魔王さんのガチペット

回路メグル

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番外編2 ○○が好きなメイドと、誕生日祝いの話

プレゼント(3)

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 俺の言葉に魔王さんがやっと、股間から俺の顔の方へと視線を向ける。
 良い反応だな。かわいい。

「ここ、薄いレースだから……破って……ペニス入れて良いよ?」
「は? 破っ……え?」

 ストッキングやタイツを破って入れるの、俺はエッチだと思うんだけど、この世界の感覚だとどうかな?
 少しだけ透けているはずのアナルの淵に、レース越しに指を引っ掛ける。

「俺のアナル、ここ」

 魔王さんの視線はずっとそこで……あ、喉鳴らした。

「自分で破ろうか? それとも……」
「あ、や、破る! 俺が……!」

 自分で少し爪を立てようとした瞬間、魔王さんが慌てる。
 やっぱりしたかったんだ?

「うん。いいよ……でも……」
「でも……?」

 魔王さんがチラッと顔を上げたので、少し肩をすくませて、渾身の「魔王さんが欲しい」って切ない顔をする。

「早くね? 俺、もう……」
「!? あ、あぁ! すぐに!」

 これくらい煽らないと、魔王さん遠慮しちゃいそうだからね?

「や、破るぞ……」

 魔王さんが少し緊張した手つきでアナルの位置のレースに指をかけて……

――ピリ……ピリリ……

「っ……!」

 俺からは見えないけど、魔王さんがもう、「うっわぁ、やばい、エロい!」って顔でそこを凝視する。

「ん……」
「っ!?」
 
 きゅ、っとアナルをヒクつかせると、魔王さんはもう……大丈夫? 射精しちゃわない? 顔真っ赤だよ?

「魔王さん……早くぅ……」

 暴発されたら精液も魔力も勿体ないから、少し腰を浮かせて煽る。ベビードールの裾が揺れて、いつもよりもエッチに見える気がするけど、どう?

「あ、あぁ……入れる……入れたい、入れる!」
「んっ」

 潤滑油を垂らしてもらって……あ、これ、淵のレースが油を吸って余計エロくない? ちょっとお尻に張り付くの。

「うわ……」

 魔王さんもう声に出ちゃってるし。
 いいなぁ。煽れば煽るほど、煽られてくれるの、俺も楽しい。

「ライト……今日は、もう、理性が持たない……折角かわいい格好をしてくれたのに!」
「いいよ。こういう格好ってね……」

 魔王さんのペニスが、レースが破れてできた穴をかき分けて、アナルの淵に触れる。

「めちゃくちゃに乱してもらうためだから」
「っ……く!」
「んんんっ!」

 きた。
 魔王さんの……あぁ、太い。括約筋、思い切り広がる。
 ちょっと苦しいけど、もうここは魔王さん専用に慣れているから……。

「あ、ん、あっ! ん……あ、魔王さん……あ!」

 先端が入っただけでもう気持ちいい。
 もうすぐ届く前立腺が、その奥が、期待してアナルがキュンキュンして、魔王さんにもっと奥に来てって波打つ。

「はぁ……あぁ……ライト……くっ……すごい……すごく、か、かわいい!」

 魔王さんどこ観てる?
 いつも俺の顔なのにね?
 今日は結合部、そのすぐ上の、勃起してレースに張り付いた俺のペニス、ベビードールの裾が捲れてチラチラと見えるおへその辺り。
 楽しんでいるなぁ。
 よしよし。じゃあ……もっと楽しんでもらおう。

「ん、あ、魔王さん……あ、ど、どうしよう……」
「ん? どうした? 痛いか?」
「痛い……」
「あ、す、すまない! 抜くか?」
「うんん。違う。アナルじゃなくて……」

 左胸のリボンを、少しだけ引っ張った。

「乳首……」
「ちくび……?」
「最近、魔王さんがいつも吸ってくれるから」
「あ、あぁ」
「すぐ勃つようになっちゃって……勃ったから、擦れちゃって……痛い……」
「……っ!」

 本当は痛いというよりむず痒い程度だけど。

「ここほどいて……俺の乳首、癒して?」
「わかった!」

 魔王さんは起こしていた上半身を倒して、左胸のリボンをほどいてくれて……。

「ほどけ……あ?」

 リボンがほどけるとぱっくり穴があく胸元を見て、魔王さんが固まった。

「あ、こ、これは……」

 今、魔王さんに見えているのは乳首じゃないはず。
 作ってもらう時にかなり綿密に位置調整をしたから。
 この穴からのぞくのは……俺が、魔王さんの専属ペットって証の、紋。
 いつもエッチの時みているのにね?
 ここからチラっとのぞくとエロいよね?
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