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第94話 宰相の切り札
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「思い知るがいい! 真の絶望というものを!」
宰相の狂気に満ちた叫びが、揺れる玉座の間に響き渡る。
彼が高々と掲げた杖の先端から黒い稲妻が迸り、床の魔法陣へと注ぎ込まれた。
それに呼応するように魔法陣の輝きはさらに増し、空間そのものが悲鳴を上げるかのようにビリビリと震え始めた。
「いでよ! 我が僕ども! この不遜なる侵入者どもに、災厄の洗礼をくれてやれ!」
宰相の号令と共に、魔法陣の中心から黒い泥のようなものが間欠泉のように噴き出した。
その泥は床に広がると意思を持ったかのように蠢き、次々とおぞましい形を成していく。
いくつもの腕を持つ巨大な軟体生物。
鋭い鎌を振りかざすカマキリのような昆虫型の怪物。
無数の眼球が埋め込まれた不定形の肉塊。
それらはこの世の生物とは思えない、悪夢そのものを具現化したかのような異形の怪物たちだった。
その数、数十体。
一体一体が並の騎士団では到底太刀打ちできないほどの、禍々しい魔力を放っている。
災厄の先遣隊。
世界の理が崩れた次元の狭間から呼び出された、混沌の化身たち。
「グルルルル……」
「キシャアアアアアッ!」
怪物たちは私たち侵入者を見つけると、一斉に敵意を剥き出しにし、その醜悪な顎から涎を垂らし始めた。
「ひっ……!」
私の後ろに控えていた騎士の一人が、そのあまりのおぞましさに短い悲鳴を漏らした。
バルドルとゼノは即座に剣を抜き放ち、私の前に立ちはだかる。
「アシュリー様! お下がりください!」
「この者どもは、我らが!」
彼らは絶望的な戦力差にも怯むことなく、主君を守るための盾となろうとしていた。
「はーっはっはっは! 無駄だ! 無駄だ!」
宰相が高らかに笑う。
「それらは貴様らの常識が通用する魔物などではない! 災厄様が生み出した混沌の欠片! その爪に触れれば魂ごと喰われ、その息吹に触れれば肉体は腐り落ちる! 貴様らはここで、ただ為す術もなく喰われるのを待つがいい!」
彼の言う通り、それは絶望的な状況だった。
私以外の、誰にとっては。
「……はあ」
私は目の前で繰り広げられるおぞましい光景を前に、この日一番の深いため息をついた。
そのため息には恐怖も絶望も微塵も含まれていない。
ただ純粋な、そして心の底からの『うんざり』という感情だけが込められていた。
「……何よ、もう」
私の口から不満げな声が漏れる。
「せっかくお気に入りのドレスを着てきたっていうのに。こんなもので汚されたらどうしてくれるのよ」
そう。
私の怒りの矛先は、世界の危機でも人類の存亡でもない。
ただ一点。
『これから始まるであろう戦闘によって、私のドレスが汚れるかもしれない』
という、あまりにも個人的で些細な可能性に向けられていた。
黒い泥のような身体。飛び散るであろう粘液や体液。
考えただけで気分が悪くなる。
クリーニングに出すのも面倒だ。
ならば、答えは一つしかない。
「……汚れる前に掃除してしまえばいいのよね」
私は小さくそう呟いた。
そして、私を庇うように立つゼノとバルドルの肩を、ぽんと軽く叩いた。
「二人とも、下がってていいわ。剣を抜く必要もない。汚れるから」
「し、しかし、アシュリー様!」
「いいから」
私は有無を言わせぬ響きで彼らを下がらせた。
そして、一歩前に進み出た。
私一人 対 異形の怪物数十体。
そのあまりにも無謀な構図。
宰相は、その光景を腹を抱えて笑った。
「愚かな! 自ら死にに前に出るとは! 喰らえ、我が僕ども! その小娘を、跡形もなく喰い尽くしてしまえ!」
彼の号令を受け、怪物たちが一斉に私に向かって殺到した。
地を駆け、壁を走り、天井を這い、あらゆる角度から死の顎と爪が私に迫る。
私はその光景をただじっと見つめていた。
そして、怪物の群れが私のドレスの裾に触れるか触れないか、その絶妙な距離まで迫ったその瞬間。
私は静かに右手の指をぱちんと鳴らした。
スナップ。
実に軽やかで小気味よい音。
その直後。
世界から色が消えた。
いや、違う。
全てが『白』に染まったのだ。
私の指を鳴らした音を合図に、私の身体から純粋な『浄化』の光が、太陽の爆発(スーパーノヴァ)の如く全方位に一瞬だけ放たれたのだ。
それは魔法ではない。
レベル100の私の、存在そのものが放つ生命と秩序のオーラ。
混沌と無秩序の化身である災厄の先遣隊にとって、その光は絶対的な『毒』だった。
「「「ギィ……!?」」」
怪物たちの動きが一斉に止まる。
断末魔の叫びを上げる間さえなかった。
光に触れた彼らの身体は、まるで闇が光に呑まれて消えるように、その輪郭から急速に、そして静かに霧散していった。
黒い泥はただの光の粒子へと還元され、禍々しい魔力は無害なマナとなって大気の中へと溶けていく。
ほんの一瞬。
瞬き一つするほどの僅かな時間。
玉座の間を埋め-尽くしていた数十体の異形の怪物たちは、まるで最初からそこに存在しなかったかのように、跡形もなく完全に消滅していた。
後に残されたのは静寂と。
そして、光が晴れた後もその場に立ち尽くし、何が起きたのか理解できずにいる宰相の、呆然とした顔だけだった。
「……は?……え?」
彼の口から間の抜けた声が漏れる。
「……僕、は……?……消えた……?……なぜ……?」
彼の自慢の切り札は、私が指を鳴らしたただの一瞬で文字通り『無かったこと』にされてしまったのだ。
私はそんな彼に一瞥もくれることなく、深紅のドレスの裾を優雅に払った。
「ふう。これで部屋が汚れる心配はなくなったわね」
私はその完璧な『お掃除』の出来栄えに、満足げに微笑んだ。
そして、自分の仕事を終えたとばかりにくるりと踵を返し、後ろで石像のように固まっているゼノとバルドルにこう言った。
「さて、と。それじゃあ、あとはお願いね。私はあっちで王子様の縄でも解いててあげるから」
私のあまりにもいつも通りで、あまりにも呑気な言葉。
それが砕け散った宰相のプライドを、最後の狂気へと突き落とすことになるのだった。
宰相の狂気に満ちた叫びが、揺れる玉座の間に響き渡る。
彼が高々と掲げた杖の先端から黒い稲妻が迸り、床の魔法陣へと注ぎ込まれた。
それに呼応するように魔法陣の輝きはさらに増し、空間そのものが悲鳴を上げるかのようにビリビリと震え始めた。
「いでよ! 我が僕ども! この不遜なる侵入者どもに、災厄の洗礼をくれてやれ!」
宰相の号令と共に、魔法陣の中心から黒い泥のようなものが間欠泉のように噴き出した。
その泥は床に広がると意思を持ったかのように蠢き、次々とおぞましい形を成していく。
いくつもの腕を持つ巨大な軟体生物。
鋭い鎌を振りかざすカマキリのような昆虫型の怪物。
無数の眼球が埋め込まれた不定形の肉塊。
それらはこの世の生物とは思えない、悪夢そのものを具現化したかのような異形の怪物たちだった。
その数、数十体。
一体一体が並の騎士団では到底太刀打ちできないほどの、禍々しい魔力を放っている。
災厄の先遣隊。
世界の理が崩れた次元の狭間から呼び出された、混沌の化身たち。
「グルルルル……」
「キシャアアアアアッ!」
怪物たちは私たち侵入者を見つけると、一斉に敵意を剥き出しにし、その醜悪な顎から涎を垂らし始めた。
「ひっ……!」
私の後ろに控えていた騎士の一人が、そのあまりのおぞましさに短い悲鳴を漏らした。
バルドルとゼノは即座に剣を抜き放ち、私の前に立ちはだかる。
「アシュリー様! お下がりください!」
「この者どもは、我らが!」
彼らは絶望的な戦力差にも怯むことなく、主君を守るための盾となろうとしていた。
「はーっはっはっは! 無駄だ! 無駄だ!」
宰相が高らかに笑う。
「それらは貴様らの常識が通用する魔物などではない! 災厄様が生み出した混沌の欠片! その爪に触れれば魂ごと喰われ、その息吹に触れれば肉体は腐り落ちる! 貴様らはここで、ただ為す術もなく喰われるのを待つがいい!」
彼の言う通り、それは絶望的な状況だった。
私以外の、誰にとっては。
「……はあ」
私は目の前で繰り広げられるおぞましい光景を前に、この日一番の深いため息をついた。
そのため息には恐怖も絶望も微塵も含まれていない。
ただ純粋な、そして心の底からの『うんざり』という感情だけが込められていた。
「……何よ、もう」
私の口から不満げな声が漏れる。
「せっかくお気に入りのドレスを着てきたっていうのに。こんなもので汚されたらどうしてくれるのよ」
そう。
私の怒りの矛先は、世界の危機でも人類の存亡でもない。
ただ一点。
『これから始まるであろう戦闘によって、私のドレスが汚れるかもしれない』
という、あまりにも個人的で些細な可能性に向けられていた。
黒い泥のような身体。飛び散るであろう粘液や体液。
考えただけで気分が悪くなる。
クリーニングに出すのも面倒だ。
ならば、答えは一つしかない。
「……汚れる前に掃除してしまえばいいのよね」
私は小さくそう呟いた。
そして、私を庇うように立つゼノとバルドルの肩を、ぽんと軽く叩いた。
「二人とも、下がってていいわ。剣を抜く必要もない。汚れるから」
「し、しかし、アシュリー様!」
「いいから」
私は有無を言わせぬ響きで彼らを下がらせた。
そして、一歩前に進み出た。
私一人 対 異形の怪物数十体。
そのあまりにも無謀な構図。
宰相は、その光景を腹を抱えて笑った。
「愚かな! 自ら死にに前に出るとは! 喰らえ、我が僕ども! その小娘を、跡形もなく喰い尽くしてしまえ!」
彼の号令を受け、怪物たちが一斉に私に向かって殺到した。
地を駆け、壁を走り、天井を這い、あらゆる角度から死の顎と爪が私に迫る。
私はその光景をただじっと見つめていた。
そして、怪物の群れが私のドレスの裾に触れるか触れないか、その絶妙な距離まで迫ったその瞬間。
私は静かに右手の指をぱちんと鳴らした。
スナップ。
実に軽やかで小気味よい音。
その直後。
世界から色が消えた。
いや、違う。
全てが『白』に染まったのだ。
私の指を鳴らした音を合図に、私の身体から純粋な『浄化』の光が、太陽の爆発(スーパーノヴァ)の如く全方位に一瞬だけ放たれたのだ。
それは魔法ではない。
レベル100の私の、存在そのものが放つ生命と秩序のオーラ。
混沌と無秩序の化身である災厄の先遣隊にとって、その光は絶対的な『毒』だった。
「「「ギィ……!?」」」
怪物たちの動きが一斉に止まる。
断末魔の叫びを上げる間さえなかった。
光に触れた彼らの身体は、まるで闇が光に呑まれて消えるように、その輪郭から急速に、そして静かに霧散していった。
黒い泥はただの光の粒子へと還元され、禍々しい魔力は無害なマナとなって大気の中へと溶けていく。
ほんの一瞬。
瞬き一つするほどの僅かな時間。
玉座の間を埋め-尽くしていた数十体の異形の怪物たちは、まるで最初からそこに存在しなかったかのように、跡形もなく完全に消滅していた。
後に残されたのは静寂と。
そして、光が晴れた後もその場に立ち尽くし、何が起きたのか理解できずにいる宰相の、呆然とした顔だけだった。
「……は?……え?」
彼の口から間の抜けた声が漏れる。
「……僕、は……?……消えた……?……なぜ……?」
彼の自慢の切り札は、私が指を鳴らしたただの一瞬で文字通り『無かったこと』にされてしまったのだ。
私はそんな彼に一瞥もくれることなく、深紅のドレスの裾を優雅に払った。
「ふう。これで部屋が汚れる心配はなくなったわね」
私はその完璧な『お掃除』の出来栄えに、満足げに微笑んだ。
そして、自分の仕事を終えたとばかりにくるりと踵を返し、後ろで石像のように固まっているゼノとバルドルにこう言った。
「さて、と。それじゃあ、あとはお願いね。私はあっちで王子様の縄でも解いててあげるから」
私のあまりにもいつも通りで、あまりにも呑気な言葉。
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