭がふわふわするじゃんか。
「そんな話は聞きたくない。早苗が好きなんだ。俺の恋人になってくれ、うんっていってくれ」
ウチはふわふわの頭のまま、健斗くんの望む返事を返した。
そのあとは何が何だか分からない内にゆかりん家に行って、結婚するという事になった。
ウチが結婚?健斗くんと?!
あーヤバい、これヤバい。
恥ずかしくて、嬉しくて、熱が出そうだよ!
ゆかり、助けて!!!
「ゆ、ゆか・・・・・・」
「あ、もしもし! ありさ?! あのねビッグニュースだよ!!!」
って、ありさに報告してるし!
早いなおい!
──────────
最終章①~ありさちゃん遅れるって
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