天パの心得

シャンプー剤とコンディショナーとコーム

癖毛用シャンプーも沢山使ってきましたが、どれも劇的な変化もなかったので良かったとは言い難いです。ずーーっとシャンプージプシーしていて気づいた事があります。どんなシャンプーでも使い方次第で変化するのです。

＊水を足します。それだけです。
早い話薄めてみてください。

シャンプー剤も薬剤ですからね。髪や地肌に少なからず与える影響ってあるのでしょうね。
シャンプー剤のテクスチャ…とろみであったり濃さだったり、商品によって違いますよね。あれ、濃い感じのを使うとややハリが出ませんか。そして容器に残ったシャンプー剤を水でシャカシャカして薄まったの使うと少し柔らかくなりませんか。
水を足す事で髪へのあたりが優しくなるんですね。泡立ちも良く地肌への泡の行き渡りも良くなります。
また、シャンプー剤ってサラサラとしっとりと…タイプがありますよね。スムースとモイストと表記されています。
天パは髪が乾燥気味で、なのに水分は大敵ですよね。落ち着かせようとしっとりタイプばかり選んでいませんか？
これもやはり人それぞれ合う合わないがあると思うので一概には言えませんが、私の場合、昔はしっとりモイストタイプばかり使っていましたが、今はサラサラスムースタイプの方が合っているようです。自分の中では思い切った選択だったのですが、とても意外で驚きました。
何使ってもダメと思っている人ほど偏った思い込みがあるものです。


さて、コンディショナーやトリートメントですが、これも地肌への影響を考えて毛先に重点的に揉み込み、手のひらの残りでぱぱっと全体に塗り込みます。そこで登場する神アイテムは、粗目のコームです。普通のコームでは細かすぎて髪をとかすと言うよりしごいてしまいます。髪を爪で挟んでスライドするとくるくるくるっと変形しますよね、髪って摩擦に弱いんですね。
パーマ用の櫛があるのをご存知でしょうか。ウェーブを崩さず絡まりをとくパーマ専用で粗目に作られています。これも巷では見かけないので大体粗目程度で大丈夫です。私は100均で購入しました。

＊粗目のコームでとかすのはコンディショナー又はトリートメントの時のみです。

学生時代、サラサラストレート髪の友達が突然いつもより更にサラッサラになっていた事がありました。本人はズボラで髪をとかした事がなかったそうですが、おしゃれに目覚めて毎日暇さえあればとかす様になったら超サラッサラになったと言っていました。
羨ましい限りでしたね。
真似してとかしまくってみましたが天パではウェーブが細かくなるばかりでいい事ありませんでした。やだ泣けてくる。

＊天パはとかすと広がります。乾燥気味な髪質は水分を求めて彷徨い出します。

それでとかさないほうが、余計な事しない方がウェーブ同士上手く絡みついてて落ち着いてる事に気付きました。
だからコーム使うのはコンディショナーを行き渡らせる時だけにしました。それも髪にストレス与えないよう粗目のコームで。
まぁそれはストレートへのこだわりがなくなってからの事でしたが。

そして乾燥。天パの髪はシスチンが捻れているから色んな方向へ手櫛で軽く引っ張るようにして
乾かすと落ち着くと聞きました。
親水性の違うコルテックスと言うタンパク質が不均衡ーなど髪についての専門知識も、披露できるほど詳しくはないのでここでは省きます。

結局私の髪は落ち着かず、うねうねしてやはり気に入らなかったので、社会人になってからもしばらくはストレートへの憧れと全体ドライヤー嘘固めは続きました。

今はタオルでよーっく水分を取り、自然乾燥です。放置すると広がるので早めに寝押しするのが私流です。
水分が残りすぎているとタオルと髪が生乾きの匂いが出てしまいます。

＊私の場合、半乾きまでタオルで水分を取り切るのがいいみたいです。自然乾燥、耳横あたりが広がるので平らなピンで留めつつ後ろは寝押しで翌朝少し手直ししています。

…高校の夏、バイト先での天パ丸見え状態でも初ロマンスはありました。次の話は少し余談にお付き合いください。