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第8章 南部動乱編
テポレン山の戦い 20
「「「「「「「うわぁぁ!」」」」」」」
近距離から放たれた雷波と黒炎を受け、山道上の王軍軽装歩兵が1人また1人と倒れ伏していく。
「「「「「「「ああぁぁ……」」」」」」」
ここまで魔法矢と魔法攻撃をくぐり抜けてきた敵の猛者たちも、この距離での雷波と黒炎には簡単に対応できるものではないだろう。
けど、まだだな。
「残兵は任せた」
「おうよ! おめえとノワールは先をやっちまってくれ!」
「了解だ!」
この猛攻を仕掛けてきた敵軽装歩兵部隊。
先鋒第一陣の多くは片付けたが、それでも相手は途方もない大軍だ。
いまだ無数の王軍兵が後ろに控えている。
安心してる場合じゃない。
「ノワール行くぞ!」
「オオーン!」
勢いよく声を上げるノワールと共にB地点手前まで疾走、そして。
「雷波!」
「ゴォォォ!」
と黒炎。
「「「「「「「「ぎゃあ!」」」」」」」」
崩れ落ちていく王軍歩兵部隊の後ろに向けて、さらに。
「雷波!」
「ゴォォォ!」
「「「「「「「ああぁぁ!」」」」」」」
俺の雷波もかなり効果的だが、ノワールの黒炎はそれ以上。
魔落で俺が受けた黒炎より、ずっと威力がある。
恐ろしいほどの攻撃力だな。
「逃げるな! 踏ん張れ!」
「ここからが勝負だぞ!」
「敵は寡兵に過ぎん。恐れるなぁ!!」
「「「「「「「おお!」」」」」」」
劣勢の先発隊の中でも喊声を上げる敵軽装歩兵。
相変わらず士気が高い。
ちょっと信じがたいくらいだ。
その歩兵隊の背後から。
「「「「「ファイヤーボール!」」」」」
「「「「「アイスボール」」」」」
「「「「「アイスアロー!」」」」」
敵の魔法攻撃が降ってきた。
「ストーンウォール!」
「ストーンウォール!」
すぐさま、速度重視で2重の魔法壁を構築。
ドドン!!
ガン!!
ドゴン!!
耐えきった。
防御成功だ。
じゃあ、次はこっちの番だな。
けど、その前に。
「ノワール、黒炎は控えめで頼む」
黒炎の放射は言うまでもなく強力無比。
ただし、そうそう連発はできない。
戦いの序盤で使い果たしていいものでもない。
先のことを考えて、ここは制限するべきだろう。
「クウーン」
「そんな顔すんな。おまえのことは頼りにしてるんだからな」
「オン!!」
その調子だ。
ってことで。
「続けるぞ!」
「オオーン!」
ノワールと共にストーンウォールの裏から出て。
「雷波!」
からの、突撃。
「「「「「うわぁぁ!!」」」」」
ザン、ザン!
剣を振るう。
ザン、ザン!
ザシュッ!
右に左に、左に右に!
目につく王軍の兵に剣を振り下ろしていく。
ザッ、ドシュッ!
「ああぁぁ……」
そんな俺の傍らにいるノワール。
こいつも普段とは全く違う。
「グゥォォ!!」
鋭い牙を剥き出しにして強靭な腕を振るい、金剛のような剛爪で王軍兵を蹂躙している。
「「「ぎゃぁぁ!!」」」
「「「ああぁぁ!!」」」
縦横無尽に傍若無人に王軍歩兵隊の中を駆け回るその様は。
まさに鬼神、いや悪鬼羅刹か。
まったく……。
敵わないな。
けどまあ、こっちも体力、魔力ともに十分なんだ。
なら、できることをするだけ。
「雷波!」
「雷撃!」
「炎波!」
まずは3連発。
魔法を受け崩れた敵陣に、強化した剣を一閃、二閃、三閃……。
なぎ倒していく。
近距離から放たれた雷波と黒炎を受け、山道上の王軍軽装歩兵が1人また1人と倒れ伏していく。
「「「「「「「ああぁぁ……」」」」」」」
ここまで魔法矢と魔法攻撃をくぐり抜けてきた敵の猛者たちも、この距離での雷波と黒炎には簡単に対応できるものではないだろう。
けど、まだだな。
「残兵は任せた」
「おうよ! おめえとノワールは先をやっちまってくれ!」
「了解だ!」
この猛攻を仕掛けてきた敵軽装歩兵部隊。
先鋒第一陣の多くは片付けたが、それでも相手は途方もない大軍だ。
いまだ無数の王軍兵が後ろに控えている。
安心してる場合じゃない。
「ノワール行くぞ!」
「オオーン!」
勢いよく声を上げるノワールと共にB地点手前まで疾走、そして。
「雷波!」
「ゴォォォ!」
と黒炎。
「「「「「「「「ぎゃあ!」」」」」」」」
崩れ落ちていく王軍歩兵部隊の後ろに向けて、さらに。
「雷波!」
「ゴォォォ!」
「「「「「「「ああぁぁ!」」」」」」」
俺の雷波もかなり効果的だが、ノワールの黒炎はそれ以上。
魔落で俺が受けた黒炎より、ずっと威力がある。
恐ろしいほどの攻撃力だな。
「逃げるな! 踏ん張れ!」
「ここからが勝負だぞ!」
「敵は寡兵に過ぎん。恐れるなぁ!!」
「「「「「「「おお!」」」」」」」
劣勢の先発隊の中でも喊声を上げる敵軽装歩兵。
相変わらず士気が高い。
ちょっと信じがたいくらいだ。
その歩兵隊の背後から。
「「「「「ファイヤーボール!」」」」」
「「「「「アイスボール」」」」」
「「「「「アイスアロー!」」」」」
敵の魔法攻撃が降ってきた。
「ストーンウォール!」
「ストーンウォール!」
すぐさま、速度重視で2重の魔法壁を構築。
ドドン!!
ガン!!
ドゴン!!
耐えきった。
防御成功だ。
じゃあ、次はこっちの番だな。
けど、その前に。
「ノワール、黒炎は控えめで頼む」
黒炎の放射は言うまでもなく強力無比。
ただし、そうそう連発はできない。
戦いの序盤で使い果たしていいものでもない。
先のことを考えて、ここは制限するべきだろう。
「クウーン」
「そんな顔すんな。おまえのことは頼りにしてるんだからな」
「オン!!」
その調子だ。
ってことで。
「続けるぞ!」
「オオーン!」
ノワールと共にストーンウォールの裏から出て。
「雷波!」
からの、突撃。
「「「「「うわぁぁ!!」」」」」
ザン、ザン!
剣を振るう。
ザン、ザン!
ザシュッ!
右に左に、左に右に!
目につく王軍の兵に剣を振り下ろしていく。
ザッ、ドシュッ!
「ああぁぁ……」
そんな俺の傍らにいるノワール。
こいつも普段とは全く違う。
「グゥォォ!!」
鋭い牙を剥き出しにして強靭な腕を振るい、金剛のような剛爪で王軍兵を蹂躙している。
「「「ぎゃぁぁ!!」」」
「「「ああぁぁ!!」」」
縦横無尽に傍若無人に王軍歩兵隊の中を駆け回るその様は。
まさに鬼神、いや悪鬼羅刹か。
まったく……。
敵わないな。
けどまあ、こっちも体力、魔力ともに十分なんだ。
なら、できることをするだけ。
「雷波!」
「雷撃!」
「炎波!」
まずは3連発。
魔法を受け崩れた敵陣に、強化した剣を一閃、二閃、三閃……。
なぎ倒していく。
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