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第89話:不死将軍ネクロス
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妖魔将軍リリスとの戦いは、彼女の正体が現れたことで新たな局面を迎えていた。無数の触手と眼を持つ混沌とした肉塊。それは、もはや精神攻撃に頼るだけではなく、強力な物理攻撃をも繰り出してくる厄介な相手だった。
だが、俺たちの連携の前では、それも脅威ではなかった。
「ヴォルフ、右!」「シルフィリア、上だ!」
俺は、死に戻りで得たリリスの幻影たちの攻撃パターンを応用し、本体の触手の動きを完全に予測していた。俺の的確な指示でヴォルフが盾となり、シルフィリアが魔法で触手を焼き払い、エリナが後方から俺たちを支援する。
そして俺は、その守りを突き破るようにしてリリスの本体へと肉薄した。
「終わりだ!」
インフィニティが七色のオーラを迸らせる。
俺の渾身の一撃は、リリスの肉塊の中心部にある、ひときわ大きく禍々しい眼球を正確に貫いた。
「ギシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!」
リリスは断末魔の絶叫を上げた。
その巨大な肉体は内側からまばゆい光を放ち、やがて塵となって崩れ落ちていった。
四天王、二人目。妖魔将軍リリス、撃破。
後に残されたのは、浄化された清らかな空気が満ちる、ただの石造りのホールだけだった。
「……やったのね」
シルフィリアが安堵のため息をつく。
俺たち四人は互いの顔を見合わせ、この困難な戦いを乗り越えたことを静かに喜び合った。
リリスが消滅した後、ホールの奥に第三階層へと続く新たな骨の階段が現れた。
残る四天王は二人。
俺たちは少しの休息を挟んだ後、決意を新たにその階段を上り始めた。
階段を上るたびに空気が変わっていくのが分かった。これまでの灼熱や幻惑の気配とは違う、死そのものが凝縮されたかのような冷たく重い空気が、俺たちの体にまとわりついてくる。
第三階層。
そこは広大な墓所だった。
地平線の彼方まで、無数の墓石がまるで兵士の列のように整然と並んでいる。空には血のように赤い月が浮かび、大地を不気味な光で照らしていた。風が吹くたびに、どこからか魂のすすり泣きのような悲しげな音が聞こえてくる。
「……なんて場所だ。死者の安らぎを冒涜しているとしか思えねえ」
ヴォルフが嫌悪感を露わにして呟いた。
エリナもまた神官として、この死に満ちた空間に深い哀しみの表情を浮かべている。
俺たちが墓所の中央まで足を踏み入れた、その時だった。
地面の土が盛り上がり始めた。
そして、その下から次々と骨だけの腕が突き出してくる。
「……アンデッド……!」
シルフィリアが警戒の声を上げる。
地面から這い出してきたのは無数のスケルトン兵だった。その数は百、二百ではきかない。千は下らないだろう。骨の軍勢が赤い月光を浴びて、カタカタと顎を鳴らしながら俺たちを包囲していく。
そして、その軍勢の中央。ひときわ巨大な霊廟の屋根の上にそいつは立っていた。
全身を古びた、しかし豪奢な漆黒の鎧で固めている。その手には、見る者の魂を吸い込むかのような巨大な黒い鎌。そして、兜の隙間から覗くのは顔ではない。ただ、青白い鬼火のような光が二つ、揺らめいているだけだった。
その姿はまさしく、死神。
「……よくぞ来た、生者どもよ」
その声は、墓石が擦れ合うような乾いた音だった。
「我は不死将軍ネクロス。この奈落の城の第三階層を守護する者。そして、貴様らに永遠の死を与える者だ」
四天王、三人目。不死将軍ネクロス。
その名の通り、彼自身がアンデッドの王。死を司る存在だった。
「……面白い。死を司るだと?」
俺はインフィニティを抜き放ち、不敵に笑った。
「俺に死を与えるだと? やれるものならやってみるがいい」
俺の挑発にネクロスは反応しなかった。ただ、その手にした大鎌を静かに振り上げる。
それが攻撃開始の合図だった。
「「「ガタガタガタガタガタッ!」」」
千のスケルトン兵が、一斉に俺たちへと襲いかかってきた。
骨の津波。絶望的な物量。
「ひるむな! 道を切り開くぞ!」
俺は先頭に立って、その骨の海へと飛び込んだ。
インフィニティが閃き、スケルトンの骨をバターのように切り裂いていく。ヴォルフの大剣が唸りを上げ、骨の兵士をまとめて粉砕する。シルフィリアの炎の魔法が、骨の軍勢の一角を焼き払う。
そして、エリナの聖なる光がアンデッドにとって最も致命的な武器となった。
「邪なる魂よ、光に還りなさい! ターン・アンデッド!」
彼女が祈りを捧げると、黄金の光が波のように広がり、それに触れたスケルトンたちが次々と浄化され、塵となって消えていく。
俺たちの連携は完璧だった。
骨の軍勢は、俺たちの前ではただの障害物でしかなかった。
俺たちはその津波を突き抜け、ついに霊廟の上に立つネクロスの元へとたどり着いた。
「……見事だ。だが、本当の絶望はここからだ」
ネクロスはそう言うと、自らその大鎌を振るってきた。
その一撃は速く、そして重い。ガルムに匹敵するほどの凄まじい物理攻撃。
俺は、その一撃をインフィニティで受け止めた。
激しい衝撃。だが、今の俺なら十分に渡り合える。
俺とヴォルフが前衛となり、ネクロスとの斬り合いを開始した。シルフィリアとエリナが後方から援護する。
数十合、打ち合っただろうか。
俺の剣が、ついにネクロスの鎧の隙間を捉え、その胴体を深々と貫いた。
「……もらった!」
俺が勝利を確信した、その時。
「……無駄だ」
ネクロスが乾いた声で呟いた。
俺の剣が突き刺さった傷口から黒い霧が噴き出す。そして、その傷は見る見るうちに塞がっていった。
「なっ……!?」
「言ったはずだ。我は『不死』の将軍だと」
彼は何事もなかったかのように、俺を蹴り飛ばした。
そして、宣言する。
「物理も魔法も、我が魂には届かぬ。貴様らに我を滅する術はない。永遠にこの絶望の中で足掻くがいい」
その言葉通り、シルフィリアの魔法もヴォルフの大剣も、ネクロスの体には一時的なダメージしか与えられない。どんなに切り刻んでも焼き払っても、彼は即座に再生してしまう。
まさしく、不死身。
それはこれまで俺たちが対峙してきたどの敵よりも、厄介で絶望的な能力だった。
「……どうするのよ、カイル! このままじゃジリ貧だわ!」
シルフィリが焦りの声を上げる。
俺もまた、歯噛みしていた。
不死身の相手をどうやって倒す?
俺の『やりなおし』でさえも、この絶望的な状況を打開する糸口が見えない。
俺は初めて、本当の意味での『詰み』を意識していた。
だが、俺たちの連携の前では、それも脅威ではなかった。
「ヴォルフ、右!」「シルフィリア、上だ!」
俺は、死に戻りで得たリリスの幻影たちの攻撃パターンを応用し、本体の触手の動きを完全に予測していた。俺の的確な指示でヴォルフが盾となり、シルフィリアが魔法で触手を焼き払い、エリナが後方から俺たちを支援する。
そして俺は、その守りを突き破るようにしてリリスの本体へと肉薄した。
「終わりだ!」
インフィニティが七色のオーラを迸らせる。
俺の渾身の一撃は、リリスの肉塊の中心部にある、ひときわ大きく禍々しい眼球を正確に貫いた。
「ギシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!」
リリスは断末魔の絶叫を上げた。
その巨大な肉体は内側からまばゆい光を放ち、やがて塵となって崩れ落ちていった。
四天王、二人目。妖魔将軍リリス、撃破。
後に残されたのは、浄化された清らかな空気が満ちる、ただの石造りのホールだけだった。
「……やったのね」
シルフィリアが安堵のため息をつく。
俺たち四人は互いの顔を見合わせ、この困難な戦いを乗り越えたことを静かに喜び合った。
リリスが消滅した後、ホールの奥に第三階層へと続く新たな骨の階段が現れた。
残る四天王は二人。
俺たちは少しの休息を挟んだ後、決意を新たにその階段を上り始めた。
階段を上るたびに空気が変わっていくのが分かった。これまでの灼熱や幻惑の気配とは違う、死そのものが凝縮されたかのような冷たく重い空気が、俺たちの体にまとわりついてくる。
第三階層。
そこは広大な墓所だった。
地平線の彼方まで、無数の墓石がまるで兵士の列のように整然と並んでいる。空には血のように赤い月が浮かび、大地を不気味な光で照らしていた。風が吹くたびに、どこからか魂のすすり泣きのような悲しげな音が聞こえてくる。
「……なんて場所だ。死者の安らぎを冒涜しているとしか思えねえ」
ヴォルフが嫌悪感を露わにして呟いた。
エリナもまた神官として、この死に満ちた空間に深い哀しみの表情を浮かべている。
俺たちが墓所の中央まで足を踏み入れた、その時だった。
地面の土が盛り上がり始めた。
そして、その下から次々と骨だけの腕が突き出してくる。
「……アンデッド……!」
シルフィリアが警戒の声を上げる。
地面から這い出してきたのは無数のスケルトン兵だった。その数は百、二百ではきかない。千は下らないだろう。骨の軍勢が赤い月光を浴びて、カタカタと顎を鳴らしながら俺たちを包囲していく。
そして、その軍勢の中央。ひときわ巨大な霊廟の屋根の上にそいつは立っていた。
全身を古びた、しかし豪奢な漆黒の鎧で固めている。その手には、見る者の魂を吸い込むかのような巨大な黒い鎌。そして、兜の隙間から覗くのは顔ではない。ただ、青白い鬼火のような光が二つ、揺らめいているだけだった。
その姿はまさしく、死神。
「……よくぞ来た、生者どもよ」
その声は、墓石が擦れ合うような乾いた音だった。
「我は不死将軍ネクロス。この奈落の城の第三階層を守護する者。そして、貴様らに永遠の死を与える者だ」
四天王、三人目。不死将軍ネクロス。
その名の通り、彼自身がアンデッドの王。死を司る存在だった。
「……面白い。死を司るだと?」
俺はインフィニティを抜き放ち、不敵に笑った。
「俺に死を与えるだと? やれるものならやってみるがいい」
俺の挑発にネクロスは反応しなかった。ただ、その手にした大鎌を静かに振り上げる。
それが攻撃開始の合図だった。
「「「ガタガタガタガタガタッ!」」」
千のスケルトン兵が、一斉に俺たちへと襲いかかってきた。
骨の津波。絶望的な物量。
「ひるむな! 道を切り開くぞ!」
俺は先頭に立って、その骨の海へと飛び込んだ。
インフィニティが閃き、スケルトンの骨をバターのように切り裂いていく。ヴォルフの大剣が唸りを上げ、骨の兵士をまとめて粉砕する。シルフィリアの炎の魔法が、骨の軍勢の一角を焼き払う。
そして、エリナの聖なる光がアンデッドにとって最も致命的な武器となった。
「邪なる魂よ、光に還りなさい! ターン・アンデッド!」
彼女が祈りを捧げると、黄金の光が波のように広がり、それに触れたスケルトンたちが次々と浄化され、塵となって消えていく。
俺たちの連携は完璧だった。
骨の軍勢は、俺たちの前ではただの障害物でしかなかった。
俺たちはその津波を突き抜け、ついに霊廟の上に立つネクロスの元へとたどり着いた。
「……見事だ。だが、本当の絶望はここからだ」
ネクロスはそう言うと、自らその大鎌を振るってきた。
その一撃は速く、そして重い。ガルムに匹敵するほどの凄まじい物理攻撃。
俺は、その一撃をインフィニティで受け止めた。
激しい衝撃。だが、今の俺なら十分に渡り合える。
俺とヴォルフが前衛となり、ネクロスとの斬り合いを開始した。シルフィリアとエリナが後方から援護する。
数十合、打ち合っただろうか。
俺の剣が、ついにネクロスの鎧の隙間を捉え、その胴体を深々と貫いた。
「……もらった!」
俺が勝利を確信した、その時。
「……無駄だ」
ネクロスが乾いた声で呟いた。
俺の剣が突き刺さった傷口から黒い霧が噴き出す。そして、その傷は見る見るうちに塞がっていった。
「なっ……!?」
「言ったはずだ。我は『不死』の将軍だと」
彼は何事もなかったかのように、俺を蹴り飛ばした。
そして、宣言する。
「物理も魔法も、我が魂には届かぬ。貴様らに我を滅する術はない。永遠にこの絶望の中で足掻くがいい」
その言葉通り、シルフィリアの魔法もヴォルフの大剣も、ネクロスの体には一時的なダメージしか与えられない。どんなに切り刻んでも焼き払っても、彼は即座に再生してしまう。
まさしく、不死身。
それはこれまで俺たちが対峙してきたどの敵よりも、厄介で絶望的な能力だった。
「……どうするのよ、カイル! このままじゃジリ貧だわ!」
シルフィリが焦りの声を上げる。
俺もまた、歯噛みしていた。
不死身の相手をどうやって倒す?
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