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13章 ボクっ娘魔術師奥様がとろとろえっちの報告をするおはなし
300:記録
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「ッ♡んんっ……♡」
ほら、もう、こんなに……♡ ぱんつの中が、じゅくじゅくに濡れちゃってる……♡
……あら? テオドア、もうイっちゃいそうな顔してる。だーめ♡ まだ始まったばっかりなんだから。
ボクは君の分身を握る指に、きゅっと力を込める。びくん、と跳ねるその熱さを感じながら、水晶の中の物語へと意識を戻した。
◇◇◇
「話は決まりだな」
ガラハッドはそう言うと、ボクの手を乱暴に掴んで立ち上がった。彼の分厚い手のひらは、まるで熱した鉄みたいに熱くて、ボクの手首を簡単に砕いてしまいそうだった。
食堂のざわめきを背に、ボクたちは宿の二階へと続く階段を上る。軋む床板の音が、これから始まる背徳の儀式への序曲のように響いた。彼の大きな背中を見上げながら、ボクはごくりと唾を飲み込む。一歩、また一歩と部屋に近づくたびに、心臓の音がうるさくなって、足元が少しだけおぼつかなくなる。でも、繋がれた手から伝わる彼の熱が、ボクを逃がさないとでも言うように、強く、強く握られていた。
部屋の扉を開けると、そこは簡素だけど清潔な、冒険者のための一室だった。窓の外では、アストリナの夜空に、白銀の大月『ルース・マーレ』と、青白い小月『ルース・シアン』が寄り添うように輝いている。
ボクは彼の手を振りほどくと、手慣れた様子で記録の水晶を部屋の隅のテーブルに設置した。指先に魔力を集中させ、起動の呪文を小声で唱える。
「――来たれ、記憶の光。真実の姿を、ここに映し出せ」
水晶がふわりと淡い光を放ち、宙に浮き上がった。その表面に、月明かりに照らされた部屋の様子が、まるで鏡のように鮮明に映し出される。そこには、これから一人の男に抱かれようとしている、頬を上気させた人妻の姿と……その背後から、獲物を狙う獣のように静かに近づいてくる、巨大な戦士の影が映っていた。
「さあ、テオドア。特等席で見ていてね。ボクが、君の知らない男の人に、初めてめちゃくちゃにされるところを……」
水晶に向かってそう囁いた、その瞬間だった。
背後から、巨大な影にすっぽりと包み込まれた。分厚い筋肉の壁が、ボクの背中にぴったりと密着する。抵抗する間もなく、岩のような腕がボクの腰に回され、ぐっと強く抱き寄せられた。
「ひゃっ♡!?」
彼の身体から発せられる、汗と鉄と、そして濃厚な雄の匂いに、頭がくらりとする。耳元で、荒い吐息が聞こえた。
「……まずは、その生意気な口から、塞いでやる」
低い声と共に、乱暴に肩を掴まれて、無理やり彼のほうを向かされた。そして、次の瞬間には、彼の分厚い唇が、ボクの唇を完全に塞いでいた。ねぇ、テオドア。水晶に映るボクの顔、見て。頬を上気させて、瞳は潤んで……もう、この時点で、あの男の熱に浮かされてるのが、君にも分かるでしょ?
「ん゛ん゛ーーーッッ♡♡♡!」
唇を塞がれた、という生易しいものじゃない。これは、侵略だ。ガラハッドの唇は、まるで戦場で鍛え上げられた彼の肉体そのものみたいに、硬くて、それでいて熱を帯びていた。無理やりこじ開けられた歯列の間から、彼の舌が、まるで縄張りを主張する獣のように、遠慮なく侵入してくる。口の中に広がるのは、さっきまで彼が呷っていた黒ビールの苦味と、汗と、そしてどうしようもなく濃厚な雄の匂い。ボクの舌を捕らえて、絡め取り、吸い上げる。脳が、彼の唾液に溶かされていくみたいに、じゅわじゅわと痺れていく。
「んむっ♡んちゅ、ぅ♡……ふ、ぁ♡……ん゛、ぐぅ♡」
息が、できない。彼の腕がボクの腰をがっしりと抱きしめて、少しの逃亡も許さない。ボクは彼の分厚い胸板を、か細い抵抗のつもりで押し返そうとするけど、岩に触れているみたいにびくともしない。それどころか、その行為が、水晶に映るボクの姿を、より一層扇情的に見せていることに、語り手であるボクは気づいてしまう。
ほら、見てよテオドア。水晶の中のボクは、必死に体裁を取り繕おうとしてる。魔術師としてのプライド、人妻としての矜持、そして何より、君の妻であるという誇り。それらすべてを総動員して、この雄の獣に屈するものかと、瞳だけは強くあろうとしてる。でもね、身体は正直なんだ。彼の舌が上顎をねっとりと撫で上げるたびに、背筋をぞくぞくと甘い疼きが駆け上って、腰がくたりと砕けていく。彼の硬い下腹部が、ローブ越しにボクのお腹にぐりぐりと押し付けられるたびに、子宮の奥がきゅううぅんって熱く締め付けられるのが分かる。もう、この時点で、ぱんつの中は、彼の雄の匂いだけで、ぐしょぐしょに濡れ始めていたんだよ……♡
「ん……♡はぁ、んんっ♡……」
唇を重ねたまま、ガラハッドは器用に片手で、自分の身に着けていた分厚い革の鎧を外していく。バックルが外れる乾いた音、革が擦れる音、そして重々しい金属の胸当てが、床にガシャンと鈍い音を立てて落ちる。その無防備な音が、これから始まる儀式のゴングみたいに、部屋に響き渡った。続いて、汗で汚れたシャツを豪快に引き裂き、逞しい上半身を露わにする。無数の戦傷が刻まれた、分厚い筋肉の塊。その肌から立ち上る熱気が、部屋の空気を震わせるようだった。
ほら、もう、こんなに……♡ ぱんつの中が、じゅくじゅくに濡れちゃってる……♡
……あら? テオドア、もうイっちゃいそうな顔してる。だーめ♡ まだ始まったばっかりなんだから。
ボクは君の分身を握る指に、きゅっと力を込める。びくん、と跳ねるその熱さを感じながら、水晶の中の物語へと意識を戻した。
◇◇◇
「話は決まりだな」
ガラハッドはそう言うと、ボクの手を乱暴に掴んで立ち上がった。彼の分厚い手のひらは、まるで熱した鉄みたいに熱くて、ボクの手首を簡単に砕いてしまいそうだった。
食堂のざわめきを背に、ボクたちは宿の二階へと続く階段を上る。軋む床板の音が、これから始まる背徳の儀式への序曲のように響いた。彼の大きな背中を見上げながら、ボクはごくりと唾を飲み込む。一歩、また一歩と部屋に近づくたびに、心臓の音がうるさくなって、足元が少しだけおぼつかなくなる。でも、繋がれた手から伝わる彼の熱が、ボクを逃がさないとでも言うように、強く、強く握られていた。
部屋の扉を開けると、そこは簡素だけど清潔な、冒険者のための一室だった。窓の外では、アストリナの夜空に、白銀の大月『ルース・マーレ』と、青白い小月『ルース・シアン』が寄り添うように輝いている。
ボクは彼の手を振りほどくと、手慣れた様子で記録の水晶を部屋の隅のテーブルに設置した。指先に魔力を集中させ、起動の呪文を小声で唱える。
「――来たれ、記憶の光。真実の姿を、ここに映し出せ」
水晶がふわりと淡い光を放ち、宙に浮き上がった。その表面に、月明かりに照らされた部屋の様子が、まるで鏡のように鮮明に映し出される。そこには、これから一人の男に抱かれようとしている、頬を上気させた人妻の姿と……その背後から、獲物を狙う獣のように静かに近づいてくる、巨大な戦士の影が映っていた。
「さあ、テオドア。特等席で見ていてね。ボクが、君の知らない男の人に、初めてめちゃくちゃにされるところを……」
水晶に向かってそう囁いた、その瞬間だった。
背後から、巨大な影にすっぽりと包み込まれた。分厚い筋肉の壁が、ボクの背中にぴったりと密着する。抵抗する間もなく、岩のような腕がボクの腰に回され、ぐっと強く抱き寄せられた。
「ひゃっ♡!?」
彼の身体から発せられる、汗と鉄と、そして濃厚な雄の匂いに、頭がくらりとする。耳元で、荒い吐息が聞こえた。
「……まずは、その生意気な口から、塞いでやる」
低い声と共に、乱暴に肩を掴まれて、無理やり彼のほうを向かされた。そして、次の瞬間には、彼の分厚い唇が、ボクの唇を完全に塞いでいた。ねぇ、テオドア。水晶に映るボクの顔、見て。頬を上気させて、瞳は潤んで……もう、この時点で、あの男の熱に浮かされてるのが、君にも分かるでしょ?
「ん゛ん゛ーーーッッ♡♡♡!」
唇を塞がれた、という生易しいものじゃない。これは、侵略だ。ガラハッドの唇は、まるで戦場で鍛え上げられた彼の肉体そのものみたいに、硬くて、それでいて熱を帯びていた。無理やりこじ開けられた歯列の間から、彼の舌が、まるで縄張りを主張する獣のように、遠慮なく侵入してくる。口の中に広がるのは、さっきまで彼が呷っていた黒ビールの苦味と、汗と、そしてどうしようもなく濃厚な雄の匂い。ボクの舌を捕らえて、絡め取り、吸い上げる。脳が、彼の唾液に溶かされていくみたいに、じゅわじゅわと痺れていく。
「んむっ♡んちゅ、ぅ♡……ふ、ぁ♡……ん゛、ぐぅ♡」
息が、できない。彼の腕がボクの腰をがっしりと抱きしめて、少しの逃亡も許さない。ボクは彼の分厚い胸板を、か細い抵抗のつもりで押し返そうとするけど、岩に触れているみたいにびくともしない。それどころか、その行為が、水晶に映るボクの姿を、より一層扇情的に見せていることに、語り手であるボクは気づいてしまう。
ほら、見てよテオドア。水晶の中のボクは、必死に体裁を取り繕おうとしてる。魔術師としてのプライド、人妻としての矜持、そして何より、君の妻であるという誇り。それらすべてを総動員して、この雄の獣に屈するものかと、瞳だけは強くあろうとしてる。でもね、身体は正直なんだ。彼の舌が上顎をねっとりと撫で上げるたびに、背筋をぞくぞくと甘い疼きが駆け上って、腰がくたりと砕けていく。彼の硬い下腹部が、ローブ越しにボクのお腹にぐりぐりと押し付けられるたびに、子宮の奥がきゅううぅんって熱く締め付けられるのが分かる。もう、この時点で、ぱんつの中は、彼の雄の匂いだけで、ぐしょぐしょに濡れ始めていたんだよ……♡
「ん……♡はぁ、んんっ♡……」
唇を重ねたまま、ガラハッドは器用に片手で、自分の身に着けていた分厚い革の鎧を外していく。バックルが外れる乾いた音、革が擦れる音、そして重々しい金属の胸当てが、床にガシャンと鈍い音を立てて落ちる。その無防備な音が、これから始まる儀式のゴングみたいに、部屋に響き渡った。続いて、汗で汚れたシャツを豪快に引き裂き、逞しい上半身を露わにする。無数の戦傷が刻まれた、分厚い筋肉の塊。その肌から立ち上る熱気が、部屋の空気を震わせるようだった。
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