【完結】捨てられた悪役令嬢を救います!

芹澤紗凪

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自分の価値

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「ジルベルト様、問題です。
勉強もせず、成績も悪く、王太子としての仕事をしない、しまいには婚約者が居るにもかかわらず浮気をして、簡単に騙されて嘘を広めたという醜聞がこれから広まる貴方と、聖女としての能力を充分に持って国の役に立てる私。
さて。どちらがこの国に必要とされるでしょうか?」

「答えはー「後者だな。」」

ざわざわ…今までで1番会場がざわつく。

…ふふ。さて、そろそろ終わらせますよ、ジルベルト様。

「ち、父上!
な、なにをいってるのですか?
私は貴方の実の息子ですよ!?」 
 
「国王陛下。本日はわざわざご足労頂きありがとう存じます。」

「うむ。君は私が送った影に気づいていたのだね。」

影、ね。ベルリーナの専属執事をしておいて影と言えるのかしら?普通影って見つからないように隠れてる調査するもんじゃないの?

「シオンのことですか?とても良くしてくれていましたから半信半疑でしたけどね。
でも、彼がちゃんと私の求めていた仕事をしてくれたみたいでよかったです。」

「彼は私が送った影だが、ベルリーナのことは本当に大切に思っているよ…。」

「分かっております。
それより、最初っから見ていらしたのですよね?
状況は把握していると思います。ジルベルト様含めこの者達の処分は私に一任してもらえませんか?」

シオンが影ということは、この王様もを知っているはずだ。

「あぁ。許可する。
私の息子の教育が行き届いてないばかりに…辛い思いをさせた。申し訳ない。」

「父上!!!!何を言っているんですか!?私は、私は!王太子ですよ!?私がいなかったら誰がこの国を継ぐのですか!?」

「はぁ…。お前が学園でバカしているうちにお前の弟が産まれていたんだよ。手紙で報告したが…。
お前は遊びばかり夢中になって大切なことを見落としてしまってたんだな、残念だよ。
王位は弟に継がせる予定だ。」

「う、うそだ、うそだああああぁ…!!」

さて、ジルベルトに精神的ダメージを喰らわせたところで、ジルベルト達の処分を決めましょうか。
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