2 / 17
プロローグ
しおりを挟む
「……暇だ」
高校の昼休み、俺は教室で暇を持て余していた。
俺の名前は妹尾(せのお)セナ、ごく普通の男子高校生である。
成績は赤点は取らずそこそこ、スポーツも苦手なほどではない。
特に熱中しているものと言えばゲームぐらいで、他に趣味と呼べるものはない。
そんな俺は、毎日繰り返される日常に飽き飽きしていた。
「なんか面白いこと起こらないかな」
そんな願いが叶うこともなく、貴重な昼休みの時間が机に突っ伏しているだけで過ぎていく。
……と思われたその時。
「おーいセナ君!」
俺の名前を元気に呼びながら近づいてくる女子がいた。
人懐っこい顔をした茶髪の女の子は、
ピンクのカーディガンを紺の制服の下に覗かせながら
学校指定を少し反則しているようなスカートをひらめかせて寄ってきた。
「おーいってば、聞いてる?」
幼馴染の長野ナミだ、家が近所なので昔からよく遊んでいた。
なんの奇遇か同じクラスである。
「聞いてるっての、ナミの声はよく通るからな」
「ひど!それって私の声がでかいってこと?」
確かにナミの声は大きい方だが、声が通ると大きいの差はあると思うのだが。
「そんなことより、俺に用事があったんじゃないのかよ」
「そうそう!セナ君、ゲーム好きでしょ?」
「なんだ唐突に、そりゃ俺はリアルに三度の飯よりゲームが好きだが。
むしろゲームの世界に行きたいぐらいだ」
実際、ゲームの世界に行けたらと思うことが何度もある。
きっと楽しいんだろうな……と思いを巡らそうとするのを遮るようにナミは
「じゃあ折り入ってお願いがあるの!」
「なんだよ、お願いって」
「私のパパがゲーム会社に勤めてることは知ってるでしょ?
それで開発中のゲームを試してもらいたいらしいんだけど、
私じゃゲームに詳しくないから……」
そう、ナミの父親は有名ゲーム会社の社員なのだ。
サークルエンタープライズ、数々の名作ゲームを生み出した超有名企業。
ゲーマーならその名前を知らない者はいない。
「ちょっと待ってくれよ……おい、今なんて?」
「だからパパがゲームのモニターを探してるの、それでセナ君にお願いできないかなって……」
「するするやりますやらせてください!」
俺はナミに縋りつくように懇願した、若干ナミの目が引いているのは気のせいだろう。
なにせあのサークルエンタープライズの開発中のゲームをプレイできるというチャンスなのだ。
これはゲーム好きとしては見逃せない。ナミは若干ヒキながら
「そ……そんなに興味あるんだ、じゃあこれサンプル用のディスクだから」
そう言ってナミが渡してきたのは、何の変哲もない銀色のブルーレイ風のディスクだった。
「おお……この中にサクエンの新作ゲームが……!」
俺が感動していると、それを咎めるようにナミは
「言っておくけど、ゲーム内容は他の人に言っちゃだめだからね!」
「分かってるって、それでモニターって具体的に何をすればいいんだ?」
「んっとね、パパが言うにはネットに繋いだPCでプレイしてくれれば自動的に記録は送信されるから、
あとは感想を後で聞かせてくれるだけでOKだって」
ナミがんーと思い出すように言うと、あとは分かんないといった風にニカッと笑った。
「そうか……責任重大だな、さっそく今日帰ったらやってみるよ」
「ありがとセナ君、ゲームのことよくわかんないから助かる~、
私もそのゲーム今日試すから、会ったらよろしくね!」
「ちょっと待て、これオンラインゲームなのか?」
「なんかね、フルダイブ同期型多人数参加次世代ゲーム?ってパパが意気込んでた」
「なんだそれ……まあやってみないことにはな」
ここまで話したところで授業開始のチャイムが鳴り、俺たちは席に戻った。
「帰宅が待ち遠しいな……」
この時俺は、自分に降りかかる災難に気づく由もなかったのだ。
「ただいまー」
「あ、お兄ちゃんおかー」
「セリカか」
と言って出てきたのは風呂上がりの美少女、というか俺の妹だ。
妹尾セリカ。俺の一つ下だ。
手入れの行き届いた長い黒髪はサラリと舞い、
俺が兄でなかったらうっとりとしてしまうような艶やかさだった。
その妹は端麗だがちょっとツリめの目で俺を一瞥した後
「今日寒いんだから早く家に入りなよ」
と言い捨てると、自分の部屋に帰って行ったようだった。
「寒いのに風呂上がりにそんなに薄着でいるなよ……」
季節感のない胸元の空いたカジュアルな部屋着の妹に、兄として心配せざるを得なかったが
それは放っておいて今は例のゲームのことで頭がいっぱいだった。
俺は部屋に入るとすぐにPCを起動し、
その待ち時間に飲み物でも調達しようとリビングに向かおうとしたところ、
部屋から出る妹と鉢合わせしてしまった。
「お兄ちゃん、そわそわしてるけどなんかあったの?」
スタイルのいい体を屈ませながらこちらをいぶかしげに覗いてくる妹に
俺は少し胸元が気になったが、戸惑いを隠して答えた。
「ナミの親父さんからナミ経由で新作ゲームの体験モニターを頼まれたんだよ」
「なにそれ!あたしもやってみたい!」
さっきまでとは別人のように興味津々といった様子で寄ってくる妹に思わずしまった、と思ったが
時すでに遅し、こいつもゲームが好きだったことをすっかり忘れていた。
結局ナミに確認を取り、二人でプレイすることになった。
「早く入れてみてよ!」
「色々言葉を抜かすな、怪しく聞こえるだろ」
ゲームディスクをPCに挿入すると、タイトルロゴとインストール画面が表示された。
最新作なだけあって長時間のインストールのようだが、今日あった出来事を妹と話していると
突如PCが光り出し、俺たちはまばゆい光に包まれた。
目を開けるとそこは……
家の中ではなく、まるでゲームの世界のような、
剣と魔法のファンタジーの異世界だった。
高校の昼休み、俺は教室で暇を持て余していた。
俺の名前は妹尾(せのお)セナ、ごく普通の男子高校生である。
成績は赤点は取らずそこそこ、スポーツも苦手なほどではない。
特に熱中しているものと言えばゲームぐらいで、他に趣味と呼べるものはない。
そんな俺は、毎日繰り返される日常に飽き飽きしていた。
「なんか面白いこと起こらないかな」
そんな願いが叶うこともなく、貴重な昼休みの時間が机に突っ伏しているだけで過ぎていく。
……と思われたその時。
「おーいセナ君!」
俺の名前を元気に呼びながら近づいてくる女子がいた。
人懐っこい顔をした茶髪の女の子は、
ピンクのカーディガンを紺の制服の下に覗かせながら
学校指定を少し反則しているようなスカートをひらめかせて寄ってきた。
「おーいってば、聞いてる?」
幼馴染の長野ナミだ、家が近所なので昔からよく遊んでいた。
なんの奇遇か同じクラスである。
「聞いてるっての、ナミの声はよく通るからな」
「ひど!それって私の声がでかいってこと?」
確かにナミの声は大きい方だが、声が通ると大きいの差はあると思うのだが。
「そんなことより、俺に用事があったんじゃないのかよ」
「そうそう!セナ君、ゲーム好きでしょ?」
「なんだ唐突に、そりゃ俺はリアルに三度の飯よりゲームが好きだが。
むしろゲームの世界に行きたいぐらいだ」
実際、ゲームの世界に行けたらと思うことが何度もある。
きっと楽しいんだろうな……と思いを巡らそうとするのを遮るようにナミは
「じゃあ折り入ってお願いがあるの!」
「なんだよ、お願いって」
「私のパパがゲーム会社に勤めてることは知ってるでしょ?
それで開発中のゲームを試してもらいたいらしいんだけど、
私じゃゲームに詳しくないから……」
そう、ナミの父親は有名ゲーム会社の社員なのだ。
サークルエンタープライズ、数々の名作ゲームを生み出した超有名企業。
ゲーマーならその名前を知らない者はいない。
「ちょっと待ってくれよ……おい、今なんて?」
「だからパパがゲームのモニターを探してるの、それでセナ君にお願いできないかなって……」
「するするやりますやらせてください!」
俺はナミに縋りつくように懇願した、若干ナミの目が引いているのは気のせいだろう。
なにせあのサークルエンタープライズの開発中のゲームをプレイできるというチャンスなのだ。
これはゲーム好きとしては見逃せない。ナミは若干ヒキながら
「そ……そんなに興味あるんだ、じゃあこれサンプル用のディスクだから」
そう言ってナミが渡してきたのは、何の変哲もない銀色のブルーレイ風のディスクだった。
「おお……この中にサクエンの新作ゲームが……!」
俺が感動していると、それを咎めるようにナミは
「言っておくけど、ゲーム内容は他の人に言っちゃだめだからね!」
「分かってるって、それでモニターって具体的に何をすればいいんだ?」
「んっとね、パパが言うにはネットに繋いだPCでプレイしてくれれば自動的に記録は送信されるから、
あとは感想を後で聞かせてくれるだけでOKだって」
ナミがんーと思い出すように言うと、あとは分かんないといった風にニカッと笑った。
「そうか……責任重大だな、さっそく今日帰ったらやってみるよ」
「ありがとセナ君、ゲームのことよくわかんないから助かる~、
私もそのゲーム今日試すから、会ったらよろしくね!」
「ちょっと待て、これオンラインゲームなのか?」
「なんかね、フルダイブ同期型多人数参加次世代ゲーム?ってパパが意気込んでた」
「なんだそれ……まあやってみないことにはな」
ここまで話したところで授業開始のチャイムが鳴り、俺たちは席に戻った。
「帰宅が待ち遠しいな……」
この時俺は、自分に降りかかる災難に気づく由もなかったのだ。
「ただいまー」
「あ、お兄ちゃんおかー」
「セリカか」
と言って出てきたのは風呂上がりの美少女、というか俺の妹だ。
妹尾セリカ。俺の一つ下だ。
手入れの行き届いた長い黒髪はサラリと舞い、
俺が兄でなかったらうっとりとしてしまうような艶やかさだった。
その妹は端麗だがちょっとツリめの目で俺を一瞥した後
「今日寒いんだから早く家に入りなよ」
と言い捨てると、自分の部屋に帰って行ったようだった。
「寒いのに風呂上がりにそんなに薄着でいるなよ……」
季節感のない胸元の空いたカジュアルな部屋着の妹に、兄として心配せざるを得なかったが
それは放っておいて今は例のゲームのことで頭がいっぱいだった。
俺は部屋に入るとすぐにPCを起動し、
その待ち時間に飲み物でも調達しようとリビングに向かおうとしたところ、
部屋から出る妹と鉢合わせしてしまった。
「お兄ちゃん、そわそわしてるけどなんかあったの?」
スタイルのいい体を屈ませながらこちらをいぶかしげに覗いてくる妹に
俺は少し胸元が気になったが、戸惑いを隠して答えた。
「ナミの親父さんからナミ経由で新作ゲームの体験モニターを頼まれたんだよ」
「なにそれ!あたしもやってみたい!」
さっきまでとは別人のように興味津々といった様子で寄ってくる妹に思わずしまった、と思ったが
時すでに遅し、こいつもゲームが好きだったことをすっかり忘れていた。
結局ナミに確認を取り、二人でプレイすることになった。
「早く入れてみてよ!」
「色々言葉を抜かすな、怪しく聞こえるだろ」
ゲームディスクをPCに挿入すると、タイトルロゴとインストール画面が表示された。
最新作なだけあって長時間のインストールのようだが、今日あった出来事を妹と話していると
突如PCが光り出し、俺たちはまばゆい光に包まれた。
目を開けるとそこは……
家の中ではなく、まるでゲームの世界のような、
剣と魔法のファンタジーの異世界だった。
0
あなたにおすすめの小説
義妹の嫌がらせで、子持ち男性と結婚する羽目になりました。義理の娘に嫌われることも覚悟していましたが、本当の家族を手に入れることができました。
石河 翠
ファンタジー
義母と義妹の嫌がらせにより、子持ち男性の元に嫁ぐことになった主人公。夫になる男性は、前妻が残した一人娘を可愛がっており、新しい子どもはいらないのだという。
実家を出ても、自分は家族を持つことなどできない。そう思っていた主人公だが、娘思いの男性と素直になれないわがままな義理の娘に好感を持ち、少しずつ距離を縮めていく。
そんなある日、死んだはずの前妻が屋敷に現れ、主人公を追い出そうとしてきた。前妻いわく、血の繋がった母親の方が、継母よりも価値があるのだという。主人公が言葉に詰まったその時……。
血の繋がらない母と娘が家族になるまでのお話。
この作品は、小説家になろうおよびエブリスタにも投稿しております。
扉絵は、管澤捻さまに描いていただきました。
追放されたので田舎でスローライフするはずが、いつの間にか最強領主になっていた件
言諮 アイ
ファンタジー
「お前のような無能はいらない!」
──そう言われ、レオンは王都から盛大に追放された。
だが彼は思った。
「やった!最高のスローライフの始まりだ!!」
そして辺境の村に移住し、畑を耕し、温泉を掘り当て、牧場を開き、ついでに商売を始めたら……
気づけば村が巨大都市になっていた。
農業改革を進めたら周囲の貴族が土下座し、交易を始めたら王国経済をぶっ壊し、温泉を作ったら各国の王族が観光に押し寄せる。
「俺はただ、のんびり暮らしたいだけなんだが……?」
一方、レオンを追放した王国は、バカ王のせいで経済崩壊&敵国に占領寸前!
慌てて「レオン様、助けてください!!」と泣きついてくるが……
「ん? ちょっと待て。俺に無能って言ったの、どこのどいつだっけ?」
もはや世界最強の領主となったレオンは、
「好き勝手やった報い? しらんな」と華麗にスルーし、
今日ものんびり温泉につかるのだった。
ついでに「真の愛」まで手に入れて、レオンの楽園ライフは続く──!
不倫されて離婚した社畜OLが幼女転生して聖女になりましたが、王国が揉めてて大事にしてもらえないので好きに生きます
天田れおぽん
ファンタジー
ブラック企業に勤める社畜OL沙羅(サラ)は、結婚したものの不倫されて離婚した。スッキリした気分で明るい未来に期待を馳せるも、公園から飛び出てきた子どもを助けたことで、弱っていた心臓が止まってしまい死亡。同情した女神が、黒髪黒目中肉中背バツイチの沙羅を、銀髪碧眼3歳児の聖女として異世界へと転生させてくれた。
ところが王国内で聖女の処遇で揉めていて、転生先は草原だった。
サラは女神がくれた山盛りてんこ盛りのスキルを使い、異世界で知り合ったモフモフたちと暮らし始める――――
※第16話 あつまれ聖獣の森 6 が抜けていましたので2025/07/30に追加しました。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
俺の伯爵家大掃除
satomi
ファンタジー
伯爵夫人が亡くなり、後妻が連れ子を連れて伯爵家に来た。俺、コーは連れ子も可愛い弟として受け入れていた。しかし、伯爵が亡くなると後妻が大きい顔をするようになった。さらに俺も虐げられるようになったし、可愛がっていた連れ子すら大きな顔をするようになった。
弟は本当に俺と血がつながっているのだろうか?など、学園で同学年にいらっしゃる殿下に相談してみると…
というお話です。
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる