30 / 75
第30話「ラルエシミラ」
しおりを挟む
「意識を頭頂部に集中させろ、そして動くな」
アロウザールが白髪をかきあげながら言う。
俺は言われたとおりに胡座をかいて集中する。
頭の上にある違和感が熱を帯び、それを癒すかのように冷ややかな空気がまとわりつく。
「よし、そのままそいつと対話をしろ」
「対話? アロウザールさん、これが何なのか知っているのか」
アロウザールはこくりと頷く。
「ああ、知っているとも。とてつもなく強大な魂がお主の胸に隠れておったので、もしやと思ったが——やはり」
「どうして......」
「『ラルエシミラ・ラミシエルラ』。我輩の命を救った恩人だ」
俺は驚きのあまり、言葉を失った。
あのサディスト気味の爆乳女が、8人の勇者を鍛えあげた男の命を助けたとは、到底信じられることではなかった。
「なんだ、信じられぬか」
アロウザールがキョトンとした顔で言う。
「いや、そりゃあいつが強いのは知っているけどさ......。さすがに予想外だ」
そう言うと、アロウザールは顎先をこちらに向けて爆笑した。
「ガッハッハッハッハッハッハッ! たしかに! そう思うのも無理はない、我輩もあやつの性分はよく知っておるからのう」
「——なあ、教えてくれよ、あいつの。ラルエシミラのことを」
よかろう。そう言うと、アロウザールの表情は柔らかくなり、旧友を懐かしむように話しはじめた。
$$$
シーボ国近辺の村、『カリア』。
農業が盛んで、ここで育てられた作物の多くがシーボ国へと流れている。
人々はこの平和な村で貧しくもなく、かといって豊かでもないが、平和な日常を過ごしていた。
そこにある民家で、ひとつの命が産声をあげようとしていた。
「おい! どうなっているんだ。普通、腹はこんなに膨れないだろ、おい!」
男がベットの傍、油汗にまみれて苦しむ女性を気遣う。歯を食いしばり、握りしめているシーツはぐしょ濡れだ。
助産師の老婆は想定外の事態に慌てふためき、どうすればいいのかわからず、風船のように膨らみ続ける腹をただ見ている。
「しっかりしろ、エリア! な? 大丈夫、きっと大丈夫だ」
男は女性の腹をさすってやろうと手を触れる。
が、薄くなった皮膚越しに感じた骨のように硬い異物に驚き、とっさにあとずさる。
「ひっ」
腹はまだまだ膨らみ続ける。
助産師の老婆はとうとう床に座り込み、職務を放棄した。
女性の悲痛な断末魔が簡素な部屋に響くと、限界点に達した腹は割れた風船のように弾けた。
骨や血、肉片が降り注ぎ、低い木の天井には血飛沫の跡がこびりつき、そこから赤い水滴が雨漏りのように滴り落ちている。
放心状態の男の顔は悲しみに歪んでおり、部屋中に満たされた生臭い空気にあてられ、助産師の老婆は這いつくばり、嘔吐した。
そんな惨劇の中、潰れたザクロのような女性の腹から、老夫が現れた。
老夫は腹を抱えてうずくまった格好で、頭からつま先まで血にまみれて真っ赤だ。
骨と皮ばかりの体は弱弱しく、肩まである髪には胎盤が引っ付いて、それがてらてらと輝いている。
上半身をゆっくりと持ち上げる老夫。胎盤がずるりと滑り落ち、骸骨のような顔にある目で放心状態の男の方をみた。
すると、シワの深く刻まれた口を開き、
「お......と......う......さ......ん......」
と、低い声で言った。
「う、ああ......ああ......」
男はわなわなと口を動かし、両の目からは涙が溢れ出す。
と、男は奇声を発して走りだした。
途中部屋のあちこちに体をぶつけ、戸棚にある本や、壁に飾ってある写真が落ちる。
その写真には男女が仲良く肩を並べて写っており、男から滴り落ちた血が笑った女性の顔に付着して、まるで泣いているようになった。
やがて玄関の扉を蹴飛ばし、男は泣き叫びながら家から飛び出す。
老夫は出窓に見えた、逃げ去る男の様子を哀しそうに眺めていた。
$$$
村の付近にある森の中。
様々な姿をした生き物たちが縦横無尽に駆け回っている。
「ラクスピオス。四足歩行で頭部にはガラスのドームのようなものがあり、中は虹色の靄に満たされ、割れると即死する。性格は臆病で足は早い。その肉は非常に美味である」
アロウザールは巨木の太い枝に仰向けで寝そべり、分厚い本を胸に乗せている。
本には生き物のイラストが描かれ、その下部には詳細な解説が述べてある。
下を見やると、そのイラストに記載された生き物がちょうど草を食べているところだった。
「何をやってるんです?」
ひょっこりと上からラルエシミラが顔を覗かせて言う。
「——っ! ラルシエミラ。それは驚くからやめてくれといったろう」
あははといたずらっぽく笑うラルエシミラ。
彼女とは森で散歩をしている最中に出会った。
この森は稀に魔王の使役する魔物が現れるため、村人たちは近づく者に対して必ず警告するのだが、
アロウザールに関しては忌み嫌われた存在とされているので、制止する村人は誰一人としていない。
育ててくれた母代わりの助産師を引退した老婆でさえ、どこへ行こうと咎めることはなかった。
その辺を歩いただけで石が飛んでくることもある。
そのため、アロウザールは誰もいないこの森に毎日入り浸っていた。
唯一、買い与えられた図鑑。
いつもそれを持ち込んでは、巨木の上で日が暮れるまで生き物の観察をする。
生まれつき魔法で姿を変えることができたので、少年の姿で木登りをすることは随分と楽しく感じられた。
ある日、いつものように図鑑を開いていると、突然、頭上から人の生首が飛び出してきた。
アロウザールは驚いた拍子に枝から転げ落ち、地面に激突する寸前でいつの間にか移動した生首の主に受け止められた。
「私はラルエシミラ・ラミシエルラ。あなたは?」
アロウザールはため息を吐いて、
「アロウザール・ルーザーロア。お姉さん、僕と関わると碌なことないよ」
と眉をひそめて言った。
それ以来、ラルエシミラはアロウザールが巨木に登るたびに驚かそうとしてくるのだ。
アロウザールは図鑑を閉じると、紺色のパーカーにある前ポケットに突っ込んだあと、器用に幹をつたって降りていく。
草地に足をつけると、いつの間にかラルエシミラが満面の笑みで立っていた。
「ねえ、ラルエシミラはこの森の妖精なの?」
アロウザールの隣を楽しそうにラルエシミラが歩いている。
「どうしてですか?」
「だって、なんだか他の人と違う感じがするし、いつも森にいるし」
ラルエシミラは背中で手をつないで、空を見上げながら、
「妖精ではありません。けれど、なかなかいい線いってると思いますよ」
「ほんと?」
「三割くらいですけど」
ラルエシミラがはにかんで笑う。
「なんだ、全然じゃないか」
肩をすくめて言う。
「ねえ、今日はもっと奥の方に行ってみたいんだけど」
「いいですけど、お家の人に心配されませんか?」
アロウザールは俯いて、
「いいんだ。どうせ帰っても誰もいないし。それに、僕はここの方が好き」
「そうですか」
ラルエシミラがアロウザールの手を力強く握りしめ、手つなぎして歩く姉弟のようになる。
「なにしてるのさ」
「あはは、いいじゃないですか。それともなんですか? ひょっとして、恥ずかしいんですか〜?」
ラルエシミラが茶化してくる。
アロウザールはそっぽを向いて黙る。
しかし手はつないだまま、ラルエシミラの細く柔い手を強く握り返した。
アロウザールが白髪をかきあげながら言う。
俺は言われたとおりに胡座をかいて集中する。
頭の上にある違和感が熱を帯び、それを癒すかのように冷ややかな空気がまとわりつく。
「よし、そのままそいつと対話をしろ」
「対話? アロウザールさん、これが何なのか知っているのか」
アロウザールはこくりと頷く。
「ああ、知っているとも。とてつもなく強大な魂がお主の胸に隠れておったので、もしやと思ったが——やはり」
「どうして......」
「『ラルエシミラ・ラミシエルラ』。我輩の命を救った恩人だ」
俺は驚きのあまり、言葉を失った。
あのサディスト気味の爆乳女が、8人の勇者を鍛えあげた男の命を助けたとは、到底信じられることではなかった。
「なんだ、信じられぬか」
アロウザールがキョトンとした顔で言う。
「いや、そりゃあいつが強いのは知っているけどさ......。さすがに予想外だ」
そう言うと、アロウザールは顎先をこちらに向けて爆笑した。
「ガッハッハッハッハッハッハッ! たしかに! そう思うのも無理はない、我輩もあやつの性分はよく知っておるからのう」
「——なあ、教えてくれよ、あいつの。ラルエシミラのことを」
よかろう。そう言うと、アロウザールの表情は柔らかくなり、旧友を懐かしむように話しはじめた。
$$$
シーボ国近辺の村、『カリア』。
農業が盛んで、ここで育てられた作物の多くがシーボ国へと流れている。
人々はこの平和な村で貧しくもなく、かといって豊かでもないが、平和な日常を過ごしていた。
そこにある民家で、ひとつの命が産声をあげようとしていた。
「おい! どうなっているんだ。普通、腹はこんなに膨れないだろ、おい!」
男がベットの傍、油汗にまみれて苦しむ女性を気遣う。歯を食いしばり、握りしめているシーツはぐしょ濡れだ。
助産師の老婆は想定外の事態に慌てふためき、どうすればいいのかわからず、風船のように膨らみ続ける腹をただ見ている。
「しっかりしろ、エリア! な? 大丈夫、きっと大丈夫だ」
男は女性の腹をさすってやろうと手を触れる。
が、薄くなった皮膚越しに感じた骨のように硬い異物に驚き、とっさにあとずさる。
「ひっ」
腹はまだまだ膨らみ続ける。
助産師の老婆はとうとう床に座り込み、職務を放棄した。
女性の悲痛な断末魔が簡素な部屋に響くと、限界点に達した腹は割れた風船のように弾けた。
骨や血、肉片が降り注ぎ、低い木の天井には血飛沫の跡がこびりつき、そこから赤い水滴が雨漏りのように滴り落ちている。
放心状態の男の顔は悲しみに歪んでおり、部屋中に満たされた生臭い空気にあてられ、助産師の老婆は這いつくばり、嘔吐した。
そんな惨劇の中、潰れたザクロのような女性の腹から、老夫が現れた。
老夫は腹を抱えてうずくまった格好で、頭からつま先まで血にまみれて真っ赤だ。
骨と皮ばかりの体は弱弱しく、肩まである髪には胎盤が引っ付いて、それがてらてらと輝いている。
上半身をゆっくりと持ち上げる老夫。胎盤がずるりと滑り落ち、骸骨のような顔にある目で放心状態の男の方をみた。
すると、シワの深く刻まれた口を開き、
「お......と......う......さ......ん......」
と、低い声で言った。
「う、ああ......ああ......」
男はわなわなと口を動かし、両の目からは涙が溢れ出す。
と、男は奇声を発して走りだした。
途中部屋のあちこちに体をぶつけ、戸棚にある本や、壁に飾ってある写真が落ちる。
その写真には男女が仲良く肩を並べて写っており、男から滴り落ちた血が笑った女性の顔に付着して、まるで泣いているようになった。
やがて玄関の扉を蹴飛ばし、男は泣き叫びながら家から飛び出す。
老夫は出窓に見えた、逃げ去る男の様子を哀しそうに眺めていた。
$$$
村の付近にある森の中。
様々な姿をした生き物たちが縦横無尽に駆け回っている。
「ラクスピオス。四足歩行で頭部にはガラスのドームのようなものがあり、中は虹色の靄に満たされ、割れると即死する。性格は臆病で足は早い。その肉は非常に美味である」
アロウザールは巨木の太い枝に仰向けで寝そべり、分厚い本を胸に乗せている。
本には生き物のイラストが描かれ、その下部には詳細な解説が述べてある。
下を見やると、そのイラストに記載された生き物がちょうど草を食べているところだった。
「何をやってるんです?」
ひょっこりと上からラルエシミラが顔を覗かせて言う。
「——っ! ラルシエミラ。それは驚くからやめてくれといったろう」
あははといたずらっぽく笑うラルエシミラ。
彼女とは森で散歩をしている最中に出会った。
この森は稀に魔王の使役する魔物が現れるため、村人たちは近づく者に対して必ず警告するのだが、
アロウザールに関しては忌み嫌われた存在とされているので、制止する村人は誰一人としていない。
育ててくれた母代わりの助産師を引退した老婆でさえ、どこへ行こうと咎めることはなかった。
その辺を歩いただけで石が飛んでくることもある。
そのため、アロウザールは誰もいないこの森に毎日入り浸っていた。
唯一、買い与えられた図鑑。
いつもそれを持ち込んでは、巨木の上で日が暮れるまで生き物の観察をする。
生まれつき魔法で姿を変えることができたので、少年の姿で木登りをすることは随分と楽しく感じられた。
ある日、いつものように図鑑を開いていると、突然、頭上から人の生首が飛び出してきた。
アロウザールは驚いた拍子に枝から転げ落ち、地面に激突する寸前でいつの間にか移動した生首の主に受け止められた。
「私はラルエシミラ・ラミシエルラ。あなたは?」
アロウザールはため息を吐いて、
「アロウザール・ルーザーロア。お姉さん、僕と関わると碌なことないよ」
と眉をひそめて言った。
それ以来、ラルエシミラはアロウザールが巨木に登るたびに驚かそうとしてくるのだ。
アロウザールは図鑑を閉じると、紺色のパーカーにある前ポケットに突っ込んだあと、器用に幹をつたって降りていく。
草地に足をつけると、いつの間にかラルエシミラが満面の笑みで立っていた。
「ねえ、ラルエシミラはこの森の妖精なの?」
アロウザールの隣を楽しそうにラルエシミラが歩いている。
「どうしてですか?」
「だって、なんだか他の人と違う感じがするし、いつも森にいるし」
ラルエシミラは背中で手をつないで、空を見上げながら、
「妖精ではありません。けれど、なかなかいい線いってると思いますよ」
「ほんと?」
「三割くらいですけど」
ラルエシミラがはにかんで笑う。
「なんだ、全然じゃないか」
肩をすくめて言う。
「ねえ、今日はもっと奥の方に行ってみたいんだけど」
「いいですけど、お家の人に心配されませんか?」
アロウザールは俯いて、
「いいんだ。どうせ帰っても誰もいないし。それに、僕はここの方が好き」
「そうですか」
ラルエシミラがアロウザールの手を力強く握りしめ、手つなぎして歩く姉弟のようになる。
「なにしてるのさ」
「あはは、いいじゃないですか。それともなんですか? ひょっとして、恥ずかしいんですか〜?」
ラルエシミラが茶化してくる。
アロウザールはそっぽを向いて黙る。
しかし手はつないだまま、ラルエシミラの細く柔い手を強く握り返した。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
転生の水神様ーー使える魔法は水属性のみだが最強ですーー
芍薬甘草湯
ファンタジー
水道局職員が異世界に転生、水神様の加護を受けて活躍する異世界転生テンプレ的なストーリーです。
42歳のパッとしない水道局職員が死亡したのち水神様から加護を約束される。
下級貴族の三男ネロ=ヴァッサーに転生し12歳の祝福の儀で水神様に再会する。
約束通り祝福をもらったが使えるのは水属性魔法のみ。
それでもネロは水魔法を工夫しながら活躍していく。
一話当たりは短いです。
通勤通学の合間などにどうぞ。
あまり深く考えずに、気楽に読んでいただければ幸いです。
完結しました。
巻き込まれて異世界召喚? よくわからないけど頑張ります。 〜JKヒロインにおばさん呼ばわりされたけど、28才はお姉さんです〜
トイダノリコ
ファンタジー
会社帰りにJKと一緒に異世界へ――!?
婚活のために「料理の基本」本を買った帰り道、28歳の篠原亜子は、通りすがりの女子高生・星野美咲とともに突然まぶしい光に包まれる。
気がつけばそこは、海と神殿の国〈アズーリア王国〉。
美咲は「聖乙女」として大歓迎される一方、亜子は「予定外に混ざった人」として放置されてしまう。
けれど世界意識(※神?)からのお詫びとして特殊能力を授かった。
食材や魔物の食用可否、毒の有無、調理法までわかるスキル――〈料理眼〉!
「よし、こうなったら食堂でも開いて生きていくしかない!」
港町の小さな店〈潮風亭〉を拠点に、亜子は料理修行と新生活をスタート。
気のいい夫婦、誠実な騎士、皮肉屋の魔法使い、王子様や留学生、眼帯の怪しい男……そして、彼女を慕う男爵令嬢など個性豊かな仲間たちに囲まれて、"聖乙女イベントの裏側”で、静かに、そしてたくましく人生を切り拓く異世界スローライフ開幕。
――はい。静かに、ひっそり生きていこうと思っていたんです。私も.....(アコ談)
*AIと一緒に書いています*
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
エレンディア王国記
火燈スズ
ファンタジー
不慮の事故で命を落とした小学校教師・大河は、
「選ばれた魂」として、奇妙な小部屋で目を覚ます。
導かれるように辿り着いたのは、
魔法と貴族が支配する、どこか現実とは異なる世界。
王家の十八男として生まれ、誰からも期待されず辺境送り――
だが、彼は諦めない。かつての教え子たちに向けて語った言葉を胸に。
「なんとかなるさ。生きてればな」
手にしたのは、心を視る目と、なかなか花開かぬ“器”。
教師として、王子として、そして何者かとして。
これは、“教える者”が世界を変えていく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる