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第7章 南部編
15分 3
「グゥオォ」
「刻宝の効果が切れる!」
そうだ。
早くもう1発を。
「雷撃!」
そして剣を!
ズッ!
動く。
やはり動く!
このまま続ければ、貫ける!
倒せるぞ!
「グゥロオォォ!!」
響き渡るエビルズマリスの怒声。
刻宝の効果切れが近い!
「雷撃!」
ズッ!
剣は動いている。
確実に動いてる。
このまま進めれば、倒せることは間違いない。
ただ、今はこの程度では間に合わないんだ!
「アリマ、ドゥエリンガーを使え」
俺の剣に比べ浅く刺さってる剣を?
「ドゥエリンガーは必殺の魔剣。雷撃も通りやすいはず!」
そういうことか。
「了解!」
「オオォォォ!!」
空間が歪んで?
刻宝の効果が切れたんだ。
「まずい、やつが逃げる!」
急げ!
ドゥエリンガーに次の一撃を!
「雷撃!」
ズズズッ!!
ドゥエリンガーを押す手には、これまでにない手応え!
いける。
この魔剣なら、いけるぞ!
「グゥギャアァァ!!」
あいつの悲鳴も凄まじい。
が同時に、歪みも大きくなっている。
残された時間はほんの僅か!
「雷撃!」
再度ドゥエリンガーに雷撃を撃ち込み。
ズズズッ!
あと少し!
もう少し押し込めれば、首を貫くことができる!
なのに、エビルズマリスが消えかけている。
消えてしまう。
「っ!」
逃がさない!
「雷撃!!」
なっ!
発動しないぞ?
魔力がほとんど残っていないのか?
ここまできて魔力切れ。
そんな馬鹿な……。
「諦めるな!」
剣を握る俺の左手の上に、剣姫の手のひら。
「アリマ!」
重なった剣姫の手のひらから伝わる温もりは……魔力。
剣姫の魔力だ。
「いくぞ!!」
「……」
残された俺の魔力に剣姫の魔力を混ぜ入れる。
こんなこと試したこともなければ、考えたこともない。
もちろん、自信などあるわけもない。
ただの運任せ。
なのに、なぜか確信が持ててしまう。
「……雷撃!」
虹色の電撃が顕現した!
最高の雷撃発動!
「グギャアァ!!」
重ねた片手をそのままに、渾身の力で剣を突き入れる。
ズズズッ!
「もっとだ!」
ズズズズッ!!
「ギャアァァァ!!」
エビルズマリスの半身は既に消えている。
異界を去っている。
けど、まだ首は残ってるぞ。
「イリサヴィア様!」
「アリマ!」
声が重なり、両手も重なる。
力が重なる。
もちろん、思いも!
「決着を!」
「決着だ!」
これで本当に最後。
「雷撃!!」
そして、魔剣ドゥエリンガーを前へ!
前へ、奥へ!!
ズブッ、ズズズッ!
ズズズズッッ!!
スッ……。
軽やかな音とともに、手応えが消えるドゥエリンガー。
その感触を感じ取った瞬間。
キィィィィン!
高音。
そして。
「グウゥギャァァァァァ!!!」
断末魔の叫び。
さらに、発光。
目を開けることができないくらいの眩く白い光。
「……」
「……」
赤の世界が白に!!
真白な世界に染め上げられた!!
「刻宝の効果が切れる!」
そうだ。
早くもう1発を。
「雷撃!」
そして剣を!
ズッ!
動く。
やはり動く!
このまま続ければ、貫ける!
倒せるぞ!
「グゥロオォォ!!」
響き渡るエビルズマリスの怒声。
刻宝の効果切れが近い!
「雷撃!」
ズッ!
剣は動いている。
確実に動いてる。
このまま進めれば、倒せることは間違いない。
ただ、今はこの程度では間に合わないんだ!
「アリマ、ドゥエリンガーを使え」
俺の剣に比べ浅く刺さってる剣を?
「ドゥエリンガーは必殺の魔剣。雷撃も通りやすいはず!」
そういうことか。
「了解!」
「オオォォォ!!」
空間が歪んで?
刻宝の効果が切れたんだ。
「まずい、やつが逃げる!」
急げ!
ドゥエリンガーに次の一撃を!
「雷撃!」
ズズズッ!!
ドゥエリンガーを押す手には、これまでにない手応え!
いける。
この魔剣なら、いけるぞ!
「グゥギャアァァ!!」
あいつの悲鳴も凄まじい。
が同時に、歪みも大きくなっている。
残された時間はほんの僅か!
「雷撃!」
再度ドゥエリンガーに雷撃を撃ち込み。
ズズズッ!
あと少し!
もう少し押し込めれば、首を貫くことができる!
なのに、エビルズマリスが消えかけている。
消えてしまう。
「っ!」
逃がさない!
「雷撃!!」
なっ!
発動しないぞ?
魔力がほとんど残っていないのか?
ここまできて魔力切れ。
そんな馬鹿な……。
「諦めるな!」
剣を握る俺の左手の上に、剣姫の手のひら。
「アリマ!」
重なった剣姫の手のひらから伝わる温もりは……魔力。
剣姫の魔力だ。
「いくぞ!!」
「……」
残された俺の魔力に剣姫の魔力を混ぜ入れる。
こんなこと試したこともなければ、考えたこともない。
もちろん、自信などあるわけもない。
ただの運任せ。
なのに、なぜか確信が持ててしまう。
「……雷撃!」
虹色の電撃が顕現した!
最高の雷撃発動!
「グギャアァ!!」
重ねた片手をそのままに、渾身の力で剣を突き入れる。
ズズズッ!
「もっとだ!」
ズズズズッ!!
「ギャアァァァ!!」
エビルズマリスの半身は既に消えている。
異界を去っている。
けど、まだ首は残ってるぞ。
「イリサヴィア様!」
「アリマ!」
声が重なり、両手も重なる。
力が重なる。
もちろん、思いも!
「決着を!」
「決着だ!」
これで本当に最後。
「雷撃!!」
そして、魔剣ドゥエリンガーを前へ!
前へ、奥へ!!
ズブッ、ズズズッ!
ズズズズッッ!!
スッ……。
軽やかな音とともに、手応えが消えるドゥエリンガー。
その感触を感じ取った瞬間。
キィィィィン!
高音。
そして。
「グウゥギャァァァァァ!!!」
断末魔の叫び。
さらに、発光。
目を開けることができないくらいの眩く白い光。
「……」
「……」
赤の世界が白に!!
真白な世界に染め上げられた!!
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