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「真崎?」
泥酔してカウンターに突っ伏すように寝ている彼女の顔はよく見えない。
なのに、その姿と服に見覚えがあって、するりと口から名前が零れて落ちた。
桂木の声が聞こえたのか、カウンターの彼女がピクリと反応する。
「うーん」
唸り声を上げた女性がむくりと起き上がった。
顔を上げたその人はやはり見慣れた彼の部下の真崎 茜だった。
自分の名前を呼んだ人間を探すように彼女の視線が店の中を彷徨った。そうして、彼女の座った眼差しが桂木にピタリと据えられた。
「うわー! 最悪!!」
そうして発せられた彼女の言葉に、桂木の眉間にくっきりと皺が寄る。
何故か入社当時から彼女とはぶつかることが多い。
明るく優秀で、職場のムードメーカー的な存在の部下ではあるが、桂木とは意見が合わない。
というか一方的に彼女の方から突っかかってくることが多い。
桂木としては普通に接しているつもりなのだが、彼の中の何かが茜の勘に障るのか、彼女は桂木の前ではいつも怒っている。
自分とは違う視点を持つ茜の意見は、時にハッとさせられ面白いと思うことも多い。
桂木自身としては、少々面倒だが茜との意見を戦わせるのは楽しい。
彼女に言い負かされないように、考えているうちに仕事上のひらめきを得ることも多い。
桂木にとって茜は、ちょっと面倒で、でもとても優秀な部下という、なんともうまく表現できない存在だった。
だが、彼女にとっては違うのだろう。
自分は打ち負かすべき煙たい存在だというのは、理解しているつもりだ。
だから、プライベートで不意打ちに会って、いい顔をされないのはわかっている。
だが、これとそれは別だ。
出会い頭にいきなり『最悪!』と叫ばれて、ムッとするのは仕方ないと思う。
そんな桂木の顔を眺めて、茜がにやりと笑った。ひどく楽し気な笑みだった。
その笑みに誘われたわけではないだろうが、桂木は何故か引き寄せられるように隣の席に座っていた。
茜は何が楽しいのかカウンターに肘をついて、彼女はまじまじと桂木の顔を見つめてくる。
「ふふふ。やだー見れば見るほどうちの鉄仮面とそっくりー!」
「鉄仮面?」
聞き慣れない単語に、桂木が首を傾げれば、茜は何が楽しいのかけらけらと笑いだす。
――これは相当に酔っているな。
それなりに付き合いがあるが、こんな風に酔って乱れた彼女は見たことはなく、桂木は困惑する。
「そうー鉄仮面。せっかくいい気分で飲んでたのに、酔いが冷めそうー 声までそっくりー もうやだー」
茜らしくもない妙に語尾の伸びた口調に、桂木の眉間の皺が深くなる。
どう見ても茜の酒は、楽しい酒には思えなかった。
「いらっしゃいませ。何になさいますか?」
そこにカウンターの中にいた店員が、タイミングを見計らっていたように声をかけてきた。
「とりあえずビールをひとつ」
「おにーさん! 私にはこれのおかわり!!」
桂木の注文を遮るように茜が手にしたからのグラスを店員に突き出す。
そんな茜に店員が戸惑ったような表情を浮かべると、桂木に向き合って穏やかに微笑む。
「ただいま、お持ちしますので少々お待ちください」
桂木にそう言った店員は、茜に向き合うと空になったグラスを茜から受け取った。
「お客様はそろそろおやめになったほうがいいです。今、お水をお持ちします」
柔和ではあるがきっぱりとした態度で告げる店員に、茜の唇がムッと尖る。
彼女の反論を待たずに店員は、さっさとグラスを手にカウンター奥のビールサーバーの方に去っていた。
その後ろ姿を恨みがましい眼差しで見つめて、茜は大きくため息を吐いた。
ふと彼女の顔が歪んだ。泣く寸前の子どものような表情に、桂木は言葉を失う。
「酒くらい好きに飲ませてよ。飲んでないとやってられない日くらいあるのよ……」
ぽつんと呟いた彼女の声がやけに耳に残った。茜は桂木から顔を隠すように俯いた。
前髪に隠されたその瞳が涙に濡れて見えた気がして、桂木は茜から視線が離せなくなる。
その肩が小さく震えていた。
ふと茜が最近、婚約を破棄したばかりだったことを桂木は思い出す。
それと同時に、噂で流れてきた婚約破棄の理由が脳裏を過り、桂木は黙り込む。
『結婚することになりました!』
その時ばかりは桂木にも晴れやかな笑顔を見せて報告してきた彼女は、とても幸せそうに見えた。
あの時と今の落差に、桂木は彼女にかけるべき言葉を見つけられない。
婚約破棄の報告をしてきた時も、茜は気丈だった。
なのに今、茜は小さく一人で震えている。顔を隠し、涙を見せず、一人酒を飲む。
彼女の肩はこんなに華奢だったろうかと桂木は思う。
桂木と張り合おうとする彼女はもっと大きな存在に思えていた。
だけど今――
☆
「だぁ!!」
過去に沈み込んでいた桂木は、舌足らずなかけ声と同時に頬に遠慮なく押し付けられた小さな手のひらにハッとする。
娘――明が不満そうに父を見上げていた。
「だぁ! だぁ!」
手を振りあげて明りが桂木の頬を打つ。自分を構えと主張する愛娘に、桂木の目元が自然に緩む。
「ああ。悪い。ちょっと考えごとをしていた」
暴れる娘の体を揺すりあげると、さっきとは打って変わって明は「きゃっ! きゃっ!」と笑い出す。
その笑い方は茜によく似ていた。
親族含めて二人の周りにいる皆は、娘は桂木にそっくりだと言い、将来が楽しみだと言う。
確かに明は桂木の子どもの頃に顔がそっくりだと思う。
だが、その屈託のない感情表現の仕方は、茜似だ。自分に似なくてよかった部分だと思う。
昔よりはましになったとは言われるが、鉄仮面と茜に罵られる程度には自分は感情が表情に出ないらしい。
「ん、んん? 明?」
明の笑い声に反応するように、茜の瞼がぴくりと反応して、娘の名前を呼んだ。
「あー」
母の声に明も返事をするように声を上げた。眠っていた茜の瞼を開く。
「え? あれ? 明?」
隣で眠っていた娘を探すように視線を彷徨わせた茜と桂木の目が合う。
驚きに彼女の瞳が見開かれた。がばりと彼女が起き上がった。
「え? うそ! 何で!?」
「仕事が早く終ったから、さっき帰って来た。ただいま」
桂木の言葉に茜はほっとしたようにふわりと微笑んだ。
「……おかえりなさい」
先ほど思い出していた過去の彼女とはあまりに違うその表情と言葉に、何故かおかしさがこみ上げてきて、桂木は笑った。
泥酔してカウンターに突っ伏すように寝ている彼女の顔はよく見えない。
なのに、その姿と服に見覚えがあって、するりと口から名前が零れて落ちた。
桂木の声が聞こえたのか、カウンターの彼女がピクリと反応する。
「うーん」
唸り声を上げた女性がむくりと起き上がった。
顔を上げたその人はやはり見慣れた彼の部下の真崎 茜だった。
自分の名前を呼んだ人間を探すように彼女の視線が店の中を彷徨った。そうして、彼女の座った眼差しが桂木にピタリと据えられた。
「うわー! 最悪!!」
そうして発せられた彼女の言葉に、桂木の眉間にくっきりと皺が寄る。
何故か入社当時から彼女とはぶつかることが多い。
明るく優秀で、職場のムードメーカー的な存在の部下ではあるが、桂木とは意見が合わない。
というか一方的に彼女の方から突っかかってくることが多い。
桂木としては普通に接しているつもりなのだが、彼の中の何かが茜の勘に障るのか、彼女は桂木の前ではいつも怒っている。
自分とは違う視点を持つ茜の意見は、時にハッとさせられ面白いと思うことも多い。
桂木自身としては、少々面倒だが茜との意見を戦わせるのは楽しい。
彼女に言い負かされないように、考えているうちに仕事上のひらめきを得ることも多い。
桂木にとって茜は、ちょっと面倒で、でもとても優秀な部下という、なんともうまく表現できない存在だった。
だが、彼女にとっては違うのだろう。
自分は打ち負かすべき煙たい存在だというのは、理解しているつもりだ。
だから、プライベートで不意打ちに会って、いい顔をされないのはわかっている。
だが、これとそれは別だ。
出会い頭にいきなり『最悪!』と叫ばれて、ムッとするのは仕方ないと思う。
そんな桂木の顔を眺めて、茜がにやりと笑った。ひどく楽し気な笑みだった。
その笑みに誘われたわけではないだろうが、桂木は何故か引き寄せられるように隣の席に座っていた。
茜は何が楽しいのかカウンターに肘をついて、彼女はまじまじと桂木の顔を見つめてくる。
「ふふふ。やだー見れば見るほどうちの鉄仮面とそっくりー!」
「鉄仮面?」
聞き慣れない単語に、桂木が首を傾げれば、茜は何が楽しいのかけらけらと笑いだす。
――これは相当に酔っているな。
それなりに付き合いがあるが、こんな風に酔って乱れた彼女は見たことはなく、桂木は困惑する。
「そうー鉄仮面。せっかくいい気分で飲んでたのに、酔いが冷めそうー 声までそっくりー もうやだー」
茜らしくもない妙に語尾の伸びた口調に、桂木の眉間の皺が深くなる。
どう見ても茜の酒は、楽しい酒には思えなかった。
「いらっしゃいませ。何になさいますか?」
そこにカウンターの中にいた店員が、タイミングを見計らっていたように声をかけてきた。
「とりあえずビールをひとつ」
「おにーさん! 私にはこれのおかわり!!」
桂木の注文を遮るように茜が手にしたからのグラスを店員に突き出す。
そんな茜に店員が戸惑ったような表情を浮かべると、桂木に向き合って穏やかに微笑む。
「ただいま、お持ちしますので少々お待ちください」
桂木にそう言った店員は、茜に向き合うと空になったグラスを茜から受け取った。
「お客様はそろそろおやめになったほうがいいです。今、お水をお持ちします」
柔和ではあるがきっぱりとした態度で告げる店員に、茜の唇がムッと尖る。
彼女の反論を待たずに店員は、さっさとグラスを手にカウンター奥のビールサーバーの方に去っていた。
その後ろ姿を恨みがましい眼差しで見つめて、茜は大きくため息を吐いた。
ふと彼女の顔が歪んだ。泣く寸前の子どものような表情に、桂木は言葉を失う。
「酒くらい好きに飲ませてよ。飲んでないとやってられない日くらいあるのよ……」
ぽつんと呟いた彼女の声がやけに耳に残った。茜は桂木から顔を隠すように俯いた。
前髪に隠されたその瞳が涙に濡れて見えた気がして、桂木は茜から視線が離せなくなる。
その肩が小さく震えていた。
ふと茜が最近、婚約を破棄したばかりだったことを桂木は思い出す。
それと同時に、噂で流れてきた婚約破棄の理由が脳裏を過り、桂木は黙り込む。
『結婚することになりました!』
その時ばかりは桂木にも晴れやかな笑顔を見せて報告してきた彼女は、とても幸せそうに見えた。
あの時と今の落差に、桂木は彼女にかけるべき言葉を見つけられない。
婚約破棄の報告をしてきた時も、茜は気丈だった。
なのに今、茜は小さく一人で震えている。顔を隠し、涙を見せず、一人酒を飲む。
彼女の肩はこんなに華奢だったろうかと桂木は思う。
桂木と張り合おうとする彼女はもっと大きな存在に思えていた。
だけど今――
☆
「だぁ!!」
過去に沈み込んでいた桂木は、舌足らずなかけ声と同時に頬に遠慮なく押し付けられた小さな手のひらにハッとする。
娘――明が不満そうに父を見上げていた。
「だぁ! だぁ!」
手を振りあげて明りが桂木の頬を打つ。自分を構えと主張する愛娘に、桂木の目元が自然に緩む。
「ああ。悪い。ちょっと考えごとをしていた」
暴れる娘の体を揺すりあげると、さっきとは打って変わって明は「きゃっ! きゃっ!」と笑い出す。
その笑い方は茜によく似ていた。
親族含めて二人の周りにいる皆は、娘は桂木にそっくりだと言い、将来が楽しみだと言う。
確かに明は桂木の子どもの頃に顔がそっくりだと思う。
だが、その屈託のない感情表現の仕方は、茜似だ。自分に似なくてよかった部分だと思う。
昔よりはましになったとは言われるが、鉄仮面と茜に罵られる程度には自分は感情が表情に出ないらしい。
「ん、んん? 明?」
明の笑い声に反応するように、茜の瞼がぴくりと反応して、娘の名前を呼んだ。
「あー」
母の声に明も返事をするように声を上げた。眠っていた茜の瞼を開く。
「え? あれ? 明?」
隣で眠っていた娘を探すように視線を彷徨わせた茜と桂木の目が合う。
驚きに彼女の瞳が見開かれた。がばりと彼女が起き上がった。
「え? うそ! 何で!?」
「仕事が早く終ったから、さっき帰って来た。ただいま」
桂木の言葉に茜はほっとしたようにふわりと微笑んだ。
「……おかえりなさい」
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