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10章 危ないお店に潜入したら当然のごとくぐちょぐちょえっちになってしまうお話
197:売人
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奉仕を続けるうちに、小雪自身の身体も、まるで共鳴するかのように熱を帯びていくのを、どうすることもできなかった。口の中で暴れる男の楔の感触、その灼けるような熱さ、岩のような硬さ、そして生命力に満ちた脈動。それらが、若き主君に与えられた妙薬によって常に活性化している小雪の魔力循環と結びつき、彼女自身の快感を呼び覚ましていく。喉の奥を硬い先端で突かれるたびに、びりびりと痺れるような快感が背骨を駆け下り、子宮がきゅう、と甘く収縮する。そのたびに、秘裂からはもう止めどなく蜜が溢れ出し、跪いた膝の周りに、彼女の屈辱と興奮を映した小さな水たまりを作っていた。
呼吸は次第に荒くなり、潤んだ瞳は焦点を失い、目の前の現実がぐにゃりと歪んで見える。男を屈服させるための行為であるはずなのに、いつの間にか、自分がその圧倒的な存在感の前に快楽で蕩かされそうになっている。このままでは、先に音を上げるのは自分の方かもしれない。そんな焦りが、小雪の奉仕をさらに必死で、淫らなものへと変えていった。
「クク…どうした、ユキ。顔が真っ赤だぞ。息も上がってるじゃねぇか。もしかして、お前の方が先に感じちまってるんじゃねぇのか?」
レイスは、小雪のそんな変化を見逃さなかった。余裕を取り戻した男は、心底愉しげに囁くと、小雪の汗で湿った黒髪を鷲掴みにし、その頭を固定した。そして、まるでそのか細い抵抗を嘲笑うかのように、さらに深く、喉の奥の敏感な粘膜へと、容赦なく自らの楔を押し込んできたのである。
「♡ん゛ぐぅぅぅーーーッッッ♡♡♡!?!? ぉ゛え゛っ♡♡♡」
喉の奥の、これまで未知であった領域が、暴力的なまでの熱と硬さで抉られる。息ができない。苦しい。しかし、その窒息感と苦痛を凌駕するほどの、強烈な快感が小雪の全身を襲った。脳髄が灼熱の鉄で焼かれるような感覚。全身から力が抜け、生理的な涙が堰を切ったように溢れ出す。妙薬によって過敏になった神経網が、苦痛さえも快楽として脳に伝達しているのだ。
「♡あ゛…あ゛…♡はぁ…♡はぁ…♡」
男が、まるで慈悲をかけるかのように少しだけ楔を引き抜くと、小雪は必死で新鮮な空気を肺に取り込む。口の中は、男の粘り気のある先走り液で満たされ、鉄と硫黄の味がさらに濃く広がっていた。その背徳的な味に、身体の奥がぞくぞくと震える。
どれほどの時間が経ったのであろうか。小雪は、もう心身ともに限界に近づいていた。顎は疲労でがくがくと震え、口の中は男の硬い楔に擦られてひりひりと痛み始めている。しかし、男の楔は、衰えるどころか、ますますその硬度と熱さを増しているように感じられた。一向に果てる気配がない。それどころか、レイスは小雪の苦悶に歪む表情を嗜虐的に愉しむかのように、時折わざとらしく腰を動かし、口の中で楔をぐり、ぐり、と蠢かせるのだ。
「♡ん゛ぅ…っ♡♡あ゛、や…♡♡♡」
そのたびに、小雪の身体はびくりと大きく跳ね、新たな快楽の波が容赦なく押し寄せる。もう、我慢できない。早く、この口の中の灼熱から解放されたい。そして、もっと直接的な、身体の奥での結合を求めてしまっている自分に気づいてしまった。あの硬く、熱く、巨大な楔が、自分の中を掻き回し、めちゃくちゃにしてくれることを、心の底から渇望してしまっているのだ。シノビとしてのプライドも、任務も、許嫁への操も、もうどうでもいい。ただ、この男に貫かれたい。その抗いがたい衝動だけが、小雪の心を完全に支配し始めていた。
「♡はぁ…♡はぁ…♡れ、レイス…さまぁ…♡♡♡」
小雪は、涙と涎でぐしょぐしょになった顔を上げ、懇願するように男を見つめた。口から男の楔を離し、震える声で訴える。
「♡も、もう…♡むり…ですぅ…♡♡♡わ、わたしの…♡まけ、です…♡♡♡」
頬を伝う涙は、悔しさからか、それとも込み上げてくる快感からか、もう自分でも分からなかった。
「♡お、お願い…♡しますぅ…♡♡♡わ、私の中に…♡レイスさまの、おっきいの…♡い、入れて…♡くださいぃ゛…♡♡♡♡」
それは、完全な降伏宣言だった。かつての誇り高いシノビ、黒羽・小雪の面影は、そこにはもうなかった。ただ、快楽に飢え、雄の絶対的な支配を求める、一人の雌がいるだけだった。
「♡はやく…♡はやく、めちゃくちゃに…♡してくださいぃ゛ッ♡♡♡♡♡」
レイスは、小雪の完全な降伏宣言を聞き届け、満足げに喉の奥で低く笑った。その爬虫類を思わせる冷たい目に、獲物を完全に手中に収めた征服者の悦びが、昏くギラギラと浮かんでいた。男は、小雪の涙で汚れた頬を、まるで汚物でも拭うかのように乱暴に手の甲で拭うと、ベッドへと歩み寄り、どさりと音を立てて仰向けに寝転がった。
使い古された革鎧を脱ぎ捨てたその身体は、まさしく歴戦の傭兵、あるいはそれ以上の何かであることを物語っていた。分厚い胸板と硬質に隆起した腹筋は、幾多の死線を越えてきた者だけが持つ、機能美の極致ともいえる筋肉の鎧だ。しかし、それ以上に目を引くのは、その全身に刻まれた無数の傷跡であった。古い剣創や鈍器による打撲痕は言うに及ばず、左肩から胸にかけては、まるで古代の呪印のように禍々しい幾何学的な紋様が焼け爛れたように刻まれている。それは、ただの戦傷ではない。エンブレス周辺の火山地帯に点在するという、古代魔法文明の遺跡。そこに巣食う高位の魔物との死闘の痕か、あるいは遺跡そのものを守護する古代呪詛(エンシェント・カース)にその身を焼かれた痕跡か。男の全身から放たれる、血と鉄、そして死の匂いに混じって微かに香る硫黄の匂いは、彼がその地の過酷な環境と深く関わっていることを示唆していた。
呼吸は次第に荒くなり、潤んだ瞳は焦点を失い、目の前の現実がぐにゃりと歪んで見える。男を屈服させるための行為であるはずなのに、いつの間にか、自分がその圧倒的な存在感の前に快楽で蕩かされそうになっている。このままでは、先に音を上げるのは自分の方かもしれない。そんな焦りが、小雪の奉仕をさらに必死で、淫らなものへと変えていった。
「クク…どうした、ユキ。顔が真っ赤だぞ。息も上がってるじゃねぇか。もしかして、お前の方が先に感じちまってるんじゃねぇのか?」
レイスは、小雪のそんな変化を見逃さなかった。余裕を取り戻した男は、心底愉しげに囁くと、小雪の汗で湿った黒髪を鷲掴みにし、その頭を固定した。そして、まるでそのか細い抵抗を嘲笑うかのように、さらに深く、喉の奥の敏感な粘膜へと、容赦なく自らの楔を押し込んできたのである。
「♡ん゛ぐぅぅぅーーーッッッ♡♡♡!?!? ぉ゛え゛っ♡♡♡」
喉の奥の、これまで未知であった領域が、暴力的なまでの熱と硬さで抉られる。息ができない。苦しい。しかし、その窒息感と苦痛を凌駕するほどの、強烈な快感が小雪の全身を襲った。脳髄が灼熱の鉄で焼かれるような感覚。全身から力が抜け、生理的な涙が堰を切ったように溢れ出す。妙薬によって過敏になった神経網が、苦痛さえも快楽として脳に伝達しているのだ。
「♡あ゛…あ゛…♡はぁ…♡はぁ…♡」
男が、まるで慈悲をかけるかのように少しだけ楔を引き抜くと、小雪は必死で新鮮な空気を肺に取り込む。口の中は、男の粘り気のある先走り液で満たされ、鉄と硫黄の味がさらに濃く広がっていた。その背徳的な味に、身体の奥がぞくぞくと震える。
どれほどの時間が経ったのであろうか。小雪は、もう心身ともに限界に近づいていた。顎は疲労でがくがくと震え、口の中は男の硬い楔に擦られてひりひりと痛み始めている。しかし、男の楔は、衰えるどころか、ますますその硬度と熱さを増しているように感じられた。一向に果てる気配がない。それどころか、レイスは小雪の苦悶に歪む表情を嗜虐的に愉しむかのように、時折わざとらしく腰を動かし、口の中で楔をぐり、ぐり、と蠢かせるのだ。
「♡ん゛ぅ…っ♡♡あ゛、や…♡♡♡」
そのたびに、小雪の身体はびくりと大きく跳ね、新たな快楽の波が容赦なく押し寄せる。もう、我慢できない。早く、この口の中の灼熱から解放されたい。そして、もっと直接的な、身体の奥での結合を求めてしまっている自分に気づいてしまった。あの硬く、熱く、巨大な楔が、自分の中を掻き回し、めちゃくちゃにしてくれることを、心の底から渇望してしまっているのだ。シノビとしてのプライドも、任務も、許嫁への操も、もうどうでもいい。ただ、この男に貫かれたい。その抗いがたい衝動だけが、小雪の心を完全に支配し始めていた。
「♡はぁ…♡はぁ…♡れ、レイス…さまぁ…♡♡♡」
小雪は、涙と涎でぐしょぐしょになった顔を上げ、懇願するように男を見つめた。口から男の楔を離し、震える声で訴える。
「♡も、もう…♡むり…ですぅ…♡♡♡わ、わたしの…♡まけ、です…♡♡♡」
頬を伝う涙は、悔しさからか、それとも込み上げてくる快感からか、もう自分でも分からなかった。
「♡お、お願い…♡しますぅ…♡♡♡わ、私の中に…♡レイスさまの、おっきいの…♡い、入れて…♡くださいぃ゛…♡♡♡♡」
それは、完全な降伏宣言だった。かつての誇り高いシノビ、黒羽・小雪の面影は、そこにはもうなかった。ただ、快楽に飢え、雄の絶対的な支配を求める、一人の雌がいるだけだった。
「♡はやく…♡はやく、めちゃくちゃに…♡してくださいぃ゛ッ♡♡♡♡♡」
レイスは、小雪の完全な降伏宣言を聞き届け、満足げに喉の奥で低く笑った。その爬虫類を思わせる冷たい目に、獲物を完全に手中に収めた征服者の悦びが、昏くギラギラと浮かんでいた。男は、小雪の涙で汚れた頬を、まるで汚物でも拭うかのように乱暴に手の甲で拭うと、ベッドへと歩み寄り、どさりと音を立てて仰向けに寝転がった。
使い古された革鎧を脱ぎ捨てたその身体は、まさしく歴戦の傭兵、あるいはそれ以上の何かであることを物語っていた。分厚い胸板と硬質に隆起した腹筋は、幾多の死線を越えてきた者だけが持つ、機能美の極致ともいえる筋肉の鎧だ。しかし、それ以上に目を引くのは、その全身に刻まれた無数の傷跡であった。古い剣創や鈍器による打撲痕は言うに及ばず、左肩から胸にかけては、まるで古代の呪印のように禍々しい幾何学的な紋様が焼け爛れたように刻まれている。それは、ただの戦傷ではない。エンブレス周辺の火山地帯に点在するという、古代魔法文明の遺跡。そこに巣食う高位の魔物との死闘の痕か、あるいは遺跡そのものを守護する古代呪詛(エンシェント・カース)にその身を焼かれた痕跡か。男の全身から放たれる、血と鉄、そして死の匂いに混じって微かに香る硫黄の匂いは、彼がその地の過酷な環境と深く関わっていることを示唆していた。
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