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12章 クールな受付嬢も暑さでとろとろに溶けてしまうお話
259:塗布
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彼の指は、背骨に沿ってゆっくりと上へ。肩甲骨の周りを丁寧にほぐし、うなじの細い産毛をくすぐるように撫で上げます。そして、ついにその指は、彼女の顔のすぐ横までやってきました。
「んっ…♡」
目の前に突き出された、真珠色のクリームと、リーゼさんの愛液、そして自分の汗が混じり合った、いやらしい指。その指先から漂う、抗いがたいほど甘美な魔力の香りに、セレスさんの理性の最後の糸が、ぷつん、と音を立てて切れました。
気が付いた時には、彼女は自らの舌で、その指をぺろりと舐めとっていたのです。ちゅぷ、と小さな、しかしあまりにも淫らな音が、静かなビーチに響き渡りました。
「…っ!?♡ わ、私は、何を…♡」
自らの行動に愕然とするセレスさんを、アシュワース氏は、にやりと見下ろします。
「ふむ。どうやら、だいぶ身体は温まってきたようだな。セレス君、どこか塗り残しはあるかね?」
その問いに、セレスさんのプライドと欲望が、激しくせめぎ合います。しかし、一度決壊してしまったダムを、もはや止める術はありませんでした。
「…胸が、まだですわ、マスター! この程度の仕事で塗り残しあってはギルドのトップを名乗る資格はございません!」
本当は、いやらしくいじめてほしくて、たまらないくせに。その本心を隠すかのように、セレスさんはわざと棘のある、叱咤するような口調で、そう言い放ったのです。
「よろしい。では、君のその慎ましやかな胸にも、たっぷりと塗ってやろう」
仰向けにさせられたセレスさんの、普段は制服の下に隠された、引き締まったスレンダーな身体。その小さな乳房は、しかし、見事なまでに均整の取れた形をしていました。アシュワース氏の指は、その乳房の輪郭をなぞるように、ゆっくりとクリームを塗り込んでいきます。
「んぅ…♡♡♡」
蜘蛛の糸のように繊細なマイクロビキニの紐をくい、とずらし、その小さな布地の中へと、彼の指はためらいなく侵入しました。硬く尖った乳首の先端を、わざと避けるように、その周りをぐりぐりと円を描くように撫で回します。
「あ゛ッ♡♡あ゛ッ♡♡ん゛、ん゛ぅ゛ッ♡♡♡♡♡や、やめ…♡♡♡♡♡そこは、だめぇ…♡♡♡♡♡」
じらされ、じらされ、じらされ尽くした末に、ついに彼の指が、その硬く尖った先端を、きゅ、と抓りました。
「あ゛ッッ♡お゛ッ♡あ゛、あ゛♡あ゛、いっちゃ♡♡あ゛♡♡~~~~~~ッッッッ♡♡♡♡♡!、!!!」
びくん、と全身をけいれんさせ、セレスさんはあっけなく絶頂を迎えました。乳首を触られただけで、恥ずかしいほどの量の潮を、びゅっ、と噴き上げてしまったのです。その身体は、もはや彼の指が触れるたびに、歓喜の震えを刻むだけの、淫らな楽器と化していました。
「はぁ…♡はぁ…♡♡♡♡…♡♡♡♡♡す、すご…♡♡♡♡♡むねだけで、いっちゃった…♡♡♡♡♡」
涙目で訴えるセレスさんに、アシュワース氏は追い打ちをかけるように尋ねます。
「さて、セレス君。まだ、塗り残しはあるかね?」
「…♡♡♡♡♡わたくしの、一番大事なところが、まだ…濡れていませんわ…♡♡♡♡♡マスターの、そのいやらしい指で、ぐちょぐちょにしてくださらないと、この強い日差しで、焼けてしまいます…♡♡♡♡♡」
もはや、そこに「氷のセレス」の面影はありませんでした。ただ、主人の手によって、快楽の地獄に堕とされることを待ち望む、一匹の雌がいるだけです。
「ふむ。だが、困ったな。どうやら、クリームがもう、これだけのようだが…」
アシュワース氏は、壺の底にわずかに残ったクリームを指ですくって見せました。その言葉に、セレスさんの顔が、絶望に染まります。
(そんな…! これからだというのに…!)
「なーんてな」
次の瞬間、アシュワース氏はどこからともなく、新しい豪奢な装飾の施された黒い小箱を取り出しました。パカリと蓋を開けると、中には先ほどの真珠色のクリームとは明らかに違う、三つの月の光を混ぜ合わせたかのような、淡い薔薇色の光を放つ、妖艶なクリームがたっぷりと入っていたのです。
「これは、この島にしか自生しない『月光茸』のエキスを、さらに濃縮して調合した、私だけの特別製だ。効果は、さっきのものの十倍は保証しよう」
「……♡♡♡♡♡」
セレスさんは、ゴクリと生唾を飲み込みました。
「マスター…♡♡♡♡♡南の日差しは、肌に毒ですわ…♡♡♡♡♡わたくしの、こんなにも無防備に開かれたこの場所に…♡♡♡♡♡その、特別なお薬を、奥の奥まで、たっぷりと、塗り込んでくださらないと…♡♡♡♡♡」
セレスさんは、まるで女王が家臣に命じるかのように、しかしその声は甘く蕩けて、自らその細い脚をM字に大きく開きました。黒い紐が食い込んだ、恥ずかしいほどに濡れそぼった秘裂が、パックリと、その暗い入り口を晒しています。
「んっ…♡」
目の前に突き出された、真珠色のクリームと、リーゼさんの愛液、そして自分の汗が混じり合った、いやらしい指。その指先から漂う、抗いがたいほど甘美な魔力の香りに、セレスさんの理性の最後の糸が、ぷつん、と音を立てて切れました。
気が付いた時には、彼女は自らの舌で、その指をぺろりと舐めとっていたのです。ちゅぷ、と小さな、しかしあまりにも淫らな音が、静かなビーチに響き渡りました。
「…っ!?♡ わ、私は、何を…♡」
自らの行動に愕然とするセレスさんを、アシュワース氏は、にやりと見下ろします。
「ふむ。どうやら、だいぶ身体は温まってきたようだな。セレス君、どこか塗り残しはあるかね?」
その問いに、セレスさんのプライドと欲望が、激しくせめぎ合います。しかし、一度決壊してしまったダムを、もはや止める術はありませんでした。
「…胸が、まだですわ、マスター! この程度の仕事で塗り残しあってはギルドのトップを名乗る資格はございません!」
本当は、いやらしくいじめてほしくて、たまらないくせに。その本心を隠すかのように、セレスさんはわざと棘のある、叱咤するような口調で、そう言い放ったのです。
「よろしい。では、君のその慎ましやかな胸にも、たっぷりと塗ってやろう」
仰向けにさせられたセレスさんの、普段は制服の下に隠された、引き締まったスレンダーな身体。その小さな乳房は、しかし、見事なまでに均整の取れた形をしていました。アシュワース氏の指は、その乳房の輪郭をなぞるように、ゆっくりとクリームを塗り込んでいきます。
「んぅ…♡♡♡」
蜘蛛の糸のように繊細なマイクロビキニの紐をくい、とずらし、その小さな布地の中へと、彼の指はためらいなく侵入しました。硬く尖った乳首の先端を、わざと避けるように、その周りをぐりぐりと円を描くように撫で回します。
「あ゛ッ♡♡あ゛ッ♡♡ん゛、ん゛ぅ゛ッ♡♡♡♡♡や、やめ…♡♡♡♡♡そこは、だめぇ…♡♡♡♡♡」
じらされ、じらされ、じらされ尽くした末に、ついに彼の指が、その硬く尖った先端を、きゅ、と抓りました。
「あ゛ッッ♡お゛ッ♡あ゛、あ゛♡あ゛、いっちゃ♡♡あ゛♡♡~~~~~~ッッッッ♡♡♡♡♡!、!!!」
びくん、と全身をけいれんさせ、セレスさんはあっけなく絶頂を迎えました。乳首を触られただけで、恥ずかしいほどの量の潮を、びゅっ、と噴き上げてしまったのです。その身体は、もはや彼の指が触れるたびに、歓喜の震えを刻むだけの、淫らな楽器と化していました。
「はぁ…♡はぁ…♡♡♡♡…♡♡♡♡♡す、すご…♡♡♡♡♡むねだけで、いっちゃった…♡♡♡♡♡」
涙目で訴えるセレスさんに、アシュワース氏は追い打ちをかけるように尋ねます。
「さて、セレス君。まだ、塗り残しはあるかね?」
「…♡♡♡♡♡わたくしの、一番大事なところが、まだ…濡れていませんわ…♡♡♡♡♡マスターの、そのいやらしい指で、ぐちょぐちょにしてくださらないと、この強い日差しで、焼けてしまいます…♡♡♡♡♡」
もはや、そこに「氷のセレス」の面影はありませんでした。ただ、主人の手によって、快楽の地獄に堕とされることを待ち望む、一匹の雌がいるだけです。
「ふむ。だが、困ったな。どうやら、クリームがもう、これだけのようだが…」
アシュワース氏は、壺の底にわずかに残ったクリームを指ですくって見せました。その言葉に、セレスさんの顔が、絶望に染まります。
(そんな…! これからだというのに…!)
「なーんてな」
次の瞬間、アシュワース氏はどこからともなく、新しい豪奢な装飾の施された黒い小箱を取り出しました。パカリと蓋を開けると、中には先ほどの真珠色のクリームとは明らかに違う、三つの月の光を混ぜ合わせたかのような、淡い薔薇色の光を放つ、妖艶なクリームがたっぷりと入っていたのです。
「これは、この島にしか自生しない『月光茸』のエキスを、さらに濃縮して調合した、私だけの特別製だ。効果は、さっきのものの十倍は保証しよう」
「……♡♡♡♡♡」
セレスさんは、ゴクリと生唾を飲み込みました。
「マスター…♡♡♡♡♡南の日差しは、肌に毒ですわ…♡♡♡♡♡わたくしの、こんなにも無防備に開かれたこの場所に…♡♡♡♡♡その、特別なお薬を、奥の奥まで、たっぷりと、塗り込んでくださらないと…♡♡♡♡♡」
セレスさんは、まるで女王が家臣に命じるかのように、しかしその声は甘く蕩けて、自らその細い脚をM字に大きく開きました。黒い紐が食い込んだ、恥ずかしいほどに濡れそぼった秘裂が、パックリと、その暗い入り口を晒しています。
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