い、異世界だと・・【あるオッサンの普通の転移物語】

オグリギャップ

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第十七話 ご主人様?

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は?ご主人様!?

何言ってんだこの人?

「レイラ隊長どうしたんですか!」

「隊長なんて・・・私の事はレイラとだけお呼び下さい」

本当に何を言ってるんだ、抱きしめられるのは嬉しいけど、硬い鎧が痛てー・・・

「取り合えずおちつきましょう。レイラ隊長も部屋を借りたんですよね?鎧を外して来たらどうですか?」

「ハッ、私とした事が。直ぐに外して来ます!」

やっと抱擁が解けた・・・助かった・・・
レイラ隊長はバタバタと部屋を出ていった。
でも魔法陣が攻撃魔法とかじゃ無くて良かった。魔法陣の光りがレイラ隊長を包んで居たが、何の魔法が発動したんだろう?
防具を外しながら考えていた。
(ウッ、クセー・・・)
約3日汗まみれになっていた服が異臭を放っている。
(肌着と下着だけでも後で洗うか)
服とズボンを全部脱ぎ、マッパになった所でまたドアが開いた。

「ご主人様、鎧を脱いで来まし・・・私はここで初めてを迎えるのですね!30女で経験がありませんが、宜しくお願いします。」

ファ!?さっきから本当に何言っちゃってるのこの人は?
頭を下げているが、目だけは俺の下半身をガン見してるし。

「すいません。直ぐに服を着ますので、部屋の外で待ってて貰えますか・・・」

彼女には聞こえて無いようだ。頭を下げた姿勢のまま顔を赤くしながら、目だけは俺の下半身に釘付けだ。
仕方ないのでその場で上着とズボンをササッと着けた。オッサンはこんな事で動揺しないのだ。それよりも、こういうプレイと考えると興奮する。

「それで・・・体に異常はありませんか?」

魔法陣からの魔法の影響が無いか聞いてみた。

「え?あぁ・・・特に問題ありません。調子は良いですよ。」

良かった。影響は無いようだ。呪いとかだったら目覚めが悪くなるしな。俺はレイラ隊長にリュックにあった物の話をしてみた。

「ふむ、魔石の事は黙っていればギルドも分からないと思いますので、ご主人様の物にしてもいいと思いますよ。」

騎士団の副団長とは思えない発言ですな。今はギルドもそれ処じゃないだろうし、忘れてくれるかもしれない。その意見採用で。
そのあと彼女は剣を見て言った。

「この鉄のショートソードは悪くは無が、研ぎに出した方がいいですね。刃が丸くなってます。此方の・・・これは!ミスリルか!これは素晴らしい!」

はい、来たコレ!ファンタジー素材頂きました。
彼女も興奮している。


「この剣は高く売れそうですかね。」

「そりゃ高く売れますが、勿体無いですよ!血と汚れで剣が曇ってますが、これも研ぎに出したら綺麗に輝きますよ。」

ふーん、そうなのか。考えておこう。彼女は剣に興奮してるので、もう一度魔法陣の書かれた羊皮紙を広げて聞いてみた。

「この魔法陣は何の効力が込められているんですかね?」

「私は魔法の専門家では無いので解りません。すみません。苦手な分野ですので・・・」

「あ、いえ、どんな物か分かったらいいなと思っただけですから・・・」

『コンコン』

「食事用意出来たよ。降りておいで。」

女将さんか呼びにきた。まだレイラ隊長に聞きたい事がたったが、中断して食事を取る事にした。

2人で下に降り、テーブルに着くと、旨そうな香りが漂ってきた。何かのステーキと、スープとパンが運ばれて来た。

「今日は腕によりをかけたよ。街を守る英雄の帰還だからね。スモールボアのステーキと、ボールパイソンから出汁をとった野菜スープだ。さぁ、熱い内におあがりよ。」

英雄の帰還って・・・命からがら逃げ帰ってきただけですが・・・
まぁ折角なんで頂きます!
 ウマイ!ステーキに使っている胡椒の香りと辛味がボアの肉汁と相まって本当にウマイ!
スープは・・・ボールパイソンの出汁とか言ってたな。ボールパイソンってヘビだよな・・・飲んだ事無いけど、沖縄にもハブ酒とかあったし、大丈夫だろう。
琥珀色のスープを一口啜ると、あら不思議。爽やかな、それでいて深いコクのある味わい。爽やかさはスープの中の野菜か?これもスゲーウマイ!う・ま・い・ぞーー!
おれは夢中であっと言う間に平らげた。

 レイラ隊長もニコニコしながら食べている。はぁ、やっぱ綺麗だなぁ。ボブより少し短い髪型、切れ長の涼しげな目元。青い眼。鼻筋はスッと通り、プックリとした唇。こんな娘と一発ヤリタイ・・・・・・デリヘル呼んだのいつだったかな?4年位前?だったか・・・
そんな事考えていると、女将さんが耳元で(頑張りなよ)と囁いた。俺もヤれるものならヤリタイっすよ!

食事が終り、女将さんにお礼を言って各部屋に別れて入った。部屋には水桶と手拭いが用意されていた。服を脱ぎ、綺麗に体を拭き、頭を洗い、ついでに肌着も洗った。
全裸のままベッドに横になると疲れからか、直ぐに眠りに落ちてしまった・・・


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