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第一章 異世界でBL作家誕生
004 公爵令嬢の婚約者、恋に落ちる
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早々に部屋から追い出されたアルフレッドは、廊下でよろけつつも歩を進めた。
先ほど案内してきたメイドは既に持ち場に戻ってしまっていたが、幼少時から何度も来ている屋敷なので、本当は案内人は不要である。
アルフレッドが向かったのは、玄関ではなくメルヴィンの部屋。友人に会うためだ。
もしこのことをメリーローズが知ったら「私に会った後の口直しね!」と、自分に失礼な解釈をし、満足しただろう。
しかしアルフレッドは、メルヴィンの顔を見るなり言った。
「聞いてくれ、メルヴィン。僕は……僕はどうやら、恋をしてしまったようだ」
「なにぃっ!」
メルヴィンは友である王太子に、怒りの形相で詰め寄る。
「なんということだ! アルフレッド、見損なったぞ! 君の口から、これほど酷い裏切りを聞くとは思わなかった……っ!」
「いや、勘違いしないでくれ。僕が恋した相手というのは、メリーローズなのだ」
「え? あ、メリーに? …………今更?」
メルヴィンは掴んでいたアルフレッドの襟を離し、アルフレッドもさりげなく襟元を直した。
「そう、本当に今更なんだけど、ついさっき僕はメリーローズがいかに愛らしい少女だったのかに、気がついてしまったのだ……」
というわけで、いつもと違うメリーローズの『醜態』は、シルヴィアの予想の斜め上を行く、『アルフレッドの恋』に着地した。
「愛らしい、か」
アルフレッドを見送ったメルヴィンは独り言ちる。
妹を愛してやまない彼は、密かにその将来について心配していたのだった。
メルヴィンにとっては可愛い妹だが、家族以外の人間が同じ感想を持っていないことには以前から気がついていた。
彼女は責任感が強く、しかも幼少期、今は亡き祖母から『貴族令嬢としての心得』をこれでもかと詰め込まれ教育されている。
おかげでアルフレッドとの婚約が決まってお妃教育を受けた時、貴族の間でもその厳しさで鳴り響いていた王室教育係のダルトン夫人に「こちらのお嬢様に、改めてお教えすることはございません」と言わしめたのだ。
このエピソードは今も貴族の間で語り草になっている。
――良くも悪くも。
王家や父に近しい貴族は「さすがランズダウン公爵家のご令嬢!」と褒め称え、父と敵対するブロムリー公爵やその取り巻きの貴族は「あんな堅苦しい令嬢では、さぞやアルフレッド様は息が詰まるだろう」と噂した。
そしてメルヴィンにとっては悲しいことに、現実のアルフレッドの態度はブロムリー派の言説に近いものだったのだ。
「それが、……ふふ……『恋』、か」
確かに先日倒れて以来、メリーローズの様子がいつもと違うような気がしていたが、そんな彼女を見たアルフレッドが、今更ながらに恋に落ちるとは。
「よかったな、メリー」
妹思いの兄は柔らかく微笑んだ。
* * *
「ちょっとくらいは評価が下がったかも知れないけど、あなたが言うほどではないわ!」
「いいえ! 下がりました! この屋敷の一番高い塔から落としたリンゴみたいに無残に落ち砕けました!」
上機嫌になったメルヴィンが妹の部屋を訪れると、なぜか彼女はメイドと大喧嘩の真っ最中である。
開け放したままのドアをノックし、咳払いして来訪を気づかせた。
「シルヴィアと何を言い争いしているんだい? メリー」
「あ、お……お兄様。だって聞いてください! シルヴィアったらせっかくアルフレッド様が訪ねてくださったのに、私に難癖をつけて追い返してしまったんですよ!」
「そうなのか? シルヴィア」
「え……それはその……」
常に整然と仕事をこなすシルヴィアが言い淀んでいるのを、メルヴィンは初めて見た。
「つ、つまり……お嬢様が赤い顔をしておられたので、まだお熱があるものと思い……」
「熱なんてないわよ!」
「ふーむ……」
確かに熱があるとは思えぬ元気な様子だが、赤い顔をしているのも事実である。
「どれ」
メリーローズと自分の額に手を置いてみたが、特に熱くはないようだ。
「うん、熱はないね。でもそれなら、どうして顔がそんなに赤いんだい?」
「それはその、アルフレッド様のお顔を見たら自然に……」
そう話すメリーローズの顔に更に赤みが差す。
(ほう)
メルヴィンは内心驚いた。
妹がアルフレッドと会って顔を赤らめたことなど、今までになかったことだ。
(どうやら先に恋に落ちたのはメリーの方だったのか。恋する乙女となったメリーの様子を見て、アルフレッドもまたメリーを好きになった、と。ふむ、ふむ)
思わずニンマリとしながら、メリーローズに質問する。
「アルフレッドに会えて、そんなに嬉しかったのか?」
「もちろんですわ! お兄様」
「じゃあ、今アルフレッドがここにいると想像してみてごらん」
「ここに……ですか?」
するとメリーローズの顔がもっと赤くなり、もうまるで熟したリンゴのようだ。心なしか瞳もうるんでいる。
(なるほど、これはアルフレッドも惚れるわけだ)
元々整った顔立ちをしていたメリーローズだが、今までは四角四面な態度しか見せていなかったのが、ここにきて恋する少女の愛らしさが加わっている。
この調子ならメリーローズとアルフレッドは、周囲も羨む仲良しカップルになるだろう。
メルヴィンは満足して、うんうんと頷いた。
……知らぬが仏とは、まさにこのこと。
その時メリーローズの脳裏に浮かんでいたのは、兄メルヴィンのすぐ横で、はにかみながら佇むアルフレッドの姿だった。
つい先ほど見たばかりのアルフレッドの映像を、心のクラウドフォルダにこれでもかと貯め込んだばかりのメリーローズには、今目の前にいるメルヴィンの傍にアルフレッドの残像を召喚して、愛のツーショットを組み合わせるのに造作もない。
メルヴィンとアルフレッドが隣同士で立ち、メルヴィンがそっとアルフレッドの肩を抱く姿(清純派)からの、アルフレッドがメルヴィンに背を向けて前に立ち、その彼の肩をバックハグしながら切なげな表情を見せるメルヴィン(熱愛派)からの、悲し気な顔でメルヴィンの腕を振りほどこうとするアルフレッドと、激情に駆られアルフレッドを強く抱きしめるとそのまま口づけし、ベッドに押し倒すメルヴィン(アダルト派)。
めくるめく二人の愛の姿を思い浮かべ、愉悦に浸るメリーローズなのであった。
先ほど案内してきたメイドは既に持ち場に戻ってしまっていたが、幼少時から何度も来ている屋敷なので、本当は案内人は不要である。
アルフレッドが向かったのは、玄関ではなくメルヴィンの部屋。友人に会うためだ。
もしこのことをメリーローズが知ったら「私に会った後の口直しね!」と、自分に失礼な解釈をし、満足しただろう。
しかしアルフレッドは、メルヴィンの顔を見るなり言った。
「聞いてくれ、メルヴィン。僕は……僕はどうやら、恋をしてしまったようだ」
「なにぃっ!」
メルヴィンは友である王太子に、怒りの形相で詰め寄る。
「なんということだ! アルフレッド、見損なったぞ! 君の口から、これほど酷い裏切りを聞くとは思わなかった……っ!」
「いや、勘違いしないでくれ。僕が恋した相手というのは、メリーローズなのだ」
「え? あ、メリーに? …………今更?」
メルヴィンは掴んでいたアルフレッドの襟を離し、アルフレッドもさりげなく襟元を直した。
「そう、本当に今更なんだけど、ついさっき僕はメリーローズがいかに愛らしい少女だったのかに、気がついてしまったのだ……」
というわけで、いつもと違うメリーローズの『醜態』は、シルヴィアの予想の斜め上を行く、『アルフレッドの恋』に着地した。
「愛らしい、か」
アルフレッドを見送ったメルヴィンは独り言ちる。
妹を愛してやまない彼は、密かにその将来について心配していたのだった。
メルヴィンにとっては可愛い妹だが、家族以外の人間が同じ感想を持っていないことには以前から気がついていた。
彼女は責任感が強く、しかも幼少期、今は亡き祖母から『貴族令嬢としての心得』をこれでもかと詰め込まれ教育されている。
おかげでアルフレッドとの婚約が決まってお妃教育を受けた時、貴族の間でもその厳しさで鳴り響いていた王室教育係のダルトン夫人に「こちらのお嬢様に、改めてお教えすることはございません」と言わしめたのだ。
このエピソードは今も貴族の間で語り草になっている。
――良くも悪くも。
王家や父に近しい貴族は「さすがランズダウン公爵家のご令嬢!」と褒め称え、父と敵対するブロムリー公爵やその取り巻きの貴族は「あんな堅苦しい令嬢では、さぞやアルフレッド様は息が詰まるだろう」と噂した。
そしてメルヴィンにとっては悲しいことに、現実のアルフレッドの態度はブロムリー派の言説に近いものだったのだ。
「それが、……ふふ……『恋』、か」
確かに先日倒れて以来、メリーローズの様子がいつもと違うような気がしていたが、そんな彼女を見たアルフレッドが、今更ながらに恋に落ちるとは。
「よかったな、メリー」
妹思いの兄は柔らかく微笑んだ。
* * *
「ちょっとくらいは評価が下がったかも知れないけど、あなたが言うほどではないわ!」
「いいえ! 下がりました! この屋敷の一番高い塔から落としたリンゴみたいに無残に落ち砕けました!」
上機嫌になったメルヴィンが妹の部屋を訪れると、なぜか彼女はメイドと大喧嘩の真っ最中である。
開け放したままのドアをノックし、咳払いして来訪を気づかせた。
「シルヴィアと何を言い争いしているんだい? メリー」
「あ、お……お兄様。だって聞いてください! シルヴィアったらせっかくアルフレッド様が訪ねてくださったのに、私に難癖をつけて追い返してしまったんですよ!」
「そうなのか? シルヴィア」
「え……それはその……」
常に整然と仕事をこなすシルヴィアが言い淀んでいるのを、メルヴィンは初めて見た。
「つ、つまり……お嬢様が赤い顔をしておられたので、まだお熱があるものと思い……」
「熱なんてないわよ!」
「ふーむ……」
確かに熱があるとは思えぬ元気な様子だが、赤い顔をしているのも事実である。
「どれ」
メリーローズと自分の額に手を置いてみたが、特に熱くはないようだ。
「うん、熱はないね。でもそれなら、どうして顔がそんなに赤いんだい?」
「それはその、アルフレッド様のお顔を見たら自然に……」
そう話すメリーローズの顔に更に赤みが差す。
(ほう)
メルヴィンは内心驚いた。
妹がアルフレッドと会って顔を赤らめたことなど、今までになかったことだ。
(どうやら先に恋に落ちたのはメリーの方だったのか。恋する乙女となったメリーの様子を見て、アルフレッドもまたメリーを好きになった、と。ふむ、ふむ)
思わずニンマリとしながら、メリーローズに質問する。
「アルフレッドに会えて、そんなに嬉しかったのか?」
「もちろんですわ! お兄様」
「じゃあ、今アルフレッドがここにいると想像してみてごらん」
「ここに……ですか?」
するとメリーローズの顔がもっと赤くなり、もうまるで熟したリンゴのようだ。心なしか瞳もうるんでいる。
(なるほど、これはアルフレッドも惚れるわけだ)
元々整った顔立ちをしていたメリーローズだが、今までは四角四面な態度しか見せていなかったのが、ここにきて恋する少女の愛らしさが加わっている。
この調子ならメリーローズとアルフレッドは、周囲も羨む仲良しカップルになるだろう。
メルヴィンは満足して、うんうんと頷いた。
……知らぬが仏とは、まさにこのこと。
その時メリーローズの脳裏に浮かんでいたのは、兄メルヴィンのすぐ横で、はにかみながら佇むアルフレッドの姿だった。
つい先ほど見たばかりのアルフレッドの映像を、心のクラウドフォルダにこれでもかと貯め込んだばかりのメリーローズには、今目の前にいるメルヴィンの傍にアルフレッドの残像を召喚して、愛のツーショットを組み合わせるのに造作もない。
メルヴィンとアルフレッドが隣同士で立ち、メルヴィンがそっとアルフレッドの肩を抱く姿(清純派)からの、アルフレッドがメルヴィンに背を向けて前に立ち、その彼の肩をバックハグしながら切なげな表情を見せるメルヴィン(熱愛派)からの、悲し気な顔でメルヴィンの腕を振りほどこうとするアルフレッドと、激情に駆られアルフレッドを強く抱きしめるとそのまま口づけし、ベッドに押し倒すメルヴィン(アダルト派)。
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