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神の望みを説く魔王
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「王女よ」
彼がそっと王女に触れるとその体が小さくわなないた。
それに構わずかつて勇者と呼ばれていた青年は、王女の傷ついた体に舌を這わせる。
不思議なことに彼がこぼれる赤い雫を舌で掬い取るごとに、王女の傷がふさがっていった。
「ああっ……」
まだ少女と呼ばれる年頃の王女は切なげに声を上げる。
その枯れた声に答えるように魔王となりし青年は王女の唇を貪った。
「んっ、んんっ!」
口内の奥深く入り込んだ舌が赤黒く膨らんだ喉を潤して行く。
それはむず痒いような痛みと、こみ上げるような快楽を伴っていた。
イヤイヤをするように首を振った王女の顔を両手で包み、新しき魔王は尚も王女を蹂躙する。
歯列の一本一本、一部が噛みちぎられて青黒く変色していた舌も、魔王の唾液のしたたりに震えた。
「あっ、はっ、ああん……」
王女の声が甘い鼻声へと変化する。
本来の魅惑的な高い声が戻っていた。
「お兄様、ああっ、……何を」
「お前を癒やしているのだ。痛みや苦しみは悪しきものだ。悪しきものは世界を不幸にする。だからその傷も癒やされるべきなのだよ」
離れた唇からこぼれ落ちた唾液を甘露のように思わずピンクの舌で舐め取って、王女は酷く動揺した。
今までの恐怖や苦しみとは違う別の恐ろしさが胸にこみ上げるのを感じる。
魔王となった青年は、自分の腹違いの妹の傷ついた脇腹に舌を這わせ、小ぶりの尻をゆっくりと撫でた。
ひくりと、王女の体が震える。
そしてついに、魔王の癒やしの舌は、王女の秘所へと入り込んだ。
もはや裂けた傷口でしかないその場所だったが、魔王の舌が触れた途端、王女は突き抜けるような快感に激しく体を撥ねさせる。
「あっ! ああーっ! 嫌、駄目、だめぇ!」
それは恐怖だった。
恐ろしい禁忌の入り口が、王女の脳裏に大きく口を開けている。
そこからは恐ろしい罵りの声が聞こえるようだった。
「何が駄目なのだ?」
「わたくしたちは片親だけとは言え、血の繋がった兄妹です、それは神の禁じた行いです!」
「神が禁じただと? お前はそれを神から直接聞いたのか?」
「いいえ、ですが、神に仕えるいと高きお方が」
かつて勇者であった魔王は低く笑い声を上げた。
「やつらは神の代弁者などではない。悪しき行いを成す者だ」
「お兄様!」
兄の、王子であり勇者である者の言葉に、王女は悲鳴を上げた。
それは冒涜である。
「ならば聞く。我らを創りし者は誰だ」
「神です」
「であれば、我らの体には神のご意思が宿っているはずだ。お前は私の愛撫に痛みを感じるか?」
「え?」
魔王は自らの妹の秘所を癒やしきると、さらにその体の奥へと舌先を進めた。
「あっ、ああん……」
王女の体が激しく揺れ動く。
「快楽を感じているのではないか?」
「あっ! はぁん」
王女はあまりの快感に言葉を無くし、激しく身悶えしながら両目から透明な涙を零す。
「もしこれが神の禁じた行いなら、決して快くはないはずだ。痛みや苦しみを感じるだろう。快く感じるということは神はこの行いを祝福しているのだ」
「あっ、あっ、そんな、そんな……」
「神に仕えると自称する者どもは嘘つきだ。奴らは神に会ってなどおらぬ。本当は神など知らぬのだ。奴らの善悪の判断は自らの損益よ」
「あっ、なりませぬ。そんな、ことを……おっしゃって……は」
はぁはぁと荒い息の下、王女は白い首をのけぞらせながらそれでも自分の兄たる魔王に抗う。
すっかりと傷を癒やされた王女の肢体は、若さゆえのみずみずしさに溢れていた。
兄の唾液によって湿った秘所は、今や彼女自らの胎内から溢れ出たとろりとした体液によって濡れそぼっている。
「答えはここにある。この奥へと繋がるようにと、神は我らの体を創った。快楽を求め、子を増やせ、痛みを避けて生き延びよと」
雄々しく立ち上がった魔王の竜の首を思わせる男根は、呼吸をするかのようにひくひくと震える王女の秘奥にゆっくりと入り込んだ。
彼がそっと王女に触れるとその体が小さくわなないた。
それに構わずかつて勇者と呼ばれていた青年は、王女の傷ついた体に舌を這わせる。
不思議なことに彼がこぼれる赤い雫を舌で掬い取るごとに、王女の傷がふさがっていった。
「ああっ……」
まだ少女と呼ばれる年頃の王女は切なげに声を上げる。
その枯れた声に答えるように魔王となりし青年は王女の唇を貪った。
「んっ、んんっ!」
口内の奥深く入り込んだ舌が赤黒く膨らんだ喉を潤して行く。
それはむず痒いような痛みと、こみ上げるような快楽を伴っていた。
イヤイヤをするように首を振った王女の顔を両手で包み、新しき魔王は尚も王女を蹂躙する。
歯列の一本一本、一部が噛みちぎられて青黒く変色していた舌も、魔王の唾液のしたたりに震えた。
「あっ、はっ、ああん……」
王女の声が甘い鼻声へと変化する。
本来の魅惑的な高い声が戻っていた。
「お兄様、ああっ、……何を」
「お前を癒やしているのだ。痛みや苦しみは悪しきものだ。悪しきものは世界を不幸にする。だからその傷も癒やされるべきなのだよ」
離れた唇からこぼれ落ちた唾液を甘露のように思わずピンクの舌で舐め取って、王女は酷く動揺した。
今までの恐怖や苦しみとは違う別の恐ろしさが胸にこみ上げるのを感じる。
魔王となった青年は、自分の腹違いの妹の傷ついた脇腹に舌を這わせ、小ぶりの尻をゆっくりと撫でた。
ひくりと、王女の体が震える。
そしてついに、魔王の癒やしの舌は、王女の秘所へと入り込んだ。
もはや裂けた傷口でしかないその場所だったが、魔王の舌が触れた途端、王女は突き抜けるような快感に激しく体を撥ねさせる。
「あっ! ああーっ! 嫌、駄目、だめぇ!」
それは恐怖だった。
恐ろしい禁忌の入り口が、王女の脳裏に大きく口を開けている。
そこからは恐ろしい罵りの声が聞こえるようだった。
「何が駄目なのだ?」
「わたくしたちは片親だけとは言え、血の繋がった兄妹です、それは神の禁じた行いです!」
「神が禁じただと? お前はそれを神から直接聞いたのか?」
「いいえ、ですが、神に仕えるいと高きお方が」
かつて勇者であった魔王は低く笑い声を上げた。
「やつらは神の代弁者などではない。悪しき行いを成す者だ」
「お兄様!」
兄の、王子であり勇者である者の言葉に、王女は悲鳴を上げた。
それは冒涜である。
「ならば聞く。我らを創りし者は誰だ」
「神です」
「であれば、我らの体には神のご意思が宿っているはずだ。お前は私の愛撫に痛みを感じるか?」
「え?」
魔王は自らの妹の秘所を癒やしきると、さらにその体の奥へと舌先を進めた。
「あっ、ああん……」
王女の体が激しく揺れ動く。
「快楽を感じているのではないか?」
「あっ! はぁん」
王女はあまりの快感に言葉を無くし、激しく身悶えしながら両目から透明な涙を零す。
「もしこれが神の禁じた行いなら、決して快くはないはずだ。痛みや苦しみを感じるだろう。快く感じるということは神はこの行いを祝福しているのだ」
「あっ、あっ、そんな、そんな……」
「神に仕えると自称する者どもは嘘つきだ。奴らは神に会ってなどおらぬ。本当は神など知らぬのだ。奴らの善悪の判断は自らの損益よ」
「あっ、なりませぬ。そんな、ことを……おっしゃって……は」
はぁはぁと荒い息の下、王女は白い首をのけぞらせながらそれでも自分の兄たる魔王に抗う。
すっかりと傷を癒やされた王女の肢体は、若さゆえのみずみずしさに溢れていた。
兄の唾液によって湿った秘所は、今や彼女自らの胎内から溢れ出たとろりとした体液によって濡れそぼっている。
「答えはここにある。この奥へと繋がるようにと、神は我らの体を創った。快楽を求め、子を増やせ、痛みを避けて生き延びよと」
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