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10章 危ないお店に潜入したら当然のごとくぐちょぐちょえっちになってしまうお話
196:売人
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「♡それとも…♡ わたくしのこのお口で、レイスさまが我慢できなくなるまで、たーっぷり、ねっとり、可愛がって差し上げましょうか?♡ あなた様が『もう勘弁してくれ、入れさせてくれ』って、泣いてお願いするまで…♡ ねぇ?♡」
小雪は、男の反応を窺うように、上目遣いで見つめる。それは、絶対的な捕食者を前にした、あまりにも大胆で、無謀な賭けであった。
レイスは、小雪の予想外の反抗に、一瞬だけその爬虫類のような目を見開いたが、すぐにその昏い瞳の奥に、面白い玩具を見つけたかのような、残忍で嗜虐的な光が宿った。血の気の失せた薄い唇の端が、ゆっくりと吊り上がる。
「ククッ…面白い。実に面白い女だ、ユキ。いいだろう、その挑戦、受けてやる」
男は、小雪の浅はかな挑発に、余裕綽々の態度で乗ることにしたようだ。その底の知れない態度に、小雪は一瞬怯むが、もう後には引けない。
「だがな、もしお前が先に根を上げて、俺に“入れてくれ”と懇願したら…その時は、お前が想像もできないような、キツい“お仕置き”が待っていると思え。それでもいいんだな?」
男の言葉には、有無を言わせぬ凄みがあった。小雪は、ごくりと乾いた喉を鳴らす。しかし、ここで引き下がっては、それこそ男の思う壺だ。
「♡…望む、ところですわ♡ レイスさまこそ、わたくしの“おもてなし”に、根を上げないでくださいましね?♡」
小雪は、震えそうになる声を必死で抑え、精一杯の虚勢を張った。そして、ゆっくりと男の前に跪くと、その巨大な楔を、恭しく両手で包み込んだ。
熱い。まるで灼けた鉄塊を握っているようだ。ずっしりとした重みと、黒曜石を思わせる硬質な感触。表面には、まるで古木の根のように力強い血管が幾筋も浮き出ており、どく、どくと脈打つ生命の鼓動が、手のひらを通して生々しく伝わってくる。先端のカリ首からは、既に男の興奮を示す透明な先走り液が滲み出し、魔法の灯りの下でぬらぬらとした官能的な光沢を放っていた。その匂いは、鉄と、エンブレス周辺の火山地帯で産出されるという魔力を帯びた硫黄鉱石が混じり合ったような、独特で濃厚な雄の匂い。嗅ぐだけで、脳の芯が痺れ、頭がくらくらする。小雪は、意を決して、その赤黒く膨れ上がった亀頭に、そっと舌先を這わせた。
「♡んっ…♡」
舌先に触れただけで、男の身体がびくりと硬直するのが分かった。小雪は、男のその初心な反応に気を良くし、さらに大胆に舌を動かし始める。亀頭の傘の下、くびれた部分を丹念に舐め上げ、裏筋を舌の先端で優しく、しかし執拗に刺激する。男の喉の奥から、くぐもった呻き声が漏れた。
「ぅ…ぐ…っ…」
小雪は、さらに深く、亀頭全体をその小さな口の中に含んだ。頬が張り裂けそうなほどの、圧倒的な太さ。口の中が、男の存在で完全に満たされる。シノビの里で学んだ、男を悦ばせるための技術の全てを駆使し、舌を巧みに使い、亀頭の表面を舐め回し、吸い付く。時折、歯を立てないように細心の注意を払いながら、柔らかな唇で軽く食むような刺激も加えてみる。
「♡んむっ…♡ちゅぱ…♡じゅる…♡」
小雪自身の唾液と、男の先走り液が混じり合い、くちゅくちゅとこの上なく卑猥な水音が、静まり返った部屋に響き渡る。男の腰が、びく、びくと小刻みに震え始めた。小雪は、男の反応を確かめながら、さらに深く、太く長い竿の部分へと口を進めていく。しかし、その雄大さは小雪の想像を遥かに超えていた。喉の奥まで、その硬い先端が届きそうな勢いだ。
「♡ん゛ぐ…っ♡ぉえ…♡」
えずきそうになるのを必死で堪え、喉の奥の筋肉を締め付けるようにして、男の楔を吸い上げる。男の太ももが硬く強張り、ベッドのシーツを掴む指に、血管が浮き出るほど力が籠るのが見えた。
「く…っそ…この、アマ…」
男の口から、苦しげな、しかしどこか悦びを隠しきれないような声が漏れる。小雪は、してやったり、と内心でほくそ笑んだ。この調子なら、先に音を上げるのは男の方かもしれない。この危険な男を、自分の技術で屈服させられるかもしれない。そんな甘い幻想が、彼女の心を一瞬だけ満たした。だが、レイスの爬虫類のような冷たい目が、まだ余裕の色を湛えて自分を見下ろしていることには、まだ気づいていなかった。この勝負が、己のプライドと魂を賭けた、あまりにも無謀なものであることを、彼女はまだ、知る由もなかったのである。
小雪は、己の内に残る最後の矜持を賭け、奉仕に熱中していく。シノビの里で学んだ閨の技――それは本来、敵を篭絡し、情報を引き出すための非情な術であった。しかし今、この薄暗い部屋で、その術はただ一人の男を屈服させるためだけに振るわれている。唇を巧みに動かし、舌を蛇のように這わせ、時には吸い付き、時には歯列で軽く扱く。喉の奥の筋肉を巧みに収縮させ、男の楔を締め上げる。その一つ一つの動きに、レイスの巨躯がびく、と微かに震えるのが、手のひらを通して伝わってきた。
男の楔は、まるで小雪の挑戦に応えるかのように、さらにその硬度と熱量を増していく。どくん、どくん、と力強く脈打つたびに、先端の孔からは透明な先走り液がじわりと滲み出し、小雪の舌の上で独特の味を広げた。鉄と、そしてエンブレス周辺の火山地帯で産出されるという、魔力を帯びた硫黄鉱石が混じり合ったような、濃厚で野性的な味。それは、この男がただの人間ではないことを、小雪の五感に直接訴えかけてくるようであった。
「♡んぐ…んぐ…♡ちゅぱ…じゅるる…♡」
小雪は、男の反応を窺うように、上目遣いで見つめる。それは、絶対的な捕食者を前にした、あまりにも大胆で、無謀な賭けであった。
レイスは、小雪の予想外の反抗に、一瞬だけその爬虫類のような目を見開いたが、すぐにその昏い瞳の奥に、面白い玩具を見つけたかのような、残忍で嗜虐的な光が宿った。血の気の失せた薄い唇の端が、ゆっくりと吊り上がる。
「ククッ…面白い。実に面白い女だ、ユキ。いいだろう、その挑戦、受けてやる」
男は、小雪の浅はかな挑発に、余裕綽々の態度で乗ることにしたようだ。その底の知れない態度に、小雪は一瞬怯むが、もう後には引けない。
「だがな、もしお前が先に根を上げて、俺に“入れてくれ”と懇願したら…その時は、お前が想像もできないような、キツい“お仕置き”が待っていると思え。それでもいいんだな?」
男の言葉には、有無を言わせぬ凄みがあった。小雪は、ごくりと乾いた喉を鳴らす。しかし、ここで引き下がっては、それこそ男の思う壺だ。
「♡…望む、ところですわ♡ レイスさまこそ、わたくしの“おもてなし”に、根を上げないでくださいましね?♡」
小雪は、震えそうになる声を必死で抑え、精一杯の虚勢を張った。そして、ゆっくりと男の前に跪くと、その巨大な楔を、恭しく両手で包み込んだ。
熱い。まるで灼けた鉄塊を握っているようだ。ずっしりとした重みと、黒曜石を思わせる硬質な感触。表面には、まるで古木の根のように力強い血管が幾筋も浮き出ており、どく、どくと脈打つ生命の鼓動が、手のひらを通して生々しく伝わってくる。先端のカリ首からは、既に男の興奮を示す透明な先走り液が滲み出し、魔法の灯りの下でぬらぬらとした官能的な光沢を放っていた。その匂いは、鉄と、エンブレス周辺の火山地帯で産出されるという魔力を帯びた硫黄鉱石が混じり合ったような、独特で濃厚な雄の匂い。嗅ぐだけで、脳の芯が痺れ、頭がくらくらする。小雪は、意を決して、その赤黒く膨れ上がった亀頭に、そっと舌先を這わせた。
「♡んっ…♡」
舌先に触れただけで、男の身体がびくりと硬直するのが分かった。小雪は、男のその初心な反応に気を良くし、さらに大胆に舌を動かし始める。亀頭の傘の下、くびれた部分を丹念に舐め上げ、裏筋を舌の先端で優しく、しかし執拗に刺激する。男の喉の奥から、くぐもった呻き声が漏れた。
「ぅ…ぐ…っ…」
小雪は、さらに深く、亀頭全体をその小さな口の中に含んだ。頬が張り裂けそうなほどの、圧倒的な太さ。口の中が、男の存在で完全に満たされる。シノビの里で学んだ、男を悦ばせるための技術の全てを駆使し、舌を巧みに使い、亀頭の表面を舐め回し、吸い付く。時折、歯を立てないように細心の注意を払いながら、柔らかな唇で軽く食むような刺激も加えてみる。
「♡んむっ…♡ちゅぱ…♡じゅる…♡」
小雪自身の唾液と、男の先走り液が混じり合い、くちゅくちゅとこの上なく卑猥な水音が、静まり返った部屋に響き渡る。男の腰が、びく、びくと小刻みに震え始めた。小雪は、男の反応を確かめながら、さらに深く、太く長い竿の部分へと口を進めていく。しかし、その雄大さは小雪の想像を遥かに超えていた。喉の奥まで、その硬い先端が届きそうな勢いだ。
「♡ん゛ぐ…っ♡ぉえ…♡」
えずきそうになるのを必死で堪え、喉の奥の筋肉を締め付けるようにして、男の楔を吸い上げる。男の太ももが硬く強張り、ベッドのシーツを掴む指に、血管が浮き出るほど力が籠るのが見えた。
「く…っそ…この、アマ…」
男の口から、苦しげな、しかしどこか悦びを隠しきれないような声が漏れる。小雪は、してやったり、と内心でほくそ笑んだ。この調子なら、先に音を上げるのは男の方かもしれない。この危険な男を、自分の技術で屈服させられるかもしれない。そんな甘い幻想が、彼女の心を一瞬だけ満たした。だが、レイスの爬虫類のような冷たい目が、まだ余裕の色を湛えて自分を見下ろしていることには、まだ気づいていなかった。この勝負が、己のプライドと魂を賭けた、あまりにも無謀なものであることを、彼女はまだ、知る由もなかったのである。
小雪は、己の内に残る最後の矜持を賭け、奉仕に熱中していく。シノビの里で学んだ閨の技――それは本来、敵を篭絡し、情報を引き出すための非情な術であった。しかし今、この薄暗い部屋で、その術はただ一人の男を屈服させるためだけに振るわれている。唇を巧みに動かし、舌を蛇のように這わせ、時には吸い付き、時には歯列で軽く扱く。喉の奥の筋肉を巧みに収縮させ、男の楔を締め上げる。その一つ一つの動きに、レイスの巨躯がびく、と微かに震えるのが、手のひらを通して伝わってきた。
男の楔は、まるで小雪の挑戦に応えるかのように、さらにその硬度と熱量を増していく。どくん、どくん、と力強く脈打つたびに、先端の孔からは透明な先走り液がじわりと滲み出し、小雪の舌の上で独特の味を広げた。鉄と、そしてエンブレス周辺の火山地帯で産出されるという、魔力を帯びた硫黄鉱石が混じり合ったような、濃厚で野性的な味。それは、この男がただの人間ではないことを、小雪の五感に直接訴えかけてくるようであった。
「♡んぐ…んぐ…♡ちゅぱ…じゅるる…♡」
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