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ゆうりエンジェル -曖昧な視線-
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それはともかく今は友達を作ることに集中しなければ。
部活にも入っておらず、委員会にも入っておらず。優しいだけでつまらないと思われているであろう私が友達を作らなければならないのだ。
その周りからのイメージだけで既にしんどい友達作りになりそうである。
そんなことをつらつら考えていたら、いつものようにお手伝いの要請がきた。
「ねえ、相見さん。放課後…」
「わかりました。いいですよ。」
「ありがとねー!」
満足気に去ってゆく。まあ、流石の私も慣れたものだ。最早流れ作業である。
そのうちきっと、何も言われなくても手伝いに行くようになるんだろうなぁ…と思う。
誰かに頼られるのは好きだけど、頼られるだけは勘弁だ。これを贅沢と言われては個人の自由も人権もあったもんじゃない。
とは言いつつも今日もいつも通りに手伝いに行く。先生方もそろそろ本当の図書委員が誰だか分からなくなる頃かと思うのだが…。
というか最初から対して気にも留めていないのかもしれなかった。ようは手伝ってくれるなら誰でもいいということだろう。
そういう話なら、いつになっても私に仕事を押し付ける輩が怒られないのも当然であろう。
「じゃあ、今日もよろしく頼むよ。」
なにせ、このてきとーな先生の事だもんな。適当なことを言って適当に上手くやってきたのだろうか。だとすれば幸せそうである。
まあ、幸せそうに見えない私の方が本当は幸せなんだけどな。それに気付ければ後はこっちのもんって感じだ。
図書室の利用者が乱雑に戻していくのを元のジャンルごとの位置に戻す作業。なんというか、これを繰り返すっていう方針に決めたこの図書委員会はどうかしていると思う。
普通にジャンルを目立つようにでっかく書いて、本にもジャンルの情報書いといて戻す時にはきちんと元の場所にとかってすれば良いだけなのに。
一瞬頑張れば、後が楽なのになー。私に仕事を押し付ける必要さえないのになー。まあ、私は図書委員じゃないので無駄な口出しはしない。
と、珍しく誰かがわざわざ放課後に本を読みに来た。その子は天体の本を持っていた―。
…気が合いそうだな。読書が趣味でしかも読んでいる本が天体系の本。話しかけるしかない。自然に体が動いていった。
「あの…星とか好きなんですか?」
私は小さめの声でそう言う。
「ま、まだ勉強中なので…。そんな深い話は出来ませんが…。」
どうやら私が放課後に図書室に入り浸っていることや休み時間の読書量を見て、本気のマニアだと思っているみたいだ。
「だけど。好き、ですよ。」
きっとこれは素敵な出会いだと思った。これで今度から3人で星を見に行けるのでは?と希望を抱いた。
「じゃあ、これから一緒に話し…」
「ませんよ。仕事を終えてからにして下さい。元々自分の仕事では無いとしても、引き受けたなら最後まで、ね。」
この人はきっと、身内を甘やかさない。
部活にも入っておらず、委員会にも入っておらず。優しいだけでつまらないと思われているであろう私が友達を作らなければならないのだ。
その周りからのイメージだけで既にしんどい友達作りになりそうである。
そんなことをつらつら考えていたら、いつものようにお手伝いの要請がきた。
「ねえ、相見さん。放課後…」
「わかりました。いいですよ。」
「ありがとねー!」
満足気に去ってゆく。まあ、流石の私も慣れたものだ。最早流れ作業である。
そのうちきっと、何も言われなくても手伝いに行くようになるんだろうなぁ…と思う。
誰かに頼られるのは好きだけど、頼られるだけは勘弁だ。これを贅沢と言われては個人の自由も人権もあったもんじゃない。
とは言いつつも今日もいつも通りに手伝いに行く。先生方もそろそろ本当の図書委員が誰だか分からなくなる頃かと思うのだが…。
というか最初から対して気にも留めていないのかもしれなかった。ようは手伝ってくれるなら誰でもいいということだろう。
そういう話なら、いつになっても私に仕事を押し付ける輩が怒られないのも当然であろう。
「じゃあ、今日もよろしく頼むよ。」
なにせ、このてきとーな先生の事だもんな。適当なことを言って適当に上手くやってきたのだろうか。だとすれば幸せそうである。
まあ、幸せそうに見えない私の方が本当は幸せなんだけどな。それに気付ければ後はこっちのもんって感じだ。
図書室の利用者が乱雑に戻していくのを元のジャンルごとの位置に戻す作業。なんというか、これを繰り返すっていう方針に決めたこの図書委員会はどうかしていると思う。
普通にジャンルを目立つようにでっかく書いて、本にもジャンルの情報書いといて戻す時にはきちんと元の場所にとかってすれば良いだけなのに。
一瞬頑張れば、後が楽なのになー。私に仕事を押し付ける必要さえないのになー。まあ、私は図書委員じゃないので無駄な口出しはしない。
と、珍しく誰かがわざわざ放課後に本を読みに来た。その子は天体の本を持っていた―。
…気が合いそうだな。読書が趣味でしかも読んでいる本が天体系の本。話しかけるしかない。自然に体が動いていった。
「あの…星とか好きなんですか?」
私は小さめの声でそう言う。
「ま、まだ勉強中なので…。そんな深い話は出来ませんが…。」
どうやら私が放課後に図書室に入り浸っていることや休み時間の読書量を見て、本気のマニアだと思っているみたいだ。
「だけど。好き、ですよ。」
きっとこれは素敵な出会いだと思った。これで今度から3人で星を見に行けるのでは?と希望を抱いた。
「じゃあ、これから一緒に話し…」
「ませんよ。仕事を終えてからにして下さい。元々自分の仕事では無いとしても、引き受けたなら最後まで、ね。」
この人はきっと、身内を甘やかさない。
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