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第44話:三人になったパーティ
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ザラームの喧騒を後にした俺たちは、北へと続く街道を歩いていた。俺の隣には、相変わらず文句を言いながらもどこか楽しそうなシルフィリア。そして、俺たちの少し後ろを、巨大な体躯に似合わず静かな足取りでついてくるヴォルフ。三人になったパーティは、不思議なほどにしっくりきていた。
「それにしても、見れば見るほど変なパーティよね。不死身のレベル1に、百歳超えのエルフの美少女、それに元奴隷チャンピオンの獣人。どこかの三文芝居に出てきそうだわ」
シルフィリアが、俺とヴォルフを交互に見ながら、面白そうに言った。
「がっはっは! 俺もそう思うぜ! だが、最高に面白そうだ! 大将と嬢ちゃんと一緒なら、どこへ行っても退屈しなさそうだ!」
ヴォルフは、砕けた大剣の代わりに武具屋で買った間に合わせの鉄の大剣を肩に担ぎ、豪快に笑った。奴隷だった頃の虚ろな瞳は、もうどこにもない。そこにあるのは、自由と仲間を得た戦士の、力強い光だった。
旅は、驚くほど快適だった。
斥候や索敵は、ヴォルフが傭兵時代に培った経験と、獣人ならではの鋭い五感で完璧にこなしてくれた。俺が死に戻りで得た戦闘経験とはまた違う、生き抜くための実践的な知恵が彼にはあった。
「……大将、この先に五体。土と岩の匂いがする。おそらく、アースゴーレムの類だ」
森を抜ける道中、ヴォルフが不意に足を止め、低い声で言った。彼の鼻が、ぴくりと動いている。
「ゴーレムですって? 面倒ね。物理攻撃が効きにくい相手よ」
シルフィリアが、杖を握りしめながら眉をひそめる。
アースゴーレム。土と岩でできた魔法生命体で、Cランク冒険者パーティでも苦戦する相手だ。その硬い体は並の剣を弾き返し、強力な再生能力まで持つ。
「どうする、大将? 避けて通るか?」
「いや」
俺はミスリルの剣を抜き放ち、不敵に笑った。
「いい腕試しの相手だ。三人での、初めての共同作業と行こう」
俺の言葉に、シルフィリアとヴォルフも、覚悟を決めたようにそれぞれの武器を構えた。
しばらく進むと、道を開けた場所で、五体のアースゴーレムが道を塞ぐようにして佇んでいた。身長は三メートルほど。岩石を寄せ集めて作られたような、無骨な姿だ。
俺たちが戦闘態勢に入ったのを察知し、ゴーレムたちの目が赤黒い光を灯した。
「グルオオオ!」
地響きのような唸り声を上げ、五体が同時にこちらへ向かって歩を進めてくる。
「作戦通り行くぞ! ヴォルフは右翼から回り込み、二体の注意を引け! シルフィリアは後方支援! 俺が正面の三体を引き受ける!」
「おう、任せとけ!」
「了解よ!」
俺の指示に、二人は即座に応えた。
ヴォルフは、獣のような俊敏さで森の中へと駆け込み、ゴーレムたちの側面へと回り込んでいく。
俺は、正面から突進してくる三体のゴーレムの前に立ちはだかった。
「まずはお前からだ!」
一体目が振り下ろす、岩でできた巨大な拳。俺はそれを紙一重でかわし、すれ違いざまにその胴体へとミスリルの剣を叩き込んだ。
ガキンッ!という硬い手応え。だが、以前遺跡で戦ったゴーレムとは違い、ミスリルの剣は確かにその岩の体を削り取っていた。
しかし、ゴーレムは怯まない。傷口から土くれを落としながら、残りの二体と共に俺を囲むようにして攻撃を仕掛けてくる。
俺は、その三体の攻撃を、巧みな剣捌きと体術でいなし続けた。一体の拳を、別のゴーレムにぶつけるように誘導する。一体の足元に滑り込み、体勢を崩させる。
「大将ばかりに良い格好はさせねえぜ!」
その時、森の中からヴォルフが躍り出た。彼は、俺が引きつけていない残りの二体のアースゴーレムの背後を取り、その巨大な鉄の大剣を一体の背中へと叩きつけた。凄まじい衝撃音と共に、ゴーレムの体がよろめく。
ヴォルフはすぐさま追撃はせず、もう一体のゴーレムに石を投げつけて挑発する。彼の役目は、敵を倒すことではない。敵の注意を引きつけ、俺への負担を減らすことだ。見事な立ち回りだった。
「二人とも、散開して! 中央を空けなさい!」
後方から、シルフィリアの凛とした声が響く。
俺とヴォルフは、アイコンタクトだけで互いの意図を理解し、同時に大きく横へ跳んだ。
俺たちがいた場所。五体のゴーレムが密集するその中央の地面に、巨大な魔法陣が浮かび上がる。
「大地の怒りよ、天へと還れ! アース・プリズン!」
シルフィリアの詠唱と共に、魔法陣から無数の岩の槍が突き出し、ゴーレムたちの体を串刺しにした。さらに、その槍は絡み合うようにして、五体のゴーレムを一つの巨大な岩の塊へと変えていく。
「グルオオオ……!」
ゴーレムたちが、断末魔の叫びを上げる。
だが、これだけではまだ倒せない。奴らの核を破壊しない限り、いずれこの岩の牢獄を破って再生するだろう。
「カイル! ヴォルフ! 今よ!」
シルフィリアの指示。
俺とヴォルフは、同時に動いた。
「うおおおおおっ!」
ヴォルフは、岩塊と化したゴーレムたちに向かって全力で突進し、その鉄の大剣を渾身の力で叩きつけた。巨大な岩塊に、大きな亀裂が走る。
そして、俺は。
「終わりだ」
その亀裂に向かって、ミスリルの剣を突き出した。
俺の全ステータスを乗せた一撃が、亀裂の奥、ゴーレムたちの核が集まる中心部へと、吸い込まれるように突き刺さる。
次の瞬間、岩の塊は内側からまばゆい光を放ち、木っ端微塵に砕け散った。
後に残されたのは、魔力の残滓となって消えていく土くれと、静寂だけだった。
「……ふう。終わったか」
俺は剣を納め、息をついた。
完璧な連携だった。盾となる俺、遊撃手として敵を撹乱するヴォルフ、そして戦況を支配し、とどめの一撃を導くシルフィリア。
役割分担も、互いの動きも、まるで長年組んできたパーティのようにスムーズだった。
「がっはっは! どうだ、俺たちの連携は! 天下無敵だな!」
「まあ、私の指示が的確だったから当然の結果ね」
ヴォルフとシルフィリアが、いつものように軽口を叩き合っている。その光景が、今は心地よかった。
俺は、一人ではない。
信頼できる仲間がいる。このパーティなら、どんな強敵が相手でも、乗り越えていけるだろう。
確かな手応えと共に、俺は新たな仲間たちと顔を見合わせ、笑い合った。
追放されたあの日には、想像もできなかった光景だった。
「それにしても、見れば見るほど変なパーティよね。不死身のレベル1に、百歳超えのエルフの美少女、それに元奴隷チャンピオンの獣人。どこかの三文芝居に出てきそうだわ」
シルフィリアが、俺とヴォルフを交互に見ながら、面白そうに言った。
「がっはっは! 俺もそう思うぜ! だが、最高に面白そうだ! 大将と嬢ちゃんと一緒なら、どこへ行っても退屈しなさそうだ!」
ヴォルフは、砕けた大剣の代わりに武具屋で買った間に合わせの鉄の大剣を肩に担ぎ、豪快に笑った。奴隷だった頃の虚ろな瞳は、もうどこにもない。そこにあるのは、自由と仲間を得た戦士の、力強い光だった。
旅は、驚くほど快適だった。
斥候や索敵は、ヴォルフが傭兵時代に培った経験と、獣人ならではの鋭い五感で完璧にこなしてくれた。俺が死に戻りで得た戦闘経験とはまた違う、生き抜くための実践的な知恵が彼にはあった。
「……大将、この先に五体。土と岩の匂いがする。おそらく、アースゴーレムの類だ」
森を抜ける道中、ヴォルフが不意に足を止め、低い声で言った。彼の鼻が、ぴくりと動いている。
「ゴーレムですって? 面倒ね。物理攻撃が効きにくい相手よ」
シルフィリアが、杖を握りしめながら眉をひそめる。
アースゴーレム。土と岩でできた魔法生命体で、Cランク冒険者パーティでも苦戦する相手だ。その硬い体は並の剣を弾き返し、強力な再生能力まで持つ。
「どうする、大将? 避けて通るか?」
「いや」
俺はミスリルの剣を抜き放ち、不敵に笑った。
「いい腕試しの相手だ。三人での、初めての共同作業と行こう」
俺の言葉に、シルフィリアとヴォルフも、覚悟を決めたようにそれぞれの武器を構えた。
しばらく進むと、道を開けた場所で、五体のアースゴーレムが道を塞ぐようにして佇んでいた。身長は三メートルほど。岩石を寄せ集めて作られたような、無骨な姿だ。
俺たちが戦闘態勢に入ったのを察知し、ゴーレムたちの目が赤黒い光を灯した。
「グルオオオ!」
地響きのような唸り声を上げ、五体が同時にこちらへ向かって歩を進めてくる。
「作戦通り行くぞ! ヴォルフは右翼から回り込み、二体の注意を引け! シルフィリアは後方支援! 俺が正面の三体を引き受ける!」
「おう、任せとけ!」
「了解よ!」
俺の指示に、二人は即座に応えた。
ヴォルフは、獣のような俊敏さで森の中へと駆け込み、ゴーレムたちの側面へと回り込んでいく。
俺は、正面から突進してくる三体のゴーレムの前に立ちはだかった。
「まずはお前からだ!」
一体目が振り下ろす、岩でできた巨大な拳。俺はそれを紙一重でかわし、すれ違いざまにその胴体へとミスリルの剣を叩き込んだ。
ガキンッ!という硬い手応え。だが、以前遺跡で戦ったゴーレムとは違い、ミスリルの剣は確かにその岩の体を削り取っていた。
しかし、ゴーレムは怯まない。傷口から土くれを落としながら、残りの二体と共に俺を囲むようにして攻撃を仕掛けてくる。
俺は、その三体の攻撃を、巧みな剣捌きと体術でいなし続けた。一体の拳を、別のゴーレムにぶつけるように誘導する。一体の足元に滑り込み、体勢を崩させる。
「大将ばかりに良い格好はさせねえぜ!」
その時、森の中からヴォルフが躍り出た。彼は、俺が引きつけていない残りの二体のアースゴーレムの背後を取り、その巨大な鉄の大剣を一体の背中へと叩きつけた。凄まじい衝撃音と共に、ゴーレムの体がよろめく。
ヴォルフはすぐさま追撃はせず、もう一体のゴーレムに石を投げつけて挑発する。彼の役目は、敵を倒すことではない。敵の注意を引きつけ、俺への負担を減らすことだ。見事な立ち回りだった。
「二人とも、散開して! 中央を空けなさい!」
後方から、シルフィリアの凛とした声が響く。
俺とヴォルフは、アイコンタクトだけで互いの意図を理解し、同時に大きく横へ跳んだ。
俺たちがいた場所。五体のゴーレムが密集するその中央の地面に、巨大な魔法陣が浮かび上がる。
「大地の怒りよ、天へと還れ! アース・プリズン!」
シルフィリアの詠唱と共に、魔法陣から無数の岩の槍が突き出し、ゴーレムたちの体を串刺しにした。さらに、その槍は絡み合うようにして、五体のゴーレムを一つの巨大な岩の塊へと変えていく。
「グルオオオ……!」
ゴーレムたちが、断末魔の叫びを上げる。
だが、これだけではまだ倒せない。奴らの核を破壊しない限り、いずれこの岩の牢獄を破って再生するだろう。
「カイル! ヴォルフ! 今よ!」
シルフィリアの指示。
俺とヴォルフは、同時に動いた。
「うおおおおおっ!」
ヴォルフは、岩塊と化したゴーレムたちに向かって全力で突進し、その鉄の大剣を渾身の力で叩きつけた。巨大な岩塊に、大きな亀裂が走る。
そして、俺は。
「終わりだ」
その亀裂に向かって、ミスリルの剣を突き出した。
俺の全ステータスを乗せた一撃が、亀裂の奥、ゴーレムたちの核が集まる中心部へと、吸い込まれるように突き刺さる。
次の瞬間、岩の塊は内側からまばゆい光を放ち、木っ端微塵に砕け散った。
後に残されたのは、魔力の残滓となって消えていく土くれと、静寂だけだった。
「……ふう。終わったか」
俺は剣を納め、息をついた。
完璧な連携だった。盾となる俺、遊撃手として敵を撹乱するヴォルフ、そして戦況を支配し、とどめの一撃を導くシルフィリア。
役割分担も、互いの動きも、まるで長年組んできたパーティのようにスムーズだった。
「がっはっは! どうだ、俺たちの連携は! 天下無敵だな!」
「まあ、私の指示が的確だったから当然の結果ね」
ヴォルフとシルフィリアが、いつものように軽口を叩き合っている。その光景が、今は心地よかった。
俺は、一人ではない。
信頼できる仲間がいる。このパーティなら、どんな強敵が相手でも、乗り越えていけるだろう。
確かな手応えと共に、俺は新たな仲間たちと顔を見合わせ、笑い合った。
追放されたあの日には、想像もできなかった光景だった。
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