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10章 危ないお店に潜入したら当然のごとくぐちょぐちょえっちになってしまうお話
176:潜入
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男のもう片方の腕が、小雪の胸へと伸びた。その指は、いきなり頂点を求めるような無粋なことはせず、じらすように、ゆっくりと膨らみの周囲をなぞり始める。革のジャケットの上からでもわかる、ごつごつとした指の感触。その指が動くたびに、柔らかな乳房が形を変え、まるで指先を吸い込むかのように震えた。小雪の肌は急速に熱を帯び、白いシャツの下で、乳首がきゅっと硬く尖っていくのがわかった。
「♡や、ぁ゛...ぁ゛、っ♡ん♡♡♡ん、っ♡...んぁ...♡」
執拗に舌を吸われ、思考が朦朧としていく中で、意識はただ胸元へと集中する。何度も、何度も、焦らすように周囲を愛撫していた指が、ついに服越しに、硬くなった突起を、ぐり、と強くこすり上げた。
「あ゛ッッ♡あ゛、あ゛♡んん゛♡♡♡ん゛ん゛~~~~!!!!」
脳天を突き抜けるような、鋭い快感の稲妻。小雪の身体が、びくん、と大きく弓なりにしなる。もはや、快楽の奔流に抗う術はなかった。
その反応に満足したのか、男は一度唇を離すと、耳元でげびた声で囁いた。
「ユキ、声は抑えないほうが客は歓ぶ」
男の、まるで支配者のように傲慢な囁きは、小雪の中に辛うじて残っていた理性の壁を、音を立てて打ち砕いた。雄からの絶対的な指示。それは、小雪の中に眠る、シノビとしてではなく、ただの「雌」としての本能を揺り覚ますには、十分すぎるほどの威力を持っていた。言われるがままに従うこと。雄の所有物として、ただ快楽に身を委ね、悦びの声を捧げること。その行為に、抗いがたいほどの甘美な響きがあることを、妙薬に蝕まれた彼女の身体は、既に知ってしまっている。
「♡ぁ゛ぅ…はい♡♡♡」
涙で潤んだ瞳で男を見上げ、小雪は媚びるように、その分厚い胸板に自らの身体を預けた。それは、任務のための演技であり、同時に、淫らな呪いに屈した、紛れもない降伏の証であった。
その返答に満足したのか、男は再び小雪の唇を貪った。先程までの荒々しさとは異なり、今度はまるで極上の獲物を吟味するかのように、ねっとりと、執拗に舌を絡ませてくる。小雪が恐る恐る差し出した舌は、男の口内でいやらしく吸い上げられ、逃げ場を失った小鳥のように弄ばれる。絡みつく舌の熱と、男の唾液に混じる濃い鉄の味が、小雪の思考をじわじわと麻痺させていく。口内の奥深く、敏感な粘膜を男の舌が蹂躙するたびに、小雪の奥から甘く蕩けるような声が漏れ出した。
「あ゛う♡♡ッッッッあぅッ゛♡♡あ゛~~ッッッ♡♡」
玩具のように敏感に反応する小雪の様子を、男は嗜虐的な喜びに歪んだ顔で見つめている。その瞳は、これからこの極上の獲物を、骨の髄まで心行くまで味わい尽くすのだと雄弁に語っていた。快楽の波は、まるで止むことのない嵐のように小雪の身体を内側から揺さぶり続ける。意識は白く霞み、目の前の現実と、脳を焼く快楽との境界線が曖昧になっていく。
しばらくの間、痙攣する小雪の舌を心ゆくまで堪能した男は、名残惜しそうに唇を離すと、彼女が身に着けていた革のジャケットを乱暴に、しかし手慣れた様子で脱がせた。ひやりとした夜の空気が、汗ばんだ白いシャツ越しに肌を撫で、ぶるりと鳥肌が立つ。男の視線は、薄い布越しに浮かび上がる乳房の輪郭と、その中央で硬く尖る突起の影を、いやらしく舐め回した。だが、その下のシャツと、透けて見える黒い下着をすぐに脱がせるような無粋な真似はしない。これから始まる饗宴の楽しみは、まだいくらでも残されているのだ。
男はうつろな表情で喘ぐ小雪の両足を取り、ゆっくりと開かせた。そして、まるで祭壇に祈りを捧げるかのように、その股間へと顔を近づけた。黒いプリーツスカートの奥から覗く、あまりにも煽情的な下着の存在に、男の口元から満足げな笑みがこぼれる。そこにあったのは、清潔感のある小雪の服装からはおよそ想像もつかない、肌の大部分を大胆に晒す、黒く細い紐だけで構成された淫靡な布切れであった。それは、彼女の秘裂のかたちを隠すどころか、むしろその存在を悪意をもって強調しており、かろうじて隠された割れ目の上部は、既にじっとりと濡れて色濃く変じていた。
「なかなか良い趣味をしているじゃないか」
男の感心したような声が、小雪の耳にはどこか遠くに聞こえた。もはや、まともな返答をする余裕など、彼女には残されていない。快楽の奔流は、彼女の思考を完全に押し流し、身体の主導権を奪い去っていた。薄い下着の布地は、その内側から溢れ出す蜜を吸いきれず、宝石のようにきらきらと光る雫が、太腿を伝ってシーツに小さな染みを作っている。
男は、そのむせ返るような雌の匂いを肺いっぱいに吸い込むと、恍惚の表情を浮かべ、震える秘丘に顔をうずめた。そして、そっと下着の細い紐を舌で横にずらし、露わになった肉の襞に、そのざらついた舌を這わせた。まずは入り口の周囲を慈しむように舐め上げ、次に会陰をくすぐる。その直接的で生々しい刺激に、小雪の身体がびくんと大きく跳ねた。
「あ゛ッッ♡あ゛、あ゛♡んん゛♡♡♡ん゛ん゛~~~~!!!!」
「どうした。許嫁とやらには、こんな風にしてもらったことはないのか?」
男の意地の悪い問いかけが、小雪の脳裏に許嫁である早瀬の顔を浮かび上がらせる。彼との閨は、いつも淡白で、どこか儀式めいていた。こんな、獣のように貪られるような扱いは、想像したことすらなかった。その背徳感が、罪悪感と共に、さらなる甘美な痺れとなって全身を駆け巡る。
「あ゛ッッ♡あ゛、あ゛♡んあ゛♡♡♡」
「♡や、ぁ゛...ぁ゛、っ♡ん♡♡♡ん、っ♡...んぁ...♡」
執拗に舌を吸われ、思考が朦朧としていく中で、意識はただ胸元へと集中する。何度も、何度も、焦らすように周囲を愛撫していた指が、ついに服越しに、硬くなった突起を、ぐり、と強くこすり上げた。
「あ゛ッッ♡あ゛、あ゛♡んん゛♡♡♡ん゛ん゛~~~~!!!!」
脳天を突き抜けるような、鋭い快感の稲妻。小雪の身体が、びくん、と大きく弓なりにしなる。もはや、快楽の奔流に抗う術はなかった。
その反応に満足したのか、男は一度唇を離すと、耳元でげびた声で囁いた。
「ユキ、声は抑えないほうが客は歓ぶ」
男の、まるで支配者のように傲慢な囁きは、小雪の中に辛うじて残っていた理性の壁を、音を立てて打ち砕いた。雄からの絶対的な指示。それは、小雪の中に眠る、シノビとしてではなく、ただの「雌」としての本能を揺り覚ますには、十分すぎるほどの威力を持っていた。言われるがままに従うこと。雄の所有物として、ただ快楽に身を委ね、悦びの声を捧げること。その行為に、抗いがたいほどの甘美な響きがあることを、妙薬に蝕まれた彼女の身体は、既に知ってしまっている。
「♡ぁ゛ぅ…はい♡♡♡」
涙で潤んだ瞳で男を見上げ、小雪は媚びるように、その分厚い胸板に自らの身体を預けた。それは、任務のための演技であり、同時に、淫らな呪いに屈した、紛れもない降伏の証であった。
その返答に満足したのか、男は再び小雪の唇を貪った。先程までの荒々しさとは異なり、今度はまるで極上の獲物を吟味するかのように、ねっとりと、執拗に舌を絡ませてくる。小雪が恐る恐る差し出した舌は、男の口内でいやらしく吸い上げられ、逃げ場を失った小鳥のように弄ばれる。絡みつく舌の熱と、男の唾液に混じる濃い鉄の味が、小雪の思考をじわじわと麻痺させていく。口内の奥深く、敏感な粘膜を男の舌が蹂躙するたびに、小雪の奥から甘く蕩けるような声が漏れ出した。
「あ゛う♡♡ッッッッあぅッ゛♡♡あ゛~~ッッッ♡♡」
玩具のように敏感に反応する小雪の様子を、男は嗜虐的な喜びに歪んだ顔で見つめている。その瞳は、これからこの極上の獲物を、骨の髄まで心行くまで味わい尽くすのだと雄弁に語っていた。快楽の波は、まるで止むことのない嵐のように小雪の身体を内側から揺さぶり続ける。意識は白く霞み、目の前の現実と、脳を焼く快楽との境界線が曖昧になっていく。
しばらくの間、痙攣する小雪の舌を心ゆくまで堪能した男は、名残惜しそうに唇を離すと、彼女が身に着けていた革のジャケットを乱暴に、しかし手慣れた様子で脱がせた。ひやりとした夜の空気が、汗ばんだ白いシャツ越しに肌を撫で、ぶるりと鳥肌が立つ。男の視線は、薄い布越しに浮かび上がる乳房の輪郭と、その中央で硬く尖る突起の影を、いやらしく舐め回した。だが、その下のシャツと、透けて見える黒い下着をすぐに脱がせるような無粋な真似はしない。これから始まる饗宴の楽しみは、まだいくらでも残されているのだ。
男はうつろな表情で喘ぐ小雪の両足を取り、ゆっくりと開かせた。そして、まるで祭壇に祈りを捧げるかのように、その股間へと顔を近づけた。黒いプリーツスカートの奥から覗く、あまりにも煽情的な下着の存在に、男の口元から満足げな笑みがこぼれる。そこにあったのは、清潔感のある小雪の服装からはおよそ想像もつかない、肌の大部分を大胆に晒す、黒く細い紐だけで構成された淫靡な布切れであった。それは、彼女の秘裂のかたちを隠すどころか、むしろその存在を悪意をもって強調しており、かろうじて隠された割れ目の上部は、既にじっとりと濡れて色濃く変じていた。
「なかなか良い趣味をしているじゃないか」
男の感心したような声が、小雪の耳にはどこか遠くに聞こえた。もはや、まともな返答をする余裕など、彼女には残されていない。快楽の奔流は、彼女の思考を完全に押し流し、身体の主導権を奪い去っていた。薄い下着の布地は、その内側から溢れ出す蜜を吸いきれず、宝石のようにきらきらと光る雫が、太腿を伝ってシーツに小さな染みを作っている。
男は、そのむせ返るような雌の匂いを肺いっぱいに吸い込むと、恍惚の表情を浮かべ、震える秘丘に顔をうずめた。そして、そっと下着の細い紐を舌で横にずらし、露わになった肉の襞に、そのざらついた舌を這わせた。まずは入り口の周囲を慈しむように舐め上げ、次に会陰をくすぐる。その直接的で生々しい刺激に、小雪の身体がびくんと大きく跳ねた。
「あ゛ッッ♡あ゛、あ゛♡んん゛♡♡♡ん゛ん゛~~~~!!!!」
「どうした。許嫁とやらには、こんな風にしてもらったことはないのか?」
男の意地の悪い問いかけが、小雪の脳裏に許嫁である早瀬の顔を浮かび上がらせる。彼との閨は、いつも淡白で、どこか儀式めいていた。こんな、獣のように貪られるような扱いは、想像したことすらなかった。その背徳感が、罪悪感と共に、さらなる甘美な痺れとなって全身を駆け巡る。
「あ゛ッッ♡あ゛、あ゛♡んあ゛♡♡♡」
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