200 / 370
10章 危ないお店に潜入したら当然のごとくぐちょぐちょえっちになってしまうお話
195:売人
しおりを挟む
男の舌に吸われながら、吐息混じりの甘い声が漏れる。レイスは、小雪のその初心な反応を心底愉しむように、指の動きをさらに執拗にしていく。乳輪の輪郭をなぞり、乳首を引っ張り、時には硬い爪の先で、かり、かり、と引っ掻くように嬲る。その一つ一つの動きが、妙薬によって過敏になった小雪の身体を正確に反応させ、快楽の波を際限なく増幅させていくのだ。
「♡あ゛ッッ♡あ゛、あ゛♡んん゛♡♡♡ん゛ん゛~~~~!!!!き、もち…♡♡♡」
快楽の昂りは、あまりにも急激であった。舌は男に吸われ続け、胸は執拗に愛撫される。二方向からの、逃げ場のない刺激に、小雪の思考は完全に蕩け始めていた。男をリードしようとしていた先ほどまでの、シノビとしての、黒羽・小雪としての意地は、もうどこかへ消え去っている。ただ、この男が与える絶対的な快感にその身を委ね、されるがままになっているだけだった。身体は内側から熱く燃え上がり、絶頂がすぐそこまで迫っていることを告げていた。無意識のうちに、小雪の腕は男の、傷だらけで岩盤のように逞しい背中に回り、しがみつくように爪を立てていた。もっと、もっとこの快楽に溺れたい。そんな、抗いがたい背徳的な衝動が、小雪の全身を完全に支配していた。
「♡ん゛ん゛ッ♡♡♡あ゛、あ゛ッ♡♡い、いっちゃ…♡♡♡いぐぅ゛ッ♡♡♡♡♡ん゛ん゛!!~~~ッッッ♡♡♡♡!、!!!」
男の舌に吸われ続けながら、小雪はついに最初の絶頂を迎えた。びくん、びくん、と全身が激しく痙攣し、熱く粘り気のある蜜が、堰を切ったように秘裂の奥から迸る。口づけは解かれず、男の舌は絶頂に打ち震える小雪の口内を、さらに深く味わうように動き続ける。快楽の嵐の中で、小雪の意識は純白の光に染まり、ただただ男の腕の中で、甲高い嬌声を上げながら喘ぎ続けることしかできなかった。
ようやく男の舌が名残惜しそうに離れると、小雪はぜぇ、ぜぇ、と荒い息をつき、男の逞しい胸にぐったりと額を預けた。全身の力が抜け、立っているのがやっとである。口元からは、二人の唾液が混じり合った、銀色の糸がとろりと垂れている。レイスは、そんな小雪の淫らな姿を満足げに見下ろし、その汗で濡れた艶やかな黒髪を、鷲掴みにするように乱暴に掻き上げた。爬虫類を思わせる冷たい目が、涙で潤んだ小雪の黒い瞳を射抜く。
「フン…もうイッたのか? だらしねぇ身体だな、ユキ」
男の声は低く、嘲るような響きを帯びていた。
「だが、まだ始まったばかりだぞ? さあ、次はどうして欲しい? 俺様のこの“モノ”で、お前のそのだらしない穴をめちゃくちゃにして欲しいんだろう? ならば、ちゃんと“おねだり”してみせろ。さっきみたいに、可愛く啼いてみろよ」
レイスはそう言うと、自身の硬く怒張した巨大な分身を、小雪の目の前に突きつけるように誇示した。赤黒く膨れ上がった亀頭が、部屋の薄暗い光を反射してぬらりと光り、古木の根のように隆起した血管が浮き出た太い竿が、ぴく、ぴくと、それ自体が一個の生命体であるかのように脈打っている。その圧倒的なまでの存在感と、そこから発せられる濃厚な雄の匂いに、小雪は息を呑んだ。全身の血が沸騰するような感覚。絶頂の甘美な余韻が残る身体が、再びじわりと熱を帯び始める。恐怖と、それを凌駕するほどの、抗いがたい期待感。小雪の身体は、この危険な男を、新たな主人として受け入れる準備を、もう始めてしまっていた。
しかし、男の傲慢な命令口調と、全てを見透かすかのように冷徹な眼差しは、小雪の中に辛うじて残っていたシノビとしての、そして一人の女としての最後のプライドを、逆撫でするには十分すぎるほどの侮辱であった。任務のためとはいえ、ここまで一方的に、まるで家畜のように扱われ、支配されるのは我慢ならない。それに、このレイスという男の反応を見ていると、ただ従順に身体を差し出すだけでは、すぐに飽きられてしまうであろうことは火を見るより明らかであった。それでは、盗賊団の核心に迫る前に「商品」としての価値を失い、使い捨てられるのが関の山だ。もっと、この底の知れない男を焦らし、翻弄し、その上で屈服させてみたい。そんな、絶望的な状況下で芽生えた、あまりにも倒錯した征服欲が、小雪の心をよぎった。
小雪は、男の分厚い胸板に預けていた顔をゆっくりと上げ、濡れた睫毛の奥から、挑むような強い光を宿した視線でレイスを見つめ返した。そして、これ以上ないほど妖艶な笑みを唇に貼り付け、媚薬に蕩かされたかのように甘ったるい声で囁いた。
「♡あらあら、レイスさまぁ?♡ そんなに、わたくしの中に入れさせて欲しいのですかぁ?♡ そんなに、このユキの身体が欲しいのでしたら…♡ まずは、レイスさまの方から、わたくしにお願いするのが筋というものではございませんこと?♡」
小雪は、男の屹立した分身に、わざと見せつけるように、そっと指先で触れた。厚いズボンの布越しに伝わる、灼熱の鉄塊のような熱さと、岩のような硬さ。どくん、どくん、と力強く脈打つ生命の鼓動が指先に伝わり、ぞくりとした抗いがたい快感が背筋を駆け上る。
「♡あ゛ッッ♡あ゛、あ゛♡んん゛♡♡♡ん゛ん゛~~~~!!!!き、もち…♡♡♡」
快楽の昂りは、あまりにも急激であった。舌は男に吸われ続け、胸は執拗に愛撫される。二方向からの、逃げ場のない刺激に、小雪の思考は完全に蕩け始めていた。男をリードしようとしていた先ほどまでの、シノビとしての、黒羽・小雪としての意地は、もうどこかへ消え去っている。ただ、この男が与える絶対的な快感にその身を委ね、されるがままになっているだけだった。身体は内側から熱く燃え上がり、絶頂がすぐそこまで迫っていることを告げていた。無意識のうちに、小雪の腕は男の、傷だらけで岩盤のように逞しい背中に回り、しがみつくように爪を立てていた。もっと、もっとこの快楽に溺れたい。そんな、抗いがたい背徳的な衝動が、小雪の全身を完全に支配していた。
「♡ん゛ん゛ッ♡♡♡あ゛、あ゛ッ♡♡い、いっちゃ…♡♡♡いぐぅ゛ッ♡♡♡♡♡ん゛ん゛!!~~~ッッッ♡♡♡♡!、!!!」
男の舌に吸われ続けながら、小雪はついに最初の絶頂を迎えた。びくん、びくん、と全身が激しく痙攣し、熱く粘り気のある蜜が、堰を切ったように秘裂の奥から迸る。口づけは解かれず、男の舌は絶頂に打ち震える小雪の口内を、さらに深く味わうように動き続ける。快楽の嵐の中で、小雪の意識は純白の光に染まり、ただただ男の腕の中で、甲高い嬌声を上げながら喘ぎ続けることしかできなかった。
ようやく男の舌が名残惜しそうに離れると、小雪はぜぇ、ぜぇ、と荒い息をつき、男の逞しい胸にぐったりと額を預けた。全身の力が抜け、立っているのがやっとである。口元からは、二人の唾液が混じり合った、銀色の糸がとろりと垂れている。レイスは、そんな小雪の淫らな姿を満足げに見下ろし、その汗で濡れた艶やかな黒髪を、鷲掴みにするように乱暴に掻き上げた。爬虫類を思わせる冷たい目が、涙で潤んだ小雪の黒い瞳を射抜く。
「フン…もうイッたのか? だらしねぇ身体だな、ユキ」
男の声は低く、嘲るような響きを帯びていた。
「だが、まだ始まったばかりだぞ? さあ、次はどうして欲しい? 俺様のこの“モノ”で、お前のそのだらしない穴をめちゃくちゃにして欲しいんだろう? ならば、ちゃんと“おねだり”してみせろ。さっきみたいに、可愛く啼いてみろよ」
レイスはそう言うと、自身の硬く怒張した巨大な分身を、小雪の目の前に突きつけるように誇示した。赤黒く膨れ上がった亀頭が、部屋の薄暗い光を反射してぬらりと光り、古木の根のように隆起した血管が浮き出た太い竿が、ぴく、ぴくと、それ自体が一個の生命体であるかのように脈打っている。その圧倒的なまでの存在感と、そこから発せられる濃厚な雄の匂いに、小雪は息を呑んだ。全身の血が沸騰するような感覚。絶頂の甘美な余韻が残る身体が、再びじわりと熱を帯び始める。恐怖と、それを凌駕するほどの、抗いがたい期待感。小雪の身体は、この危険な男を、新たな主人として受け入れる準備を、もう始めてしまっていた。
しかし、男の傲慢な命令口調と、全てを見透かすかのように冷徹な眼差しは、小雪の中に辛うじて残っていたシノビとしての、そして一人の女としての最後のプライドを、逆撫でするには十分すぎるほどの侮辱であった。任務のためとはいえ、ここまで一方的に、まるで家畜のように扱われ、支配されるのは我慢ならない。それに、このレイスという男の反応を見ていると、ただ従順に身体を差し出すだけでは、すぐに飽きられてしまうであろうことは火を見るより明らかであった。それでは、盗賊団の核心に迫る前に「商品」としての価値を失い、使い捨てられるのが関の山だ。もっと、この底の知れない男を焦らし、翻弄し、その上で屈服させてみたい。そんな、絶望的な状況下で芽生えた、あまりにも倒錯した征服欲が、小雪の心をよぎった。
小雪は、男の分厚い胸板に預けていた顔をゆっくりと上げ、濡れた睫毛の奥から、挑むような強い光を宿した視線でレイスを見つめ返した。そして、これ以上ないほど妖艶な笑みを唇に貼り付け、媚薬に蕩かされたかのように甘ったるい声で囁いた。
「♡あらあら、レイスさまぁ?♡ そんなに、わたくしの中に入れさせて欲しいのですかぁ?♡ そんなに、このユキの身体が欲しいのでしたら…♡ まずは、レイスさまの方から、わたくしにお願いするのが筋というものではございませんこと?♡」
小雪は、男の屹立した分身に、わざと見せつけるように、そっと指先で触れた。厚いズボンの布越しに伝わる、灼熱の鉄塊のような熱さと、岩のような硬さ。どくん、どくん、と力強く脈打つ生命の鼓動が指先に伝わり、ぞくりとした抗いがたい快感が背筋を駆け上る。
0
あなたにおすすめの小説
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる