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27.入院
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そうして他の相談も、公的機関に繋げたり、公的機関が担えない支援を、どうやったら出来るか、対処していった。
その活動の中で、家庭に介入したり、学校と関わったりする中で、スミヨシの売上は少しずつ増えていき、
補助金機関をとうに過ぎ、年も明けた1月初旬……
「黒字化――!!」
それまでなんとか赤字を回避出来ていたくらいまで回復していたのだが、12月は明らかに黒字になった。
年末で物入りだからという水準を超えている。
手伝ってくれている、子ども達も成績はまだふるわないが、学力向上が認められて、正式に雇えることとなった。
これからはあの子達が稼いだお金であの子達の好きな物を買う事ができるようになる。
「梨奈ちゃん、やったねー!」
「真由ちゃん、良かったよー!」
やったやったと手を取りあって2人で喜ぶ。
突然、梨奈の視界がおかしくなった。
ぐにゃりと曲がって、立っていられない。
「……あれ?」
梨奈はそのまま、意識を失った。
気づいたら、病院だった。
ベッドの横で真由美と梨奈の家族がひたすら泣いている。
動こうとするが、びっくりするくらい、身体が動かない。
倒れないように気をつけていたが、急なストレス解放に体がついていけなかったようだ。
「過労です。」
「はい。」
医師の診断に否も出ない。
これまで、色々な人達を見てきた梨奈は、ここで無理をすると後々響く事を重々承知している。
仕方がないので休養をとることにした。
「といっても、相談どうしよう?」
お店は別に梨奈がいなくてもいいようにしてあるので、さして問題はないが、相談事のヒアリングは梨奈が一手に引き受けていた。
現在、緊急性は少ないとはいえ、その受け皿がないのである。
今は落ち着いてるといっても、いつ不安定になるか分からない人達もいる。
なるべくきちんとした相談援助をしてもらう場所に振ったが、それでもいくつかは残ってしまった。
とりあえず、その人達には随時スタッフが事情を説明してくれるようだが……
と、思っていたら、相談は案外大丈夫だった。
良く考えれば、みんなこれまで誰にも相談せずにやってきたのである。1ヶ月くらいなんてことないと言ってもらえた。
問題はお店の方である。
その活動の中で、家庭に介入したり、学校と関わったりする中で、スミヨシの売上は少しずつ増えていき、
補助金機関をとうに過ぎ、年も明けた1月初旬……
「黒字化――!!」
それまでなんとか赤字を回避出来ていたくらいまで回復していたのだが、12月は明らかに黒字になった。
年末で物入りだからという水準を超えている。
手伝ってくれている、子ども達も成績はまだふるわないが、学力向上が認められて、正式に雇えることとなった。
これからはあの子達が稼いだお金であの子達の好きな物を買う事ができるようになる。
「梨奈ちゃん、やったねー!」
「真由ちゃん、良かったよー!」
やったやったと手を取りあって2人で喜ぶ。
突然、梨奈の視界がおかしくなった。
ぐにゃりと曲がって、立っていられない。
「……あれ?」
梨奈はそのまま、意識を失った。
気づいたら、病院だった。
ベッドの横で真由美と梨奈の家族がひたすら泣いている。
動こうとするが、びっくりするくらい、身体が動かない。
倒れないように気をつけていたが、急なストレス解放に体がついていけなかったようだ。
「過労です。」
「はい。」
医師の診断に否も出ない。
これまで、色々な人達を見てきた梨奈は、ここで無理をすると後々響く事を重々承知している。
仕方がないので休養をとることにした。
「といっても、相談どうしよう?」
お店は別に梨奈がいなくてもいいようにしてあるので、さして問題はないが、相談事のヒアリングは梨奈が一手に引き受けていた。
現在、緊急性は少ないとはいえ、その受け皿がないのである。
今は落ち着いてるといっても、いつ不安定になるか分からない人達もいる。
なるべくきちんとした相談援助をしてもらう場所に振ったが、それでもいくつかは残ってしまった。
とりあえず、その人達には随時スタッフが事情を説明してくれるようだが……
と、思っていたら、相談は案外大丈夫だった。
良く考えれば、みんなこれまで誰にも相談せずにやってきたのである。1ヶ月くらいなんてことないと言ってもらえた。
問題はお店の方である。
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