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一章
ステータス発表
しおりを挟む王城内
「宮廷魔術師長、ステータスは出たか?」
「ハイ、こちらです。」
王は召喚の間から玉座の間の横にある応接室へと移って、宮廷魔術師長から魔導具で怪物のステータスを書き写した紙を王へと渡す。
魔術師長は、震えているようだが…
***********
名前:ゴライヴァイス
種族:宇宙怪獣
性別:♂
レベル:1
体力:10000
スタミナ:5000
MP:0
attack:B defence:B speed:B
スキル:噛みつき
引き裂き
薙ぎ払い
踏みつけ
火炎放射
跳躍
指揮
憤怒
変身(1段階目)
魔法:無し
称号:異世界宇宙怪獣の王
加護:伽具土神の加護
**********
「なんだコレは?! レベル1の能力では無いぞ!?」
「ハイ。魔法…という物が無い世界のために、ステータス鑑定の魔導具の効果を受けた。という感じでございます。
そもそも異世界人達は、レベルそのものの概念が無かった。
もしレベルが上がって魔法の類いを覚えるともぅ受け付けない可能性も有ります。
しかも、レベル1だからなのか、"変身"なるスキルも…コレは、伝説級の魔獣や魔物に見られるスキルのハズですし…、称号は"王"。怪獣達の"王"となっております。」
「お、"王"…だと……!?」
「それに……」
「まだ何か……?」
「加護の欄をお読みください」
「伽具土神の加護だと!?異世界神の加護か?」
「今城内にいるチカ殿に確認を取りに行かせたところですが、こちらに来る際にこの世界の髪の加護が付かずに、向こうの髪の加護が付いているということは向こうでそれなりに上位種族であったと言うこと、かと……。」
「異世界の神が怒らねば良いが……」
コンコン……
応接室の扉をノックされ、扉の横に控えている兵士が応答する。
「何用か?」
「私は、先ほど王女様とチカ殿の所に行った者で、チカ殿から話を…という事で、つれて参りました。いかがいたしましょう?」
王に確認を取り、入室の許可を出す。
「入れ」
「ハッ!失礼致します。」
「お邪魔します。」
扉の前の兵士がドアを開けると、呼びに行った兵士とチカが入ってきた。
「詳細を」
「ハイ。自分が王女様の庭園へと入った時には王女様とチカ殿は、落ちてきた怪物を見て震えておいででした。ですが、チカ殿の様子が…」
チカが前に出てきてその後を引き継ぐ。
「王様、ゴライヴァイスを城で飼ってイイですか?♪」
引き継がなかった。
「ちょっ…」
兵士は詳細を言うと思っていたが、結果だけ述べてしまった。
王は、焦る兵士を落ち着かせ、興奮しているチカを押し留めて、改めて話を聞くことにした。
そして、王達が話を聞いている時、庭園に居るハズの怪物は、その姿を消していたのだった……
ココでの伽具土神の加護とは、火や、火山を表しています。
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