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制服のまま、命令に従え
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「そのまま、動くなよ。ひとつずつ、ちゃんと確かめたいんだから」
図書室の奥、カーテンの閉じられた特別閲覧室。
放課後の静けさに包まれる中、ひなたは長椅子に座らされ、蓮の手が制服の前ボタンに触れた瞬間、ビクリと肩を震わせた。
「ここ、学校……だよ? もし誰か来たら……」
「来ないように鍵はかけた。大丈夫。だから今は、俺の“命令”を守れよ」
そう言って、蓮は制服のボタンをひとつ、またひとつとゆっくり外していく。
ぱちん、と静かな音を立てながら、シャツの隙間から覗く白いブラが、ひなたの頬を赤らめさせる。
「な、なにするつもり……」
「メイドの状態をチェックしてるんだよ。お前が、どれくらいちゃんと“ご奉仕”できるかって」
蓮の手が、シャツの内側をすべり、そっと胸元に触れる。
下着越しの愛撫は優しく、でも確実に熱を伝えてくる。
「ん……っ、だめ、それ……っ」
「制服のまま、感じてんの? わかりやすいな、お前」
ひなたは思わず顔を背けた。
けれど身体の反応までは誤魔化せない。胸が高鳴り、呼吸が浅くなっていくのを、自分でもどうしようもなかった。
「……恥ずかしいから、もう……やめて」
「じゃあ、ご褒美はナシだな。せっかく“命令を守って”たら、優しくしてやろうと思ったのに」
その声が、ひなたの胸の奥に引っかかる。
(命令を守るって……私、ほんとに、従っちゃってるの……?)
「でも、ちゃんとご褒美は用意してある。今夜は、お前専用の“証”をつけてやる」
「え……?」
「誰にも見えない場所に、俺だけが知ってる印。制服の下だから、安心しろよ」
そう言って蓮は、スカートの裾をめくりながら、太ももの内側に唇を寄せた。
そっと肌に触れるキス。びくっと小さく跳ねたひなたの反応に、蓮はクスッと笑う。
「……っ、そんなとこに……キスなんて……っ」
「跡、残るかもな。でも平気だろ? 制服で隠れるし」
その言葉と共に、太ももに熱を感じる。
見えないはずの場所に、誰にも知られないように“支配”の印を刻まれる――その背徳感が、ひなたの体を不思議とゾクゾクさせた。
「お前は俺のもの。それが分かるように、ちゃんと証明してやるよ」
制服越しのキス、制服の奥の印、そして何より、“命令”に従うたびに感じてしまう心と体の反応。
本当は怖いはずだったのに。恥ずかしいはずだったのに。
なぜか胸の奥が、甘く、温かく、締め付けられるように疼いた。
「……もう、知らない……」
震える声でそう呟いたひなたを、蓮はそっと抱きしめた。
少し強引で、でもどこか優しくて――まるで“本当に大切なもの”に触れるように。
図書室の奥、カーテンの閉じられた特別閲覧室。
放課後の静けさに包まれる中、ひなたは長椅子に座らされ、蓮の手が制服の前ボタンに触れた瞬間、ビクリと肩を震わせた。
「ここ、学校……だよ? もし誰か来たら……」
「来ないように鍵はかけた。大丈夫。だから今は、俺の“命令”を守れよ」
そう言って、蓮は制服のボタンをひとつ、またひとつとゆっくり外していく。
ぱちん、と静かな音を立てながら、シャツの隙間から覗く白いブラが、ひなたの頬を赤らめさせる。
「な、なにするつもり……」
「メイドの状態をチェックしてるんだよ。お前が、どれくらいちゃんと“ご奉仕”できるかって」
蓮の手が、シャツの内側をすべり、そっと胸元に触れる。
下着越しの愛撫は優しく、でも確実に熱を伝えてくる。
「ん……っ、だめ、それ……っ」
「制服のまま、感じてんの? わかりやすいな、お前」
ひなたは思わず顔を背けた。
けれど身体の反応までは誤魔化せない。胸が高鳴り、呼吸が浅くなっていくのを、自分でもどうしようもなかった。
「……恥ずかしいから、もう……やめて」
「じゃあ、ご褒美はナシだな。せっかく“命令を守って”たら、優しくしてやろうと思ったのに」
その声が、ひなたの胸の奥に引っかかる。
(命令を守るって……私、ほんとに、従っちゃってるの……?)
「でも、ちゃんとご褒美は用意してある。今夜は、お前専用の“証”をつけてやる」
「え……?」
「誰にも見えない場所に、俺だけが知ってる印。制服の下だから、安心しろよ」
そう言って蓮は、スカートの裾をめくりながら、太ももの内側に唇を寄せた。
そっと肌に触れるキス。びくっと小さく跳ねたひなたの反応に、蓮はクスッと笑う。
「……っ、そんなとこに……キスなんて……っ」
「跡、残るかもな。でも平気だろ? 制服で隠れるし」
その言葉と共に、太ももに熱を感じる。
見えないはずの場所に、誰にも知られないように“支配”の印を刻まれる――その背徳感が、ひなたの体を不思議とゾクゾクさせた。
「お前は俺のもの。それが分かるように、ちゃんと証明してやるよ」
制服越しのキス、制服の奥の印、そして何より、“命令”に従うたびに感じてしまう心と体の反応。
本当は怖いはずだったのに。恥ずかしいはずだったのに。
なぜか胸の奥が、甘く、温かく、締め付けられるように疼いた。
「……もう、知らない……」
震える声でそう呟いたひなたを、蓮はそっと抱きしめた。
少し強引で、でもどこか優しくて――まるで“本当に大切なもの”に触れるように。
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