ひとりぼっちの寂しがりアルビノチーターはSランク冒険者に毎夜ベッドで躾けられる

ひつじ

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本編

19. お酒とお仕置き※※※

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「にゃぁ~じるぅ~

んむぅ…あったかぁい…」

『さて、どうすっかなぁ…』

俺は、ベッドに横たえて、さぁ仕置きだって…

シャルをエロくいじめようとしていた。

でも、俺の首元に抱きついて、ふにゃふにゃと笑ってひっついてくるこの可愛すぎる生き物をどうしたらいいのかわからず、手を出すに出せないでいた。

『こぉら…シャル…首を離せって…

これじゃぁキスもできねーぞ?ん?』

「ん~…じるあったかい…

いいにおい…」


シャルは俺の首もとに、その小さな鼻を擦り付けてすりすりしてきやがる…

ぴこぴこと揺れる耳が俺の髪をくすぐって…熱い吐息を近くに感じるたびに、俺の中心にぐっと熱が集まってくる…

こいつ…俺のことどんだけ煽るつもりだッ…

『シャル…こらっ…離せって…』

無理にひっぺがすのは簡単だが、珍しく俺に擦り寄ってくる素直な白くて可愛い猫…

これをひっぺがして裸に剥きたい…こいつをドロドロに溶かして啼かせたいッ…

だけど…いつも俺から逃げ回ってばっかで、強がりで、意地っ張りで、素直じゃなくて…

自分の弱さを克服するために、俺の背中を必死に追いかけてくる、愛しい番からの、本当に、ほんとに珍しい素直な愛情表現に、俺の内に宿る獰猛な欲が容易く手懐けられてしまっている。


…まずい…シャルの呼吸音がゆっくりになってきやがった…このままじゃ寝落ちされるぞ…

俺は、肩のあたりにこてんと乗せられた小さな頭を宥めるように優しく撫でた…

ふわふわ…

「…んむぅ…や…くしゅぐったい…」

『ほらっ…まだ寝るなよ…』

耳がふわふわで、ぴこぴこ揺れてる…

耳の根本をカリカリっと掻くように擦ってやると、もっとと言う様に頭を手に押し付けてくる。

「ふにっ…ぁんゃ…

じるっぅ…きもちっ…もっと…」

『ぐっ…腰に…クる…』

カリカリ…こしょこしょ…かりかり…

耳をもふもふ撫でて、頭もすりすりとさすってやると、ごろごろと喉を鳴らす…


だめだ…もう我慢の限界…


その気にさせて、えろえろに甘えるシャルが見たい…


俺は空いてる方の手で、尻尾の付け根をすりっとさすると、発情期の雌猫のように尻尾を高く持ち上げて、腰をくねらせる…

「…ん…もっと…とんとん…」

膝の上で俺に抱きつきながら、長い尻尾をくねらせ、腰を揺らすその様が、とんでもなくえろい…


「はぁ…ん…にゃぁ…きもち…」


シャルが俺の首からやっと手を離したと思えば、その蒼い眼を潤ませて、俺を仰ぎ見ながら、上目遣いで…



「…もっと…」



ぶち…









「はぁはぁはぁ…んッ

きもち…じる…きもちぃ…

ぅん…はぁ…んっ…おく…もっと…ほしいッ…」


えろい…

可愛い…

シャルが素直なのがとんでもなくエロ可愛い。



シャルは俺の上にまたがって、頑張って腰を振ってる…

俺のちんぽを奥まで咥え込んで、俺の腹に手をついて、顔を赤らめて、俺が目を合わせると、もっと顔が赤くなって…


『っく…シャル…どうだ?ん?

ほらっ…こーこ…自分で押し当てて…淫らだなぁ…クククッ…』



「あっ…きもち…そこっ…

でちゃう…んっ…んぁぁぁぁあああ“あ“あ“ッッ…!!」



『ッッ…出る…ッ!!!』



びゅるるるるるるぅるるるるッ!!!



「なうっ…ん…はぁ…

おなか…あったかい…いっぱい…

しあわせ…」



俺が、かつてここまで、シャルにベッドで翻弄されたことがあるだろうか…


俺のが、シャルのナカからずるっと出ていくと…


「にゃぁ…おしり…むずむず…する…

はやく…ほし…

じるぅ…も、いっかいしてぇ…?」


シャルの後孔がくぱくぱと閉じたり、開いたりして、俺を誘ってくる…


ひくひくと震える蕾に俺の先端を押し当てると、自ら飲み込むように、きゅうきゅうと吸い付く…


お尻を高く上げて、四つん這いの姿勢から、後ろにいる俺を振り返って、早くとねだる…


腰をゆらゆらと揺らして蕾からは、俺の出した精液がとろぉっと垂れて、シャルの太ももを白く染める…



『ククク…これじゃぁ仕置きにならねぇなぁ~』


「にゃぁ…じるっ…ほしい…

おれのなかに、ちょうだい…?」


『……………//////

ぐっ…やべっ…最高…』







シャルの乱れっぷりには俺でも手を焼くほどだった…

普段押さえつけてる、欲求が酒に酔ったことで溢れ出したんだとしたら…

普段のセックスはもっと激しく攻めた方がいいってことなのか…?

まぁ、もちろん俺がシャルを食い尽くして、シャルが寝落ちたんだが…

これはお仕置きにはなってねーからなぁ…

朝起きて、もうワンラウンドってとこだよなぁ~クククッッ…

すやすや眠るシャルにキスを落とし、俺も眠りについた。

もちろん、起きてすぐできるように入れたまんまで…クククッッ…






チュン…チュン…

「んむぅ……暑い……

ん…っ……」


俺は、暑さと、お尻への違和感で、目を覚ました……

「な、なんか……はいって…る……?」

お尻にジルのをギッチリと咥え込んだまま、後ろから抱きすくめられている…



あれ…昨日…どうしたんだっけ…?

と、とりあえず、これ、抜きたいっ…」

俺はナカに入れられてる、デカくて長いジルのを、なんとか追い出そうと、体を捩ってお尻をふりふりした…

でも…なんか…動けば動くほど…変なとこに当たって…

ナカがきゅんきゅんするの…止められない…






ずんっ!!!






「?!?!??!ッッんぁッ!!!ジルっ起きてたのか?!」


『こらっ、シャル、俺が寝てる間に、俺ので気持ちよくなろうなんて、悪い子だなぁ~』


「ッッち、ちがッ…あっ!やめっ…」


腰に力が入らない…脚もガクガクで…


な、なんで?


『クククッ…シャル…昨日は大変だったんだぞ~?

お前が、もっともっとって言って、俺を離してくれないから、何回も何回も…お前に搾り取られたんだぜ?

お前がそんなに欲求不満だとは知らなかったなぁ~

今度からはもっと…お前が…もうだめって言ってもやめないで、責め立てた方がイイってことだよなぁ~

悪かったなぁ…お前の「もっと」に気づいてやれなくて…クククっ…』


「んな!?!俺がそんなこと言うわけないだろ?!変なこと言うな!」


俺が反論すると、ジルはにやぁって笑って、変な魔道具を出してきた…


『クククッ…じゃあ、この声は誰の声だろうなぁ~?』



【んはぁっっ!!!きもちいっ…じるっ、もっとして…


はぁ…はぁん…いくっ…いっちゃう…っ…でちゃうっ…


うにゃぁぁあぁああっぁぁああ“あ“っ!!】



「うわぁっ!!!! な、なんだよっこれっ…!?!?


俺、の声…?うそだ!!」


『クククッ…これは音声を記録する魔道具だ…不正があったら証拠に使えないから、捏造はできねーぞ?ん?』


「……おぼえて…ないもん…」


俺はぷいっとそっぽを向いた…


ジルが咎めるように腰をぐりぐりと押し付けてきて、俺の弱いところを容赦なくこすりあげる…


「んあっっ…やめっ…」


『ククク…流石にあれだけ乱れまくってたから、今日は、しおらしいなぁ~

でも、ダメだぜ?

俺のいないとこで飲み過ぎた罰だ…』









「はぁ…はぁ…ぐすっ…ふぇっ…もうやだぁ…

できにゃいっ…おかしくなるっ…

もうやめて…じるっ…

もう…じると一緒じゃなきゃ…お酒のまにゃいっ…からぁ…

きもちいの…もうおわり…おねがっい…んぅ…ぐすっ…ふぇ…ん…」


『クククっ…もう夕方だもんなぁ~

そんなに泣くな…って…ったく…

もう俺のいないところで飲むなよ?わかったな?』



こくん……



ジルが俺に回復魔法をかけてくれて…優しくキスをくれる…

優しくて、触るだけのキスはいつもお仕置きが終わりの合図なんだ…

俺の涙を唇で受け止めて、腫れた目元にもキスで回復魔法をかけてくれた…


さっきまでの鬼畜変態っぷりが嘘みたいに爽やかで優しいスパダリっぷりがちょっと憎たらしいけど…


もう…ジルのいないとこで絶対お酒飲まない…


ぐすっ…



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

遅くなりまして、申し訳ございませんっm(_ _)m


寄り道ばっかりでストーリーが進みませんね…^^;

ちなみに、そんなに激しくしたら、シャルが萎びてしまうと思った読者様…ジルベルトはよく考えておりまして、ちょっとずつ回復魔法とかかけながらお仕置きしております…

なのでシャルは可哀想なことに、いつもより激しくされても、それに付き合えちゃうのです…

シャルが本気で泣いたら大体お仕置きは終わりになります…


シャル…強く生きて…!!!


作者にはジルベルトの暴走を止められませぬ…(T ^ T)


ちゃんと年内には完結させますので…もう少々お付き合いくださいっ!
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感想 3

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