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ドラゴンとの遭遇編
34 防具を作るぞ
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今俺は威厳のある喋りをしているのだろうが、どうしても親戚のお爺ちゃんの喋りに聞こえてしまうドラゴンと対峙している。
「そう言えばお前の名前は?」
「我に名など無い。人の子らが、我の体を見て金龍と呼んでいるのを聞いた事があるが。」
「・・・・金龍か、安直だな。・・・・お前、今日から龍王を名乗れよ。」
「リュウオウ!我が龍王!悪くないな。ドラゴンの王か・・・・フッ、フハハハハ!」
「・・・・・おい、調子に乗るのは構わないが、悪さをするなよ。」
「分かっておる。もうそんな歳は過ぎたわ。龍王、気に入ったぞ。今日から我は龍王を名乗るぞ!」
「あ、龍王、ここを出るとは思うが、翔ぶ時は出来るだけ高く翔べよ。出来るだけ人間に見つからない様にな。海に出た時は低空で翔んでも構わんが。」
「・・・・ん?何故じゃ?」
「人間共はドラゴンの姿を見ただけで恐慌状態になる。ドラゴンが攻めて来るとか、街が壊滅させられるとか、被害妄想が酷くなるんだ。そしてお前が何もしてなくてもここに攻めて来るからだ。」
「・・・・ムウ、解らんでも無いが・・・・確かに昔似たような事があった様な気がするのう。」
「まっ、そう言う事だ。俺はそろそろ帰るわ。協力の件忘れるなよ。」
「分かっておる。魔王、お主は何処に住んでおるのだ?」
「俺か?俺は多分この大陸の中心にある、樹海の中の魔王城に住んでいる。前魔王様の城だ。」
「そうか・・・・樹海か。分かった。ではまた会おう。」
「おう!またな。」
俺は龍王に別れを告げて山から離れた。帰りはテレポートで一瞬だから楽だ。それにしてもたった3時間程で、よくもあんなにドラゴンと仲良くなったもんだ。まあ、龍王が良いヤツだったってのもあるんだけとね。
「あれ?魔王お帰り?どうしたの?早かったね。」
ハルカが出迎えてくれる。
「ああ、ただいま。良い素材が手に入ったから早く試してみたくってな。」
「そうなんだ!期待して待ってるよ♪」
「任せろ。ちょっと制作に入るから部屋に籠るな。」
「はーい」
先ずはドラゴンの眷族の解体だ。魔法で翼を切り落とし、皮を服を脱がす様に肉から外していく。
次に硬い皮を柔らかくするイメージで鞣していく。う~む、なんか柔らかくなってるのか解らん。闘ったときの硬いイメージが抜けないせいか?出来るだけゴムの様なイメージを混ぜて鞣してみた。これで硬いが伸縮性がある革に変わってくれた事を祈ろう。
さて、ヒロシの戦闘服をつくるぞ。デザインは北斗○拳のケン○ロウスタイルだ。革ベストに革パンツにショートブーツだ。ヒロシの体に合う様にイメージしてつくり上げた。ベストはボタンで止める仕様だ。ついでに指先が出ているドライビンググローブも作ってみた。色は濃紺だ。光の当たり方によっては、黒と青に見える。完璧!じゃ無い?何か足りない・・・・・・あっそうだよ!ミスリルで肩パットと籠手と、ナックルガードを作るんだった!すっかり忘れてた!後で探しにいこう。
次はハルカの戦闘服だ。ハルカのはデザインは変わらずライダースジャケットと革パンツ、ショートブーツで決まりだ。1回作ってるからすぐに出来るだろう。色はどうする?前は赤だったが・・・・・今度はワインレッドにしよう!魔法って本当に便利だな。あっと言う間に出来上がる。
さて、忘れてたミスリルを探しにいこう。何処に行こうかな・・・・・今度は南に行ってみよう。そう思った俺はすぐに飛び立った。しかし、鉱石って山で取れるんだろ?南に山なんて有ったっけ?とそんな疑問もあったが、南に飛んだ。街を探して道沿いに飛んでいると、多分行った事の無い街を見つけた。海沿いの街だ。海沿いの街にミスリルが有るのか疑問だが、取り合えず立ち寄ってみた。潮風が海の側である事を教えてくれる。
冒険者ギルドでミスリル採取の依頼があるか確認してみたが、やはり無かった。商業ギルドも同じで買取りはしていたが、売りは無かった。となると、俺が知りうる限りでは、東のあの街しかない。しかしダンジョンの中に取りに行くのは面倒臭いな。何階層にあるのかも解らないし。ま、商業ギルドにあるかも知れないし、取り合えず行ってみるか。俺はテレポートで東の街へ跳んだ。すぐに商業ギルドでミスリルがあるか聞いてみたが、また予約済みで買えなかった。いったい誰だよ?毎回予約してる奴は!こうなったら、有りそうな武器屋、防具屋、鍛冶屋に行って交渉するしかない!俺は手当たり次第に武器屋、防具屋、鍛冶屋へ行って金をドンッと積んでミスリルをかき集めた。ミスリルを持ってる店もあったが、持って無い店が多かった。それだけ貴重で高価なんだろう。
何とかミスリルを手に入れたが、量が少ない。これだと何かと合わせて合金にするしか無い。鍛冶屋に何と合わせたら良いか聞いたら、ミスリルの良さを出すなら、ミスリルより弱い金属が良いとの事。じゃあ、鉄でも良いって事だな。それなら持っている。
早速魔王城に帰り、制作に入る。比率はどうしようか。ミスリルの量がら考えて、防具を作るには7:3にはなってしまうな。いや、余裕をみて8:2でやってみるか。勿論、鉄が8、ミスリルが2だ。
鉄とミスリルを別々に魔法で溶かして合わせて固める。それをもう一度溶かして冷やして叩いて固める。溶かして、冷やして叩いて固めるの作業を4回繰り返して地金は出来た。ヒロシを部屋に呼んで、体を見ながら、肩パット、籠手、ナックルガードを制作した。ナックルガードと言っても攻撃専用たけどな。
「ヒロシ戦闘服を全部着けてみてくれ。動きづらい所とか無いかチェックしろ。」
「うん!」
ヒロシは嬉々として革ベスト、革パンツ、籠手、ナックルガードを装着していく。(肩パットはベストと一体化してる。)
おお!俺の理想通りだ。胸に7つの傷があればケン○ロウだ。ヒロシは体を捻ったり、屈んだり、足を高く上げたりして動きを確かめている。
「・・・・・・どうだ?」
「うん、前のよりは少し突っ張るけど、全然問題無いよ。これって全開で動いても破れないんでしょ?」
「そうだ。伸縮性があるからな。全開でも全然耐える筈だ。」
「そっかー!ありがと!」
そう言って自分の拳と拳をガイン!と合わせてミスリル合金の堅さを楽しんでいる。
「そういえばハルカはちゃんと戦闘訓練やってるか?」
「うん、毎日僕とやってる。まだまだ弱いけどね。」
「そうか、ちゃんとやってるなら安心だ。これからも指導してやってくれ。」
「分かった!」
次はハルカだな。ただ服を渡すだけじゃ芸が無いな・・・・・・少し余ったミスリル合金で剣を作ってみるか。そう思って作ってみたが、ナイフより大きいが、かなり短い剣になってしまった。これは無いなと諦め、ミスリル合金を溶かして、薄く伸ばし、ハルカの剣の刃の部分に纏わせた。被せたと言った方がいいのかな?重くなってしまったがいいか。
ヒロシにハルカを呼んでもらって作った物を渡した。
「私のはデザインは変わって無いのね。色が少し変わった位ね。・・・・ねぇ、胸の部分が苦しいわ。」
何だ?何か言葉使いが変わったぞ?お姉さんみたいな感じ?ああ、胸の部分は俺の趣味が入っちゃった。すぐ直すよ。
「うん、こらなら大丈夫ね。前の服と変わらないわ。それに私の剣、重くなった?でもこれの方が使いやすいかも。」
ブンブンとショートソードを振り回す。気に入ってくれたなら嬉しい。
これで闘いになっても少しは安心出きるな。
「そう言えばお前の名前は?」
「我に名など無い。人の子らが、我の体を見て金龍と呼んでいるのを聞いた事があるが。」
「・・・・金龍か、安直だな。・・・・お前、今日から龍王を名乗れよ。」
「リュウオウ!我が龍王!悪くないな。ドラゴンの王か・・・・フッ、フハハハハ!」
「・・・・・おい、調子に乗るのは構わないが、悪さをするなよ。」
「分かっておる。もうそんな歳は過ぎたわ。龍王、気に入ったぞ。今日から我は龍王を名乗るぞ!」
「あ、龍王、ここを出るとは思うが、翔ぶ時は出来るだけ高く翔べよ。出来るだけ人間に見つからない様にな。海に出た時は低空で翔んでも構わんが。」
「・・・・ん?何故じゃ?」
「人間共はドラゴンの姿を見ただけで恐慌状態になる。ドラゴンが攻めて来るとか、街が壊滅させられるとか、被害妄想が酷くなるんだ。そしてお前が何もしてなくてもここに攻めて来るからだ。」
「・・・・ムウ、解らんでも無いが・・・・確かに昔似たような事があった様な気がするのう。」
「まっ、そう言う事だ。俺はそろそろ帰るわ。協力の件忘れるなよ。」
「分かっておる。魔王、お主は何処に住んでおるのだ?」
「俺か?俺は多分この大陸の中心にある、樹海の中の魔王城に住んでいる。前魔王様の城だ。」
「そうか・・・・樹海か。分かった。ではまた会おう。」
「おう!またな。」
俺は龍王に別れを告げて山から離れた。帰りはテレポートで一瞬だから楽だ。それにしてもたった3時間程で、よくもあんなにドラゴンと仲良くなったもんだ。まあ、龍王が良いヤツだったってのもあるんだけとね。
「あれ?魔王お帰り?どうしたの?早かったね。」
ハルカが出迎えてくれる。
「ああ、ただいま。良い素材が手に入ったから早く試してみたくってな。」
「そうなんだ!期待して待ってるよ♪」
「任せろ。ちょっと制作に入るから部屋に籠るな。」
「はーい」
先ずはドラゴンの眷族の解体だ。魔法で翼を切り落とし、皮を服を脱がす様に肉から外していく。
次に硬い皮を柔らかくするイメージで鞣していく。う~む、なんか柔らかくなってるのか解らん。闘ったときの硬いイメージが抜けないせいか?出来るだけゴムの様なイメージを混ぜて鞣してみた。これで硬いが伸縮性がある革に変わってくれた事を祈ろう。
さて、ヒロシの戦闘服をつくるぞ。デザインは北斗○拳のケン○ロウスタイルだ。革ベストに革パンツにショートブーツだ。ヒロシの体に合う様にイメージしてつくり上げた。ベストはボタンで止める仕様だ。ついでに指先が出ているドライビンググローブも作ってみた。色は濃紺だ。光の当たり方によっては、黒と青に見える。完璧!じゃ無い?何か足りない・・・・・・あっそうだよ!ミスリルで肩パットと籠手と、ナックルガードを作るんだった!すっかり忘れてた!後で探しにいこう。
次はハルカの戦闘服だ。ハルカのはデザインは変わらずライダースジャケットと革パンツ、ショートブーツで決まりだ。1回作ってるからすぐに出来るだろう。色はどうする?前は赤だったが・・・・・今度はワインレッドにしよう!魔法って本当に便利だな。あっと言う間に出来上がる。
さて、忘れてたミスリルを探しにいこう。何処に行こうかな・・・・・今度は南に行ってみよう。そう思った俺はすぐに飛び立った。しかし、鉱石って山で取れるんだろ?南に山なんて有ったっけ?とそんな疑問もあったが、南に飛んだ。街を探して道沿いに飛んでいると、多分行った事の無い街を見つけた。海沿いの街だ。海沿いの街にミスリルが有るのか疑問だが、取り合えず立ち寄ってみた。潮風が海の側である事を教えてくれる。
冒険者ギルドでミスリル採取の依頼があるか確認してみたが、やはり無かった。商業ギルドも同じで買取りはしていたが、売りは無かった。となると、俺が知りうる限りでは、東のあの街しかない。しかしダンジョンの中に取りに行くのは面倒臭いな。何階層にあるのかも解らないし。ま、商業ギルドにあるかも知れないし、取り合えず行ってみるか。俺はテレポートで東の街へ跳んだ。すぐに商業ギルドでミスリルがあるか聞いてみたが、また予約済みで買えなかった。いったい誰だよ?毎回予約してる奴は!こうなったら、有りそうな武器屋、防具屋、鍛冶屋に行って交渉するしかない!俺は手当たり次第に武器屋、防具屋、鍛冶屋へ行って金をドンッと積んでミスリルをかき集めた。ミスリルを持ってる店もあったが、持って無い店が多かった。それだけ貴重で高価なんだろう。
何とかミスリルを手に入れたが、量が少ない。これだと何かと合わせて合金にするしか無い。鍛冶屋に何と合わせたら良いか聞いたら、ミスリルの良さを出すなら、ミスリルより弱い金属が良いとの事。じゃあ、鉄でも良いって事だな。それなら持っている。
早速魔王城に帰り、制作に入る。比率はどうしようか。ミスリルの量がら考えて、防具を作るには7:3にはなってしまうな。いや、余裕をみて8:2でやってみるか。勿論、鉄が8、ミスリルが2だ。
鉄とミスリルを別々に魔法で溶かして合わせて固める。それをもう一度溶かして冷やして叩いて固める。溶かして、冷やして叩いて固めるの作業を4回繰り返して地金は出来た。ヒロシを部屋に呼んで、体を見ながら、肩パット、籠手、ナックルガードを制作した。ナックルガードと言っても攻撃専用たけどな。
「ヒロシ戦闘服を全部着けてみてくれ。動きづらい所とか無いかチェックしろ。」
「うん!」
ヒロシは嬉々として革ベスト、革パンツ、籠手、ナックルガードを装着していく。(肩パットはベストと一体化してる。)
おお!俺の理想通りだ。胸に7つの傷があればケン○ロウだ。ヒロシは体を捻ったり、屈んだり、足を高く上げたりして動きを確かめている。
「・・・・・・どうだ?」
「うん、前のよりは少し突っ張るけど、全然問題無いよ。これって全開で動いても破れないんでしょ?」
「そうだ。伸縮性があるからな。全開でも全然耐える筈だ。」
「そっかー!ありがと!」
そう言って自分の拳と拳をガイン!と合わせてミスリル合金の堅さを楽しんでいる。
「そういえばハルカはちゃんと戦闘訓練やってるか?」
「うん、毎日僕とやってる。まだまだ弱いけどね。」
「そうか、ちゃんとやってるなら安心だ。これからも指導してやってくれ。」
「分かった!」
次はハルカだな。ただ服を渡すだけじゃ芸が無いな・・・・・・少し余ったミスリル合金で剣を作ってみるか。そう思って作ってみたが、ナイフより大きいが、かなり短い剣になってしまった。これは無いなと諦め、ミスリル合金を溶かして、薄く伸ばし、ハルカの剣の刃の部分に纏わせた。被せたと言った方がいいのかな?重くなってしまったがいいか。
ヒロシにハルカを呼んでもらって作った物を渡した。
「私のはデザインは変わって無いのね。色が少し変わった位ね。・・・・ねぇ、胸の部分が苦しいわ。」
何だ?何か言葉使いが変わったぞ?お姉さんみたいな感じ?ああ、胸の部分は俺の趣味が入っちゃった。すぐ直すよ。
「うん、こらなら大丈夫ね。前の服と変わらないわ。それに私の剣、重くなった?でもこれの方が使いやすいかも。」
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