剣と魔法の世界で冒険はそこそこにして色々なお仕事の女の子達がはちゃめちゃにえっちなことになるお話

アレ

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7章 いけない趣味の宿屋娘がいろいろと目覚めてしまうお話

123:交渉

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水晶玉に映るおかあさまの姿に、わたくしは息を呑みました。あれほど辱められ、指先だけで何度も快楽の頂に立たされたというのに、その瞳は怯えや屈辱だけではない、どこか熱っぽい光を宿しているように見えたからです。リオに命じられるまま、自らの愛液で濡れた指を舌で清めるその所作は、ひどくいやらしいものでありながら、同時にどこか神聖な儀式のようにさえ感じられました。

「……これで、いいかしら」

か細い声でそう呟くと、おかあさまはゆっくりと膝を折り、ベッドの縁に腰かけたリオの前に跪きました。その動きは、驚くほどに滑らかで、一切の淀みがありません。まるで、幾度となく繰り返してきたかのような、手慣れた仕草。わたくしの知らない、おかあさまの過去。その断片が、目の前の光景に垣間見えた気がして、胸がちくりと痛みました。

リオは満足げに頷くと、自らの腰帯を解き、ずしりと重い皮のズボンを押し下げました。途端に、暗い茂みの中から、若さと生命力に満ち溢れた巨躯の雄蕊が、怒れる竜のようにその鎌首をもたげます。それは、以前猟師小屋で垣間見た時よりも、さらに一回りも二回りも大きく、熱を帯びて脈打っているように見えました。あんなものが、本当におかあさまの身体の中に……? わたくしはごくりと喉を鳴らし、自身の寝間着の奥で蠢く指先に、きゅっと力を込めました。

おかあさまは、その圧倒的な存在感を前にしても、もはや驚きも、怯えも見せません。ただ、うっとりとした、どこか夢見るような表情でそれを見上げると、そっと両手を伸ばし、その灼熱の根元を優しく包み込みました。

「ん……♡」

おかあさまの口から、甘い吐息が漏れます。その指は、まるでそれ自体が意志を持っているかのように、巧みに動き始めました。親指の腹で裏筋を優しくなぞり、残りの指で睾丸を柔らかく揉みしだく。それだけの愛撫で、リオの雄蕊はびくん、びくんと大きく痙攣し、先端からきらりと光る透明な滴を滲ませました。

「……ふふっ、元気なのね、リオは」

先程までの怯えた子羊のような姿はどこへやら、おかあさまの口調は、男を弄ぶことを知り尽くした、妖艶な夜の蝶のものへと完全に変貌していました。その唇が、ゆっくりと、しかし躊躇いなく、熱く滾る先端へと寄せられていきます。そして、熟れた果実を味わうかのように、ちゅぷり、と可愛らしい音を立てて、その先端を吸い込んだのです。

「ん゛ん゛ッッ♡ん゛、んん゛、ん♡」

リオの喉から、低く呻くような声が漏れました。おかあさまは、それに満足したように笑みを深めると、いよいよ本格的な奉仕を開始します。

それは、もはや芸術と呼ぶべき領域の妙技でした。舌先だけで先端の傘の裏を執拗に舐め上げ、かと思えば、唇を巧みに使って全体を締め付け、扱き上げる。時折、吸い付く力を弱めて、たっぷりと溜まった唾液をその表面に絡ませ、ぬるぬるとした光沢をまとわせる。その一つ一つの動きが、リオの理性を確実に削り取っていくのが、水晶玉を通してさえ伝わってきました。

わたくしは、その光景から目が離せませんでした。おかあさまが、あんなにも巧みに、男を悦ばせる術を知っていたなんて。父トーマスは、おかあさまのこんな姿を知っているのでしょうか。いいえ、きっと知らない。これは、わたくしだけが知っている、おかあさまの秘密の顔。その事実に、背徳的な優越感が胸を満たしていくのを感じます。

「♡ぁ゛ぅ...っ、あ゛♡、っ...ふぁ゛...おっぎぃ...ぁ゛っ♡♡う゛...♡」

おかあさまは、奉仕を続けながらも、片方の手を自身の腿の間へと伸ばそうとしました。その欲望に濡れた秘唇を、自らの指で慰めようとしたのでしょう。しかし、その動きは、鋭い声によってぴたりと止められました。

「――どこを触ってるんだい?」

リオの声は、低く、怒りを帯びていました。

「アリアさん。あんたは、俺がいいって言うまで、自分で気持ちよくなっちゃいけないんだよ。あんたが感じていいのは、この俺様のものを口にする、その奉仕の喜びだけだ」

その言葉は、あまりにも理不尽で、支配的でした。しかし、おかあさまは叱られた子犬のようにびくりと肩を震わせると、素直にその指を離し、申し訳なさそうに俯きます。


その支配的な言葉に、おかあさまは叱られた子犬のようにびくりと肩を震わせると、素直にその指を離し、申し訳なさそうに俯きました。その白い頬は屈辱に染まっているはずなのに、ランプの光に照らされた瞳は、蕩けるような熱を帯びて潤んでいます。

「あ゛、あ゛あ゛、ごめ♡なさ♡♡あ」

か細く、媚びるような謝罪の言葉。その姿に、わたくしの中の何かが、ぷつりと音を立てて切れました。ああ、なんてことでしょう。おかあさまは、ただ脅されて無理やり従わされているわけではない。心のどこかで、この若く傲慢な男に、身も心も支配されることを望んでしまっているのです。その証拠に、おかあさまの足元、黒い絹の下着をまとった秘裂のあたりから、ぽた、ぽたと透明な雫が滴り落ち、床の板に小さな染みを作っていくのが見えました。指で触れることさえ禁じられたというのに、その身体は正直に、いえ、より一層淫らに反応してしまっているのです。
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