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第四章~新たな門出~
二百三十話【SIDE:晶】
センターを出て、椹木さんは家に向かって車を走らせていた。
「晶君、辛くはありませんか?」
「……平気です。何ともないって、医師も言っていたでしょう?」
「そうですが……」
心配そうな椹木さんに、俺は素っ気なく答えて、助手席の窓から外を眺めた。そっぽを向いても、視線を感じる耳が熱くなる。
気恥ずかしくなって、早口に捲し立てた。
「椹木さんは、大げさなんですよ。少し具合が悪いくらいで、センターだなんて……俺の事なんて、放っておいてくださっていいのに」
「そんなわけには行きません。君は、大切な人なんですから」
「……っ」
真摯な言葉に、唇がにやけそうになる。俺のことを、凄く心配してる素振りに、期待してしまうのを止められない。
――馬鹿だな、俺……この人が俺に優しくするのは、父さんに言われてるからだって。蓑崎のオメガだから以外、ないだろ?
ぎゅ、と脇腹をきつく抓る。痛みを感じて、甘い感情を追いやるように。
椹木さんは、俺の気持ちも知らず、穏やかに言葉を続ける。
「そうだ。城山さんには、ご連絡差し上げましたから大丈夫ですよ。お大事にと仰っていました」
「……ありがとうございます」
「今日は残念でしたが、次の機会はありますからね。何でしたら、我が家にお招きするのも良いですし」
「いえ。結構です」
励ますような言葉に、首を振る。
陽平と俺をくっつけようと必死なママを、椹木さんの家に招くなんて、恐ろしくてできない。ママは、強引すぎるよ。俺と陽平はそんなんじゃないのに。
――陽平が成己くんと別れたことに、ママも協力してるから。責任を感じているのかもしれないけど……
でも、そのために俺を巻き込まれても困るって言うか。最初こそ、あの二人が別れたのは、俺のことも原因かなって思ったけど……成己くんの強かさを思えば、破局は秒読みだった気がするし。
――それでも、陽平の事を放っておけなくて、ずっと側に居たけど……最近のあいつの態度、酷すぎるし。
散々、俺に甘えておきながら「成己と別れたのはお前のせい」なんてさ。結局、成己くんが好きなんじゃんって思ったら……これ以上体を犠牲にするのは、空しすぎるから。
あいつは成己くんが好き。俺は、これ以上辛いのは嫌だ。
だからこそ、ママに余計な真似してほしくないし、椹木さんにバレたくない。
なのに――ぎり、と唇を噛み締める。
――あの、野江のクソ野郎! 余計な事しやがったせいで……ママと椹木さんが、接触する羽目になったじゃねーかッ。
嵌められた苛立ちがぶり返して、閉じた目の奥が真っ赤になる。
――『最初から優しい婚約者を頼ればいいんですよ』
ムカつくにやけ面で、人を窮地に追いやって……さすが、陽平を隠れ蓑に恋人と密会するだけあるわ。
卑しくて、汚い男。ちゃらんぽらんの次男。
一応は、良家のお坊ちゃんだと判断してた自分が、どれだけ甘いか思い知った。
――あいつには、いつか天罰を下らせてやる……けど、今は目立った動き出来ないんだよなあ。ほんと、ウザいなあ……
物憂い気分で、ため息をつくと――額に指が触れ、目を見開いた。
「……っ、なんですか?」
「あ……驚かせましたね。眉を寄せていたので、頭が痛むのかと……」
申し訳なさそうに、椹木さんが指を引く。
ちょうど、赤信号に引っかかっていたらしい。じっと俺を見つめる椹木さんに、頬が熱くなり、顔をふいと逸らす。
「急に触らないで下さい」
「すみません」
「……べつに、驚いただけです」
大の大人がしゅんとするのが居たたまれなくて、ついフォローしてしまう。すると、彼は安堵したように頬をほころばせていた。……俺の周りの奴って、手がかかるタイプが多い気がするんだけど。
少し可愛いとか思って、慌てて頭を振る。
――アホか、俺。絆されちゃダメだって。
つい放っとけなくて、面倒見そうになっちゃうのは悪い癖だ。
いつも裏切られて、傷つくんだからさ。
俺は、話題を変えた。
「何でもないですけど……椹木さんは、この後、会社に戻られるんですか」
「ああ、いえ。午後から休みを取りましたので、家に帰るつもりです」
「……!」
さらりと言われ、胸が高鳴る。
もしかして、俺の傍にいるために……とか?
――って、そんなわけないじゃん。この人、仕事人間なんだから! たまたま休みたい気分だったんだろ!
胸に浮かんだ甘い期待を、必死に打ち砕く。
期待して、傷つくのは嫌だ。期待するな……そう言い聞かせるのに、胸が震えるのがやめられない。
「あの……それなら、俺が夕飯作りましょうか」
うっかり、こんなことまで口走っていて、自分に驚く。
椹木さんも、俺の珍しい発言に驚いている。――恥ずかしくなって、深く俯く。
「……嫌なら、いいんですけど。買い物行かないと、たいした食材もないし……面倒でしょうし」
「あ……嫌なわけありません。嬉しいですよ! ですが、体調が悪い君にいいのかと……」
「俺が良いって言ってるんです。それに……体調は悪くないって、ずっと言ってるでしょう?」
じっと上目に見上げると、椹木さんは嬉し気に目を細めた。鷹のように鋭い目が、優しくなる。
「ありがとうございます」
彼の体から、ふわりと白檀の香りが溢れ出す。車と言う密室で、その香りをもろに吸い込んで……腹の奥がずきりと熱くなってしまう。
「では、買い物に……晶君?」
「あ……っ」
太ももをきつく擦り合わせ、熱い吐息を吐く。下腹が崩れるように潤み、下着の中を濡らしてしまう。
シートの上で、体を丸めると……固い手が背中に触れた。
「晶君、大丈夫ですか?」
「はぁ……椹木さん。俺……」
「買い物は後にして、先に家に帰りましょう」
労わるように背を撫でられ、何度も頷く。椹木さんは、よどみなく車を走らせる。
――何でもいいから、はやく抱いて……
自らの体を抱いて、燃えるような衝動に耐えた。浅ましい欲望に身を任せることは、耐えがたいけれど……堪えられない。
少し優しい言葉をかけられたくらいで。
――『お前、椹木に惚れてんの?』
陽平の声が甦る。
悔しさに、カッとなるのに……体の熱が否定こそを「嘘」だと見抜いてしまう。
「晶君、着きましたよ」
「ああ……」
邸について、車から抱え出される。
俺は、蕩けるような意識の中で、椹木に抱きつく。
「さわらぎさんッ……はやく」
「はい。よく我慢しましたね」
身をすり寄せても、椹木さんは穏やかなままだ。――この人は日常的に、オメガのフェロモンの遮断薬を服用している。
アルファの獣性に身を任せたりしないためだって。立派で……偉い人だと思う。
でも……オメガの本能が泣いて、寂しがっている。
俺ばかりを乱れさせて、情けない思いをさせないで。
――もっと、乱れて欲しがってくれなきゃ、嫌だ!
彼の首に縋りつき、唇を奪う。もう家についた安心感が、俺を大胆にさせていた。
彼の唇を割り、激しく舌を絡める。唾液を啜る音が、辺りに響いた。
もっと。もっとほしい……!
「晶君……」
「さわらぎさん、俺をおかして……!」
唇を離し、耳に熱い息を吹き込んだ、そのとき――
「し、晶、ちゃん……?」
呆然とした声が、聞こえた。
聞き覚えのある声に、一瞬で心臓が凍る。
うそだ。なんで、こんなところに――激しく動揺しながら、背後を振り返る。
「……ヒッ」
陽平ママが、驚愕の面持ちで立っていた。門に横付けしていた車から、降りてきたところだったらしい。
目を限界まで見開き、お化けでも見たような顔をしてる。
なんで、いるの……!?
陽平ママの表情に、なにかがガラガラと崩れていく音が聞こえた気がした。
「晶君、辛くはありませんか?」
「……平気です。何ともないって、医師も言っていたでしょう?」
「そうですが……」
心配そうな椹木さんに、俺は素っ気なく答えて、助手席の窓から外を眺めた。そっぽを向いても、視線を感じる耳が熱くなる。
気恥ずかしくなって、早口に捲し立てた。
「椹木さんは、大げさなんですよ。少し具合が悪いくらいで、センターだなんて……俺の事なんて、放っておいてくださっていいのに」
「そんなわけには行きません。君は、大切な人なんですから」
「……っ」
真摯な言葉に、唇がにやけそうになる。俺のことを、凄く心配してる素振りに、期待してしまうのを止められない。
――馬鹿だな、俺……この人が俺に優しくするのは、父さんに言われてるからだって。蓑崎のオメガだから以外、ないだろ?
ぎゅ、と脇腹をきつく抓る。痛みを感じて、甘い感情を追いやるように。
椹木さんは、俺の気持ちも知らず、穏やかに言葉を続ける。
「そうだ。城山さんには、ご連絡差し上げましたから大丈夫ですよ。お大事にと仰っていました」
「……ありがとうございます」
「今日は残念でしたが、次の機会はありますからね。何でしたら、我が家にお招きするのも良いですし」
「いえ。結構です」
励ますような言葉に、首を振る。
陽平と俺をくっつけようと必死なママを、椹木さんの家に招くなんて、恐ろしくてできない。ママは、強引すぎるよ。俺と陽平はそんなんじゃないのに。
――陽平が成己くんと別れたことに、ママも協力してるから。責任を感じているのかもしれないけど……
でも、そのために俺を巻き込まれても困るって言うか。最初こそ、あの二人が別れたのは、俺のことも原因かなって思ったけど……成己くんの強かさを思えば、破局は秒読みだった気がするし。
――それでも、陽平の事を放っておけなくて、ずっと側に居たけど……最近のあいつの態度、酷すぎるし。
散々、俺に甘えておきながら「成己と別れたのはお前のせい」なんてさ。結局、成己くんが好きなんじゃんって思ったら……これ以上体を犠牲にするのは、空しすぎるから。
あいつは成己くんが好き。俺は、これ以上辛いのは嫌だ。
だからこそ、ママに余計な真似してほしくないし、椹木さんにバレたくない。
なのに――ぎり、と唇を噛み締める。
――あの、野江のクソ野郎! 余計な事しやがったせいで……ママと椹木さんが、接触する羽目になったじゃねーかッ。
嵌められた苛立ちがぶり返して、閉じた目の奥が真っ赤になる。
――『最初から優しい婚約者を頼ればいいんですよ』
ムカつくにやけ面で、人を窮地に追いやって……さすが、陽平を隠れ蓑に恋人と密会するだけあるわ。
卑しくて、汚い男。ちゃらんぽらんの次男。
一応は、良家のお坊ちゃんだと判断してた自分が、どれだけ甘いか思い知った。
――あいつには、いつか天罰を下らせてやる……けど、今は目立った動き出来ないんだよなあ。ほんと、ウザいなあ……
物憂い気分で、ため息をつくと――額に指が触れ、目を見開いた。
「……っ、なんですか?」
「あ……驚かせましたね。眉を寄せていたので、頭が痛むのかと……」
申し訳なさそうに、椹木さんが指を引く。
ちょうど、赤信号に引っかかっていたらしい。じっと俺を見つめる椹木さんに、頬が熱くなり、顔をふいと逸らす。
「急に触らないで下さい」
「すみません」
「……べつに、驚いただけです」
大の大人がしゅんとするのが居たたまれなくて、ついフォローしてしまう。すると、彼は安堵したように頬をほころばせていた。……俺の周りの奴って、手がかかるタイプが多い気がするんだけど。
少し可愛いとか思って、慌てて頭を振る。
――アホか、俺。絆されちゃダメだって。
つい放っとけなくて、面倒見そうになっちゃうのは悪い癖だ。
いつも裏切られて、傷つくんだからさ。
俺は、話題を変えた。
「何でもないですけど……椹木さんは、この後、会社に戻られるんですか」
「ああ、いえ。午後から休みを取りましたので、家に帰るつもりです」
「……!」
さらりと言われ、胸が高鳴る。
もしかして、俺の傍にいるために……とか?
――って、そんなわけないじゃん。この人、仕事人間なんだから! たまたま休みたい気分だったんだろ!
胸に浮かんだ甘い期待を、必死に打ち砕く。
期待して、傷つくのは嫌だ。期待するな……そう言い聞かせるのに、胸が震えるのがやめられない。
「あの……それなら、俺が夕飯作りましょうか」
うっかり、こんなことまで口走っていて、自分に驚く。
椹木さんも、俺の珍しい発言に驚いている。――恥ずかしくなって、深く俯く。
「……嫌なら、いいんですけど。買い物行かないと、たいした食材もないし……面倒でしょうし」
「あ……嫌なわけありません。嬉しいですよ! ですが、体調が悪い君にいいのかと……」
「俺が良いって言ってるんです。それに……体調は悪くないって、ずっと言ってるでしょう?」
じっと上目に見上げると、椹木さんは嬉し気に目を細めた。鷹のように鋭い目が、優しくなる。
「ありがとうございます」
彼の体から、ふわりと白檀の香りが溢れ出す。車と言う密室で、その香りをもろに吸い込んで……腹の奥がずきりと熱くなってしまう。
「では、買い物に……晶君?」
「あ……っ」
太ももをきつく擦り合わせ、熱い吐息を吐く。下腹が崩れるように潤み、下着の中を濡らしてしまう。
シートの上で、体を丸めると……固い手が背中に触れた。
「晶君、大丈夫ですか?」
「はぁ……椹木さん。俺……」
「買い物は後にして、先に家に帰りましょう」
労わるように背を撫でられ、何度も頷く。椹木さんは、よどみなく車を走らせる。
――何でもいいから、はやく抱いて……
自らの体を抱いて、燃えるような衝動に耐えた。浅ましい欲望に身を任せることは、耐えがたいけれど……堪えられない。
少し優しい言葉をかけられたくらいで。
――『お前、椹木に惚れてんの?』
陽平の声が甦る。
悔しさに、カッとなるのに……体の熱が否定こそを「嘘」だと見抜いてしまう。
「晶君、着きましたよ」
「ああ……」
邸について、車から抱え出される。
俺は、蕩けるような意識の中で、椹木に抱きつく。
「さわらぎさんッ……はやく」
「はい。よく我慢しましたね」
身をすり寄せても、椹木さんは穏やかなままだ。――この人は日常的に、オメガのフェロモンの遮断薬を服用している。
アルファの獣性に身を任せたりしないためだって。立派で……偉い人だと思う。
でも……オメガの本能が泣いて、寂しがっている。
俺ばかりを乱れさせて、情けない思いをさせないで。
――もっと、乱れて欲しがってくれなきゃ、嫌だ!
彼の首に縋りつき、唇を奪う。もう家についた安心感が、俺を大胆にさせていた。
彼の唇を割り、激しく舌を絡める。唾液を啜る音が、辺りに響いた。
もっと。もっとほしい……!
「晶君……」
「さわらぎさん、俺をおかして……!」
唇を離し、耳に熱い息を吹き込んだ、そのとき――
「し、晶、ちゃん……?」
呆然とした声が、聞こえた。
聞き覚えのある声に、一瞬で心臓が凍る。
うそだ。なんで、こんなところに――激しく動揺しながら、背後を振り返る。
「……ヒッ」
陽平ママが、驚愕の面持ちで立っていた。門に横付けしていた車から、降りてきたところだったらしい。
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