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第38章 神の領域、消えゆく力
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システムの深淵、コード・アビス。
そこは、創造主ノアの思考が支配する、絶対的な聖域。
俺と、この世界の元凶である彼の、最後の戦いの舞台が整った。
「君とのゲームは、もう少しだけ、続けさせてもらうよ」
ノアが、データの奔流から作り出した漆黒の剣を構える。その剣は、特定の形状を持たず、常にノイズのように輪郭が揺らめいている。純粋な破壊の概念そのものが、具現化したかのようだった。
俺は、MP回復薬を呷り、消耗した精神を無理やり奮い立たせる。隣には、俺の意志と共にある相棒、『バグズ・グリモワール』がいる。
「ゲームは、もう終わりだ。お前のくだらない独り善がりも、ここで終点だよ」
俺はショートソードを構え直し、床のように見えるデータの基盤を強く蹴った。
俺たちの戦いは、もはや物理法則が通用しない、概念の応酬だった。
ノアが剣を振るうと、この空間そのものが歪み、無数のデータ片が槍となって俺に襲い掛かる。彼は、この世界の創造主。全てのデータを、意のままに操る。
「無駄だ!」
俺は、迫りくるデータの槍に対し、【テクスチャ・ウォーク】を発動。槍の当たり判定そのものをすり抜け、ノアの懐へと潜り込む。
「その動きは、もう見飽きたよ」
だが、ノアは冷静だった。俺が懐に飛び込むと同時に、彼の足元のデータ基盤が、まるで生き物のように隆起し、巨大な壁となって俺の進路を塞ぐ。
「くっ……!」
「ここは、僕の世界だ。君のその小手先のトリックは、全て僕の予測の内にある」
ノアは、俺が創り出した「地形生成」のバグを、即座に解析し、自らの力として再現してみせた。天才。その言葉の意味を、俺は嫌というほど思い知らされる。
『マスター!奴は、この空間の管理者権限(root)を完全に掌握している!我々のスキルは、全て奴に筒抜けだ!』
グリモワールが、焦燥に満ちた声を上げる。
「なら、予測できない手で攻めるまでだ!」
俺は、ノアが生み出した壁に向かって、スキルを発動した。
「【ゴースト・プロンプト】!」
対象は、壁。無機物であるはずのデータ構造に対し、俺は命令を囁いた。
――『お前の主は、俺だ』
本来、NPCにしか通用しないはずのスキル。だが、この空間の全てのデータは、ノアの思考に繋がっている。ならば、この壁にも、擬似的な「意思」が存在するはずだ。
俺の命令を受けた壁は、一瞬だけ、その動きを止めた。
その、コンマ数秒の隙。
俺は壁を駆け上がり、ノアの頭上を取った。
「――面白い!」
ノアは、驚愕するのではなく、心底楽しそうに笑った。
「そうか、僕の創ったこの空間そのものを、一つの巨大なNPCとしてハックする、か! その発想はなかった!素晴らしい! 君は、本当に最高のプログラマーだ!」
彼は、俺の攻撃を回避しながら、まるで教え子を褒める教師のように、賞賛の言葉を口にする。
その態度が、俺の神経を逆撫でした。
「お前に褒められても、嬉しくもなんともない!」
俺は、空中で体勢を整え、ノアの死角から奇襲を仕掛ける。
だが、俺の剣が彼に届くことはなかった。
ノアの周囲に、これまで見たこともない、虹色の光のフィールドが展開されたのだ。俺の剣は、そのフィールドに触れた瞬間、まるで磁石の同極が反発するように、弾き返された。
「これは……?」
『……まずい。これは、純粋な『正規』のスキルだ。バグの介在する余地がない、完璧な防御プログラム!』
ノアは、ゆっくりと俺に歩み寄ってくる。
「残念だよ、マコト君。君の才能は、本物だ。だが、君は、その力を『バグ』という借り物に頼りすぎた。君が弄しているのは、所詮、僕や他の凡人たちが遺した、システムの『穴』に過ぎない。君自身の力ではない」
彼の声には、失望の色が滲んでいた。
「君なら、バグに頼らずとも、純粋なロジックだけで、僕と渡り合えるはずだった。だが、君は、安易な力に溺れた。だから、君は、僕には勝てない」
「……何が言いたい」
「君に、本当の絶望を教えてあげよう。そして、本当の『始まり』を与えてあげる」
ノアは、そう言うと、静かに、その両腕を広げた。
この空間の全てのデータが、彼の背後にある、一つのポイントへと収束していく。
そこには、これまで隠されていた、一つの巨大なプログラムが、ゆっくりと姿を現した。
それは、複雑な幾何学模様が刻まれた、巨大な球体。その中心では、ブラックホールのように、全ての光を吸い込む、絶対的な「無」が輝いていた。
「これこそが、僕の最高傑作。この世界の全ての『エラー』を、存在そのものから消去する、究極のアンチ・バグ・プログラム」
ノアは、恍惚の表情で、その名を告げた。
「――【コード・イレイザー】」
その名が告げられた瞬間、俺の全身に、悪寒が走った。
そして、俺の脳内に、無慈悲なシステムメッセージが、次々と表示され始めた。
《世界の歪み(バグ・データ)との接続を検知》
《仕様外スキルに対する、デリートシークエンスを開始します》
俺のスキルウィンドウが、勝手に開かれる。
そして、俺がこれまでの冒険で手に入れてきた、大切なスキルたちが、一つ、また一つと、灰色に染まり、消えていく。
【スキル:テクスチャ・ウォークが消去されました】
【スキル:ゴースト・プロンプトが消去されました】
【スキル:地形生成(ジオ・スカルプティング)が消去されました】
【スキル:……】
「なっ……!?」
壁を抜け、NPCの心を動かし、絶望的な状況を覆してきた、俺の力の全てが、いとも容易く、無に還っていく。
それは、まるで、俺の冒険の記憶そのものが、否定され、消し去られていくような、絶望的な感覚だった。
『マスター! まずい! 私の存在そのものが……! グリモワールの構成データが、奴の消去対象に……!』
グリモワールの悲痛な叫び。
見ると、俺の手の中で輝いていた魔書が、その輪郭から、少しずつ、光の粒子となって霧散し始めている。
「グリモ!」
俺は、必死に魔書を握りしめる。だが、消滅は止まらない。
俺の、唯一の相棒が、目の前で、消えていく。
「やめろ……! やめろおおおおっ!」
俺の叫びは、虚しく響くだけだった。
ノアは、全ての力を失い、ただの初期装備のプレイヤーに戻った俺を、哀れむような目で見下ろしていた。
「さようなら、イレギュラー。そして、こんにちは、新しい君」
「君が愛した『歪み』は、もうどこにもない。ここからは、何のギミックも、何の抜け道もない、純粋な論理(ロジック)と技術(スキル)の世界だ」
ノアは、漆黒の剣を、再び構えた。
「さあ、始めようか。本当の、デバッグの時間を」
力を失った俺に、もはや、なすすべはなかった。
絶望の中で、俺は、消えゆく相棒に、ただ、呼びかけることしかできなかった。
「グリモ……! 答えてくれ、グリモ……!」
俺の冒険は、終わった。
そう、思った。
そこは、創造主ノアの思考が支配する、絶対的な聖域。
俺と、この世界の元凶である彼の、最後の戦いの舞台が整った。
「君とのゲームは、もう少しだけ、続けさせてもらうよ」
ノアが、データの奔流から作り出した漆黒の剣を構える。その剣は、特定の形状を持たず、常にノイズのように輪郭が揺らめいている。純粋な破壊の概念そのものが、具現化したかのようだった。
俺は、MP回復薬を呷り、消耗した精神を無理やり奮い立たせる。隣には、俺の意志と共にある相棒、『バグズ・グリモワール』がいる。
「ゲームは、もう終わりだ。お前のくだらない独り善がりも、ここで終点だよ」
俺はショートソードを構え直し、床のように見えるデータの基盤を強く蹴った。
俺たちの戦いは、もはや物理法則が通用しない、概念の応酬だった。
ノアが剣を振るうと、この空間そのものが歪み、無数のデータ片が槍となって俺に襲い掛かる。彼は、この世界の創造主。全てのデータを、意のままに操る。
「無駄だ!」
俺は、迫りくるデータの槍に対し、【テクスチャ・ウォーク】を発動。槍の当たり判定そのものをすり抜け、ノアの懐へと潜り込む。
「その動きは、もう見飽きたよ」
だが、ノアは冷静だった。俺が懐に飛び込むと同時に、彼の足元のデータ基盤が、まるで生き物のように隆起し、巨大な壁となって俺の進路を塞ぐ。
「くっ……!」
「ここは、僕の世界だ。君のその小手先のトリックは、全て僕の予測の内にある」
ノアは、俺が創り出した「地形生成」のバグを、即座に解析し、自らの力として再現してみせた。天才。その言葉の意味を、俺は嫌というほど思い知らされる。
『マスター!奴は、この空間の管理者権限(root)を完全に掌握している!我々のスキルは、全て奴に筒抜けだ!』
グリモワールが、焦燥に満ちた声を上げる。
「なら、予測できない手で攻めるまでだ!」
俺は、ノアが生み出した壁に向かって、スキルを発動した。
「【ゴースト・プロンプト】!」
対象は、壁。無機物であるはずのデータ構造に対し、俺は命令を囁いた。
――『お前の主は、俺だ』
本来、NPCにしか通用しないはずのスキル。だが、この空間の全てのデータは、ノアの思考に繋がっている。ならば、この壁にも、擬似的な「意思」が存在するはずだ。
俺の命令を受けた壁は、一瞬だけ、その動きを止めた。
その、コンマ数秒の隙。
俺は壁を駆け上がり、ノアの頭上を取った。
「――面白い!」
ノアは、驚愕するのではなく、心底楽しそうに笑った。
「そうか、僕の創ったこの空間そのものを、一つの巨大なNPCとしてハックする、か! その発想はなかった!素晴らしい! 君は、本当に最高のプログラマーだ!」
彼は、俺の攻撃を回避しながら、まるで教え子を褒める教師のように、賞賛の言葉を口にする。
その態度が、俺の神経を逆撫でした。
「お前に褒められても、嬉しくもなんともない!」
俺は、空中で体勢を整え、ノアの死角から奇襲を仕掛ける。
だが、俺の剣が彼に届くことはなかった。
ノアの周囲に、これまで見たこともない、虹色の光のフィールドが展開されたのだ。俺の剣は、そのフィールドに触れた瞬間、まるで磁石の同極が反発するように、弾き返された。
「これは……?」
『……まずい。これは、純粋な『正規』のスキルだ。バグの介在する余地がない、完璧な防御プログラム!』
ノアは、ゆっくりと俺に歩み寄ってくる。
「残念だよ、マコト君。君の才能は、本物だ。だが、君は、その力を『バグ』という借り物に頼りすぎた。君が弄しているのは、所詮、僕や他の凡人たちが遺した、システムの『穴』に過ぎない。君自身の力ではない」
彼の声には、失望の色が滲んでいた。
「君なら、バグに頼らずとも、純粋なロジックだけで、僕と渡り合えるはずだった。だが、君は、安易な力に溺れた。だから、君は、僕には勝てない」
「……何が言いたい」
「君に、本当の絶望を教えてあげよう。そして、本当の『始まり』を与えてあげる」
ノアは、そう言うと、静かに、その両腕を広げた。
この空間の全てのデータが、彼の背後にある、一つのポイントへと収束していく。
そこには、これまで隠されていた、一つの巨大なプログラムが、ゆっくりと姿を現した。
それは、複雑な幾何学模様が刻まれた、巨大な球体。その中心では、ブラックホールのように、全ての光を吸い込む、絶対的な「無」が輝いていた。
「これこそが、僕の最高傑作。この世界の全ての『エラー』を、存在そのものから消去する、究極のアンチ・バグ・プログラム」
ノアは、恍惚の表情で、その名を告げた。
「――【コード・イレイザー】」
その名が告げられた瞬間、俺の全身に、悪寒が走った。
そして、俺の脳内に、無慈悲なシステムメッセージが、次々と表示され始めた。
《世界の歪み(バグ・データ)との接続を検知》
《仕様外スキルに対する、デリートシークエンスを開始します》
俺のスキルウィンドウが、勝手に開かれる。
そして、俺がこれまでの冒険で手に入れてきた、大切なスキルたちが、一つ、また一つと、灰色に染まり、消えていく。
【スキル:テクスチャ・ウォークが消去されました】
【スキル:ゴースト・プロンプトが消去されました】
【スキル:地形生成(ジオ・スカルプティング)が消去されました】
【スキル:……】
「なっ……!?」
壁を抜け、NPCの心を動かし、絶望的な状況を覆してきた、俺の力の全てが、いとも容易く、無に還っていく。
それは、まるで、俺の冒険の記憶そのものが、否定され、消し去られていくような、絶望的な感覚だった。
『マスター! まずい! 私の存在そのものが……! グリモワールの構成データが、奴の消去対象に……!』
グリモワールの悲痛な叫び。
見ると、俺の手の中で輝いていた魔書が、その輪郭から、少しずつ、光の粒子となって霧散し始めている。
「グリモ!」
俺は、必死に魔書を握りしめる。だが、消滅は止まらない。
俺の、唯一の相棒が、目の前で、消えていく。
「やめろ……! やめろおおおおっ!」
俺の叫びは、虚しく響くだけだった。
ノアは、全ての力を失い、ただの初期装備のプレイヤーに戻った俺を、哀れむような目で見下ろしていた。
「さようなら、イレギュラー。そして、こんにちは、新しい君」
「君が愛した『歪み』は、もうどこにもない。ここからは、何のギミックも、何の抜け道もない、純粋な論理(ロジック)と技術(スキル)の世界だ」
ノアは、漆黒の剣を、再び構えた。
「さあ、始めようか。本当の、デバッグの時間を」
力を失った俺に、もはや、なすすべはなかった。
絶望の中で、俺は、消えゆく相棒に、ただ、呼びかけることしかできなかった。
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俺の冒険は、終わった。
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