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第七章 幻の都
659 迷宮 幻の都7
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「アルフ……」
周囲の光と振動が収まったところで、結界内に戻った勇者の様子を確認する。
さすがにぐったりとしているようだ。
「やりすぎだ」
「だって、気持ち悪いだろ」
「そりゃそうだし、まぁ寄生したら面倒な奴だから結果的にはよかったかもしれんが、おそらく被害甚大だぞ」
「むう……」
さすがに自分でもやりすぎたとは思っていたんだろう。
俺から目を反らす。
まぁいいか、まずはどうなったかの確認をしないと。
「ミュリア、結界をもう少し保っていられるか?」
「はい。お師匠さま、大丈夫です」
この強度の結界を張り続けて、消耗している様子もないな。
さすがは聖女と言うべきか。
「じゃ、出るぞ」
「ダスター、私も」
「いや、メルリルは……」
「風の様子は私が確認しないと」
風がないと呼吸が出来なくなるんだっけ?
うむ、メルリルの主張は確かに正しいな。
「わかった。一緒に確認を頼む。ただし、俺が出てから合図を見て出て来てくれ」
「はい」
メルリルがうれしそうだ。
一緒に仕事が出来ることがそんなにうれしいのか。
ありがたいという思いと、俺が危険な道へどんどん引き込んでいるという罪悪感が、両方押し寄せて来る。
だがまぁこれは俺自身の気持ちの問題だ。
メルリルのやりたいことは決まっているんだから、パーティ仲間としては、それをサポートしてやるのが筋というものなのだろうな。
俺は聖女の結界を抜けた。
いきなり自分の体が膨れ上がったような妙な酩酊感がある。
それだけ聖女の結界のなかで魔力が抑えられていたということだろう。
一度頭を振って、改めて周囲を確認する。
「うはぁ」
目前に上下左右にぶち抜かれた大穴があった。
迷宮の層と層の間を支える地面は案外分厚いものだ。
薄かったらとっくに陥没してしまっているしな。
それが全面に渡ってぶち抜かれるとは、つくづく勇者という存在は規格外だ。
さて、予想出来たことだが、下のほうから騒ぎが聞こえて来る。
探索者が集まって来つつあるようだ。
とりあえずメルリルを呼ぶ。
「どうだ?」
「呼ぶのが遅い」
メルリルがぷくっと頬を膨らませた。
なにこれ、かわいいんだけど。
「見てわかるけど、閉鎖空間じゃなくなってる。風は通ってるね。ただ、精霊としての意思は感じられないけど」
「風はあるが精霊はいない?」
「というか、魔力が強すぎて、純粋な力になってるみたい」
「よくわからんが、巫女としての力は使えないということか」
「うん」
メルリルはなんだか不満そうな顔になる。
「また役に立たない」
「そんなこと気にしてたのか。冒険者には特殊な力なんて持たない奴のほうが多いんだぞ。何かを成し遂げるときに必要なのは、それぞれがやるべきことをやることだけだ。特別な力ってのはあれば助かるぐらいのもんだぞ」
「だって、あなたの仲間はフォルテにしろ勇者さまにしろ、聖女さまにしろ、みんな特別だもの。私はただの森人の巫女で、精霊まかせの不安定な力でしかないもの」
「それで言うなら俺が一番何もないじゃないか。確かに魔力は多少持ってるが、俺程度の魔力ならそこらにゴロゴロしているぞ。勇者や聖女を羨ましがったって意味はないさ」
「むう」
あ、またむくれた。
だがまぁ、こういうことを言い出せるような間柄になったってことだよな。
いいことなのかもしれない。
いろんな表情が見れるし。
「ダスター、ニヤニヤしてる」
「いてっ!」
メルリルが俺の耳を引っ張った。
さすがに内心がバレバレだったか。
「師匠、またいちゃついている」
「お前、呼んでないのに出てくんな」
「ビャッ!」
「フォルテ、お前まで師匠に乗っかって文句を言うな!」
のこのこ出て来た勇者と、騒ぎで目覚めたらしいフォルテが言い合いを始める。
いかん、収拾がつかない。
それと、下層のほうがますます騒がしくなって来ている。
だいぶ近づいているようだ。
「おい、アルフ」
「なんだ?」
「当面の危険は去ったんで、ミュリアに結界を解除するように言ってくれ。それから、お前が派手に迷宮をぶち壊したせいで、ひと揉めありそうだ。とりあえず交渉は俺に任せろ」
「大丈夫なのか?」
「お前は俺達の大将だぞ? 勇者が直接口を開くとありがたみが薄れるだろ」
「……そういうもんか?」
「そういうもんだ。よくわからないもののほうが価値があるような気がするからな」
「……それって、俺の実体は価値がないって言ってる?」
「言ってないだろ」
なにやら納得していない風だが、勇者は結界に戻って仲間達に説明しているようだ。
俺は下層に集まった探索者達に備えて、大穴の縁のところで出来るだけ横柄な態度で胸を反らして仁王立ちしておく。
こっからはハッタリ勝負だからな。
「こりゃあなんだ?」
「迷宮の壁は頑丈で、普通の魔物じゃあ、なかなかぶち抜けないって言うのに。どんなバケモンが出たんだぁ?」
わかるぞ。
軽口を叩いているが、内心ビビっているんだろ?
よしよし、今から俺が安心させてやるからな。
下にぞろぞろ人が集まって来たところで、俺はパンパンパンと手を叩いて大きな音を立てた。
迷宮では大きな音を立てるのはご法度だが、その分、地上より大きな音は目立つ。
「な、なんだ!」
「よう。迷宮探索者のみなさん。ご迷惑をおかけして申し訳ない。ちと、トラブルでな。うちの勇者さまが迷宮をちょこっと壊してしまったようだ」
「はぁっ?」
俺の口上に、探索者達が揃ってポカーンと口を開けてこちらを見上げていた。
層が違うので、上と下ではかなりの高低差がある。
感覚的には、相手からすると高い場所にいる相手を見上げている感じだろう。
低い位置から人を見上げるという仕草は、なんとなく相手を崇めているような気分を呼び起こす。
よしよし、せいぜい勇者と聖女の御尊顔を拝ませてやろう。
神のご加護があるかもしれないからな、盛大に感謝してくれよ。
周囲の光と振動が収まったところで、結界内に戻った勇者の様子を確認する。
さすがにぐったりとしているようだ。
「やりすぎだ」
「だって、気持ち悪いだろ」
「そりゃそうだし、まぁ寄生したら面倒な奴だから結果的にはよかったかもしれんが、おそらく被害甚大だぞ」
「むう……」
さすがに自分でもやりすぎたとは思っていたんだろう。
俺から目を反らす。
まぁいいか、まずはどうなったかの確認をしないと。
「ミュリア、結界をもう少し保っていられるか?」
「はい。お師匠さま、大丈夫です」
この強度の結界を張り続けて、消耗している様子もないな。
さすがは聖女と言うべきか。
「じゃ、出るぞ」
「ダスター、私も」
「いや、メルリルは……」
「風の様子は私が確認しないと」
風がないと呼吸が出来なくなるんだっけ?
うむ、メルリルの主張は確かに正しいな。
「わかった。一緒に確認を頼む。ただし、俺が出てから合図を見て出て来てくれ」
「はい」
メルリルがうれしそうだ。
一緒に仕事が出来ることがそんなにうれしいのか。
ありがたいという思いと、俺が危険な道へどんどん引き込んでいるという罪悪感が、両方押し寄せて来る。
だがまぁこれは俺自身の気持ちの問題だ。
メルリルのやりたいことは決まっているんだから、パーティ仲間としては、それをサポートしてやるのが筋というものなのだろうな。
俺は聖女の結界を抜けた。
いきなり自分の体が膨れ上がったような妙な酩酊感がある。
それだけ聖女の結界のなかで魔力が抑えられていたということだろう。
一度頭を振って、改めて周囲を確認する。
「うはぁ」
目前に上下左右にぶち抜かれた大穴があった。
迷宮の層と層の間を支える地面は案外分厚いものだ。
薄かったらとっくに陥没してしまっているしな。
それが全面に渡ってぶち抜かれるとは、つくづく勇者という存在は規格外だ。
さて、予想出来たことだが、下のほうから騒ぎが聞こえて来る。
探索者が集まって来つつあるようだ。
とりあえずメルリルを呼ぶ。
「どうだ?」
「呼ぶのが遅い」
メルリルがぷくっと頬を膨らませた。
なにこれ、かわいいんだけど。
「見てわかるけど、閉鎖空間じゃなくなってる。風は通ってるね。ただ、精霊としての意思は感じられないけど」
「風はあるが精霊はいない?」
「というか、魔力が強すぎて、純粋な力になってるみたい」
「よくわからんが、巫女としての力は使えないということか」
「うん」
メルリルはなんだか不満そうな顔になる。
「また役に立たない」
「そんなこと気にしてたのか。冒険者には特殊な力なんて持たない奴のほうが多いんだぞ。何かを成し遂げるときに必要なのは、それぞれがやるべきことをやることだけだ。特別な力ってのはあれば助かるぐらいのもんだぞ」
「だって、あなたの仲間はフォルテにしろ勇者さまにしろ、聖女さまにしろ、みんな特別だもの。私はただの森人の巫女で、精霊まかせの不安定な力でしかないもの」
「それで言うなら俺が一番何もないじゃないか。確かに魔力は多少持ってるが、俺程度の魔力ならそこらにゴロゴロしているぞ。勇者や聖女を羨ましがったって意味はないさ」
「むう」
あ、またむくれた。
だがまぁ、こういうことを言い出せるような間柄になったってことだよな。
いいことなのかもしれない。
いろんな表情が見れるし。
「ダスター、ニヤニヤしてる」
「いてっ!」
メルリルが俺の耳を引っ張った。
さすがに内心がバレバレだったか。
「師匠、またいちゃついている」
「お前、呼んでないのに出てくんな」
「ビャッ!」
「フォルテ、お前まで師匠に乗っかって文句を言うな!」
のこのこ出て来た勇者と、騒ぎで目覚めたらしいフォルテが言い合いを始める。
いかん、収拾がつかない。
それと、下層のほうがますます騒がしくなって来ている。
だいぶ近づいているようだ。
「おい、アルフ」
「なんだ?」
「当面の危険は去ったんで、ミュリアに結界を解除するように言ってくれ。それから、お前が派手に迷宮をぶち壊したせいで、ひと揉めありそうだ。とりあえず交渉は俺に任せろ」
「大丈夫なのか?」
「お前は俺達の大将だぞ? 勇者が直接口を開くとありがたみが薄れるだろ」
「……そういうもんか?」
「そういうもんだ。よくわからないもののほうが価値があるような気がするからな」
「……それって、俺の実体は価値がないって言ってる?」
「言ってないだろ」
なにやら納得していない風だが、勇者は結界に戻って仲間達に説明しているようだ。
俺は下層に集まった探索者達に備えて、大穴の縁のところで出来るだけ横柄な態度で胸を反らして仁王立ちしておく。
こっからはハッタリ勝負だからな。
「こりゃあなんだ?」
「迷宮の壁は頑丈で、普通の魔物じゃあ、なかなかぶち抜けないって言うのに。どんなバケモンが出たんだぁ?」
わかるぞ。
軽口を叩いているが、内心ビビっているんだろ?
よしよし、今から俺が安心させてやるからな。
下にぞろぞろ人が集まって来たところで、俺はパンパンパンと手を叩いて大きな音を立てた。
迷宮では大きな音を立てるのはご法度だが、その分、地上より大きな音は目立つ。
「な、なんだ!」
「よう。迷宮探索者のみなさん。ご迷惑をおかけして申し訳ない。ちと、トラブルでな。うちの勇者さまが迷宮をちょこっと壊してしまったようだ」
「はぁっ?」
俺の口上に、探索者達が揃ってポカーンと口を開けてこちらを見上げていた。
層が違うので、上と下ではかなりの高低差がある。
感覚的には、相手からすると高い場所にいる相手を見上げている感じだろう。
低い位置から人を見上げるという仕草は、なんとなく相手を崇めているような気分を呼び起こす。
よしよし、せいぜい勇者と聖女の御尊顔を拝ませてやろう。
神のご加護があるかもしれないからな、盛大に感謝してくれよ。
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