取り憑かれた転生令嬢の日常 ~私は今日もボッチです~

太もも大使

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平穏な日常とは?

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☆あらすじ☆

謎のなんとか…ゲームが始まったらしい。
そうそう乙女ゲームね!


※本編※


その乙女ゲームがなんだろうと、私には関係ない。だって、我が家は特殊で恋愛結婚可だし、私を守ってくれる素敵な男性が良いけど、守ってくれる(勝てる人)なんて今のところお爺様しか居ないのだから。

そして、お爺様はお婆様の事が未だに大好きで、惜しまれながらも引退し家督をお父様に譲ったあと森の砦に2人で住んでいる。

ん?今も?あれ?
お婆様、今も生きてるの?お爺様が英雄になったとき、もう結婚してたけど英雄になってから100年は経過しているハズ…。初老の老夫婦って感じなんだけど…
もしかして、お婆様ってエルフかドワーフ?
あれ?家じゃなくて、砦?に住んでるの?思い出したら矛盾点が増えていく。
あ"ぁ~ワケわかんなくなる!今度お爺様とお婆様に会ったらキチンと聞こう。

いやいや、今それは良いとして…
良くないけど、今は【チェンジ】をどうにかしないと周囲を威圧する素行の悪い人になっちゃう。脳筋殿下じゃあるまいし…

今日は疲れた(精神的に)ので早退して日課の運動でもして発散しましょう。今日は剣術ね。
SAMURAIサムライのように剣で剣を弾くみたいなカッコいい事したいお年頃(?)なのです。今の自分なら、あのフザケタ部長に負けないのに!!いや、昔(前世)の話はいいや。


☆☆☆☆☆


翌日。

魔術科の授業中、前の席の女性徒2人がこそこそ話している。

「ねぇねぇ、聞いた?迷宮都市の話…」

「元魔族領で発見された高難易度ダンジョンで街作ってるってヤツでしょ?そんなに凄いの?ずいぶん前じゃん?」

「そりゃそうよ!Aクラスパーティー10組とSクラスパーティー2組が攻略に入ってって1年経っても100層目のフロアボス倒せなかったって!」

だんだん大きくなる声についに先生が気付いて紙の資料を丸めて近付いてくる。

「こ~ら!」ポコ!

「「ごめんなさ~い」」

まだこの世界にそんな魅力的な場所があったなんて…
ってそうじゃなくて、授業中の授業に関係ない話を"コソコソ話す"みたいなのに憧れてるのよ私は!!淑女科ではシューカ様が隣に来てくれたけど授業(サロンやお茶会)は情報交換の場だし、他のクラスの時は周りに人が来ない。ハブられてるのかは分からないが座った席の横一列誰も座らなくなるからとても寂しい。お陰さまで一番後ろに一人席を用意してもらって事なきを得た………。












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