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第61話 三本の矢
シオンの復帰によって、三本の矢は揃った。
『アフターファイブ』の進撃は、それまでとは比較にならないほど、苛烈で、そして流麗だった。
「右から二体、回り込んでくる! 左の壁、トラップ反応あり!」
リョウの警告が、まるで未来予知のように的確に飛ぶ。
「左は任せろ!」
健太が【空間固定】で不可視の壁を展開し、壁から飛び出す槍を完全に防ぐ。
「――道は、開けた」
シオンは、二人が作り出した完璧な安全地帯(セーフティゾーン)を、一切の迷いなく駆け抜けた。その刃が閃くたびに、魔物の首が宙を舞い、魔石だけがきれいに切り出されていく。
それはもはや戦闘ではなく、精密な流れ作業だった。
斥候が道を見つけ、収納使いが道を創り、剣士が道を切り拓く。
一人一人が、自分の役割を完璧に理解し、仲間を絶対的に信頼している。その連携は、まるで一つの生き物のように有機的で、見る者すべてを魅了した。
「信じられないスピードだ! 『アフターファイブ』、先行するパーティーを次々と抜き去っていく!」
「これは、もはや次元が違う! 彼らだけ、別のゲームをプレイしているかのようだ!」
観客の熱狂は、そのままグリフォンへのプレッシャーとなってのしかかる。
「ジン様、まずいです!奴らが、すぐそこまで……!」
グリフォンのメンバーが、焦りの声を上げる。
「うろたえるな!」
ジンは、冷静を装いながらも、その額には冷や汗が滲んでいた。シオンが戻ってきたこと、そして、彼女が以前よりも遥かに強くなっていること。その全てが、彼の計算を狂わせていた。
「だが、このレース、我々が勝つことに変わりはない。少し、足止めをしてやるだけだ」
ジンたちが駆け抜けた先の通路。彼らが、ある特定の床石を踏んだ瞬間、ダンジョン全体が、地響きを立てて揺れた。
天井が、轟音と共に崩落し始めたのだ。巨大な岩塊が、後続の『アフターファイブ』の頭上へと降り注ぐ。
「うわあああっ!」
リョウが悲鳴を上げる。
だが、健太は冷静だった。
「リョウ君、シオンさん、俺の後ろに!」
健太は、崩れ落ちてくる天井に向かって、両手を大きく広げた。まるで、空を支える巨人のように。
「【無限収納・広域吸収】!」
彼のスキルの真骨頂。
降り注ぐ無数の岩塊が、健太の前に広がる不可視の領域に触れた瞬間、次々とその質量を失い、光の粒子となって吸い込まれていく。
数秒後。あれだけ激しかった崩落は、まるで何事もなかったかのように収まっていた。通路には、岩一つ落ちていない。
「……嘘だろ」
「天災を、一人で止めた……」
会場は、もはや言葉を失い、ただ目の前の奇跡を呆然と見つめていた。
ジンは、監視水晶に映るその光景を、わなわなと震えながら見ていた。
「ありえない……! あんなスキル、報告にはなかったぞ! あの男、一体何者なんだ……!」
健太は、まるで肩の凝りをほぐすかのように、軽く腕を回した。
「さて、と。これで、彼らとの差は、ほぼなくなりましたね」
彼の視線の先には、動揺を隠せないグリフォンのメンバーたちの背中が、もうはっきりと見えていた。
「ここからが、本当のレースです」
健太の静かな宣言が、最終決戦のゴングを鳴らした。
---
第62話 幻惑の霧と真実の目
グリフォンの背中を捉えた『アフターファイブ』。
二つのパーティーは、ほぼ同時に、ダンジョンの最終エリアへと足を踏み入れた。
そこは、不気味なほど静まり返った、巨大な水晶の森だった。地面から突き出した無数の水晶柱が、妖しい光を放っている。そして、足元からは、まとわりつくような濃密な霧が立ち込めていた。
「この霧……何かヤバいぜ、旦那!」
リョウが、鼻と口を押さえながら叫んだ。
霧に足を踏み入れた瞬間、三人の視界がぐにゃりと歪んだ。まっすぐ歩いているはずなのに、いつの間にか仲間と離れ離れになっている。目の前の水晶が、恐ろしい魔物の姿に見えたり、仲間であるはずのシオンが、憎きジンの姿に見えたりした。
「強力な幻覚トラップだ! 事前情報になかった、初見殺しのギミック……!」
健太は、すぐに状況を分析した。
「シオンさん、リョウ君、声は聞こえますか! 決して、目の前のものを信じないでください!」
健太もまた、目の前に現れる亡き両親の幻影に、一瞬心が揺らぎかけた。だが、サラリーマン時代に培った、「常に客観的な事実のみを判断材料とする」という鉄則が、彼の精神をかろうじて保っていた。
「くっ……! 頭が……!」
シオンは、過去のトラウマを呼び起こす幻覚に、その場に膝をつきそうになる。
リョウも、目の前に現れるお宝の山の幻に、足が止まりかけていた。
このままでは、同士討ちか、精神崩壊に追い込まれる。
この状況を見て、先行していたジンが、勝ち誇ったように振り返った。
「終わりだ、『アフターファイブ』! この『幻惑の水晶森』は、我々グリフォンだけが、その攻略法を知っている! お前たちは、己の悪夢の中で、永遠に彷徨うがいい!」
ジンたちは、特殊な魔道具を使って幻覚を無効化し、悠々とゴールへと向かっていく。
「……なるほど。幻覚を見せるのは、この『霧』そのものですか」
健太は、決断した。
彼は、その場に深く腰を落とすと、スキルを発動させた。
「【無限収納】! このエリアの霧を、全て吸い尽くします!」
足元の霧が、まるで掃除機に吸われるように、健太の掌へと吸い込まれ始めた。
しかし、霧は水晶から無限に湧き出てくる。完全に晴らすには、時間がかかりすぎる。
「旦那! 俺に任せな!」
その時、リョウが叫んだ。彼は、自らの目を、鞘に収めていた短剣で浅く切り裂いた。
「ぐっ……!」
視界を、自ら血で染める。幻覚を見せる『目』を、捨てるためだ。
「旦那、俺の目を信じるな! 俺の耳と、肌を信じろ!」
視覚を捨てたリョウの感覚は、極限まで研ぎ澄まされていた。彼は、霧の流れ、空気の振動、そして魔力の残滓だけを頼りに、この幻覚を生み出している大元の『発生源』を探し始めた。
「……見つけた! 三時の方向、距離五十! 一番でかい水晶の、中にある!」
リョウの叫びと、健太の行動は、ほぼ同時だった。
健太は、リョウが指し示した方向へ、まっすぐに【空間固定】の道を作り出した。
「シオンさん!」
シオンは、迷わなかった。
彼女もまた、自らの目を閉じ、リョウの声を、健太が創った道の感触だけを信じた。
心を空にし、ただ仲間の声を道しるべに、見えない道を駆け抜ける。
「そこだ!」
リョウの最後の叫び。
シオンは、目を閉じたまま、心眼で捉えた一点に、全ての信頼を込めた一閃を放った。
キイイイン! という甲高い音と共に、巨大な水晶が内側から砕け散る。
その瞬間、三人を包んでいた濃密な霧が、嘘のように、一瞬で晴れ渡った。
視界が開けた先には、ゴールテープまで、あと数メートルに迫ったジンの、信じられないといった表情で振り返る顔があった。
『アフターファイブ』の進撃は、それまでとは比較にならないほど、苛烈で、そして流麗だった。
「右から二体、回り込んでくる! 左の壁、トラップ反応あり!」
リョウの警告が、まるで未来予知のように的確に飛ぶ。
「左は任せろ!」
健太が【空間固定】で不可視の壁を展開し、壁から飛び出す槍を完全に防ぐ。
「――道は、開けた」
シオンは、二人が作り出した完璧な安全地帯(セーフティゾーン)を、一切の迷いなく駆け抜けた。その刃が閃くたびに、魔物の首が宙を舞い、魔石だけがきれいに切り出されていく。
それはもはや戦闘ではなく、精密な流れ作業だった。
斥候が道を見つけ、収納使いが道を創り、剣士が道を切り拓く。
一人一人が、自分の役割を完璧に理解し、仲間を絶対的に信頼している。その連携は、まるで一つの生き物のように有機的で、見る者すべてを魅了した。
「信じられないスピードだ! 『アフターファイブ』、先行するパーティーを次々と抜き去っていく!」
「これは、もはや次元が違う! 彼らだけ、別のゲームをプレイしているかのようだ!」
観客の熱狂は、そのままグリフォンへのプレッシャーとなってのしかかる。
「ジン様、まずいです!奴らが、すぐそこまで……!」
グリフォンのメンバーが、焦りの声を上げる。
「うろたえるな!」
ジンは、冷静を装いながらも、その額には冷や汗が滲んでいた。シオンが戻ってきたこと、そして、彼女が以前よりも遥かに強くなっていること。その全てが、彼の計算を狂わせていた。
「だが、このレース、我々が勝つことに変わりはない。少し、足止めをしてやるだけだ」
ジンたちが駆け抜けた先の通路。彼らが、ある特定の床石を踏んだ瞬間、ダンジョン全体が、地響きを立てて揺れた。
天井が、轟音と共に崩落し始めたのだ。巨大な岩塊が、後続の『アフターファイブ』の頭上へと降り注ぐ。
「うわあああっ!」
リョウが悲鳴を上げる。
だが、健太は冷静だった。
「リョウ君、シオンさん、俺の後ろに!」
健太は、崩れ落ちてくる天井に向かって、両手を大きく広げた。まるで、空を支える巨人のように。
「【無限収納・広域吸収】!」
彼のスキルの真骨頂。
降り注ぐ無数の岩塊が、健太の前に広がる不可視の領域に触れた瞬間、次々とその質量を失い、光の粒子となって吸い込まれていく。
数秒後。あれだけ激しかった崩落は、まるで何事もなかったかのように収まっていた。通路には、岩一つ落ちていない。
「……嘘だろ」
「天災を、一人で止めた……」
会場は、もはや言葉を失い、ただ目の前の奇跡を呆然と見つめていた。
ジンは、監視水晶に映るその光景を、わなわなと震えながら見ていた。
「ありえない……! あんなスキル、報告にはなかったぞ! あの男、一体何者なんだ……!」
健太は、まるで肩の凝りをほぐすかのように、軽く腕を回した。
「さて、と。これで、彼らとの差は、ほぼなくなりましたね」
彼の視線の先には、動揺を隠せないグリフォンのメンバーたちの背中が、もうはっきりと見えていた。
「ここからが、本当のレースです」
健太の静かな宣言が、最終決戦のゴングを鳴らした。
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第62話 幻惑の霧と真実の目
グリフォンの背中を捉えた『アフターファイブ』。
二つのパーティーは、ほぼ同時に、ダンジョンの最終エリアへと足を踏み入れた。
そこは、不気味なほど静まり返った、巨大な水晶の森だった。地面から突き出した無数の水晶柱が、妖しい光を放っている。そして、足元からは、まとわりつくような濃密な霧が立ち込めていた。
「この霧……何かヤバいぜ、旦那!」
リョウが、鼻と口を押さえながら叫んだ。
霧に足を踏み入れた瞬間、三人の視界がぐにゃりと歪んだ。まっすぐ歩いているはずなのに、いつの間にか仲間と離れ離れになっている。目の前の水晶が、恐ろしい魔物の姿に見えたり、仲間であるはずのシオンが、憎きジンの姿に見えたりした。
「強力な幻覚トラップだ! 事前情報になかった、初見殺しのギミック……!」
健太は、すぐに状況を分析した。
「シオンさん、リョウ君、声は聞こえますか! 決して、目の前のものを信じないでください!」
健太もまた、目の前に現れる亡き両親の幻影に、一瞬心が揺らぎかけた。だが、サラリーマン時代に培った、「常に客観的な事実のみを判断材料とする」という鉄則が、彼の精神をかろうじて保っていた。
「くっ……! 頭が……!」
シオンは、過去のトラウマを呼び起こす幻覚に、その場に膝をつきそうになる。
リョウも、目の前に現れるお宝の山の幻に、足が止まりかけていた。
このままでは、同士討ちか、精神崩壊に追い込まれる。
この状況を見て、先行していたジンが、勝ち誇ったように振り返った。
「終わりだ、『アフターファイブ』! この『幻惑の水晶森』は、我々グリフォンだけが、その攻略法を知っている! お前たちは、己の悪夢の中で、永遠に彷徨うがいい!」
ジンたちは、特殊な魔道具を使って幻覚を無効化し、悠々とゴールへと向かっていく。
「……なるほど。幻覚を見せるのは、この『霧』そのものですか」
健太は、決断した。
彼は、その場に深く腰を落とすと、スキルを発動させた。
「【無限収納】! このエリアの霧を、全て吸い尽くします!」
足元の霧が、まるで掃除機に吸われるように、健太の掌へと吸い込まれ始めた。
しかし、霧は水晶から無限に湧き出てくる。完全に晴らすには、時間がかかりすぎる。
「旦那! 俺に任せな!」
その時、リョウが叫んだ。彼は、自らの目を、鞘に収めていた短剣で浅く切り裂いた。
「ぐっ……!」
視界を、自ら血で染める。幻覚を見せる『目』を、捨てるためだ。
「旦那、俺の目を信じるな! 俺の耳と、肌を信じろ!」
視覚を捨てたリョウの感覚は、極限まで研ぎ澄まされていた。彼は、霧の流れ、空気の振動、そして魔力の残滓だけを頼りに、この幻覚を生み出している大元の『発生源』を探し始めた。
「……見つけた! 三時の方向、距離五十! 一番でかい水晶の、中にある!」
リョウの叫びと、健太の行動は、ほぼ同時だった。
健太は、リョウが指し示した方向へ、まっすぐに【空間固定】の道を作り出した。
「シオンさん!」
シオンは、迷わなかった。
彼女もまた、自らの目を閉じ、リョウの声を、健太が創った道の感触だけを信じた。
心を空にし、ただ仲間の声を道しるべに、見えない道を駆け抜ける。
「そこだ!」
リョウの最後の叫び。
シオンは、目を閉じたまま、心眼で捉えた一点に、全ての信頼を込めた一閃を放った。
キイイイン! という甲高い音と共に、巨大な水晶が内側から砕け散る。
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