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第11章 陰謀編
階上へ
何度試しても、結果は同じ。
建物内にギリオンの気配を感じとることはできかった。
だからと言って、このまま立ち止まってはいられない。
では、どうする?
「……」
オルセーの気配を感知したのは3階。
それは今も変わることなく、同じ場所に存在を感知できる。
なら、オルセーに会うしかないだろ。
ギリオンの行方を探るために、まずはオルセーから話を聞き出してやる。
全てはそれからだ
よし、この屋敷の3階まで行くぞ!
軽い気配感知を発動したまま、まずは地下から1階へ。
可能な限り気配を消し、慎重に歩を進める。
「……」
薄暗い階段を上った先に見えてきたのは、狭い通路と金属製の扉。
扉の向こうに人の気配はない。
今すぐ扉の向こうに行けるなら、姿を見られることなく地階から脱出できるはず。
ただ、建物内にたくさんの気配が点在しているこの状況で誰にも気づかれず3階まで到達するのは困難だろう。
とはいえ、今は気配を消して慎重に進めるしかない。
可能な限り人に会わずにオルセーの元まで辿り着けるように。
そのためにも、まずはこの扉から脱出だ。
ゆっくりと、扉に手を伸ばす。
施錠は?
鍵がかかっていない。
ついてるぞ。
素早く扉を開き、1階へ。
「……」
難なく脱出できてしまった。
が、問題ここからだ。
扉の外。
目の前に広がるのは細長い廊下。
左右に廊下が続いている。
地階同様の幅狭の空間だが、明るさが違う。
照明の光がしっかりと足下を照らす廊下はかなり歩きやすそうだ。
人は……感知通り、扉の周りには誰もいない。
なら、このまま2階へ続く階段を探すだけ。
で、どっちに進めば?
「……」
左奥には複数の気配。
右にも気配はあるものの、1人のもの。
当然、そちらに進むべきだな。
右に足を進めると……。
すぐに壁に突き当たってしまった。
通路は左へと曲がっている。
先に進むには、ここで曲がるしかない。
が、この先にはさっき感知した人の気配がまだ存在している。
ここは、少し待つべきか?
「……」
そうだな。
そこにいる誰かが立ち去るまで、待った方がいい。
通路の角で佇むこと3分。
幸運なことに、人の気配が遠ざかっていく。
もう行けそうだな。
それでも警戒は解かず、ゆっくり通路を左に曲がると。
当然のことながら、人の姿はない。
人はいないが……。
眼前には、一本道のような通路が先に続いているのみ。
その通路も10メートル程度前方で壁に突き当たっている。
「……」
この建物、普通じゃないな。
そうはいっても、今は先に進むしかない。
建物内にギリオンの気配を感じとることはできかった。
だからと言って、このまま立ち止まってはいられない。
では、どうする?
「……」
オルセーの気配を感知したのは3階。
それは今も変わることなく、同じ場所に存在を感知できる。
なら、オルセーに会うしかないだろ。
ギリオンの行方を探るために、まずはオルセーから話を聞き出してやる。
全てはそれからだ
よし、この屋敷の3階まで行くぞ!
軽い気配感知を発動したまま、まずは地下から1階へ。
可能な限り気配を消し、慎重に歩を進める。
「……」
薄暗い階段を上った先に見えてきたのは、狭い通路と金属製の扉。
扉の向こうに人の気配はない。
今すぐ扉の向こうに行けるなら、姿を見られることなく地階から脱出できるはず。
ただ、建物内にたくさんの気配が点在しているこの状況で誰にも気づかれず3階まで到達するのは困難だろう。
とはいえ、今は気配を消して慎重に進めるしかない。
可能な限り人に会わずにオルセーの元まで辿り着けるように。
そのためにも、まずはこの扉から脱出だ。
ゆっくりと、扉に手を伸ばす。
施錠は?
鍵がかかっていない。
ついてるぞ。
素早く扉を開き、1階へ。
「……」
難なく脱出できてしまった。
が、問題ここからだ。
扉の外。
目の前に広がるのは細長い廊下。
左右に廊下が続いている。
地階同様の幅狭の空間だが、明るさが違う。
照明の光がしっかりと足下を照らす廊下はかなり歩きやすそうだ。
人は……感知通り、扉の周りには誰もいない。
なら、このまま2階へ続く階段を探すだけ。
で、どっちに進めば?
「……」
左奥には複数の気配。
右にも気配はあるものの、1人のもの。
当然、そちらに進むべきだな。
右に足を進めると……。
すぐに壁に突き当たってしまった。
通路は左へと曲がっている。
先に進むには、ここで曲がるしかない。
が、この先にはさっき感知した人の気配がまだ存在している。
ここは、少し待つべきか?
「……」
そうだな。
そこにいる誰かが立ち去るまで、待った方がいい。
通路の角で佇むこと3分。
幸運なことに、人の気配が遠ざかっていく。
もう行けそうだな。
それでも警戒は解かず、ゆっくり通路を左に曲がると。
当然のことながら、人の姿はない。
人はいないが……。
眼前には、一本道のような通路が先に続いているのみ。
その通路も10メートル程度前方で壁に突き当たっている。
「……」
この建物、普通じゃないな。
そうはいっても、今は先に進むしかない。
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