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異世界人の前で着替える
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「あ、姫様お帰りなさいませ。ん? その男はなんですか?」
「姫様ぁ? あ、馬のことか、ん? あれ?」
行きとは違ってちゃんと門番に顔を見せておく。
あまり無茶をすると罪のない門番が叱責されてしまうからな。
しかし、この異世界人の反応は面白いな。
「何を言っている、無礼者が! 気安く姫様をお呼びするなど!」
「ああ、すまない。先程馬の名前の話をしたから混乱したのだろう」
「ああ、姫ですか、なるほど」
門番は納得したようだ。
このまま通り抜けさせてくれないかな? まぁ駄目だろうな。
「それで、この不審者はどうなさったのですか? もし犯罪者なら担当の者を呼びますが」
「いや、これは客人だ。気にするな」
「何をおっしゃいます。客人とは事前に訪問の日も時間も連絡して来るものです。まさか姫様、どこぞで拾った浮浪者を連れ込むおつもりでは? 前に友達とか称してお連れになった者たちは……」
「ああもう。私が責任を持つ。それでいいだろう?」
「しかし、お屋敷に不審者を入れるような真似は」
「責任を持つと言った」
「っ……はい」
門番はしぶしぶ折れてくれたようだ。
こんなことに強権を使うのは本当に申し訳ない。
こういうことが続くと真面目に仕事をする気持ちが萎えてしまうだろうから、あんまりやりたくはないのだけど、今回は仕方ないだろう。
あとで私の名で兵舎に差し入れをしておこう。
「無理を言って悪かった。お館様には私が無理を言ったときっちり報告しておいてくれていいから」
「いえ、ですが、姫様くれぐれもお気をつけください」
「わかっている。そうだ、後で部屋にエッデを寄越してくれ」
私の指示に、門番はあからさまにホッとした顔になった。
私よりもエッデのほうが信頼されているようでちょっとムカつく。
「はっ、承りました」
門番は胸に手を当てて腰を折る主家に対する礼を取って見送ってくれた。
やれやれ、後で父様からお小言必須だな。甘んじて受けるしかない。
「こっちだ」
「あ、うん」
異世界人の男を促すと、彼は慌てて門番に頭をペコっと下げて後をついて来た。
あれは礼のつもりか? 礼をするなら身許を引き受けた私に対してだろうに。ほらみろ、門番がまた怒り出しているぞ。
馬小屋に向かっていると、せわしなくキョロキョロしていた異世界人が大きくため息をついた。
「広い! ってかお城、お城だよね? もしかして姫って王女様とか?」
「おい、馬鹿。滅多なことを言うな。お前失言一つで首が飛ぶこともあるってことを覚えておいたほうがいいぞ」
「お、おう。……あのさ、あんた女の子だったんだな。さっきはその、悪かった」
「男に間違えたことか? 何、気にするな。よくあることだ」
「やっぱりあんたの格好、この世界でも普通って訳じゃないんだな?」
「お前、私以外の前では口を閉じておいたほうがいいぞ。心からの忠告だ」
「え? マジで。ここってそんなに命が軽いの?」
「お前の口の軽さと同じくらいかな」
「わぁお」
しかし異世界の言葉は国ごとに違うとか言っていたが、確かに訳のわからない言葉を使うな。
単語に意味がないのかこの世界に彼の言った存在がないのか、ちっとも意味が伝わって来ない。
「そうだ。最初の質問だが、我が家はファラッシア公爵家だ。王家とは親戚にあたるが継承権は持たない一貴族に過ぎない。もう変なことは言うなよ?」
「お、おう、わかった。でもさ、公爵ってすげえ偉いんじゃないか?」
「そういう知識はあるのか」
「おう! オタクの常識だぜ!」
「本当に変なやつ」
おかしなことばかり言うが、この男と話していると時間がすぐに経つ。
わずかな時間だと思ったのに、いつの間にか馬小屋の前まで到着してしまっていた。
私は姫から降りると、その鼻面をなでてやりながら声を掛ける。
「戻ったぞ。すまないが今日はそっちで姫の世話をしてやってくれ。あまり無茶はさせていないが、おやつも食べてないので優しくな」
「ほう、珍しいね、乗った子の世話を自分でしないなんて……と、おや?」
馬小屋から出て来た馬丁頭のジョンに姫の世話を頼む。
ジョンは私の後ろにいる異世界人の男に気がついて面白そうな顔になった。
「へえ、姫の近くにいて蹴られもかじられも、刺されもしないなんて貴重な奴だな。どうだ、うちで働かないか?」
「へっ?」
戸惑う異世界人の男に説明する。
「うちの馬丁頭だ。ジョンと言う」
「おう、よろしくな!」
「えっ、馬丁さんということはここって馬小屋? 広っ!」
「この馬小屋はうちの家族の馬専用だから狭いほうだぞ」
「うへぇ! そうか、高級車みたいなもんか。それにしても普通のガレージよりもずっと広いぞ」
「お嬢、こいつ何言ってんだ?」
異世界人のわけのわからない言葉に、ジョンが首をかしげた。
やっぱりお前もわけがわからないよな。
「さあ?」
笑ってみせる。
姫をジョンに任せると、そのまま裏口から屋敷に入った。
ここからはキョロキョロする異世界人がはぐれると本格的に命が危ないので、首根っこを掴んで歩く。
「ちょ、苦しいんですけど」
「部屋まで我慢しろ」
「りょーかい」
使用人も館の者たちもほとんど通らない時間帯があるルートを把握しているので、無駄に詮索されずに部屋まで辿り着いた。
上手いことに、お付きの侍女もいないようだ。
「ほらここだ。入って」
「おう、わかった。……おおおお、ロイヤルスイートルームきたあああああ!」
「うるさい」
「ごめんなさい」
部屋に入るなり小さな声で叫ぶという器用なことをやった男に釘を刺し、私は気楽な部屋着に着替えることにした。
そう言えば、この男の着替えも必要かな。
手配しておかなければいけないだろう。
そんなことを考えながら窮屈な外出用の服を脱ぎ捨てる。
特に胸当てのキツさと言ったら、息が詰まる。
発明した奴は試着しなかったんだろうな。
「あ、あ……ちょ、おま!」
ん? 異世界人が真っ赤になって何か騒いでいる。
本当に懲りない奴だ。
と、ドアをノックする音が聞こえた。
「お嬢様、エッデです。失礼いたします」
「ああ、よく来てくれた。入れ」
「はい」
キィと扉がわずかな音を発して開く。
そして、タッと、床を強く踏む音が聞こえたと思ったら、エッデが私のすぐ後ろに来た。
「おお、相変わらず凄い体捌きだね」
「お、お嬢様!」
「きゃあああああああ!」
怖い顔をしたエッデに詰め寄られるのと、異世界人の男が真っ赤な顔で女のような悲鳴を上げながら地面に這いつくばるという現象が、同時に発生したのだった。
「姫様ぁ? あ、馬のことか、ん? あれ?」
行きとは違ってちゃんと門番に顔を見せておく。
あまり無茶をすると罪のない門番が叱責されてしまうからな。
しかし、この異世界人の反応は面白いな。
「何を言っている、無礼者が! 気安く姫様をお呼びするなど!」
「ああ、すまない。先程馬の名前の話をしたから混乱したのだろう」
「ああ、姫ですか、なるほど」
門番は納得したようだ。
このまま通り抜けさせてくれないかな? まぁ駄目だろうな。
「それで、この不審者はどうなさったのですか? もし犯罪者なら担当の者を呼びますが」
「いや、これは客人だ。気にするな」
「何をおっしゃいます。客人とは事前に訪問の日も時間も連絡して来るものです。まさか姫様、どこぞで拾った浮浪者を連れ込むおつもりでは? 前に友達とか称してお連れになった者たちは……」
「ああもう。私が責任を持つ。それでいいだろう?」
「しかし、お屋敷に不審者を入れるような真似は」
「責任を持つと言った」
「っ……はい」
門番はしぶしぶ折れてくれたようだ。
こんなことに強権を使うのは本当に申し訳ない。
こういうことが続くと真面目に仕事をする気持ちが萎えてしまうだろうから、あんまりやりたくはないのだけど、今回は仕方ないだろう。
あとで私の名で兵舎に差し入れをしておこう。
「無理を言って悪かった。お館様には私が無理を言ったときっちり報告しておいてくれていいから」
「いえ、ですが、姫様くれぐれもお気をつけください」
「わかっている。そうだ、後で部屋にエッデを寄越してくれ」
私の指示に、門番はあからさまにホッとした顔になった。
私よりもエッデのほうが信頼されているようでちょっとムカつく。
「はっ、承りました」
門番は胸に手を当てて腰を折る主家に対する礼を取って見送ってくれた。
やれやれ、後で父様からお小言必須だな。甘んじて受けるしかない。
「こっちだ」
「あ、うん」
異世界人の男を促すと、彼は慌てて門番に頭をペコっと下げて後をついて来た。
あれは礼のつもりか? 礼をするなら身許を引き受けた私に対してだろうに。ほらみろ、門番がまた怒り出しているぞ。
馬小屋に向かっていると、せわしなくキョロキョロしていた異世界人が大きくため息をついた。
「広い! ってかお城、お城だよね? もしかして姫って王女様とか?」
「おい、馬鹿。滅多なことを言うな。お前失言一つで首が飛ぶこともあるってことを覚えておいたほうがいいぞ」
「お、おう。……あのさ、あんた女の子だったんだな。さっきはその、悪かった」
「男に間違えたことか? 何、気にするな。よくあることだ」
「やっぱりあんたの格好、この世界でも普通って訳じゃないんだな?」
「お前、私以外の前では口を閉じておいたほうがいいぞ。心からの忠告だ」
「え? マジで。ここってそんなに命が軽いの?」
「お前の口の軽さと同じくらいかな」
「わぁお」
しかし異世界の言葉は国ごとに違うとか言っていたが、確かに訳のわからない言葉を使うな。
単語に意味がないのかこの世界に彼の言った存在がないのか、ちっとも意味が伝わって来ない。
「そうだ。最初の質問だが、我が家はファラッシア公爵家だ。王家とは親戚にあたるが継承権は持たない一貴族に過ぎない。もう変なことは言うなよ?」
「お、おう、わかった。でもさ、公爵ってすげえ偉いんじゃないか?」
「そういう知識はあるのか」
「おう! オタクの常識だぜ!」
「本当に変なやつ」
おかしなことばかり言うが、この男と話していると時間がすぐに経つ。
わずかな時間だと思ったのに、いつの間にか馬小屋の前まで到着してしまっていた。
私は姫から降りると、その鼻面をなでてやりながら声を掛ける。
「戻ったぞ。すまないが今日はそっちで姫の世話をしてやってくれ。あまり無茶はさせていないが、おやつも食べてないので優しくな」
「ほう、珍しいね、乗った子の世話を自分でしないなんて……と、おや?」
馬小屋から出て来た馬丁頭のジョンに姫の世話を頼む。
ジョンは私の後ろにいる異世界人の男に気がついて面白そうな顔になった。
「へえ、姫の近くにいて蹴られもかじられも、刺されもしないなんて貴重な奴だな。どうだ、うちで働かないか?」
「へっ?」
戸惑う異世界人の男に説明する。
「うちの馬丁頭だ。ジョンと言う」
「おう、よろしくな!」
「えっ、馬丁さんということはここって馬小屋? 広っ!」
「この馬小屋はうちの家族の馬専用だから狭いほうだぞ」
「うへぇ! そうか、高級車みたいなもんか。それにしても普通のガレージよりもずっと広いぞ」
「お嬢、こいつ何言ってんだ?」
異世界人のわけのわからない言葉に、ジョンが首をかしげた。
やっぱりお前もわけがわからないよな。
「さあ?」
笑ってみせる。
姫をジョンに任せると、そのまま裏口から屋敷に入った。
ここからはキョロキョロする異世界人がはぐれると本格的に命が危ないので、首根っこを掴んで歩く。
「ちょ、苦しいんですけど」
「部屋まで我慢しろ」
「りょーかい」
使用人も館の者たちもほとんど通らない時間帯があるルートを把握しているので、無駄に詮索されずに部屋まで辿り着いた。
上手いことに、お付きの侍女もいないようだ。
「ほらここだ。入って」
「おう、わかった。……おおおお、ロイヤルスイートルームきたあああああ!」
「うるさい」
「ごめんなさい」
部屋に入るなり小さな声で叫ぶという器用なことをやった男に釘を刺し、私は気楽な部屋着に着替えることにした。
そう言えば、この男の着替えも必要かな。
手配しておかなければいけないだろう。
そんなことを考えながら窮屈な外出用の服を脱ぎ捨てる。
特に胸当てのキツさと言ったら、息が詰まる。
発明した奴は試着しなかったんだろうな。
「あ、あ……ちょ、おま!」
ん? 異世界人が真っ赤になって何か騒いでいる。
本当に懲りない奴だ。
と、ドアをノックする音が聞こえた。
「お嬢様、エッデです。失礼いたします」
「ああ、よく来てくれた。入れ」
「はい」
キィと扉がわずかな音を発して開く。
そして、タッと、床を強く踏む音が聞こえたと思ったら、エッデが私のすぐ後ろに来た。
「おお、相変わらず凄い体捌きだね」
「お、お嬢様!」
「きゃあああああああ!」
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