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第1章 転生
18話 白の鍛冶師
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北門に到着してギルドタグを警備兵に見せて門をくぐるとちょうど正面に兵士がいたので近くに武器を売っている店がないか聞いてみた。
「この街は初めてか?武器屋なら南門から西に行くと武器や防具を取り扱う店が集まってる場所があるぞ。武器を買い換えるのだったら下取りもしてくれるから何軒か覗いて探してみるといい」
「いえ、武器を買うのではなくて少し傷んでいるので修理をお願いしたいんですよ」
「修理か、それだったら武器屋に出すと余分なマージンをとられるから鍛冶屋の方がいい」
「鍛冶屋ですか」
「ああ、看板のない鍛冶屋もあるが煙突があって煙が出てるからすぐわかる」
「親切に教えてくれてありがとうございます。行ってみます」
礼を言うと「なに、問題ない困ったことがあったらいつでも俺たち領兵に尋ねてくれ」と言って兵士は去っていった。
鍛冶屋では刀の修理序でに鍛冶も覚えたかったのでその辺の知識も手に入れるつもりだ。
歩き始めると町の中は斜めに走る道がほとんどないので、真っ直ぐ南門まで行った後に西に向かった。
遠くから煙の立ち上る煙突が見え始めるとだんだん武器防具を扱う店が目に入り始め、金床とハンマーをあしらった鍛冶屋の看板も増えてきた。
どの店も通り沿いに入り口を兼ねた露店になっていて、店先には商品が並べられている。
店の奥を見ると壁には高価そうな武器や防具も飾られていて、大きく書かれた値札が付いている。
鍛冶屋は店の奥が鍛冶場に繋がっていて製作しながら販売している店が多いようだ。
そういう店はお約束なのか、少し背が低く筋肉質の髭面の親父が店番をしていた。
その中にひときわ無愛想な親父がいたので鑑定してみた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【名前】ガフォール
【年齢】75
【種族】ドワーフ族
【称号】白の鍛冶師
【レベル】 131
【HP】 592/592
【MP】 534/534
【STR】 765
【AGI】 650
【CON】 962
【INT】 542
【DEX】 708
【LUC】 50
【状態】 正常
【魔法】
【スキル】エンチャント付与Lv3
【加護】鍛冶工芸神の加護
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ガフォールさん、なんと称号持ちの鍛冶師であった。
もしかしてと思いながら店先を物色していると、自分のイメージとぴったりな刀が棚に飾ってあるのが目に入る。
今の自分に見合った刀が欲しいと思っていたので欲しくなるが、考えてみると貧乏性なので最初に値段が目に入る。
(2500000G)
なんだ?その値段「いち、じゅう、ひゃく、せん、まん、じゅうまん、ひゃくまん」
「にひゃくごじゅうまんゴールド?」
(2千5百万円か、手元に無くはないけど今日は我慢しよう)
そう思いながらも気になったので中の商品を見せてもらうことにしたが、店先にいた親父の姿が見えなくなっていたので声をかける。
「こんにちは~」
「ちょっとまて、すぐ行く」
横の工房の方から野太い声が返ってきた。
ガフォールは私をしげしげと見ながら奥から出てきた。
「刀が欲しいんですけど、取りあえず自分が使えるような手頃で安いのはありませんか?」
「わしはこの工房主のガフォールだ。俺の店に安いものや取りあえずで売るような物は置いてねえし誰とも分からぬ者に売る気もない。小僧、お前の名前はなんと言う?」
「ジンと言います。冒険者です」
「ジンと言うのか、覚えた。刀が欲しいんだな、お前に合いそうなのがあった気がする。ちょっと待ってろ」
そう言ってガフォールは工房の方に入って行き「こっちに来い」と呼ばれた。
呼ばれた方へ入って行くと少し広くなっている場所にガフォールが立っており、片手に持っていた物に巻いていた布を解くと黒い鞘に入った飾り気のない無骨な刀が現れた。
「こいつを振ってみろ」
無造作に手渡された。
片手で受け取り刀を抜いて見ると直刃に湾れを基調とする怪しげな刀だった。
「ちょっと振ってみても良いですか」
「ああ、振れるならな」
構えてみると何かが腕に纏わり付くような感じがしたが、そのまま振って見る。
ヒュッ!、シュッ!
なかなかいい感じだ。重さもバランスも問題ない。
「いいですね、使いやすそうです」
刀を素振りしていると驚いたような表情をしている。
「まさかと思ったが、これを振ることができるのか?」
「え、どうしたんですか?」
気になったので鑑定してみると
妖刀 名称:===
物理破壊耐性 魔法無効 攻撃力増加200%
状態異常:攻撃速度低下50%・移動速度低下50%
:命中率低下50%・防御率低下50%
(なんだか無茶苦茶だな。
ていうかこれ、耐性のない奴が使ったら状態異常を引き起こすぞ)
「この刀はなぁ、今はいなくなったわしの師匠が新しい細工をする為、実験的に鍛えた刀と言っておった。
師匠が言うには人がまともに振ることができなかった失敗作という事だ。
せっかく鍛えられた刀だ、このまま埋もれてしまうにはもったいないと思って刀を求めに来るやつに振らせてみるんじゃが、抜くと刀が重くなるとか言って誰もまともに振れんのだ」
「そうなんですか、いい刀だと思うんですが」
「小僧、それを使ってみねーか」
「いいんですか?ぜひ使いたいです。
でも、俺、冒険者になりたてですよ。こんな俺でもいいんですか。あとで返してくれって言われても困りますよ」
「お前が使わないのなら、あと何十年倉庫にしまい込むことになるかわからん。武器は飾り物じゃねーんだ、使ってなんぼのもんだ。持ってけ、師匠も喜ぶ」
「じゃあ、使わせてもらいます。
でも、あの~ その~ ・・・」
「なんだ、キレが悪いな。
奥歯に物が挟まったような言い方しやがって、何が言いてえんだ」
ムッとしたような形相で怒鳴られたが、大事なことを伝えた。
「あの~、まだ値段を聞いてないんですが」
作り笑いをしながら値段を聞いていないことを伝えた。
「それはすまん、忘れとった。
師匠の鍛えた刀は安いものでも大白金貨3枚はするんだが、誰それ構わず売れるもんじゃねーから安くしてやる。
白金貨3枚でどうだ。金がなかったら、できるまで売らずに取って置いてやるぞ」
「いえ、大丈夫です。臨時収入があったので払えます」
そう言ってバッグから出すふりをしてアイテムボックスから白金貨3枚を取り出した。
ガフォールはお金を受け取りながら俺の顔や頭をみている。
「小僧、聞きたいことがあるんじゃが、もしかしてヤマトの国の者か?
黒髪黒目にその肌の色、この刀を抑え込む精神力、それに、師匠に面影が似ておるな」
「いえ、違いますよ」
「違うのか、ヤマトの国の者だと思ったんだが俺の勘違いか。
まあいい、他にいる物はねーか?安くしてやるぞ」
「そうですね、今は大丈夫です。
丈夫な服と防具も欲しいんですが、動きやすさ優先なんでまだこの服でいいかなと思っています。
それとは別に鍛冶に興味があるので、自分で投げナイフぐらいは作れるようになりたいんですが、教えてくれる人がいないのでどうしようか考え中です」
「鍛治がやりてーのか。
今は弟子がいねーから俺が教えてやらんこともねーが、優しく教えるなんざ出来ねーしな。
厳しくていいならうちに来てもいいぞ、基礎から鍛えてやる。だがな、やるなら中途半端じゃなくレアクラスの剣の1本も鍛えられるようになれ。
どうする?」
目つきが真剣だ、今日会ったばかりのヒューマンに本気で教えてくれる気になっている。
これを断ってはガフォールに失礼だ、誠意に対しては誠意で応えなければいけない。
弟子入りをお願いすることにした。
しかし今のままではレベルも体力も貧弱すぎるので少し待ってもらうことにしよう。
「弟子入り、お願いします。
でも、今のままの体力だと不安なので3ヶ月待ってもらえますでしょうか?
もっと鍛えて必ず伺います」
そう言うとガフォールはうなずいた。
「わかった、待っているぞ。
修業は3ヶ月先だが見学ならいつでも見に来ていいぞ、体を鍛えている途中でも見にこれるだろ。今日はいねえが今度嫁さんにも紹介する」
「はい、宜しくお願いします」
そう挨拶をしたジンはガフォールの店を後にし冒険者ギルドへと向かうのであった。
「この街は初めてか?武器屋なら南門から西に行くと武器や防具を取り扱う店が集まってる場所があるぞ。武器を買い換えるのだったら下取りもしてくれるから何軒か覗いて探してみるといい」
「いえ、武器を買うのではなくて少し傷んでいるので修理をお願いしたいんですよ」
「修理か、それだったら武器屋に出すと余分なマージンをとられるから鍛冶屋の方がいい」
「鍛冶屋ですか」
「ああ、看板のない鍛冶屋もあるが煙突があって煙が出てるからすぐわかる」
「親切に教えてくれてありがとうございます。行ってみます」
礼を言うと「なに、問題ない困ったことがあったらいつでも俺たち領兵に尋ねてくれ」と言って兵士は去っていった。
鍛冶屋では刀の修理序でに鍛冶も覚えたかったのでその辺の知識も手に入れるつもりだ。
歩き始めると町の中は斜めに走る道がほとんどないので、真っ直ぐ南門まで行った後に西に向かった。
遠くから煙の立ち上る煙突が見え始めるとだんだん武器防具を扱う店が目に入り始め、金床とハンマーをあしらった鍛冶屋の看板も増えてきた。
どの店も通り沿いに入り口を兼ねた露店になっていて、店先には商品が並べられている。
店の奥を見ると壁には高価そうな武器や防具も飾られていて、大きく書かれた値札が付いている。
鍛冶屋は店の奥が鍛冶場に繋がっていて製作しながら販売している店が多いようだ。
そういう店はお約束なのか、少し背が低く筋肉質の髭面の親父が店番をしていた。
その中にひときわ無愛想な親父がいたので鑑定してみた。
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【名前】ガフォール
【年齢】75
【種族】ドワーフ族
【称号】白の鍛冶師
【レベル】 131
【HP】 592/592
【MP】 534/534
【STR】 765
【AGI】 650
【CON】 962
【INT】 542
【DEX】 708
【LUC】 50
【状態】 正常
【魔法】
【スキル】エンチャント付与Lv3
【加護】鍛冶工芸神の加護
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ガフォールさん、なんと称号持ちの鍛冶師であった。
もしかしてと思いながら店先を物色していると、自分のイメージとぴったりな刀が棚に飾ってあるのが目に入る。
今の自分に見合った刀が欲しいと思っていたので欲しくなるが、考えてみると貧乏性なので最初に値段が目に入る。
(2500000G)
なんだ?その値段「いち、じゅう、ひゃく、せん、まん、じゅうまん、ひゃくまん」
「にひゃくごじゅうまんゴールド?」
(2千5百万円か、手元に無くはないけど今日は我慢しよう)
そう思いながらも気になったので中の商品を見せてもらうことにしたが、店先にいた親父の姿が見えなくなっていたので声をかける。
「こんにちは~」
「ちょっとまて、すぐ行く」
横の工房の方から野太い声が返ってきた。
ガフォールは私をしげしげと見ながら奥から出てきた。
「刀が欲しいんですけど、取りあえず自分が使えるような手頃で安いのはありませんか?」
「わしはこの工房主のガフォールだ。俺の店に安いものや取りあえずで売るような物は置いてねえし誰とも分からぬ者に売る気もない。小僧、お前の名前はなんと言う?」
「ジンと言います。冒険者です」
「ジンと言うのか、覚えた。刀が欲しいんだな、お前に合いそうなのがあった気がする。ちょっと待ってろ」
そう言ってガフォールは工房の方に入って行き「こっちに来い」と呼ばれた。
呼ばれた方へ入って行くと少し広くなっている場所にガフォールが立っており、片手に持っていた物に巻いていた布を解くと黒い鞘に入った飾り気のない無骨な刀が現れた。
「こいつを振ってみろ」
無造作に手渡された。
片手で受け取り刀を抜いて見ると直刃に湾れを基調とする怪しげな刀だった。
「ちょっと振ってみても良いですか」
「ああ、振れるならな」
構えてみると何かが腕に纏わり付くような感じがしたが、そのまま振って見る。
ヒュッ!、シュッ!
なかなかいい感じだ。重さもバランスも問題ない。
「いいですね、使いやすそうです」
刀を素振りしていると驚いたような表情をしている。
「まさかと思ったが、これを振ることができるのか?」
「え、どうしたんですか?」
気になったので鑑定してみると
妖刀 名称:===
物理破壊耐性 魔法無効 攻撃力増加200%
状態異常:攻撃速度低下50%・移動速度低下50%
:命中率低下50%・防御率低下50%
(なんだか無茶苦茶だな。
ていうかこれ、耐性のない奴が使ったら状態異常を引き起こすぞ)
「この刀はなぁ、今はいなくなったわしの師匠が新しい細工をする為、実験的に鍛えた刀と言っておった。
師匠が言うには人がまともに振ることができなかった失敗作という事だ。
せっかく鍛えられた刀だ、このまま埋もれてしまうにはもったいないと思って刀を求めに来るやつに振らせてみるんじゃが、抜くと刀が重くなるとか言って誰もまともに振れんのだ」
「そうなんですか、いい刀だと思うんですが」
「小僧、それを使ってみねーか」
「いいんですか?ぜひ使いたいです。
でも、俺、冒険者になりたてですよ。こんな俺でもいいんですか。あとで返してくれって言われても困りますよ」
「お前が使わないのなら、あと何十年倉庫にしまい込むことになるかわからん。武器は飾り物じゃねーんだ、使ってなんぼのもんだ。持ってけ、師匠も喜ぶ」
「じゃあ、使わせてもらいます。
でも、あの~ その~ ・・・」
「なんだ、キレが悪いな。
奥歯に物が挟まったような言い方しやがって、何が言いてえんだ」
ムッとしたような形相で怒鳴られたが、大事なことを伝えた。
「あの~、まだ値段を聞いてないんですが」
作り笑いをしながら値段を聞いていないことを伝えた。
「それはすまん、忘れとった。
師匠の鍛えた刀は安いものでも大白金貨3枚はするんだが、誰それ構わず売れるもんじゃねーから安くしてやる。
白金貨3枚でどうだ。金がなかったら、できるまで売らずに取って置いてやるぞ」
「いえ、大丈夫です。臨時収入があったので払えます」
そう言ってバッグから出すふりをしてアイテムボックスから白金貨3枚を取り出した。
ガフォールはお金を受け取りながら俺の顔や頭をみている。
「小僧、聞きたいことがあるんじゃが、もしかしてヤマトの国の者か?
黒髪黒目にその肌の色、この刀を抑え込む精神力、それに、師匠に面影が似ておるな」
「いえ、違いますよ」
「違うのか、ヤマトの国の者だと思ったんだが俺の勘違いか。
まあいい、他にいる物はねーか?安くしてやるぞ」
「そうですね、今は大丈夫です。
丈夫な服と防具も欲しいんですが、動きやすさ優先なんでまだこの服でいいかなと思っています。
それとは別に鍛冶に興味があるので、自分で投げナイフぐらいは作れるようになりたいんですが、教えてくれる人がいないのでどうしようか考え中です」
「鍛治がやりてーのか。
今は弟子がいねーから俺が教えてやらんこともねーが、優しく教えるなんざ出来ねーしな。
厳しくていいならうちに来てもいいぞ、基礎から鍛えてやる。だがな、やるなら中途半端じゃなくレアクラスの剣の1本も鍛えられるようになれ。
どうする?」
目つきが真剣だ、今日会ったばかりのヒューマンに本気で教えてくれる気になっている。
これを断ってはガフォールに失礼だ、誠意に対しては誠意で応えなければいけない。
弟子入りをお願いすることにした。
しかし今のままではレベルも体力も貧弱すぎるので少し待ってもらうことにしよう。
「弟子入り、お願いします。
でも、今のままの体力だと不安なので3ヶ月待ってもらえますでしょうか?
もっと鍛えて必ず伺います」
そう言うとガフォールはうなずいた。
「わかった、待っているぞ。
修業は3ヶ月先だが見学ならいつでも見に来ていいぞ、体を鍛えている途中でも見にこれるだろ。今日はいねえが今度嫁さんにも紹介する」
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