剣と魔法の世界で冒険はそこそこにして色々なお仕事の女の子達がはちゃめちゃにえっちなことになるお話

アレ

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9章 狩人も冒険ではちゃめちゃになってしまうお話

155:宿

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それまでの、快感を与えるためだけの執拗な抽送とは明らかに違う。どくん、どくん、と、まるで巨大な心臓が脈打つかのような、力強く、そして生命力に満ち溢れた律動。それは、この古代の魔物が、数百年の時を経て、初めて行う「種付け」の予備動作でした。スライムがその永い生の中で蓄積してきた膨大な魔力と、生命のエッセンスのすべてを、この汚れなき器へと注ぎ込もうとしているのです。

「あっ、ひぁ゛...♡♡む、り...♡ぁ゛ぅ...っ、あ゛♡っ、くる、きちゃ...っん♡♡♡なにか、すごいの、きちゃうからぁ...♡」

本能が、これから起きるであろう、決定的な支配を察知します。シャイラさんは、涙で濡れた金色の瞳を潤ませ、消え入りそうな声で、しかし必死に、その身を支配する偉大な存在に懇願しました。

「お、お願い…♡♡♡♡♡しますぅ…♡♡♡♡♡わ、わたしの、この、だらしなく濡れちゃったところに…♡♡♡♡♡あなたの、あついので…♡♡♡♡♡い、いっぱい、いっぱい、おくの、おくぅまで、ぐちゃぐちゃに、してほしいのおぉ♡♡♡♡♡♡は、早く♡♡♡」

「~~~~~~~~ッッッッ♡♡♡♡♡!、!!あ゛♡あ゛♡なか、だして♡いっぱい、にして♡♡あなたので、アタシをめちゃくちゃにしてぇっ♡♡♡♡♡」

その祈りは、古の魔物にとって、祝祭の始まりを告げる鐘の音でした。

シャイラさんの胎内で脈打っていた巨大な雄蕊が、どくん、と一度、ひときわ大きく膨張します。それは、数百年という永い、永い孤独の果てに蓄えられた、膨大な魔力と生命のエッセンスのすべてを解き放つ合図。廃墟そのものと一体化したスライムの集合意識は、数百年ぶりに訪れた純粋な歓喜の絶頂に打ち震えていました。

「あ゛ッ♡♡あ゛ッ♡♡♡な、なかに、でりゅぅ゛ッ♡♡♡♡あ゛、あ゛ッ♡♡♡あづ、い゛ぃ゛ッ♡♡♡♡♡お゛、お゛ッ♡♡♡いぐ、♡♡♡♡あ゛♡♡~~~~~~ッッッッ♡♡♡」

猫の獣人である彼女の、甲高くも甘ったるい絶叫と同時に、灼熱の奔流が、その清浄な聖域へと注ぎ込まれました。
それは、ただの精液などという、ありふれたものではありません。この古代の魔物が、その永い孤独の中で喰らい続けてきた、無数の魂の記憶。戦場で散った騎士の無念。愛する人に裏切られた姫君の絶望。巨万の富を築いた商人の歓喜。市井に生きた人々の、名もなき喜び、悲しみ、怒り、そして欲望。あらゆる感情が溶け合った、液状の魂そのもの。そして、廃墟の地下深くに眠る地脈から、絶えず吸い上げ続けた高純度の魔力が、シャイラさんの存在そのものを根こそぎ塗りつぶすかのように、その胎内を満たしていくのです。

熱い。熱い。熱い。
まるで、夜空に輝く星々を溶かし、その灼熱の奔流を直接魂に注ぎ込まれているかのようでした。子宮が、内臓が、そして魂そのものが、圧倒的な熱量と情報量を持つ光に焼かれ、蕩かされていきます。脳裏には、見も知らぬ人々の人生が、凄まじい速度の走馬灯となって駆け巡りました。その膨大な記憶の濁流の中で、シャイラさん自身の自我は、まるで木の葉のように翻弄され、溶けて、混ざり合っていきます。自分が誰なのか、ここはどこなのか、もう何もわかりません。ただ、子宮の奥底から突き上げてくる、身を焦がすほどの快感だけが、唯一の現実でした。

「~~~~~~~~~~~ッッッ♡♡♡♡♡♡!、!!お゛ッッ♡あ゛、おぐ、む゛り♡あ゛、あ゛ッ…………♡」

快感と、情報の奔流と、そして魂を焼き尽くす熱量に、シャイラさんの脆弱な精神は耐えきれませんでした。びくん、びくん、と最後の痙攣を繰り返した彼女の身体から、ふっと力が抜けます。廃墟の至る所から二人を見つめていた無数の瞳が、満足げに細められるのを最後に、彼女の意識は、ぷつりと音を立てて、深く、甘い闇の中へと沈んでいったのでした。
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