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第12章 激闘編
成長
<ギリオン視点>
「2枚とも切り取ってやらぁ」
「ギリオン?」
まずは鱗の下に剣身を当てて。
そっから……刃が通らねえ?
鱗どころか、下の皮にもだ。
「ちっ!」
こうなりゃ、しょうがねえ。
手前からザックリいってやるよ。
大きめに皮膚をえぐり取るように……。
ドクン!
ああ?
ドクン、ドクン!
また脈打ちだ。
しかも、さっきより激しくなってんぞ。
おい、おい、まさか?
「……」
やっぱりかよ。
鱗が2枚増えてやがる。
っとに、オレの体に何が起こってんだ?
これで、蒼鱗が4枚じゃねえか。
「はあ~~、勘弁してくれ」
このまま腕全部が鱗で覆われるなんてねえよなぁ?
「ギリオン、鱗は後だ」
ん?
「あいつが動く」
ドラゴンが姫さんの方に顔を向けてる?
狙いを変えるってか?
っ!
駆け出しやがった。
「やれるな?」
「当然」
姫さんに向けて動き出したドラゴンの背を追うヴァルター。
その後ろからオレも駆ける。
ドラゴンを引き離してなきゃ、すぐに襲われてたところだぞ。
つっても、危険にかわりはねえ。
「エリシティア様、動けますか?」
「……難しいな。ウォーライルはどうだ?」
「……申し訳ありません」
姫さん、ちっとは逃げられねえのかよ。
もうそこにドラゴンがいるってのに。
「オオォォ」
マジい!
「ヴァルター!」
先を行くあいつでも間に合わねえ。
当然、オレも……何?
速度が上がってる?
あっという間にヴァルターを追い越しちまった。
いきなり足が早くなったのかよ?
って、どうでもいいな。
そんなことより今は、間合いに入ってきたドラゴンの背中に向けて。
剣を浴びせるだけ!
「だあぁぁ!」
でっけえ背に飛び込みざま、横に剣を振るってやる。
無防備なとこへの一撃だ。
致命傷は無理でも、牽制にはなんだろ。
ドゴォン!
手応えは最高。
けど、剣身は通らねえ。
「グウォォ」
それでもだ、吹っ飛ばしてやったぞ。
飛んだのは数歩程度だけどよ。
「オオォォ??」
はっ、やろう戸惑ってやがらぁ。
まあ当然だな。
今の剣撃にはこれまでにない威力があったんだからよ。
「グルゥ」
しっかし、さっきの足といい、筋力といい、こいつぁ。
オレの力が上がってんぞ。
理由は不明だが間違いねえ。
「……そうか」
強敵相手に急成長したってか。
さすがオレ様だぜ。
「2枚とも切り取ってやらぁ」
「ギリオン?」
まずは鱗の下に剣身を当てて。
そっから……刃が通らねえ?
鱗どころか、下の皮にもだ。
「ちっ!」
こうなりゃ、しょうがねえ。
手前からザックリいってやるよ。
大きめに皮膚をえぐり取るように……。
ドクン!
ああ?
ドクン、ドクン!
また脈打ちだ。
しかも、さっきより激しくなってんぞ。
おい、おい、まさか?
「……」
やっぱりかよ。
鱗が2枚増えてやがる。
っとに、オレの体に何が起こってんだ?
これで、蒼鱗が4枚じゃねえか。
「はあ~~、勘弁してくれ」
このまま腕全部が鱗で覆われるなんてねえよなぁ?
「ギリオン、鱗は後だ」
ん?
「あいつが動く」
ドラゴンが姫さんの方に顔を向けてる?
狙いを変えるってか?
っ!
駆け出しやがった。
「やれるな?」
「当然」
姫さんに向けて動き出したドラゴンの背を追うヴァルター。
その後ろからオレも駆ける。
ドラゴンを引き離してなきゃ、すぐに襲われてたところだぞ。
つっても、危険にかわりはねえ。
「エリシティア様、動けますか?」
「……難しいな。ウォーライルはどうだ?」
「……申し訳ありません」
姫さん、ちっとは逃げられねえのかよ。
もうそこにドラゴンがいるってのに。
「オオォォ」
マジい!
「ヴァルター!」
先を行くあいつでも間に合わねえ。
当然、オレも……何?
速度が上がってる?
あっという間にヴァルターを追い越しちまった。
いきなり足が早くなったのかよ?
って、どうでもいいな。
そんなことより今は、間合いに入ってきたドラゴンの背中に向けて。
剣を浴びせるだけ!
「だあぁぁ!」
でっけえ背に飛び込みざま、横に剣を振るってやる。
無防備なとこへの一撃だ。
致命傷は無理でも、牽制にはなんだろ。
ドゴォン!
手応えは最高。
けど、剣身は通らねえ。
「グウォォ」
それでもだ、吹っ飛ばしてやったぞ。
飛んだのは数歩程度だけどよ。
「オオォォ??」
はっ、やろう戸惑ってやがらぁ。
まあ当然だな。
今の剣撃にはこれまでにない威力があったんだからよ。
「グルゥ」
しっかし、さっきの足といい、筋力といい、こいつぁ。
オレの力が上がってんぞ。
理由は不明だが間違いねえ。
「……そうか」
強敵相手に急成長したってか。
さすがオレ様だぜ。
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