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1章 ギルドの受付嬢とお金持ち冒険者のお話
19:女
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何度となくわたしの中にその熱い奔流を注ぎ込み、そして再びわたしを激しく責め続けたオジさまも、そろそろ限界が近いようでした。彼の腰の動きが一段と激しくなり、わたしの身体を貫く楔が、まるで最後の力を振り絞るかのように、奥の奥まで突き刺さってきます。彼の喉の奥からは、まるで傷ついた獣のような、低く、それでいて力強い咆哮がほとばしり出ました。
『おおおおぉぉぉっっ!!!』
そして次の瞬間、これまでとは比べ物にならないほどの量の、熱く、そして濃厚な液体が、わたしの胎内の奥深くへと、まるで決壊したダムから流れ出す濁流のように、凄まじい勢いで注ぎ込まれてきたのです。それは、ただ熱いというだけではありませんでした。まるで、彼の魂そのものが、わたしの身体の中に溶け込んでくるような、そんな強烈な感覚。わたしの胎内が、彼の熱いもので満たされていくのが、はっきりと分かりました。
「あ゛、あ゛あ゛、あ゛♡あ゛ッッッッ♡♡♡♡♡~~~~」
彼の灼熱の種が、わたしの胎内を満たしていくのと同時に、わたし自身の身体もまた、これまで経験したことのないほどの強烈な快感の波に襲われました。全身が激しく痙攣し、頭の中が真っ白になり、意識がまるで深海に沈んでいくかのように遠のいていくのを感じます。目の前がチカチカと白く明滅し、甘美な痺れが全身を支配しました。わたしは、壊れた人形のようにただただ喘ぎ、オジさまの逞しい胸にぐったりと身を預けたまま、意識を手放したのでした。
・・・
ふと意識が浮上し、ゆっくりと目を開けると、窓の隙間から差し込む朝の柔らかな光が、部屋の中をぼんやりと照らしていました。昨夜の熱狂が嘘のように、静かで穏やかな朝です。 身体中が、まるで鉛を詰め込まれたかのように重く、気怠い疲労感に包まれています。特に下半身は、昨夜の激しい交わりの影響で、まだじんじんと熱を帯びているかのよう。そして、全身が、彼のものとわたしのものとが混じり合った、甘く濃厚な匂いに包まれて、べとべとになっているのが分かりました。 隣に目をやると、オジさまが、穏やかな寝息を立てて眠っていました。その寝顔は、普段の寡黙でミステリアスな雰囲気とは違い、どこか幼い子供のようにも見えて、思わず胸がきゅんと高鳴ります。わたしは、彼と肌を寄せ合い、彼の温もりを感じながら、いつの間にか眠ってしまっていたようです。
しばらくして、オジさまがゆっくりと目を開けました。その深い色の瞳が、わたしを捉え、ほんの少しだけ優しく細められます。
『…すまない。少し、興奮しすぎたようだ』
彼の低い声は、まだ少し掠れていて、それがまた妙に色っぽく感じられました。
「あ、あの…♡♡ わ、わたしも…♡♡ とっても、気持ちよかった、ですぅ…♡♡♡♡♡」
わたしは、頬を赤らめながら、それでも素直な気持ちを伝えました。だって、本当に、あんなにも激しくて、あんなにも気持ちのいい経験は、初めてだったのですから。
オジさまは、どこから取り出したのか、革袋の中から金貨を数枚取り出し、それをわたしの手に握らせてくれました。それは、ギルドで定められている「特別なお仕事」の相場よりも、ずっと多い金額でした。
「こ、こんなにたくさん…♡♡♡ いただけません♡♡♡」
『受け取れ。昨夜の君は、それだけの価値があった』
彼の言葉に、わたしの胸はまた熱くなりました。ただの「お仕事」としてではなく、わたし自身を認めてくれたような気がして、とても嬉しかったのです。わたしは、にっこりと微笑んで、その金貨を受け取りました。
身体は疲労困憊でしたが、オジさまが差し出してくれた、見たこともない意匠の小瓶に入った、虹色に輝く液体――彼が言うには「特別なポーション」らしいのですが――を飲むと、不思議なことに、あれほど重かった身体が嘘のように軽くなり、疲労感もすっかりと消え去ってしまいました。あれは一体何だったのでしょう。彼の故郷の秘薬か何かでしょうか。この世界には、まだまだわたしの知らない神秘がたくさんあります。
身支度を整え、部屋を出る間際、オジさまの視線が、じっとわたしを捉えているのを感じました。その瞳の奥には、昨夜の獣のような獰猛さとは違う、どこか穏やかで、それでいて全てを包み込むような優しさと、そして、確かな熱情が宿っているように見えました。
ああ、分かります。その視線が何を意味しているのか。 きっと、また近いうちに、わたしは彼に呼ばれるのでしょう。そして、再び、彼の熱い腕の中で、身も心も蕩けるような、甘美な悦びに身を委ねることになるのです。 わたしは、彼の「雌」として、その日を心待ちにしている自分に気づき、小さく微笑んだのでした。
『おおおおぉぉぉっっ!!!』
そして次の瞬間、これまでとは比べ物にならないほどの量の、熱く、そして濃厚な液体が、わたしの胎内の奥深くへと、まるで決壊したダムから流れ出す濁流のように、凄まじい勢いで注ぎ込まれてきたのです。それは、ただ熱いというだけではありませんでした。まるで、彼の魂そのものが、わたしの身体の中に溶け込んでくるような、そんな強烈な感覚。わたしの胎内が、彼の熱いもので満たされていくのが、はっきりと分かりました。
「あ゛、あ゛あ゛、あ゛♡あ゛ッッッッ♡♡♡♡♡~~~~」
彼の灼熱の種が、わたしの胎内を満たしていくのと同時に、わたし自身の身体もまた、これまで経験したことのないほどの強烈な快感の波に襲われました。全身が激しく痙攣し、頭の中が真っ白になり、意識がまるで深海に沈んでいくかのように遠のいていくのを感じます。目の前がチカチカと白く明滅し、甘美な痺れが全身を支配しました。わたしは、壊れた人形のようにただただ喘ぎ、オジさまの逞しい胸にぐったりと身を預けたまま、意識を手放したのでした。
・・・
ふと意識が浮上し、ゆっくりと目を開けると、窓の隙間から差し込む朝の柔らかな光が、部屋の中をぼんやりと照らしていました。昨夜の熱狂が嘘のように、静かで穏やかな朝です。 身体中が、まるで鉛を詰め込まれたかのように重く、気怠い疲労感に包まれています。特に下半身は、昨夜の激しい交わりの影響で、まだじんじんと熱を帯びているかのよう。そして、全身が、彼のものとわたしのものとが混じり合った、甘く濃厚な匂いに包まれて、べとべとになっているのが分かりました。 隣に目をやると、オジさまが、穏やかな寝息を立てて眠っていました。その寝顔は、普段の寡黙でミステリアスな雰囲気とは違い、どこか幼い子供のようにも見えて、思わず胸がきゅんと高鳴ります。わたしは、彼と肌を寄せ合い、彼の温もりを感じながら、いつの間にか眠ってしまっていたようです。
しばらくして、オジさまがゆっくりと目を開けました。その深い色の瞳が、わたしを捉え、ほんの少しだけ優しく細められます。
『…すまない。少し、興奮しすぎたようだ』
彼の低い声は、まだ少し掠れていて、それがまた妙に色っぽく感じられました。
「あ、あの…♡♡ わ、わたしも…♡♡ とっても、気持ちよかった、ですぅ…♡♡♡♡♡」
わたしは、頬を赤らめながら、それでも素直な気持ちを伝えました。だって、本当に、あんなにも激しくて、あんなにも気持ちのいい経験は、初めてだったのですから。
オジさまは、どこから取り出したのか、革袋の中から金貨を数枚取り出し、それをわたしの手に握らせてくれました。それは、ギルドで定められている「特別なお仕事」の相場よりも、ずっと多い金額でした。
「こ、こんなにたくさん…♡♡♡ いただけません♡♡♡」
『受け取れ。昨夜の君は、それだけの価値があった』
彼の言葉に、わたしの胸はまた熱くなりました。ただの「お仕事」としてではなく、わたし自身を認めてくれたような気がして、とても嬉しかったのです。わたしは、にっこりと微笑んで、その金貨を受け取りました。
身体は疲労困憊でしたが、オジさまが差し出してくれた、見たこともない意匠の小瓶に入った、虹色に輝く液体――彼が言うには「特別なポーション」らしいのですが――を飲むと、不思議なことに、あれほど重かった身体が嘘のように軽くなり、疲労感もすっかりと消え去ってしまいました。あれは一体何だったのでしょう。彼の故郷の秘薬か何かでしょうか。この世界には、まだまだわたしの知らない神秘がたくさんあります。
身支度を整え、部屋を出る間際、オジさまの視線が、じっとわたしを捉えているのを感じました。その瞳の奥には、昨夜の獣のような獰猛さとは違う、どこか穏やかで、それでいて全てを包み込むような優しさと、そして、確かな熱情が宿っているように見えました。
ああ、分かります。その視線が何を意味しているのか。 きっと、また近いうちに、わたしは彼に呼ばれるのでしょう。そして、再び、彼の熱い腕の中で、身も心も蕩けるような、甘美な悦びに身を委ねることになるのです。 わたしは、彼の「雌」として、その日を心待ちにしている自分に気づき、小さく微笑んだのでした。
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