2 / 7
異世界人を連れて帰る
しおりを挟む
「ヒュッ!」
男は変な声を出したかと思うと、両手を挙げて歪んだ笑いのような顔を作る。
やはりおかしな男だ。
もし平民なら貴族から何かを言われたらすぐさま平伏するだろう。
腹の中で何を考えているにしろ、平伏することで斬られることを避けようとするはず。
そしてもし何処かの貴族なら、すぐに名乗って私の態度に抗議するに違いない。
権威を示さない貴族は貴族ではないのだから。
そのどちらでもなく、立ったままヘラヘラするとは、まるで道化のような奴だ。
「あ、あのですね。あ、言葉わかります? あ、わかりますね。あ、あの、俺は今まで僻地で暮らしていて、その、祖父が亡くなったので、外を見ようと思って……」
「本当のことを言わないなら斬る」
「ヒャッ!」
馬鹿な言い訳ね。
僻地で老人と二人暮らしの人間がこのような仕立てのいい服を着て、髪をきっちりと整え、頼りない物腰であるはずがない。
「ご、ごめんなさい。実は俺、異世界人なんです。気がついたらここにいたんです!」
「……からかって、は、いないようだな」
「わかるんですか!」
「嘘は、な」
この男は嘘を言っていない。それはわかる。
しかし、異世界人? それはなんなの?
「答えろ。貴様は他国の間者や犯罪者ではないのだな」
「ち、違います! この世界に来たばっかりで、犯罪なんか犯す訳ないし、そもそもここがどこの国かさえわからないんだから」
「ふーん。それじゃあなんでここが違う世界だと思った?」
「あ、あんな化物、俺の世界にはいないし」
「あれは瘴気が濃いところに生まれる化物だ。瘴気の薄い場所なら今まで見たこと無いという可能性もあるぞ」
「いやいやいや、あんな化物が実在していたらテレビでガンガン特集が組まれますよ! そ、それに」
「ん?」
「あなたみたいな青い髪の人も俺のいた世界にはいません。染めている訳じゃないんですよね?」
不審な男は私をじっと見つめて言った。
へえ。
青い髪は確かに珍しいけど、貴族には、いや、王族には多い色ではある。
彼が言ったように僻地に住んでいたとすれば見たことがないとしてもおかしくはないけど。
だけど、この男、面白いな。意味のわからないことばかりを言って。それでいながら私を煙に巻くつもりでもないらしい。
私は男に突きつけていた剣を鞘に収める。
男はハーッと大きく息を吐いて、地面に座り込んだ。
自分の弱さを隠そうともしない。
もしこれが演技だとすれば、この男は優秀な間者か、もしくは暗殺者といったところかな。
ふふっ、こんな男見たことがない。
もしかしたら本当に異世界とやらから来たのかも?
ありえない話でもない。瘴気の溜まり場は何が起こるかわからないし。
現実的に考えれば、どこか遠い地に繋がったという可能性のほうがありそうかな。
だが、異世界とやらであって欲しい。私は今、そう考えている。
子どもの頃以来の未知に対してのワクワクが湧き上がって来るのを感じていた。
「よし、ついて来い」
「へ?」
座り込んだまま、男が私を見上げた。
「ずっとここにいるつもりか? この森はさっきのような化物がうじゃうじゃ出るぞ。もっと恐ろしいものもいるかもしれない」
「ひえっ!」
「あははっ」
笑いながら馬を歩かせる。
「えっ? 俺歩き? ここは一緒に馬に乗せてくれるところじゃね? いや、男とタンデムとか嫌っちゃあ嫌だけどさ、お前だけ馬とかズルくね?」
「うるさい。お前、そんな口を利いていると、他人に見られたら不敬罪で斬られるかもしれないぞ」
「え? は? あ、もしかして、貴方様はお偉いお方? 貴族様とか」
「……」
本当に呆れた。
たてがみを飾った馬に騎乗し、刺繍飾りと紋章の入った服を来た人間が貴族でなくてなんなのだ?
私の今の衣服は特別あつらえの騎乗用の出で立ちで、ほぼ騎士服と似たものだが、たとえ一般の騎士であろうとも最低でも下級貴族だ。
「見てわからないのか?」
「だから異世界から来たんだって!」
「その異世界とやらの貴族はどんな感じなのだ?」
「え、俺の世界に貴族とかいないし。あ、いや、いる国もあるけどさ、うちの国にはいないぞ」
男の言葉に馬の脚を止める。
「貴族が、いない?」
「ああ」
「王は?」
「ええっと、王様みたいな立場の人はいるけど、権力は持ってないかな」
「雲を掴むような話だな。それでは商業連合のような国という訳でもないのか」
「あ、商人の国とかあるんだ。身分制度がないならそっちのほうがいいかな?」
「行きたいのか?」
「暮らしやすいなら」
「ふーん」
おろかで頭のおかしい男と思ったが、ものを考えない訳ではないらしい。
身分制度のある国に身分制度のない場所から迷い込むということがどういうことかはわかるのだろう。
「だが、国を移動するには、いや、街を移動するにも、許可証が必要だ。難民や浮浪者は城壁のない街なら入れないことはないが、身許の保証のない者は仕事も出来ないし、犯罪か物乞いか、ゴミ漁りでしか生きることが出来ないだろう」
「マジか! 異世界厳しすぎるだろ!」
「異世界はお前の世界ではないのか?」
「いや、俺からしたらこの世界が異世界だから」
「なるほどそれは道理だ」
再びゆっくりと進む。
なんだかんだ言いながらも異世界人とかいう男は私について来るようだ。
「うーん」
「今度はなんだ?」
「俺、なんでここの言葉しゃべれるし、わかるんだろう?」
「何を言っているんだ? 言葉は意思の表明だ。伝わるのが当たり前だろう?」
「え? いやいや、え?」
変なことを気にするやつだな。
まるで言葉が通じない世界があるみたいなことを言って。いや、もしかして。
「もしかして、お前の世界は言葉が通じないことがあるとか?」
「あ、ああ。国が違うと言葉が違って、お互いの言っていることがわからなくなるんだ」
「不便じゃないか?」
「まぁ不便だな」
「なんでそんなことをしたんだ?」
「いや、ええっと、え?」
また悩み始めた。あ、木の根に引っかかって転んだ。
それにしても、姫がこの男を嫌がらないな。
知らない男が近くに寄ると、普通姫は落ち着かない様子になるものだが、不思議なこともあるものだ。
「いてえ、なぁ、馬に一緒に乗せてくれないか?」
「姫は男嫌いなんだ」
「姫って?」
「この子だ」
そう言って、騎乗している馬を示した。
「馬に姫ってキモッ!」
「いま、何か悪口を言ったか?」
剣に手を掛ける。
「い、いえ、ナンデモアリマセン」
不思議だ。
礼儀知らずでわけのわからない男なのに、なぜか会話していると楽しい。
そうやって言葉のやりとりをしている間に、城壁が見えるところまで辿り着いた。
今回怪異はあの飛び首だけだったか。
さてさて、皆になんて説明するかな。
男は変な声を出したかと思うと、両手を挙げて歪んだ笑いのような顔を作る。
やはりおかしな男だ。
もし平民なら貴族から何かを言われたらすぐさま平伏するだろう。
腹の中で何を考えているにしろ、平伏することで斬られることを避けようとするはず。
そしてもし何処かの貴族なら、すぐに名乗って私の態度に抗議するに違いない。
権威を示さない貴族は貴族ではないのだから。
そのどちらでもなく、立ったままヘラヘラするとは、まるで道化のような奴だ。
「あ、あのですね。あ、言葉わかります? あ、わかりますね。あ、あの、俺は今まで僻地で暮らしていて、その、祖父が亡くなったので、外を見ようと思って……」
「本当のことを言わないなら斬る」
「ヒャッ!」
馬鹿な言い訳ね。
僻地で老人と二人暮らしの人間がこのような仕立てのいい服を着て、髪をきっちりと整え、頼りない物腰であるはずがない。
「ご、ごめんなさい。実は俺、異世界人なんです。気がついたらここにいたんです!」
「……からかって、は、いないようだな」
「わかるんですか!」
「嘘は、な」
この男は嘘を言っていない。それはわかる。
しかし、異世界人? それはなんなの?
「答えろ。貴様は他国の間者や犯罪者ではないのだな」
「ち、違います! この世界に来たばっかりで、犯罪なんか犯す訳ないし、そもそもここがどこの国かさえわからないんだから」
「ふーん。それじゃあなんでここが違う世界だと思った?」
「あ、あんな化物、俺の世界にはいないし」
「あれは瘴気が濃いところに生まれる化物だ。瘴気の薄い場所なら今まで見たこと無いという可能性もあるぞ」
「いやいやいや、あんな化物が実在していたらテレビでガンガン特集が組まれますよ! そ、それに」
「ん?」
「あなたみたいな青い髪の人も俺のいた世界にはいません。染めている訳じゃないんですよね?」
不審な男は私をじっと見つめて言った。
へえ。
青い髪は確かに珍しいけど、貴族には、いや、王族には多い色ではある。
彼が言ったように僻地に住んでいたとすれば見たことがないとしてもおかしくはないけど。
だけど、この男、面白いな。意味のわからないことばかりを言って。それでいながら私を煙に巻くつもりでもないらしい。
私は男に突きつけていた剣を鞘に収める。
男はハーッと大きく息を吐いて、地面に座り込んだ。
自分の弱さを隠そうともしない。
もしこれが演技だとすれば、この男は優秀な間者か、もしくは暗殺者といったところかな。
ふふっ、こんな男見たことがない。
もしかしたら本当に異世界とやらから来たのかも?
ありえない話でもない。瘴気の溜まり場は何が起こるかわからないし。
現実的に考えれば、どこか遠い地に繋がったという可能性のほうがありそうかな。
だが、異世界とやらであって欲しい。私は今、そう考えている。
子どもの頃以来の未知に対してのワクワクが湧き上がって来るのを感じていた。
「よし、ついて来い」
「へ?」
座り込んだまま、男が私を見上げた。
「ずっとここにいるつもりか? この森はさっきのような化物がうじゃうじゃ出るぞ。もっと恐ろしいものもいるかもしれない」
「ひえっ!」
「あははっ」
笑いながら馬を歩かせる。
「えっ? 俺歩き? ここは一緒に馬に乗せてくれるところじゃね? いや、男とタンデムとか嫌っちゃあ嫌だけどさ、お前だけ馬とかズルくね?」
「うるさい。お前、そんな口を利いていると、他人に見られたら不敬罪で斬られるかもしれないぞ」
「え? は? あ、もしかして、貴方様はお偉いお方? 貴族様とか」
「……」
本当に呆れた。
たてがみを飾った馬に騎乗し、刺繍飾りと紋章の入った服を来た人間が貴族でなくてなんなのだ?
私の今の衣服は特別あつらえの騎乗用の出で立ちで、ほぼ騎士服と似たものだが、たとえ一般の騎士であろうとも最低でも下級貴族だ。
「見てわからないのか?」
「だから異世界から来たんだって!」
「その異世界とやらの貴族はどんな感じなのだ?」
「え、俺の世界に貴族とかいないし。あ、いや、いる国もあるけどさ、うちの国にはいないぞ」
男の言葉に馬の脚を止める。
「貴族が、いない?」
「ああ」
「王は?」
「ええっと、王様みたいな立場の人はいるけど、権力は持ってないかな」
「雲を掴むような話だな。それでは商業連合のような国という訳でもないのか」
「あ、商人の国とかあるんだ。身分制度がないならそっちのほうがいいかな?」
「行きたいのか?」
「暮らしやすいなら」
「ふーん」
おろかで頭のおかしい男と思ったが、ものを考えない訳ではないらしい。
身分制度のある国に身分制度のない場所から迷い込むということがどういうことかはわかるのだろう。
「だが、国を移動するには、いや、街を移動するにも、許可証が必要だ。難民や浮浪者は城壁のない街なら入れないことはないが、身許の保証のない者は仕事も出来ないし、犯罪か物乞いか、ゴミ漁りでしか生きることが出来ないだろう」
「マジか! 異世界厳しすぎるだろ!」
「異世界はお前の世界ではないのか?」
「いや、俺からしたらこの世界が異世界だから」
「なるほどそれは道理だ」
再びゆっくりと進む。
なんだかんだ言いながらも異世界人とかいう男は私について来るようだ。
「うーん」
「今度はなんだ?」
「俺、なんでここの言葉しゃべれるし、わかるんだろう?」
「何を言っているんだ? 言葉は意思の表明だ。伝わるのが当たり前だろう?」
「え? いやいや、え?」
変なことを気にするやつだな。
まるで言葉が通じない世界があるみたいなことを言って。いや、もしかして。
「もしかして、お前の世界は言葉が通じないことがあるとか?」
「あ、ああ。国が違うと言葉が違って、お互いの言っていることがわからなくなるんだ」
「不便じゃないか?」
「まぁ不便だな」
「なんでそんなことをしたんだ?」
「いや、ええっと、え?」
また悩み始めた。あ、木の根に引っかかって転んだ。
それにしても、姫がこの男を嫌がらないな。
知らない男が近くに寄ると、普通姫は落ち着かない様子になるものだが、不思議なこともあるものだ。
「いてえ、なぁ、馬に一緒に乗せてくれないか?」
「姫は男嫌いなんだ」
「姫って?」
「この子だ」
そう言って、騎乗している馬を示した。
「馬に姫ってキモッ!」
「いま、何か悪口を言ったか?」
剣に手を掛ける。
「い、いえ、ナンデモアリマセン」
不思議だ。
礼儀知らずでわけのわからない男なのに、なぜか会話していると楽しい。
そうやって言葉のやりとりをしている間に、城壁が見えるところまで辿り着いた。
今回怪異はあの飛び首だけだったか。
さてさて、皆になんて説明するかな。
0
あなたにおすすめの小説
もう、愛はいりませんから
さくたろう
恋愛
ローザリア王国公爵令嬢ルクレティア・フォルセティに、ある日突然、未来の記憶が蘇った。
王子リーヴァイの愛する人を殺害しようとした罪により投獄され、兄に差し出された毒を煽り死んだ記憶だ。それが未来の出来事だと確信したルクレティアは、そんな未来に怯えるが、その記憶のおかしさに気がつき、謎を探ることにする。そうしてやがて、ある人のひたむきな愛を知ることになる。
好きすぎます!※殿下ではなく、殿下の騎獣が
和島逆
恋愛
「ずっと……お慕い申し上げておりました」
エヴェリーナは伯爵令嬢でありながら、飛空騎士団の騎獣世話係を目指す。たとえ思いが叶わずとも、大好きな相手の側にいるために。
けれど騎士団長であり王弟でもあるジェラルドは、自他ともに認める女嫌い。エヴェリーナの告白を冷たく切り捨てる。
「エヴェリーナ嬢。あいにくだが」
「心よりお慕いしております。大好きなのです。殿下の騎獣──……ライオネル様のことが!」
──エヴェリーナのお目当ては、ジェラルドではなく獅子の騎獣ライオネルだったのだ。
「君は有能すぎて可愛げがない」と婚約破棄されたので、一晩で全ての魔法結界を撤去して隣国へ行きます。あ、維持マニュアルは燃やしました。
しょくぱん
恋愛
「君の完璧主義には反吐が出る」――婚約者の第一王子にそう告げられ、国外追放を命じられた聖女エルゼ。彼女は微笑み、一晩で国中の魔法結界を撤去。さらに「素人でも直せる」と嘘を吐かれた維持マニュアルを全て焼却処分した。守護を失いパニックに陥る母国を背に、彼女は隣国の軍事帝国へ。そこでは、彼女の「可愛くない」技術を渇望する皇帝が待っていた。
悪役令嬢は死んで生き返ってついでに中身も入れ替えました
蒼黒せい
恋愛
侯爵令嬢ミリアはその性格の悪さと家の権威散らし、散財から学園内では大層嫌われていた。しかし、突如不治の病にかかった彼女は5年という長い年月苦しみ続け、そして治療の甲斐もなく亡くなってしまう。しかし、直後に彼女は息を吹き返す。病を克服して。
だが、その中身は全くの別人であった。かつて『日本人』として生きていた女性は、異世界という新たな世界で二度目の生を謳歌する… ※同名アカウントでなろう・カクヨムにも投稿しています
「貧相な小娘」と罵った第一王子へ。番(つがい)は貴方ではなく、国王陛下(お父様)でした
しえろ あい
恋愛
「お父様、わたくし、あの方と目が合った瞬間、分かってしまったのです」
十六歳のデビュタントの夜、ルーセント侯爵令嬢フェリシアを待っていたのは、残酷な罵倒だった。第一王子カシウスは、可憐な白いドレスを纏った彼女を「貧相な小娘」と呼び、己の番(つがい)であることを真っ向から否定する。
会場に響く冷笑と、愛用の刺繍に込めた自信さえ打ち砕くような屈辱。しかし、絶望の淵に立たされた彼女を見つめていたのは、王子ではなく、圧倒的な威厳を放つ「ある男」だった。
魂を焦がすような熱い視線が重なり、静まり返る謁見の間。この出会いが、王室を揺るがす大事件の幕開けになるとは、まだ誰も知らない。自身の価値を否定された少女が、真実の愛によって世界で最も幸福な王妃へと駆け上がる、逆転溺愛ストーリー。
※小説家になろう様にも投稿しています※
辺境に追放されたガリガリ令嬢ですが、助けた男が第三王子だったので人生逆転しました。~実家は危機ですが、助ける義理もありません~
香木陽灯
恋愛
「そんなに気に食わないなら、お前がこの家を出ていけ!」
実の父と義妹に虐げられ、着の身着のままで辺境のボロ家に追放された伯爵令嬢カタリーナ。食べるものもなく、泥水のようなスープですすり、ガリガリに痩せ細った彼女が庭で拾ったのは、金色の瞳を持つ美しい男・ギルだった。
「……見知らぬ人間を招き入れるなんて、馬鹿なのか?」
「一人で食べるのは味気ないわ。手当てのお礼に一緒に食べてくれると嬉しいんだけど」
二人の奇妙な共同生活が始まる。ギルが獲ってくる肉を食べ、共に笑い、カタリーナは本来の瑞々しい美しさを取り戻していく。しかしカタリーナは知らなかった。彼が王位継承争いから身を隠していた最強の第三王子であることを――。
※ふんわり設定です。
※他サイトにも掲載中です。
皆様ありがとう!今日で王妃、やめます!〜十三歳で王妃に、十八歳でこのたび離縁いたしました〜
百門一新
恋愛
セレスティーヌは、たった十三歳という年齢でアルフレッド・デュガウスと結婚し、国王と王妃になった。彼が王になる多には必要な結婚だった――それから五年、ようやく吉報がきた。
「君には苦労をかけた。王妃にする相手が決まった」
ということは……もうつらい仕事はしなくていいのねっ? 夫婦だと偽装する日々からも解放されるのね!?
ありがとうアルフレッド様! さすが私のことよく分かってるわ! セレスティーヌは離縁を大喜びで受け入れてバカンスに出かけたのだが、夫、いや元夫の様子が少しおかしいようで……?
サクッと読める読み切りの短編となっていります!お楽しみいただけましたら嬉しく思います!
※他サイト様にも掲載
前世の推しに似てる不仲の婚約者に「お顔が好きです」と伝えましたところ
咲楽えび@改名しました(旧 佐倉えび)
恋愛
公爵令嬢のエリーサベトは、ポンコツ王子と呼ばれる婚約者のベルナルドに嫌気がさし、婚約者破棄を目論んでた。
そんなある日、前世を思い出したエリーサベトは気付く。ベルナルドが前世の推しに似ていることに――
ポンコツ王子と勝気な令嬢が両思いになるまでのお話。
※小説家になろうさまでも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる